ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3962】 らぁ麺 くろ渦 (東京・新宿三丁目) 特製のどぐろそば + サントリープレミアムモルツ小瓶 〜そりゃ流行るわ~・・・のどぐろのうまさと華やかさ!のみならずサービス満点!

そりゃ〜流行るわぁ〜 ココ・・・ヽ(´o`; 
 


らぁ麺 くろ渦 (東京・新宿三丁目) 特製のどぐろそば + サントリープレミアムモルツ小瓶 〜ラーメン食べて詠います

 

 ここ数年の新宿ラーメン風景は異変です。鈴蘭・はやし田グループの勢いがすげー。もはや新宿を飛び越えていろんな場所に進出。それら屋号の関連性も面白く、とある連載漫画の登場人物から「クローズ」系とも言われたりもしておりますね。だからここもそのようで・・・「くろ渦(クローズ)」。当然「のどぐろ」狙い。はやし田では限定でよく提供してたという記憶ですが、いつも行列だし、それは売り切れ必須だし・・・どうしたものかと悩んでいた次第。こちらでは数は限られてるがレギュラー提供ということで、思い切って訪問してみましたが、ちゃんとゲットできました。そして気合を入れんと特製!。デフォルトでも1,000円もする一杯ですから、特製にしたところでインパクトはそうも変わらんしね。
 

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 それにしても接客が非常に良いね!入店する気配でも察知するセンサーが埋め込まれているのか? 店に近寄って入店しようとするタイミングで気持ちよく扉が開くではないか。ワンランク上のプレミアム顧客になったような気分で気持ち良いとはこのことだよ!。なんだか流行る店ってどこかがすこしづつ磨きがかかっている気がしない?
 

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<酒> サントリープレミアムモルツ小瓶:ワンランク上で腹が膨れ過ぎない手頃感覚
 
 そんなプレミアム気分に浸るオレには、プレミアムモルツ。フツーのモルツが実はうまいのが知られてないのが悔しいんだが、やはりこれは一目置かざるを得ないうまさだよ。昔は数が少なく、新幹線のワゴンサービスでしか買えなかったような記憶。前の会社で出張族だった時が一番よく飲んだよな~。
 

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 クラフトビールとまではいかないが、初めて飲んだときは、そのホップと麦芽の華やかな発酵風味い愕然としたっけ。今ではあまりにも飲みなれてしまったので、その感動が薄いが、ひょっとして初期のころと酵母を変えたんじゃないかな?。急に馴染みやすく感じる時期があったもの・・・・今のも好きだけど。
 

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<全体> 出汁の琥珀さに鮮魚系の迫力と美しさがありあり!
 
 疲れているときは酔いも早い。そういえば昼飯時間は、雑務作業してたんだっけ?。昼寝しないと午後ツライ体質なので、晩飯タイムに酒が入るともっとツライわー。トロトロしちゃおっかなーっと思ってたところで(ウソです)、配膳されたのはこの麺顔でした。
 
 

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 おおお!今風の端正な麺顔やねぇ~!特製だから具材の豪華さは予測通りだが、隙のなさをも感じる質感の高さがありあり。これを迫力というのか?。とは言え今や今風の麺顔といえばこんな感じかもね。端麗なスープの美しさに規律を感じる麺線の整い。それはチャーシューの配列にも表れ、全体として凛とした空気感を生み出しているようです。そして、差別化というか個性の発揮は黒いナルト。屋号の「くろ渦」を見事に表現しているのでしょう。
 

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<スープ> まさに・・・のどぐろ尽くし!これほどまで豊潤だとは!のどぐろエキス三昧!
 
 オレはこんなにはっきりと、のどぐろの旨味を感じたことなかったかもしれない・・・。それほどこのエキス感の高さに初っ端から感動です。これは一口飲んだ瞬間に鶏ガラの入りいる余地がないと感じた!。ピュアなのどぐろ感覚。独特の濃密魚介。どちらかと言えば鮮魚系なエキス感で苦手と思う方もおられるだろうが・・・その濃厚エキス感がたまらんのだった!。
 
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 まさにアラ煮!のどぐろのアラ煮風なんです!そこに魚の脂?のどぐろコラーゲンみたいなものがじっとりと溶けているような感覚。透明感もあるため、かなり丁寧に手間と時間をかけたんでしょうねー。いわゆるエグミが一切なし。魚介系の乾物の効き目もありましょう。下支えもありましょう。しかし味風景はのどぐろ一色!。
 

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 これは店のうんちく書きを読むのを我慢できませんでした。なんと香味油にまで、のどぐろが仕込んであったとは驚き!そして・・・な・る・ほ・ど・なぁぁぁぁぁ~~~と膝を打ちますよ。身を使ってたとはね!。鮮魚系スープもここまでくれば気持ちよい!。白醤油はうんちく見なくてもわかりますよね。単に色だけでなく、味醂にも合うカエシの円やかさは上機嫌にさせてくれる・・・。
 
 

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<薬味> 仄かな清涼感!和の山椒が切ないまでに・・・のどぐろの旨味アップに献身的
 
 和山椒が実はじんわりと効きます。チャーシューの地肌に降りかかっているので、肉と一緒に一網打尽で食い尽くさないことをご注意申し上げます。これは簡単に箸で肉から払って、スープに溶かし込みましょう。鮮魚っぽい「のどぐろ」コラーゲン感に、味の清涼感が駆け抜けます。しかもそれはほんとに仄かな風合いとして・・・。山椒風味、見逃さないでね!
 
