中野も拉麺激戦区!
珍しく早朝から出勤してプレゼンなどしてお昼過ぎには、程よいお疲れモード。これ以上オフィスに居たくないので、早々切り上げて在宅勤務に切り替えますー。これぞ裁量年俸制の役得ですな。東京から中央線に乗って腰掛け、どこで途中下車して拉麺活動しようかと目を瞑って考えてたら・・・そのまま居眠りしてしまった(汗)。気がついたら「中野駅」です。
そう言えば移転したばかりの、のど黒拉麺の店へ行ってみようと突撃したら水曜日で定休だった。ならばと駅方向に引き返して他の店に当たるが・・・ランチピーク過ぎてもめぼしいところはどこもプチ行列か満席じゃないか。朝飯抜いてたので空腹の限界。そんな朦朧とした気分で彷徨ってたら、ちょうど空いてる店があったので思わず突入です。そんな「中野腕刀」さん。場所がわかりにく目立たないからなのか?。結構旨いと思うのに。
<全体> 青唐というだけで構えてしまうが今風と素朴が織りなす質実麺顔!優しさとキリリさがナイス!
「腕刀」とはWiki先生によると「上腕の部分全体で打撃を与える」らしいが、何かのキャラの技なのでしょうかね?。それはさておき、このブランドは、西荻窪の麺尊とはまた違った青唐の刺激がシンボリックで、パンチを感じます。そしてその麺顔は、青唐辛子のパンチを感じるようでもなく、今風な煌びやかな出汁感と細い麺線の整いがある一方で、チャーシューの素朴さもあり・・・国分寺の腕刀に比べると等身大の親しみを感じます。
デフォルトで千年という都内今どき設定ではあるが、肉4枚と言うのは納得感があるね。またこれをベースとして後で述べるが替え玉を有意義に重ねられるとあれば、結構考えられたサービス設定かもしれません。
<出汁> 程よい辛さがカエシと食指を刺激する展開!明るい醤油と鶏豚出汁に溶け込む青唐辛子!
青唐と言うネーミングで構えてしまうが、塩辛いのとは別で、コク深い醤油出汁にホットな刺激が滲むような展開です。シャープに切れ込むと言うより、爽快感強めな辛さと言う感覚でしょうか。比較的味わい安い辛さと言えましょう。
確か記憶では、仄かにニンニクを感じたのですが、非常に食べやすくスルスルと難なく食せます。ベースの旨味と青唐の刺激感ありつつも、優しい味わいが感じ取れる味わい!。
<麺> 歯応え痛快!低加水系ストレート細麺!青唐刺激漂う出汁を受け止める強い風合い!
少し博多麺を思わせるストレート細麺。少し刺激的なスープをしっかり受け止める風味が強めに感じます。素地には熟成と言うより小麦の風合いとか甘味とかを伝える感覚。なので青唐刺激の醤油清湯には絶妙に合います。
細麺だから寄り添い合うしスープの持ち上がりがナイス!。薄らと最後まで芯のような部分が残り、終盤でも持続する風味がいい感じです。
<チャーシュー> じっくりボイルされた優しさ感!しっかり味わい深い豚肩ロース旨し!
素朴で丁寧な煮豚。周囲の脂身が残っており甘みを感じます。「醤油ダレ」が染みた部分とさっぱりとベース出汁と脂身の旨味が楽しめる。そして出汁の旨味とホットな醤油出汁が両方浸透して、脂身の甘さを引き立てます。
肉は一旦スープに浸して出汁を染み込ませよう。少し曲げると繊維質が割れるからそこから出汁が爆吸い状態。引き締まる肉が出汁に染まってまた旨し!。
<替玉> 150円でお代わり無限大なる驚く!勝負に出たのか?賭けに出たのか?大胆サービス!
麺尊ブランドは、味付きの替え玉が絶品なイメージだが、この店ではフツーに替え玉。しかし残念がることはありません!150円で無限大に食えるというのだからすげー。勝負に出たのか?賭けに出たのか?大胆サービスでございます。
コールすると丼をカウンターの上で替え玉を受け止めるシステム。もう3玉確実と興奮していたオレですが、受け止めた替え玉は、最初の1杯よりも不思議と多く感じたのだが・・・これは錯覚か?。結果的に2玉食って結構腹パンになってしまい、これ以上食うとこれから先の仕事に差し支えると感じ止めときました。折角の無限替え玉サービスなのに・・・歳には勝てぬ。
一応、爪痕残そうと替え玉では味変を実行。生姜多めでジリジリとした清涼感とにんにくならではのシャープなキレを足しこみました。
総じまして「青唐辛子の爽快感!細麺の風味良さ!替玉無限大の楽しさ!拉麺アミューズメントスポット!」
・・・と言う感動の嵐!。青唐辛子と醤油出汁のバランス感覚がナイスな上に、替玉無限のサービスが嬉しいじゃありませんか!。ちょと場所が入り組んでて分かりにくいが、探検してでも行く価値ありかと!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
麺尊RAGE 中野 腕刀