ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4180】 麺尊RAGE RENEGADES (東京・花小金井) 煮干しそば + 味玉 + 替え玉 〜アニマルオフとは思えぬ円やかさと豊潤さ!醤油のキレと魚介の甘さに安寧感じる・・・明るく優しい煮干しそば!

開店以来、3日続けて突撃してみたよ・・・今度は定番「煮干し」とお気に入り「替え玉」を求めて
 

 


麺尊RAGE RENEGADES (東京・花小金井) 煮干しそば + 味玉 + 替え玉 〜ラーメン食べて詠います

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  ほんと辛抱ってのが出来ませんねぇ〜。6/1の開店以来、これで3日連続で「麺尊RAGE RENEGADES@花小金井」に来てしまいましたよ:汗。醤油→塩・・・と食い続ければ、煮干しがどんな変化があるのか気になって仕方がない!。2回食って旨さにハズレのないことは分かってるので、それ故に堪りません!。

 

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 結論を先に言ってしまうと、今回もナイス!円やか系への変化が見られました。非常に主観的ではありますが、私の中でまとめると以下のイメージ。
 

 

西荻窪(本店)

花小金井(2nd)

醤油

軍鶏出汁

5種のブランド鶏

同上(更に明確)

煮干し

軽い苦味と甘味

ザラつき皆無
円やかさと甘味に特化

 
 
 となると、今後展開予定の、「まぜそば」「つけ麺」はどんな変化があるのでしょうか?。益々楽しみがつきません。サイドメニューもまだ食してないしビールだって!。引き続き、定点観測に切り替えて、その旨さをフォローしてゆきたいと思う次第です。
  

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<全体> 淡麗系でほぼ醤そばに近いスッキリスープ観!エキス感浮かべど・・・実はアニマルオフ!

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 私の中では、西荻窪の表層に浮かぶ煮干しエキスの層を想定しました。ニボニボ?って感覚に見えるんですが、直下には醤油に染まった清湯が漂い、煮干しエキスと入り混じる旨さを思い出していた次第。そんな中で配膳を受けたのがこの麺顔です!。
 

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 おおお!何とクリア系煮干し!?ほぼ見栄えは淡麗系醤油そばと区別がつかない??。しかし香りは魚介系芳醇さありありで、表層には旨味を表す脂がキラキラと浮き出ています。最近、西荻窪で食ってないんだが、私の知る煮干しそばとは、随分と垢抜けているじゃないか(別に本店が垢抜けてないとは言ってないのであしからず)。しかし、この方が一般的にはとっつき易いのは確かだし、東京郊外の住宅街にあって、住民がふらっと美味しい煮干しそばを食べにやってくるとしたら、この方がありがたいはず。随分と気持ちの優しい反逆者(Renegades)に思えるが、後に展開を予定している「替え玉」との相性を考えれば、こっちの方が確かに良さそう!。
 

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<スープ> 2nd店の煮干しテーマは「円やか」:ザラつきなく、チリっとした苦味もなく、崇高な甘味と醤油感で煮干しが明るく円やかに昇華!

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 見て「煮干しザラつき」がないのは分かった。では次に味だが、これも微妙なる変化を感じす。全体の方向性は、予想の範囲内。煮干しは円やかに甘味として帰結する展開。だが序盤の煮干しによるチリっとした軽い苦味、またはそれに伴う香ばしさはない感覚。故に非常に食べ易い。ただパンチや苦味・塩気などを求める、エキストリーム系ニボシストにはお上品に感じるかも。ま、そんなのオレも含めて単にフェチなだけかもだが、全体の仕上がりとしては、非常によくまとまっていると思えます。
 

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 ちなみに煮干しは、うんちくを引用すると「焙煎煮干しを軸」「煮干し数種と昆布等の乾物数種」とのこと。要素をぼかしてあるけど、アニマルオフと明確に宣言。数種の煮干しには、白身魚系もかなり含まれていると勝手に推察しますし、乾物には昆布以外にも椎茸類も入っていそうな予感と妄想にとりつかれてます。
 

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 さらに醤油ダレには、生揚げ・再仕込み・たまり等これまたブレンド。火入れや濾過など極力避けて、自然風味な円やかさ追求型と理解しました。それはよく伝わるカエシの輪郭でして、塩気の尖りどころではなく、まるで醤油から出汁が取れそうなほどの円やかさか??。全く・・・全体的には、崇高な甘味と醤油感で煮干しが明るく円やかに昇華!って感じです。
 

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<麺> 三河屋製麺:醤油と同様!やや低めな加水率!序盤はクツリと良い歯切れ!!そして汁が浸透した滋味深さ!

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 3日続けて、全く同じ麺を語るのもツラいね:爆。冒頭の強めなコシつきは相変わらずだし、だいたい麺線がどれもキッパリとしているから、食う前から歯応えを知らしめられてる感覚。すでに旨そうに思えるのです。噛むとクツクツと小気味よく千切れる感触は、そばのようなボソッとした滑り方も粋に感じて気持ち良い。
 

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 ゆっくりとした汁浸透にも熱ダレなし。奥歯で力を入れると、クチリと潰れるが甘味を含む旨味を感じ始めます。出汁のエキスと炭水化物の糖化が合致したような旨さ。時間が経つと次第にしなやかさが増し、汁と融和が進む。そこを味わうと煮干しの甘味とリンクする旨い部分!。嗚呼、煮干し出汁に塗れた旨さ!汁が浸透した滋味深さ!シックに通じる大人の旨さ!
 

