ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4526】 ラーメン くれは (東京・田無) 全部入りラーメン + 替玉 〜スルスル食える不思議な旨さ!仄かな野趣滲む・・・重厚濃厚本格豚骨!

最近気になる本格豚骨!西東京には「くれは」があるさ!
 最近、高円寺で良い一杯にハマって以来、妙に豚骨系が気になる心境。だったらもう一回行けば良いだけの話ですが、活動メインエリアを振り返れば、良い豚骨系があるのは承知済。これらを更に後回しにしてしまうのも、何だか不義理な感じがしますので、久しぶりに訪問することにしました。先日は「きら星@武蔵野市」に行きましたので、今回はお隣西東京市エリアへ。田無で豚骨系と言えば「くれは」さんです。
 

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 こちらも少し陸の孤島っていうロケーションで、住宅地を抜ける街道添いにポツネンと存在いたします。サディスティックな場所に関わらず、開店と同時にパラパラと客が集まり、平日昼間には満席当たり前の人気店。チャリを置くには憚られる店先なので、運動がてら歩いて行きますが・・・結構運動になって私には丁度よいかと!。
 

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 さて、私が最初に訪問したころは、「玉名らーめん くれは」と言う看板で、熊本系豚骨のイメージ。熊本系=マー油、と言うのも詳しい方に聞くとあまり正しくないようで、そんなところもキッチリとしていたような記憶。今は玉名の看板を外してますが、九州豚骨の中でも濃厚系の味わいであることは、私の中では変わりないと感じてます。
 

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<全体> 青葱の清涼感とガッツリエキス感じる濃厚豚骨の迫力!スープに負けない肉の図太さ!さすが全部入り!

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 歩いたから腹減っていい感じ。豚骨系では替え玉をしないで済ませるわけにはいかず。関西にいたときは2玉追加してたのですが、今回はさらっと替え玉1玉ですませましょう。その代わり・・・トッピングは全部のせ(痩せる気あるかい)!それはこんな麺顔でまず登場です。
 

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 おおお!元から重厚な豚骨とは知っておりましたが、さすがトッピングの全部乗せ!出汁のエキスの濃厚さに加え、肉の分厚さとボリューム感が圧力として迫ってくるじゃありませんか。特製なら肉増し+味玉付きというのは定番なれど、肉が固まりでプラスされるというのがオモロー。つい先ほどまで炙りで煙ってた肉がドドンと鎮座しております。そして湯気の中に滲む、野趣感香る豚骨が迫力だね。いかにも図太いエキス感を感じさえるところが、これから対峙する者としては、闘争意欲すら覚えますよ。今回は体調もいいことから、一滴残らず飲み干すつもり!。フライドガーリックもさることながら、生絞りニンニクも投入予定ですから、新品のブレスケとクロレッツも準備万端でっせ!。いざ食らわん!
 

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<スープ> 仄かな野趣ときめ細かく泡立つクリーミー豚骨!フライドガーリックの香りが食欲刺激!濃密なれどマイルドな食感!

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 豚骨詳しくないけど、久留米を思わせる濃厚タイプ。こてこてドロドロとまでは行かないまでも、きめ細かく泡立つ風貌や、深く濁った濃厚さを伺うと、クリームのような重厚さすら覚えます。確かに重そう・・。静かに味わうと、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・例によって豚特有のあの香り。クサ旨系に通じる獣感の片鱗が見え隠れしますね。ド豚骨という範疇でしょうが、不思議なことに重すぎることもない。グビグビと飲み干せる余裕感ありといったところでしょうか?。
 

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 確かに野趣が香る。くちの周りに微妙な貼りつきを覚えるコラーゲン感です。味わうと確かに豚骨の旨味が凝縮。ジワジワと野趣の香りが滲む脂肪エキスが胃に浸透。ズドンと圧迫感なく、じわじわズシリと満足気に溶けてゆきます。塩気も感じるがとてもマイルド。醤油ダレの風味程度のイメージです。むしろちょっとした甘味もありなむか?。スープを飲み干すと、丼の底に骨の髄が溶けて粉になってるけど凄くパウダリー。滑らかさを改めて感じますな。
 

