ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5068】東京味噌らーめん 鶉(東京・武蔵境)特製辛味噌らーめん + サッポロラガービール赤星 〜ホットな刺激に質実な優しさ!素朴麺と絡まる楽しさとその旨さ!晩秋に染み入る深き味噌麺!

祝!TRY味噌名店部門入賞!
 

 

 ちょっとマジで嬉しい!だってこれまで「東京西エリア随一の味噌」とかブログや食べログ・ラーメンデータベースで語ってきたもの!。基本的に味噌ラーメンを殆ど食わなかった男が、味噌にハマらせたのがこの店ですし、語ってきたことが証明されたようなのも嬉しいのです。めでたし!
 

 

 それにしても、武蔵境という地味な駅のエリアに、「きら星」豚骨部門、「鶉」味噌部門と表彰されとるとは、拉麺的に脈動を感じますな!。
 

 
 
 
<酒> サッポロラガービール赤星!休日の過ごし方!秋晴れに染み入る苦さと旨さ!


 
 相変わらず陶器のコップが冷やされて出てくる。冷えた陶器ってのも面白いが、陶器の微妙なザラザラ感がいいのでしょうか・・・泡立ちがいつもよりクリーミーな表現です。日本最古のブランドビールを飲むってのも粋かと!。秋晴れを感じつつ、味わうビールの泡は雲のようでもあり、ホップの苦味と麦芽の旨味を、泡立ちと共に楽しみます。あ、実は今回は月曜午後休暇で飲んでるのであしからず。土日半日仕事したのでその腹いせ。
 

 
 あゝ今日は特に盛具合が良い!サービスおつまみがまたいい!。小皿にギッチリと盛られた切り落としチャーシュー。低温調理の質感が品やかで淡麗な低温調理の肩ロース。ブラックペッパー系塩胡椒が振られ、薬味ねぎ乗る上に、塩ダレのようなのが垂らされてます。旨いのは確実!。
 

 
 
<全体> 立体的盛付けで芸術的な辛味噌アピール!赤光でホットな辣油!インパクト美しき麺顔!

 
 基本的に純朴さが漂う。されど今風の凛々しさが感じられて良い。素朴な味噌感覚に広がる真っ赤な辣油が、コントラストを感じてキマッてますよ!。
 

 
 敷き詰めるように浮いていても、ワイルドって感覚はなし。そして立体的な盛り付けの工夫もあり美しさも感じられます。並盛とは言えボリューム感もありますー。
 

 
 
 
<スープ> 発酵感芳醇な東京あぶたま味噌!自家製辣油の辛さと香り!豚鶏の炊出しもしっかりで分厚いコク!

 
 蘊蓄によると「東京あぶたま味噌」と言う味噌蔵使用。これが実に芳醇に感じさせる発酵感があって味わい深いです。実に奥深き独特の麹を感じる酸味と甘味を感じさせる感じで実にコク深い。
 

 
 そして豚鶏の煮出汁が味わい豊かじゃないか!。鶏系のコラーゲンが感じられ、旨さが分厚く表現されている様子です。更に挽肉が全体に溶けて豚肉の旨さを滲ませるような役目を果たしてるようす。
 

 
 更に自家製辣油!唐辛子系の赤のインパクトがとっても明るい!辛さが山椒系の辛味もあるのが特徴的です。花椒塩のように一気に痺れへと誘う強引さはない。大人しくはないが、香り高いのが印象的です。
 

 
 
 
<麺>極太縮れの滑りと歯応えが快感!手揉み自家製麺!汁を吸込みまくり具材薬味も絡めまくり!

 
 注文を受けてからの手もみ。その潰し込みイメージよりも、ふわっと優しい締まり具合。ピロピロとした形状が啜りの楽しさと、具材の引き寄せを演出がナイスです。そのモチモチとした歯応えは、炭水化物の甘味を滲ませるような味風景。辛味噌に絡んでも、味噌に麹を感じたように、麺に甘味を感じるといったイメージ。
 

 
 少しクタった野菜やら挽肉やらと絡ませると色んな旨さが融合して更に旨し。やっぱり麺が汁を吸いやすいのか、終盤に近づくほど麺に出汁の旨味と一体化した甘味を感じます。特に端っこは奥歯でクチリと潰すのが楽しい!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 辛味噌に濡れても分厚く燻香ばしい豚肩ロース!肉味&脂甘味がナイス!

 
 微かに波打ちながらも、スライス断面はフレッシュさを表してます。赤身の旨さが艶やかに光り、そこには下味が赤身の色合いにも反映しているようです。また脂身にも浸透してますが、脂らしい甘味がいい感じでバランスしてます。赤身がもつ肉本来味が、下味と深く合わさり旨し!。
 

 
 へへへ・・・近年になって特に肉が旨し。以前はブラックペッパーの周いの刺激が程よくバランス取れてうまかった印象ですが、今はむしろ燻しの香ばしさの方が強いイメージ。ううう・・・年末年始に予約しようかしらん。あ、実家帰るから無理か・・・。
 

 
 
 
<モヤシ> 辣油が絡んで痛快食感!シャキシャキ熱々!野菜の汁も弾けてマイルド!ボリュームも満足!

 
 仄かな甘味がじんわり!そして辣油が混じりますが、少しクタり気味な優しい味わいにベストマッチ。自家製辣油のスパイス感がもやしに絡むのが実に旨く、麺とも合わせて絡めて食らうのが激しくオススメで旨し!。もやしと挽肉の旨味と甘味と刺激が一体化した旨さが素晴らしいです。ボリュームも大満足!。モヤシの仕上げ完成度度も高いのだった!。
 

 
 
 
<味変> 定番「S&B さんしょうの粉」を加える!更に香味アップ!辣油とマッチ!

 
 私も天邪鬼だから、試せる物は最大限に生かすよ。テーブルセットにあった「S&B さんしょうの粉」も激しくオススメ。食べる辣油とか辣油ダレに飲み込まれるかと重きや、スパイス感の軸が違うと言うか・・・決して埋もれませんでした。さっぱり痺れなので邪魔しません。ほのかな味変化もお試しあれ。
 

 

 
 
<味玉> 濃密濃厚な卵黄の甘味!辛味噌に負けず深まるコク!

 
 下味の旨味を深く浸透させ、それは熟したような旨味を演出。しっかりと濃密感と甘味ある旨さを感じます。卵黄の仕上がりは、舌にねっとりと絡みつくようで、辛さに慣れてしまった感覚に、濃厚な甘さが嬉しい展開です。
 

 
なので残り半分は、わざわざスープに少し沈めてから味わいました。嗚呼、どうせなら味玉も食らうべし!。
 

 
 
 
総じまして「ホットな刺激に質実な優しさ!素朴麺と絡まる楽しさとその旨さ!晩秋に染み入る深き味噌麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。開店以来、シンプルに味噌麺一筋ってストイックさも素敵だし、奥様と夫婦舟スタイルも微笑ましくも逞しき哉。今やすっかり行列店の貫禄あり。ちょっと中央線では地味な武蔵境駅ですが、しっかり良い拉麺根付いてます。途中下車して食らうも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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