 

 

 
 
<麺> 菅野製麺所:しなやかさ抜群のストレート角細麺!淡いクツクツ歯ごたえと舌ざわりの冴えが快感!
 
 最初、店の中で「KK菅野製麺所」のオレンジ麺箱見つけたとき、嗚呼・・・パツパツクツクツっと食わせるのか・・・それも魚介系ではいいかもと思ってたんですが、見事に予想を外されました。ストレート角細麺というのは合ってたんですが、加水の高さがこうもあるとは知らなんだ。全体的に非常にしなやか。そして扱いやすくスープの持ち上げや絡みも得意です。
 

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 ツルツルモチモチしている中に、プリっとする強さもどことなく感じるタイプ。引き締まりがあるわけでもないのに、実にしっかりとした麺のタッチ感です。ああ・・・・やっぱり!タピオカかよ!!。太麺だとわかりにくいが細麺だとツルッモチッっとした弾けがわかりやすいね!。タピオカはドリンクよりもヌードルに限るかもしれん。もう一つ特徴として、口当たり・舌触りの良さがいいこと。もちもちぷりぷりしてる割に、角が立ってる印象を与え、食ってる途中に麺が駆け抜けてゆくシルエットすら感じるよう・・・すばらしい!。
 

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<チャーシュー> 鶏豚ダブルの低温調理の半レア肉!貴重な動物脂のうま味がのどぐろと喧嘩せず一体化!
 
 もう今風な流行チャーシューと言えば・・・平成の後半から低温調理と決まったようなもの。しかも鶏と豚の組み合わせというのも、本当にメジャーになって久しい気すらします。後はその質感と美味さで差別化するしかないのですが・・・どれ食っても相当美味いので、ブロガー・レビュアー泣かせな逸品でございます。
 

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 そんなことを差し引いても、これはなかなか優れものです。例えば豚は肩ロース肉と相場が決まった感じしますが、これが実にいい質感。ほどよくシットリとした濡れた感じがある上に、ほのかな塩気。それを上回る脂の甘味が秀逸です。のどぐろ100%な味風景で初めて出会う動物系の脂!。のどぐろ圧倒的多数で飲み込まれるかと思いきや・・・実にコラボ!。ここには和山椒の欠片も少し残ってたりして、仲を取り持つ以上に味を昇華させてくれました。
 

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 また鶏と言ったら胸肉。こいつもしっとりとした質感がたまりません。こちらは元々淡白な味わいですから、のどぐろエキスとすでに一体化しておりました。ただし噛みちぎる食感とか、その時の風合いに鶏肉の意地を垣間見ます。魚介系のエキス吸いとってからの仄かな肉味は猫パンチのよう・・・。それでも心象には深く残るからいい感じ!。
 

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<トッピング> 侮れない小松菜の風味と歯応えよい仕上がり!メンマの軽やかコリコリ感覚!そして黒いナルト!
 
 細かいところにも目が行き届いてますね。例えば、のどぐろ一色だと重いところを、トッピングは助けてくれます。代表格なのは小松菜。これが実にいいお浸し感覚で、程よい苦味と茹で上がった柔らかさ。そして軽く絞られた硬さもあって、食うと気持ちが整うような味わいです。紫玉ねぎもそれに沿って、フレッシュな食感と甘味を添えます。
 

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 メンマはフレッシュ系で浅い味わいだけど、そこがまた全体バランスに貢献!。完璧なる下支えです。そして最後はナルト。これは見た目でもシンボルだし、「くろ渦」と言う屋号にも通じるアイデンティティの現れ!。竹炭と黒胡麻でこの色を出しているんだとのこと。やるねぇ〜。
 

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<味玉にハズレなし> 完璧!卵黄の濃厚コクとマチュアな出汁浸透に加え・・・白身だけでも成立するうま味!
 
 とどめはこれだ!味玉!!。これは食ったほうが良いよ。ビール小瓶に酔ってた頭で感じたから話半分として聞いてほしいが・・・白身がうまかった!。白身だけ剥い食ってもうまし。白身だけで出汁卵かと思うほどの完成した味わい。日本酒・冷酒をこれほど激しく臨んだ瞬間は最近にはないね。
 

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 また卵黄の濃厚濃密深さを絵柄から推し量って欲しい次第!。最早ねっとりと完熟した果肉かと思うほど。あんぽ柿の色合いと崩れ状態に似てると思ったんだが・・・お分かりいただけるだろうか?。これは本当にどこも隙が見当たらないうまさと思った一品でありました。
 

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総じまして「そりゃ流行るわ~・・・のどぐろのうまさと華やかさ!のみならずサービス満点!」
 
 ・・・と言う感動。今回はドンピシャなうまさの感動につつまれ気持ちよく退店~。最後の最後までサービスの気を抜くことなく、扉を開けてくれるだけでなく、店前で見送り頭下げてた・・・あんたクルマのディーラーか!?と思うほどの丁寧さ。うまさにサービス性が高まれば鬼に金棒。鈴蘭・はやし田グループの勢いの良さが分かる気がいたします。こりゃまた来ますぜ。新宿でさくっと飯食うなら、ここ激しくおススメ!。もはやオレなど応援しなくとも・・・と言う感じですが、更なる期待を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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