東工大生の胃袋を満たす店
麺屋 婆娑羅 （東京・大岡山） ら〜めん 中（醤油から味噌） 〜ラーメン食べて詠います
- ＜全体＞ デフォルト盛を甘く見るな！しかし既に甘味を感じさせるクタ野菜が素敵！
- ＜ヤサイ＞ 本当に何もつけなくてもそのまま食える！本当に甘味を感じて美味しく爆食！
- ＜スープ＞ とっても優しい味噌の円やかさ！ちょっとシャバめな味噌感が全体的に合ってる！
- ＜薬味＞ パンチが欲しけりゃニンニク入れ放題！もっと欲しけりゃ自家製辣油も入れ放題！
- ＜麺＞ 自家製麺：クシクシ感もいいが・・・ちょっと緩めでデロっとした部分も染みて旨し！
- ＜肉＞ 野菜に圧倒されて少し影が薄いが・・・ライスにも合う煮豚！もっと食いたし！
- ＜サービス＞ 茹で卵を今回も味玉風に応用！汁に沈めて食うと旨し！
- 総じまして「賢い大学生から阿呆ぅなオヤジまで・・・優しく包み込むガッツリ味噌麺！」
今日もまた来てしまったよ・・・麺屋 婆娑羅＠大岡山。東京工業大学の正面にある中華屋「四川屋台」のセカンドブランド。しかも二郎系！。いつも学生さんがちらほらと食ってるイメージですが、そう混んでないのも足が向くポイントです。しかし留学生が多いとは聞いていたが、殆どアジアの国の言葉が飛び交うよ・・・。また出身国の言葉と日本語はマッチしない場合は、英語がフツーに飛び交ってた。英語もできず、エンジニアでも研究者でもないオレは、ホント愚民だよな（瀧汗）。そんな思いを振り払ってラーメンにしがみつくようにして今日も食らう・・・。
何を隠そう、先日食った「担々ら～めん」がめちゃツボにハマったから来ただけよ！。また同じものを食らうも芸がないので、今回は味噌味とさせてもらいましょう。味噌味二郎・・・味噌二郎。なんだかまた、沼にのめり込みそうで怖い・・・。
＜全体＞ デフォルト盛を甘く見るな！しかし既に甘味を感じさせるクタ野菜が素敵！
それにしても、600円台でしっかりと山盛りを美味しく食わせてくれるもんなー・・・いい店です。前回訪問で驚いたデフォルトのヤサイ山。その上サービスの茹で卵まであるのだから、ここは愛すべき。客層も食わせてもらってるような「ごちそうさまでした！」と皆丁寧に言葉をかけてます。嗚呼、ほのぼの～・・・と感じてたところで配膳完了。
おおお！今日もまた景気がいいデフォルトのヤサイ山！。特に玉ねぎ微塵が前よりかなり多めなのが嬉しく、伝わる熱気に野菜の甘味も押し寄せてくるよう！。隙間から見えるスープ感は、乳化系に醤油が加わったかのような深いベージュ。ヤサイの優しい色合いに似て、ほんのりとパステルカラーにも思えます。そして漢気を感じる肉は端に貼りつくか・・・。大盛に美学を感じるぜ。
＜ヤサイ＞ 本当に何もつけなくてもそのまま食える！本当に甘味を感じて美味しく爆食！
今日はヤサイが一番旨かったので先に感動をお伝えしたい！。このヤサイなら倍食えると思うよ。本当に何の負担もなく次々と食らい続けた自分だ。まず、クタリ方が絶妙で熱々。前もそうだったが野菜が旨すぎて熱すぎて、口の中をやけどしてしまう。もやしなどは白さから透明感が浮き立ち、しんなりとする手前で踏みとどまってる。噛むとすぐに弾けるモヤシの汁！。玉ねぎの甘味と重なってより旨い！。
しかし途中から味噌スープをレンゲで上から回しかけるとよいかも？と思い即実行してみると味噌味が全体に広がって、これでまた食が進んでしまう。そして何と言っても味噌スープがからんだキャベツがまた旨い。甘い。キャベツも結構入っており、これがたとえ芯の部分に当たってもそれがめちゃ柔らかい。キャベツの甘味がモヤシ等全体に染み出しているようで・・・実は旨さの真犯人はこいつかもしれません。この後、ニンニクとか辣油も絡むことになるのだから、もはや味噌ラーメントッピングじゃなく、別料理のような成立です。
＜スープ＞ とっても優しい味噌の円やかさ！ちょっとシャバめな味噌感が全体的に合ってる！
