ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5589】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)醤油らぁ麺 〜淡麗芳醇醤そばとはまさにこのこと!醤油の琥珀が輝く!そして落ち着く整然とした存在感

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久しぶりに初心に帰って定番メニューをいただいたよ

 
 「お応援したい店」と「虜にさせる店」とがあるとしたら、麺屋さくら井はその両方。開店当初、あまりにも駅から距離ある住宅地にポツネンとあったものだからマジかと思った。そしていきなり、その旨さに虜になったのだった。その頃は、いつ行ってもゆったり食えて、軽く会話などして過ごせたものだが、あっと言う間に人気爆上げ!。食べログ百名店には何年も連続して獲得し続け、行列必須な人気行列店へ。最近では「行きたくても行けない」「近くて遠い」そんな店になってしまった。
 

 
 それでも前回訪問から、3ケ月以上も間が空いたので、さすがに食いたいと言う禁断症状と不義理を感じたので、久しぶりに開店30分前に突撃してみました。それでも当然ポールポジションはゲット出来ず。
 

 
 
 
<全体> 淡麗芳醇醤そばとはまさにこのこと!醤油の琥珀が輝く!そして落ち着く整然とした存在感

 
 中華そば・ラーメンと言えば、ふつう醤油だと思うし醤油系で人気が出てずっとそれキープできてるってのがすごいよね。何だかんだ言って中華そば・ラーメンで醤油は王道中の王道。それでも人気不動というのかオーラすら覚えます。確かに素晴らしいほどな旨そうな感じ。
 

 
 今回は、出会った当初の初心にかえった気分でデフォルトで食いたかった。過去の自分で撮った画像を振り返ると、試行錯誤をしたことがあった。不思議と食べログでは、なぜか完成途上のその頃の麺顔が一番上に出てきてしまう。
 

 
 出汁と麺。そして肉片。肉は手前で少し開きを保ちながらの配置。特製肉増しだったら扇状に並ぶ。メンマと青菜が平衡感覚に並び、丼に突き当たる壁に貼り付く海苔もそれに倣う配置。丼の手前では扇状で広がりを展開し、その奥では平衡な整いが奥行きを感じさせるという計算です。
 

 

 
 
<出汁> 動物感・魚介感・乾物感・醤油感・・・どれをとっても秀逸で明確な旨さのアピール!

 
 醤油系って千差万別なようで似た感じにもなりがち?。とは言えこれはオンリーワン。実は、日々?季節により?そのバランスを変えているのが通い続けて分かるのだけど、今回の味展開としては、動物感・魚介感・乾物感・醤油感どれもしっかり前のめり的なアピール感じて、旨みが濃ゆい展開だった気がする。
 

 
 香味の鶏油も効いているが、個人的には魚介感がしっかりあって甘みを感じたイメージ。そして乾物もしっかり効いてて、昆布よりは椎茸系の旨みが染みてるようです。そして醤油感だが、しっかり浸透しつつも円やかにまとまる感覚。全体的には、前回より旨みが濃ゆく分かりやすい楽しさでした。やっぱり醤油系が得意な店なのか?。
 

 
 
 
<麺> しなやかなストレート中加麺!前半は素地の甘みと出汁の旨みを咀嚼!後半はその一体感!

 
 ちょうど開店前に並んでいると配送の三河屋製麺のバンが到着。製麺屋さんの配送ってちょっとやってみたいと思うのは甘い考えか?。さてこれまで語り尽くしているここの麺ですが、単に旨いと思えるほど捉えどころがないところがまた特徴かと思えます。
 

 
 確かに細麺。ひと回り厚いかも。加水も潰しこみも中程度という王道でしょうか。それだけに最初のひと口から、スベリも歯切れも噛み締めも上品。序盤は、麺に絡んで持ち上がった出汁を噛み締めて味わうと、麺の素地のほのかな甘みがふわっと香った刹那に、出汁の旨みが広がり咀嚼をしているうちに極上の旨みへと昇華するようです。
 

 
 そして具材などいろいろ食ったあとの後半になると、少し変化が見られ、出汁を吸い込み始めた素地の味わいが楽しめるようです。出汁と麺の一体感といういやつか?。咀嚼する前に旨さがキマってて、それを潰して唾液に絡むと瞬時に化学反応し糊化が進んだ甘味へと昇華!。
 

 

 
 
<チャーシュー> 実は肉の扱いも大得意な店!小さい肉片の旨さに思いを寄せる

 
 開店してから7年も経つのか・・・。当時は、低温調理系チャーシューがブームで、その最上級とも感じるほど、麺屋さくら井の肉は素晴らしかった。特徴としてはレアっぽさの見極め?キワキワ感が実に才能とセンスすら覚えた記憶です。それから時が立って熱入れは少し上がったが、やっぱり少しピンクがかった赤身とほてった脂身のバランスが見事。
 

 
 あゝやっぱり、特製にして肉を増すべきであった・・・。もしくはチャーシュー盛という別皿を追加すべきであった。存分に酒を飲めるタイミングで肉を存分に楽しみたい!。
 

 
 
 
<具材> 脇役と言えば失礼!繊維質細かく上品な長細メンマ!彩りと清涼感が見事な青菜!

 
 ここが結構ポイント。ふつうにメンマと青菜をパッと並べても中華そば!ってな感覚で成立しそう。でも麺顔と具材の質感にこだわれば、一段完成度がアップして感じます。
 

 
 開店時期の早い段階からこの配列ですよね。メンマと青菜。メンマは結構上級感あるほど、繊維質がきめ細かくコリコリと明確な歯応えの後に素材感ある味わい。薄出汁が好印象。そして青菜は、そのままお浸しとしても立派に通用する質感!。
 

 
 
 
総じまして「さすが名店の王道醤油そば!デフォルトでも気品に溢れる風貌とその味わい!武蔵野市の宝!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。やっぱりこの醤油らぁ麺は都内醤油系でも段チです。心から絶対にこれ以上人気出過ぎてもここで留まり移転するなよと願うばかり!。武蔵野グルメの宝と感じております。そう言えば最近「つけ麺」を変化させた模様。職人意欲感じるこの店にやっぱり激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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