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 マー油は無くともニンニク系トッピングは伝統なのかオマージュなのか?。フライドガーリックがいいね。このカリカリした歯ごたえもいいが、汁に溶けると揚げた香ばしさがナイス。重厚な豚骨出汁の中でも、クッキリとした刺激と風味を発揮しております。更に生ニンニク入れる必要あるのか?とも一瞬思うほどに。青葱とも見栄えが合っていいね。スープに混じると、薬味として清涼感をほのめかしてくれる。ひょっとして替え玉もいいが、白飯に少し垂らしても非常に旨そうです。
 

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<麺> 自家製麺!パツパツ歯応えに余裕を感じる低加水ストレート細麺!腰付きしなやか!出汁絡めまくりの楽しさ!

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 ストレート細麺。カタメ指定をすっかり失念してしもうた(汗)。今回はデフォルトで頂きました。細麺でも極細ってな感じもしない。でもフツーのラーメンよりはスリムと感じます。その上、カタメでもなく品やかな腰付きなので、麺が寄り添うのが印象的です。その分、スープの持ち上げが増すのですが、フツーの清湯ではないので、出汁が持ち上がったまま、絡みついて落ちてこないような感覚フライドガーリックなども一部貼りついたままです。
 

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 やっぱり低加水。密度感はあまり高すぎずで密度感はしっかりキープと言ったところでしょうか。濃厚スープに絡んでも風味は高いです。たしかこちらは自家製麺。製麺もプロってな感じですな。前歯でクスクスと噛みちぎって奥歯へ運んで潰すのが楽しい!。いつも言ってるが・・・豚骨エキスと炭水化物の合体すると新しい旨さが生まれるような感覚がナイスですわ。
 

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 まあ今回も性懲りもなく、海苔や薄いチャーシューを重ねたりして食いますが、海苔の風味もプラスして旨し!。肉の味わいと脂とタレの甘味も重なると更に旨し!。麺を置かずにして白飯食らえるかも(ウソです)?。やっぱり素地の風味がしっかりしてる良い麺だと再認識をしております。
 

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<チャーシュー①> まるで肉のバームクーヘン!分厚さと炙り焦げ目が食欲刺激!

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 不勉強なもので・・・。こちらの特製に当たる「全部のせ」を実行しましたが、肉増しは予想してたものの、ばら肉が固まり?で追加されるとは思ってませんでした。なんだこれは!まるで肉のバームクーヘンじゃないか!。いやバームクーヘンでもこんな分厚さで食らうと親に叱られる程の分厚さ。糸が巻いた跡がしっかりと周囲に一周しており、分厚さは、オレの使用しているPCマウスよりはるかに厚い。醤油ダレが浸透して周囲の脂は飴色に染まって旨そう!。
 
 

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 何と言っても炙りだ!。片面じゃない、両面に炙りがしっかりと入っており、肉が焦げた甘さと脂とタレが焦げた香ばしさが実に表現豊か!。噛み締めようとすると、鯖味噌煮に匹敵する柔らかさ!。ロールの重なりに沿って崩れようとするし、また肉自体の自重でも崩れるほど柔らかい。ううう・・・これは全部のせにしないと食えないものなのか?。と思って帰りがけに券売機を確認したら、厚切りチャーシュー1枚200円とのことでした。デフォルトと全部入りの差額は280円ですから、個別追加より、全部入りの方がお得かと!。激しくオススメ!。
 

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<チャーシュー②> 肉バームのスライスカット?バラ肉ロールの薄ペラタイプ!焦げ目の香ばしさと豚骨出汁の絡み合い旨し!