味噌が優しいー。カネシの代わりに溶かされた味噌玉は、少し赤身がかかってるけどライトな明るさがあり、いい塩梅とはこのこと。塩気も優しく味噌の風味もしっとり染入るイメ―ジです。かなりトッピングのヤサイに影響うけてると思われ、マイルドさポイント。玉ねぎ微塵もスープの中で縦横無尽に泳ぎまくるので、啜ったあとに齧るとその甘味をキャッチしてしまいます。
しかしそこは二郎インスパイア系ですから、あっさりとは行きません。他所なりとも背脂が投入されており、単にサッパリした味にはそまりません。味噌らしい風味ある塩気と、脂のコクの結びつきがよく、ゴクゴクと飲み干せるけど旨味が深い感じはします。
＜薬味＞ パンチが欲しけりゃニンニク入れ放題！もっと欲しけりゃ自家製辣油も入れ放題！
とは言いつつ、やっぱり二郎系食いに来た感じが欲しけりゃ、カウンターにある刻みニンニクポットがあるからそれを好き放題入れましょう。やはり入れると味風景が一変。ここでやっと「味噌二郎」を食ってるという気分に目覚めます。あと味噌の雰囲気にパンチを！と思う方には、四川屋台特製の辣油を加えましょう。
実はニンニクより、この辣油の方が影響力が強かった！。この辣油はめずらしく八角が多めに染みこんでいます。辣油と八角・・・そうそう、先日食った「担々ら～めん」の味そのもの！。何と一気に担々ら～めんを食ってる気分になってきた！。この辣油別売りしてくれるほど自信作らしいから、一度試してもらうとユニークさがお分かりいただけると思います。
＜麺＞ 自家製麺：クシクシ感もいいが・・・ちょっと緩めでデロっとした部分も染みて旨し！
再訪問のキッカケは麺の旨さでもあります。つけ麺食うつもりだったのだが、味噌に惹かれた今回の昼飯。今回は、当番の方が変わったのか、ちょっとした揺らぎがあるのか、前回ほどのクシクシ感とまではいかない締り感。しかし味噌のゆるやかで優しい旨味には、ちょいとデロっとした風合いの方が合っている。クシクシの峠を越えたくらいの、デロデロっとした太縮麺をいただきました。
そのまま麺だけで風合いを楽しむもよし。味噌出汁と炭水化物のシンプルな結合が旨いから！。モヤシやキャベツを絡めて食らうもよし。さらに優しいヤサイの甘味が滲むから。そしてニンニクと辣油に染まらせても良し！。パンチが加わってガッツリ麺食ってる興奮が呼び覚まされます。・・・・やはり良い麺だね。クシクシ感も得意で、柔らかめでもしっかり旨い伝えるから・・・次回は絶対につけ麺（冷）で行くつもり！。
＜肉＞ 野菜に圧倒されて少し影が薄いが・・・ライスにも合う煮豚！もっと食いたし！
いつもヤサイのボリュームを考えて、豚追加に躊躇するんっだよなー・・・まさにそれ。煮豚の汁がきっと良いんだろうな・・・醤油出汁と肉味脂身のバランスがいいね。肩ロース肉でいい感じで筋にそって解れてゆくし、小ぶりな感じもするから負担なく美味しく食える。個人的には白飯と合わせたい味と感じるけどどうなんだろうー。
＜サービス＞ 茹で卵を今回も味玉風に応用！汁に沈めて食うと旨し！
一応今回もアピールしておきます。サービス茹で卵。サービスだと質をあまり気にしないが、これはちゃんとしてる！。茹でた直後の下処理が丁寧だから、殻の下にある白い膜がとても剥がれやすい。そしてタイミングもよく、卵黄の蕩けかけ加減が絶妙。塩などなくとも絡みつく卵黄の旨さよ！。
なんだけど、やっぱり味があるともっと旨いはずだから、半分はラーメンに投入して味玉風な扱いをしてみました。汁に一回沈めてみたけどかなり旨かったっす！。
総じまして「賢い大学生から阿呆ぅなオヤジまで・・・優しく包み込むガッツリ味噌麺！」
・・・と言う感動。ホント使える店だと思うんだけどもっと評価高くてもいいはず。コールをしなくて済む二郎系ですし、ちょっと二郎系に敷居を感じてる方にはおススメかも！。また大岡山だから横浜から東京方面に抜けて汁飯もべり。東急で移動することが多いには激しくおススメです！。引き続き利用してゆくつもりー・・・そんな応援を期待もよせつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
