こうも寒いと・・・思わず味噌麺!
中華そば 和渦 TOKYO (東京・北品川) 特製味噌生姜麺 + 漬け卵黄丼 + PREMIUM MALTS 小瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> プレミアムモルツ 小瓶:ちょうど良い質感!ちょうど良いサイズ感!
- <全体> 新生「和渦」らしい上品さと柔らかさ!優しいだけでなくパンチも効かせたニクイ麺顔!
- <スープ> 熟成感ある香りと塩気!信州系のような淡色辛口感が鶏豚エキスにじっとり溶け込む!
- <薬味> 実はいきなり生姜パンチ!ゆっくり辛味が溶けて充実感ある刺激がナイス!
- <麺> 自家製麺:加水高めで程よいモッチリクチクチ感触!汁の絡みつきも良く気持ちよく・・・滑るのも快感!
- <チャーシュー> 大判ロース肉のフカフカ感!肩ロースの脂の旨味!味噌に濡れて尚うまし!
- <ワンタン> 山水地鶏と岩中ポークの2種ワンタン!たっぷり肉餡の旨さと皮の滑りを存分に楽しむ!
- <味玉にハズレなし!> マキシマムこい玉子!出汁の浸透深い熟成感覚に味噌スープが加わり風味更にアップ!
- <漬け卵黄丼> 高級半ライス感覚でこの卵黄の質感が素晴らしい!これで50円!何度も驚く旨さ!
- 総じまして「生姜風味と味噌塩気・・・さらに甘味と辛味味変!見た目も味も彩り豊かなハイパーフォーマンス味噌麺!」
券売機を見て、そうか今日は味噌があったのだと知ります。味噌かぁ〜・・・温まりそうだな。と思ったら、一気に醤油気分が失せてしまいます。後客もいなかったことから、数十秒立ち尽くして考えた挙句、思わず味噌を選んでしまいましたー。しかもヤケクソ気分も手伝って特製!。そしていつものサイドメニュー「漬け卵黄丼」もチョイス!食う気が一気にみなぎるぜ!。
<酒> プレミアムモルツ 小瓶:ちょうど良い質感!ちょうど良いサイズ感!
寒いからやめときゃいいのに・・・やっぱり休みのタイミングでは冷たいビールが欠かせない。もはやラーメンアルコール中毒患者なオレです。プレミアムモルツだったら悪くないし、小瓶だったら口を濡らす程度だと自分に甘い言い訳を考えてしまう。
しっかし暖房ヌクヌクな部屋で冷たく旨いビールをやるのはパラダイスだよね。平和を感じてしまいます。アテとして出してくれたチャーシューの欠片が、サイズ感の割には味がしっかりしており、これまた酒を進ませるじゃないか。プレモルってのも旨味が深くて濃ゆいし香りも素晴らしい。小瓶だと酔うこともなくいい気分転換になるし、腹が膨らみ過ぎないからラーメン実食にも差し支えないからいいよね。本当に良いアイドリングタイムを過ごさせてもらいました。
<全体> 新生「和渦」らしい上品さと柔らかさ!優しいだけでなくパンチも効かせたニクイ麺顔!
実は入店すると眼鏡の綺麗なお姉さんがいるのだとモチベーションを高めてやって来たのだが、残念ながらお休みか。しょんぼりとした気持ちで居たのだが、後で分かったがちょっと外してただけだった(笑)。そんな気分で配膳を受けたのがこの麺顔です!。
おおお!味噌と言うから素朴なベージュを想像してたら、何と柔らかいクリーム色した味噌なのだ!。しかも辛味のカイエンヌペッパーがかかっており、パンチも効かせた風貌が実にニクイではないか!。それにさすが特製といった感じで、肉が多めであるだけでなく、大きめのワンタンもしっかり投入されており、全体的な充実感がハンパない。薬味の三つ葉の横には粗い生姜の摺り下ろしがあり、味噌生姜麺としてのプレゼンスを主張しておる〜。新生「和渦」らしい上品さと柔らかさですな!。
<スープ> 熟成感ある香りと塩気!信州系のような淡色辛口感が鶏豚エキスにじっとり溶け込む!
予想外に淡い色合いで、甘味系の味わいかなと思って食うと、実はそれなりに濃ゆい風味と塩気もしっかりとあるのでした。旨いねぇ〜。麹の風味が濃ゆく、それでいてしつこく重くない。おそらくいろいろブレンドした味噌だと思うけど、イメージ的には信州系の味噌感覚と勝手に邪推しております。
当然ながらベースのスープも旨い。鶏メインで豚エキスが混じるって感じだろうか。豊潤とした動物感が味噌出汁に溶けると、妙に甘味も感じ始めます。そして薬味のエッセンスがじわじわと溶け出して、味風景が色々と広がり変化してゆく・・・。
<薬味> 実はいきなり生姜パンチ!ゆっくり辛味が溶けて充実感ある刺激がナイス!