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 前回も食ったはずのチャーシュー。厚切りを先に食ったあとは、また印象が違ってきますかな?。何と言っても外側の脂身が一番美味いと思っていたのだが、その部分は厚切りで堪能したあとだったから、むしろ中の赤身部分が印象的だったかも。
 

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 これも持ち上げると自重で崩れる。なんとかして麺に巻き付けたりして食らいますが、濃厚豚骨出汁に塗れて吸い込んだ赤身が、実に麺との相性がよく、柔らかくて旨し!ここにも青葱も絡ませて食らいますが、赤身と葱の相性もいいね。赤身の肉味に青葱の清涼感、そしてこってりした豚骨スープが一体化!。噛み締めるほどに唾液がほとばしりますわ!。
 
 
 
 
 
<味変> 今回は生ニンニクのクラッシュをW追加!シャープな刺激で痛快さ2倍!

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 口臭対策バッチリ!今回は生ニンニククラッシュをダブルで!。フツーだったらニンニク刺激で染まってしまうところですが、重厚な動物エキスはすべて受け止めてくれます。つーか、1つじゃさすがの生ニンニクも埋もれてしまいそう。なのでキリリと刺激とシャープさを効かせたいときは、ダブルえ丁度良しという感じです。
 

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<味玉にハズレなし!> 野趣濃密な味風景に優しく沁みる卵の味わい!濃厚甘味とトロミが絶好の箸休め!

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 おいおい・・・味玉が旨いじゃないか。ちょとビックリ。前回どう感じたのかと、以前のレビューを見返したら同じように感動してる自分がいました(笑)。
 

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 フツーに、淡麗清湯系に浮かべても成立する仕上がり。全体的な柔らかさが官能的?。白身の引き締まりがプルンとしており、卵黄の蕩けるゆるさが艶めかしき哉。個人的にドはまりなタイプ。白身には薄出汁の浸透感が均一に綺麗に染まりあがる。そして卵黄は、全体的に緩く周囲はジュレのよう。中心部はトロトロ部分が多めで舌全体にまとわりつく。ジュレとトロトロの境目ないグラデーションな仕上がりです。濃密かな甘味も感じとれる程で、豚骨スープに沈めてみたけど、味の濃ゆさで負けません。嗚呼旨し!やはり味玉の旨さにハズレはなしと再認識!。
 

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<替玉> 固すぎずナチュラルな茹で上げ感で風味あり!まぜそば感覚に変化し楽しくフィニッシュ!

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 看板を見ると、中央が白く塗りつぶされております。そこにはかつて「替玉無制限無料」と書かれてたような記憶で、当時驚愕しておりました。その後は有料になったのですが、しばらくは確か20~30円だったかしら・・・?。一時期50円になったりだったが、今は公正価格と思える100円。今だって激しく応援です。
 

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 1玉めでスープがかなり持ち上がって絡め取られるから、スープの残りは少ない。だから2玉めを入れると、何だか汁なし系みたいな状態になってしまいます。天地返しを繰り返したりして麺の風味を存分に楽しむ!。今回はニンニクがダブルで効いてるので、妙に痛快です。
 

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 このままでは面白くないなと・・・途中で「酢」を投入。これも良かった!。濃厚なタレにサッパリ感が生まれ、更にナチュラルな甘みを発するところが、〆としてはナイス!。個人的には、1玉めより、2玉め替え玉での酢チューニングがオススメ。1玉めはダイレクトに重厚感を楽しみ、2玉めで遊び心を加えながら味わうとう流れ・・・。
 

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総じまして「スルスル食える不思議な旨さ!仄かな野趣滲む・・・重厚濃厚本格豚骨!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。替え玉を平らげたところで、自然と残りスープが僅かとなり一滴残らず完飲フィニッシュ。重厚な豚骨感をこれほど負担なくスルスルと食わせるところが特に印象的かと。店の雰囲気もハートフルだし地元の下支えも強く感じます。もっと流行ってもいいと思うけど、あまり教えたくないような(笑)。ともあれ、西東京エリアでも田無界隈で、時間に余裕あるランチなら激しくオススメです。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。
 
 

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