【今週のラーメン４０２６】 ラーメン社井田 （東京・大井町） 半チャーシューメン ＋ えび辛 〜痛快な辛さと香ばしさ味競演！直感的に旨しと響く新たな辛味ディープインパクト！

新味が展開となれば・・・座視しておれず！

 

ラーメン社井田 （東京・大井町） 半チャーシューメン ＋ えび辛　〜ラーメン食べて詠います

　実は先日の水曜日に定休日と知らず訪問してフラれたばかり。品川方面に外出機会がありましたので、さっそく業務の都合をつけてランチタイムに再々訪問してみました。「塩味」と「えび辛」というオプション味変化メニューが追加されたとのことで、これで移転前の京王堀之内時代のラインナップ復活と言ったところでしょうか。どちらから攻めてみようかと悩みますが、今回はちょっと憂さを晴らしたい気分でしたので「えび辛」の方とさせていただきましょう。そして半分だけ肉増し！。

 

 

　それにしても段々とこの店の認知度が上がってきたような雰囲気。学生さんよりも、オレと同じようなサラリーマンが多いみたいで、やっぱり駅近でガッツリ系となるとオヤジが集まるって感覚です。ところで、宇宙刑事シャイダーの生みの親、上原正三氏の追悼記事が壁に貼ってあるのを発見・・・。時代の移り変わりも感じますが、まずは追悼の意を表したいと思います。

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＜全体＞ 分かっちゃいたけどパッションレッドのタレ展開が凄く食欲そそるじゃねぇか！

 

　元々辣油好きなオレで担々麺なら成都系が好み！。それに海老の香ばしさも得意なので、大体食う前からイメージしやすいんだけどね～・・・それでもやはり毎回、辣油ダレの入った麺顔は新鮮に感じます。それがこの麺顔！。

 

 

　おおお！海老辛辣油ダレより肉インパクトの方がスゲー！。半チャーシューとは言え通常のチャーシューメン以上の存在感です。そしてその隙間を埋めるように、じっとり深い赤味が差している。クルマのテールランプのような濃ゆい透明感ある赤色で、海老甲羅の欠片だろうか・・・少しばかりザラツキがスープ表面に浮かぶではないか！。肉に少し海老辛辣油が垂れているところも旨そうで、見ただけで旨いやつと確信いたしますよ！。

 

 

 

 

＜スープ＞ じっとりした辣油と辛さパンチ！塩気に引っ張られた豚骨野趣エキスが負けずに秀でる！

 

　ベースは家系アプローチの豚骨醤油感なのだが、貝エキスなど魚介系の旨味が特徴的なスープ。それは分かっているだが、えび辛の辣油を溶かすとやはり多少なりとも、貝エキス感がマスキングされるのは仕方がないよね。しかしそれよりも海老感！甲殻類独特の香ばしさが肉厚に広がるから大迫力な旨さですよ！。おそらく自家製辣油のはず。唐辛子や各種スパイスを擦り込んでは漬け込む中で、海老の甲羅を軽く焼いたような感じなのが、磨り潰されて溶けている。これが豚骨出汁に溶けると、甲殻＆豚骨の旨さ競り合う、複雑な旨さで口の中がいっぱいでございます。

 

 

　感心したのは豚骨エキスの強さ。デフォルトでそんなにパンチが濃厚だったっけ？と回想するけど、今回は海老味が絡んだものの、豚骨なりの野趣をしっかり伝えるエキスも伝わって旨し！。海老と辛味にマスキングされることはありません。なんだったら残った汁に白飯を投入して食らうと、濃厚な雑炊として楽しめる感覚。塩気が豚骨を引き出してるなーってつくづく思うし、白い粉の味わいも豚骨に溶けているのがナイスです！。

 

 

 

 

＜味変＞ 多少ズルいと思われても刻みニンニク＆生姜のパンチをガッツリ投入！痛快に響くよ！

 

　テーブルセットに刻みニンニク＆生姜がある。どっちを試そうか・・・・豚骨重視ならニンニクだし、海老風味に溶かして合いそうなのは生姜だし・・・。３秒考えて、両方投入することを決断。単に邪魔くさがりなのと、ガメツイ性格だから（笑）。

 

 

　今回は同時に投入しましたが、個人的には生姜を入れて海老風味と清涼感のコラボを楽しんだ後に、ニンニクを投入。豚骨エキスと辛味パンチを食らって旨さ昇天・・・って展開がオススメ。同時でもそれぞれ楽しめるのですが、ちょっと舌の感じ方に混乱を覚えました（爆）。

 

 

 

 

＜麺＞ 少し柔らかめの旨さ哉！ちょっとデロっとした表情にタレと汁が絡んで興奮！

 

　今回は、少し柔らかめと感じたのは気のせいか？。最初に遭遇した時の、ふわっとしたオーションの感覚は、えび辛辣油のパンチ力でマスキングされたイメージ。しかし、密度感柔らかく・ヌチヌチモチモチとした歯応えを通じて、汁とタレの絡んだ旨さが痛快です。多少汁を多めに絡ませるように感じ、中盤以降になると、ちょっとデロっとした表情を浮かべる中太麺。

 

 

　特に旨かったのは、えび辛辣油がダイレクトにかかった部分。ここは辣油のオイリーな部分がめちゃ絡むのですが、そのほかに甲羅を細かく磨り潰したようなザラツキも貼りつかせる。そのザラツキ部分がメチャうまい！。これだと・・・油そばのえび辛が相当旨そうに思えてならないじゃないか！。次回はそれか・・・いやいや「塩」にしようかと今から葛藤してるオレです。

 

 

 

 

＜チャーシュー＞ 肩ロース肉の大胆さ！半チャーシューでもこの肉インパクト！上品＆大胆な攻めの肉！

 

　知らないと、オーダーミスしたのか？と勘違いしそうですね。チャーシューメンだと、この肉の倍・・・なんとこの大判サイズで６枚トッピングされます。決して薄くありません。一枚を一口で食おうと思っても相当押し込まなければならないほど。さらにとても柔らかくて上質感ある肩ロース肉。

 

 

　えび辛をつけながら食らうのがオススメです。因みに、スライス肉でもなかなか熱々なお肉。麺とスープの熱だけでこれだけ熱々になるのか？と不思議でしたが、後客の製造工程をたまたま見れたところ、配膳の直前に、一旦豚骨スープに入れて軽く温め直しているようでした。初めてみたけどナイスアイデア！。これなら味が薄まらないし、脂のコクも高まるというダブルの効果！。

 

 

 

 

総じまして「痛快な辛さと香ばしさ味競演！直感的に旨しと響く新たな辛味ディープインパクト！」

 

　・・・と言う感想。いよいよ本格的に軌道にのったという感想で、今後は別の味変化や、各種トッピングを追加して、いろんな味を楽しんでゆきたいと思います。ひとりオペで大変そうですから、少しずらして訪問するなどオススメ！。ゆっくりと家系ライクで二郎風麺・・・そこに絡む味変を楽しんでください。旨し！引き続き応援と更なる発展を期待しつつ・・・、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！

 

ラーメン社井田

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