先日のGWのある朝。前夜、久しぶりに友人を自宅に泊めて、お酒あおった影響で二日酔いのまま、読売新聞朝刊を覗き込んだとき、第一面の下段の、ある書籍広告に目が引き込まれました。それがこの書籍です。
著者は、若くして急逝したらしく、また本当に突然の死だったようで、ブログの中に死の匂いが一切ない。それどころか、これほどまでに、生き生きと人生を前向きで楽しみ、大きな夢を持ち、おおらかでもあり、かつ大胆な行動家の情熱が、あちこちで溢れ出ています。 年齢的には、人生の先輩にあたる私が、これまでいかに、ただただ、だらだらと生き永らえてきたかと思えると同時に、こういった若者を失ったことに、残念感という言葉では、言い尽くせない悔しさを感じます。人生というのは、むごいものですね。
また、残されたご両親のお気持ちが、巻末に添えられています。本当に良い家庭環境であったことが、伺えるとともに、ともに愛情をもって歩まれたことも良く感じ取れます。私自身が、今、5歳の男の子の父親ですので、ちょっとこの巻末を読みとおすのに、涙を禁じえません。というより、胸が押しつぶされます。
ブログは、その人の、生きているその時間の、生き様を表すものです。
伊藤康祐 という人物のその生きざまに、みなさんも少し触れてみませんか?
(最後に) こんなブログの場で申し訳ありまえんが一言。
謹んで、伊藤康祐さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。