生姜トッピングがあるから、溶かしてゆくうちに生姜味になるのだと思っていたが、実は冒頭から生姜の風合いもそれなりに来るのです。味噌生姜の名の通り、味噌麹と生姜風味の渾然一体感が実に痛快に広がります。寒い日にはこれが格別なはず!。
そして一気にカイエンヌペッパーが拡散してゆき、麺を啜り食ううちに攪拌されてゆきます。辛味噌系だと、辣油が主流で中には豆板醤を使う個性もあるが、カイエンヌペッパー一本と言うのもまた面白いね。一味唐辛子の潔さと言うか・・・辛さがバラけないのがいい感じ。例えば「もつ煮」を食うとき、七味だと少し残念感を感じるのですが、一味だと辛さがシンプルで引き締まった旨さに思える。それと少し共通した味変化を感じるのです。
更に地味だが三つ葉が程よい清涼感を与えてくれていい感じ。分かりにくいが三つ葉の下には春菊の刻みが敷いてあり、これもまた味噌出汁にはよく合います。味噌系に春菊の淡い苦味はテッパン級の安定した相性なので、これがまた全体を高めてくれてます。
<麺> 自家製麺:加水高めで程よいモッチリクチクチ感触!汁の絡みつきも良く気持ちよく・・・滑るのも快感!
少し加水が高めと思えるストレート細麺。明るく少し透明感を感じるタイプです。汁の吸い込みも良さそうで、持ち上げたり絡みつくのも得意そう。汁と一緒にカイエンヌペッパーや春菊も貼り付かせて上がります。前歯では淡くモチモチとした噛みごこち。奥歯へ運ぶと一気にクチリと潰れてゆく感触で、味噌の旨味と炭水化物の甘味で唾液が一気に溢れます。
当然、ズボボボボボボーーーーっと音を立てて啜り食う!。レンゲを使って汁も吸い込むようにしていくから音が大きかったらごめんなさい。せっかくナイスな味噌出汁だから、麺に浸透させる以上にもっと味わいを足して食らいたいのです。ワンタンの皮を啜り食うときのように、たっぷりと楽しみました。滑るのが実に快感な麺ですよホント・・・。
<チャーシュー> 大判ロース肉のフカフカ感!肩ロースの脂の旨味!味噌に濡れて尚うまし!
おいおい、ロース肉がメチャ旨いがな!。一枚とても大判なるロース肉がありまして、赤身のフカフカした柔らかさに味噌出汁が染みて実に旨い!。それだけでなく周囲の脂みが辛味噌っぽい味にとてもリンクして甘いを感じるから素晴らしい!。これきっと生姜焼きにするとスーパー旨い肉だよ。
ロース肉を食らった後は少し赤みのあるタイプが掘り起こされました。これは肩ロース肉だねきっと。こちらも素晴らしいほどに柔らかく、肉繊維を曲げると容易に割れるほどです。この隙間に味噌出汁も滲むが、元からの味もあって実にビールに合う旨さ。後から知ったが、日高四元神威豚と岩中ポークを使って来るらしい・・・どっちがどっちなのかは不明ですが(汗)。
<ワンタン> 山水地鶏と岩中ポークの2種ワンタン!たっぷり肉餡の旨さと皮の滑りを存分に楽しむ!
てるてる坊主型の大きな肉餡が印象的。塩気中心のシンプルな味付けで、挽肉の旨味だけで十分と言った感覚です。柔らかいが箸でつまんでリフトできるくらいの締まりはありました。一つ食うと実にあっさり目の味付けだな・・・と思って、麺と汁をまた食らい始めます。2つ目を食らった時に、おや?味が濃くなったかな?と勘違いしてしまう。実は2種ワンタンだったのですね(爆)。歯応えの変化が分からんかったらスルーしてたでしょう。
皮がまた肉厚で破れたりしないしっかりさ。しかししなやかでツルツルトロトロとした表現もたっぷり味わえます。ほのかに味噌出汁とカイエンヌペッパーに塗れたそれは、実に皮だけでも味わい深く・・・これも酒に合う逸品でございます。
<味玉にハズレなし!> マキシマムこい玉子!出汁の浸透深い熟成感覚に味噌スープが加わり風味更にアップ!
ハーフでも食いごたえあり。見てわかるように薄い醤油系出汁にゆっくり浸かっており、白身の浸透が美しく均一。象牙色と言った感じですが、これも味噌出汁に塗れております。卵黄は熟成すら思う深くて濃密な味わい。塩気もありますが出汁と一体化した甘味も旨く感じ取れます。そこに味噌と辛味の味が混じり、いつも以上にカオスな旨さを楽しめると言うもの。割った味玉ならではの楽しみ方ですねー。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
<漬け卵黄丼> 高級半ライス感覚でこの卵黄の質感が素晴らしい!これで50円!何度も驚く旨さ!
この店のレビューでは毎度しつこくコメントしますが、ここでこの50円プチ丼を頼まない手はありません。このサイズ感なら多少の少食な方でも入るはずだし、またこの安さ。食べ過ぎ注意な方にも罪悪感が少ないと思われます。
マキシマムたまごというブランド?。この卵黄を醤油漬けした代物ですが、これがまるでチーズを食っているかのように風味と濃厚感が深い!。ちょっとツマんだだけで白飯をガツガツと食えるという感覚です。まずぐちゃぐちゃにして、箸で食う旨さを堪能。卵黄が攪拌された後はレンゲで食うのも美味しく感じる食べ方。小さい丼でもしっかりと深い内容です。激しくオススメ!。
総じまして「生姜風味と味噌塩気・・・さらに甘味と辛味味変!見た目も味も彩り豊かなハイパーフォーマンス味噌麺!」
・・・と言う感動!。北品川というちょっと疎遠なロケーションでも多くの人を惹きつける旨さがここにはあります。店の中もヘアスタジオにいるような明るさもあり。綺麗なお姉さんもあり。今後も通い続けることと思われます。品川来たなら一度はおいでよ・・・という感じで激しくオススメ!。引き続き応援と更なる旨さを期待しつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!