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<チャーシュー> ロースト部分が香ばしく低温部分がしっとり・・・出汁と熱に加えて「煮干甘味」も吸わせて旨さもアップ

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 今回は敢えて少し放置状態。汗レア状態を少し脱しさせて、煮干し出汁との相性を楽しんでみたかった次第です。
 

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 今日は特製じゃないから1枚。大判だからそれで十分、寂しくないね。慌てて半レアな状態で半分食らいますが、赤身本来の肉味がしっかり伝わり、合間に差した脂身がジューシーに溶けてうまし!。ここにじわじわと・・・煮干しの出汁が浸透して行きます。やや熱の影響を受けているとは言え、煮干しエキスを吸い込んだ感じがあって、これを奥歯に力を入れて、エキスを絞り出すように食らうと甘味が重なって旨し!。出汁と熱を吸ってフレッシュ玉ねぎ微塵が混じれば旨さを後押し!
 

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<メンマ> おお!今日は付根から先っぽまで・・・完全体の穂先メンマ!醤油と煮干しの円やかさに混じって旨し!

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 今回は根元から先まで美しく整ったものが、長ぁ〜く丼の中で横たわっておりました。お見事!。とても機嫌よく味わい始めますが、繊維が崩れるような食感は相変わらず見事!。出汁と共に、煮干しエキスと混じるところが、鶏油とは別の甘味の広がりで、非常に大人しく落ち着く味わいですね。シャクリと歯切れる感覚も、今回は非常に淡白な分・・・上品にも感じる旨さでした。
 

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<味玉にハズレなし!> 卵黄はトロミとジェルの中間!濃厚なコクの中に煮干醤油の円やか出汁が完璧に染み入る旨さ!

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 この完璧な仕上がりを見ると、150円と言う設定も説得力があるね。出汁が満遍なく染まってカタチも美しい!。割ってみると、軽やかな乳白色で均一に染まってます。この染まり具合や、白身のフルフルした柔らかさ加減だけも、上質感がありあり。プリンみたい。
 

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 続けて卵黄を食むが、トロミとジェルの中間!濃厚なコクの中に円やか出汁が完璧に染み入る旨さ!。どこか上品で・・・色濃いマチュアな甘味よりも、玉子の本来を楽しんでいるようで好きかも。濃厚なれど、ナチュラルな旨味も共存しております。味玉好きなら伝わるかと!。せっかくここに来たのだからお試しあれ!。嗚呼、やっぱり味玉は素晴らしい!旨さにハズレなし!。
 

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<替え玉> 性懲りもなく・・・また3種の食べ方で旨さを楽しんでまいりました(そのまま・つけ麺風・出汁かけ風)

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 この替え玉を食うために、やってきたのかも:笑。こんなに旨いのだったら、西荻窪でも食っておくべきでした!。もう開店以来何年も機会損失を繰り返してきたのが、悔しくてならない・・・。
 

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 実に面白い麺の整い方です。美しく麺線が揃ってるだけじゃなく、どこかしら丸い丼の中にあって、全体が正方形に折り畳まれたような姿。お座布団のようでもあるが、やっぱり今回も崩すのもったいないなー。
 

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 今回もまずはそのまま食らう!。少し味が濃いけど旨い!。これは醤油ダレと鶏油が完璧に融合しており、まるで一旦乳化してストレート麺に貼り付いたかのようなイメージ。もう麺がビカビカに褐色で光ってます!。濃ゆいタレ味と、豊かな風味の麺を一気にぶつからせて味わう旨さなり!
 

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 続けて「つけ麺風」にて。これは一番麺が素直に離れるので、食べ易いし濃ゆい味がいい感じで調整されるので、味のバランスはいいね!。スープに替え玉のタレが滲むが、醤油と煮干しの場合は、残った出汁でも違和感ないから都合いいです。
 

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 最後に「出汁かけ風」・もうレンゲでは邪魔くさいので、丼をダイレクトに傾けてみました。初めからこれをやると、そのまま食らうのは当然失せるわけだが、つけ麺風もバランスが崩れるみたいなので、やるなら最後。ま、これは好き嫌いありそうだから、興味がある人ならぜひ!。替え玉を出汁茶漬けイメージで締める感覚に近いかな・・・。
 

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総じまして「アニマルオフとは思えぬ円やかさと豊潤さ!醤油のキレと魚介の甘さに安寧感じる・・・明るく優しい煮干しそば!」

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 ・・・と言う感動!。小さいお子様でも抵抗感ないくらい、優しい円やかさですので、近隣のご家族連れにはうってつけかもしれません。さて・・・この3日間。昼の部終わりに近いタイミングでやってまいりましたが、クルマで外回りの方には非常にうってつけみたい。結構終わり間際まで駐車スペース埋まってたかと。少し歩けるところに、いいコインPもありましたのでご報告まで。徐々に注目されてます。混む前にサクッと食らうなら今のうち?。広く激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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