ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5207】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)特製醤油らぁ麺 中盛 + 日本酒 あたごのまつ 鮮烈辛口 〜日々変化!日々進化!柔らかい緊張感すら覚える崇高醤油そば!これが答えだ!

これが醤油そばの答えなのか!?



 無性に醤油系のいいやつが食いたい気分!。しかも淡麗で上品なやつ!しかも旨さは深いタイプ!。そんな我儘を叶えてくれるのは、「麺屋 さくら井」。これだけ通って今更ながら、こんな場所によくも都内随一クラスの店があったもんだよ。そりゃ・・・たまに休みの昼飯何食うか迷ってると、自然とここに来ちゃうわけさ。 
 

 
 
 
<あたごのまつ>  余韻は水の如し!なのに鮮烈辛口のキレ!なのにスッとした後味の引き!

 
 つい先日味わったばかりですが、また妙に味わいたくなる。いわゆる淡麗辛口系ですが、この前は鮮烈辛口の宣伝の割に、スマートに感じるとお伝えしました。よくよく味わって見ると辛味の余韻?後口に甘味すら覚える不思議さです。
 

 
 しかも水の如しグビグビいけるタイプで、これって思わずヤバくなるほど飲みやすいのか?。つまみや料理の味わいを確かに邪魔しないイメージですが、あえてつまみなしで真正面で味わうとそんな感じです。
 

 
 
 
<全体> 煌めく鶏のコク!落着く乾物!貞淑な肉の存在感に仄かに霞む明るい醤油感覚!

 
 おおお!とてもほっこりさせる美しく和やかな表情です!。励ましを感じるような明るさと優しさを感じる気分。スープは透明感に穏やかさを残す感覚で、醤油ブラウンはとても明るく円やかとも感じさせます。
 

 
 そして整然と並んだ肉片がまたそそる!。2種の豚肉達は艶かしさを漂わせつつ、スープに浸ってじわじわと熱る感覚がナイスです。そして肉が大胆だからわかりにくいが、相変わらず整う麺線!。やはり全体的なまとまり感が素晴らしい!。
 

 
 
 
<スープ> 円やかさの中に密かなすっきり動物感?乾物と醤油の溶け具合が見事!正しく飲干したくなる芳醇さ!

 
 通い続けていると変化を感じます。日によって多少変化を持たせていると感じで、煮干しが変わっても分かりにくいが、動物系のニュアンスや、乾物では節系よりも椎茸・昆布系変化があるとビビッと来ますね。今回も、さらりと飲みやすい感覚!。最近こういうのが多いのかな・・・、鶏油で甘かったり、乾物の甘味が濃ゆいことも少なめな感覚。少しライトになったというかすっきり?と感じます。なので淡麗さが増したイメージです。個人的には乾物の溶け込みでスマートになったような印象で、以前は、この板で頻繁に指摘した椎茸の風合いが、微妙に少し抑えられた様子。引き算とも思えず、節が増えたのかもしれません。
 

 
 カエシもすっきり円やか!。なま醤油系のブレンドがよく伝わりますが、ベースが微妙に変化か?。鶏のエキスはスマートに感じる一方、コクもしっかり感じる様です。煮干系は日によって変えているのかな?。同じようで毎回違って感じるから飽きないんですよね〜。こうやって振り返るだけで、また楽しくなってくる。
 

 
 
 
<麺> 美しく整う麺線!スープを受け止める素地の風味と甘味の高さ!品やかもキマる旨味と甘味!

 
 肉が多くて隠れて見えぬが、こちらの麺線は左右に流れるのがシンボル。メンマも並行しているため、目線を泳がせずより強く平行線を感じさせます。じわじわゆっくりと出汁を吸い込むのはいつもの通りですが、素地の風合いと甘味をしなやかに伝える様です。序盤からプツプツクスクスとした歯切れがナイスで、微妙にハードさを醸しつつ、噛み締めると一層旨味が高まる感覚。フレッシュ感すら覚える様です。
 

 
 今回もまた海苔を巻き付けから始まって、メンマ・青菜・チャーシューに至るまで巻き込ませていただきました。麺の甘味は、海苔との相性もまた変わり、海苔の方もよりよく風味を感じます。また前回と同様にメンマ・青菜、そして肉など具材を巻き込ませて食らうと更に旨し!。やっぱり今回は中盛して満足です。
 

 
 
 
<チャーシュー> 極上3種肉!整い美しき!隠し包丁の技冴える柔らかさ!ぱふぱふ歯応えの鶏胸肉!レアっぽさ抑えた豚肩ロース!吊るしの香ばしい肉!

 
 細かく隠し包丁が入れられてるのが特徴。元から柔らかい肉が、更に柔らかく感じるところが素晴らしい。肉屋で勉強したとのことです。特に豚肩ロース裏返すと包丁の切れ込みが分かりやすい。数年前まではツヤっぽくも艶めかしい生感覚がある仕上がりだったのが、今では微妙に熱入りが進んだような仕上がりです。出汁の温もりで細かく差す脂が溶け、じんわりと甘味を感じます。あゝ・・・やっぱりこの旨さだと酒が飲めるタイミングで来たかったと思う。そんな悔しい旨さ。
 

 
 一方、コンフィを感じさせる鶏胸肉もまた見事。まさにぱふぱふふかふか!。箸で持ち上げたり曲げると、細かいスキマが生まれ、そこから出汁が浸透するような感覚。淡泊な鶏肉の滋味が、一気に明るい旨さと滲みます。これも、スポンジのように出汁をたっぷり吸わせると、もっと旨くなる。激しくオススメです。
 

 
 そして豚ランプ肉?吊るしの香ばしさ漂い柔らかい歯応えと肉味が染みる逸品!そして近年また新たに加わったのが、モモ肉なのか、ランプ肉という部位なのか・・・そんな肉。最近では3種の肉提供です。これがまた吊るしの燻し香ばしさをふわっと感じる仕上がり!。あゝ更に酒を誘うような旨さじゃないか!。
 

 
 
 
 
<他具材> 質感高く色鮮やか!歯応え上品!思わず酒を追加したくなるメンマと青菜!

 
 
 かなり上質!。メンマは細長で、きめ細かい繊維がみっしり!。とても品やかで柔らかい歯応えで、絶対にそのまま白飯に乗せてめんまご飯にして食らうと旨いはず。緩いコリコリ感がまたそそります。
 

 
 一方の青菜は、単品でやっぱりお浸しになる上質感!。出汁を吸わせてくらうと青さの中に旨味が残ります。何と言っても仕上げもよくて色鮮やか!。ザクっとした歯応えも微妙に柔らかで、しっかり箸休めとして堪能させてくれます。ほんと隅々まで手抜きなし。
 

 
 
 
<味玉> ふるふる柔らかき白身!出汁が深く浸透しマチュアな甘味と素材の濃密さを伝える卵黄!

 
 
 今回も、柔和で穏やかな色合い素敵!。白出汁を連想させる仄かな乳白色で、相変わらずフルフルとした柔らかさが絶妙です。割った中の白身は、まるで杏仁豆腐のようなやわらかさとは言い過ぎか?。味わいもしっかり浸透し、優しいお出汁の感覚がありありです。
 

 
 そしてブランド卵!那須御養卵!その卵黄の濃密感が素晴らしく、出汁が浸透しすると熟したような鮮烈で濃ゆいオレンジ色が見事!。ほぼ全体がジュレ部分で、緩くトロミ部分はネットリしております。もちろん、スープに浸しても濁ったりしない濃厚さで、まさに舌全体にに絡みつく!。やっぱり味玉の旨さはハンパないのですな!。
 

 
 
 
総じまして「日々変化!日々進化!柔らかい緊張感すら覚える崇高醤油そば!これが答えだ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。名作なる逸品でも日々精進と言うか旨味というより凄味を感じます。絶対的に飽きずに通い続けられる名店!。多忙でもこの店重宝させてもらってます。ありがたし!。三鷹駅北口から10分少々あるく価値は絶対にあり!。だから激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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