久しぶりの朝ラー総本山へ!敬意を表してネギにチャーシュー追加!
時差出勤を前倒し!川崎方面に出る日に合わせて、久しぶりに朝ラーメンをかまして参りました!。ご存知朝ラー!ラーメンショップと言えばこちら「GOOD MORNING ラーメンショップ」さんです。実に久しぶり!コロナのご時世、営業してるか多少心配してましたがなんと満席!。都合よく空いた一席にスベり込みます。前回は確か定番のネギラーメンだったような記憶。今回は、敬意も表して「ネギチャーシュー」いたしましょう!。
ま、その前にこちらでは「空気を読む」必要があるような・・・。前回訪問で予習したとおり、座ってまずは待ちます。注文コールは合図を受けてから。その合図を見逃しがちなのですが、私の場合は、迷ってるようなふりしてメニューを眺めつつ、オヤジさんの他客への配膳が済んだ頃合に目線を送ります。ドンピシャって感じで、語らずとも目が注文を聞こうとしてるのが分かる(汗)。さも常連かのよに・・・「ネギチャー・・・」呟くのみ。ネギラーメンの中盛「ネギチュー」と間違われることなく、しっかりと伝わって良かった・・・・。
<全体> 黒擂り胡麻?の様なバラツキとワイルドな豚骨出汁感!褐色にしなり揃う長葱!もはや大衆的形式美!
まあ、朝のラーメンショップで女性を見かけることはまずないのだが、今回は珍しくおられたのは、近くのゲーム会社か物流大手の社員さんなのだろうか?。素敵でした。と思う心を断ち切るように配膳が完了!それはこんな麺顔でした!。
おおお!モーニングパワー!ラーショの朝ラーは見慣れてはきたとは言え、やはり総本山の一杯となると背筋が伸びますな。青磁を思わせる色合いの大きな丼は、ラーショのアイコン。そしてその上に盛り上がるネギは、まさにこのブランドならではのシンボリックな佇まいであります。そのネギはワイルドかと思いきや、とても細かい千切り状態で、下味もよく絡んでいる様子。そして出汁を少しづつ吸い込んでいるようで、薄く褐色に染まっております。青磁と葱山・・・ラーショたる形式美とすら思える次第。
また、同じ一杯でも店ごとに違う海苔の配置。大抵は丼の壁に傾け配置されます。しかし、こちらは内側に葱山に横たわる湯用に2枚配置するのが特徴の様子。割と溶けやすい海苔なので、早めに食らうの常です。
<スープ> 初動はマイルド!食い進めるとヤミツキ感覚える塩気と豚骨!胡麻油風味が食欲をアクセル!
さてスープ。ジャンキーなイメージで啜り上げますが、何ともマイルドで飲みやすいスタート。葱の風味と香味油が濃ゆく当たったためか・・・東京豚骨醤油といったギトギト感が意外と低めでありました。確かに白濁さに豚骨エキスの深い煮出しか感じられる。醤油のカエシが染みて乳褐色に映ります。しかしラードが蓋をするとか、背脂がぷかぷか浮くという、こってり攻撃はわりと大人しめに感じました。
しかし中盤からは、徐々にヤミツキ感覚が芽生えてくるようです。漂って来る豚骨煮出しにジャンキーながらもしっかり豚エキスが伝わります。その旨味に一体化する塩気が確かに感じ取れる。塩っぱいと思わせる一歩手前で、胡麻油や葱の風味が浸透し、尖る味わいにはならない感覚。ドギツイ刺激はありません。・・・だったらそのままで味わい尽くすものでしょうが、やっぱり後から味変化させたくなるのよねぇ~。
<麺> ラーショと言えば御馴染み!薄黄色のストレート細麺!淡い風味と汁の持上げと浸透力が素晴らし!
大抵はこの本部扱いの麺を使っているので、同じような味わいではあるのですが、茹で上げだけは、多少個性がでてくるようですね。割と加水は高めでモチモチ度合いは低く、ひょっとしたら序盤では風味を感じていたかもです。初動はクスクスとした噛み心地が快感です。また箸でリフトすると、整って引きあがり、スープの持ち上げもかなりよい。
また汁も吸い込むのがよろしいようです。時々ネギも絡んでザクザクとした感じが、麺のクスクスヌツヌツとした食感に絡むとより旨く思えます。そのままでも、口当たりからのど越しはとてもライト。表面がツルツルな上に香味油を潜り抜けて来るからライトに、ズボボボボボボーーーっと啜りまくれます。最後な軽く奥歯で潰す。塩気と香味の効いた旨味と合わせるとまたレベルアップした旨さに感じますね。
<チャーシュー> 肩肘張らないが煮出しの仕上がりナイスな豚肩ロース!トラディショナルな下味と出汁との一体感を噛み締めて楽しむ!
朝からちょっとだけ贅沢。総本山に敬意を表するのもあって、ネギじゃなく、ネギチャーシューにしてみました。いつもならブツ切りになって葱に混じる肉が、今回は一枚肉が5~6枚もあって非常に満足。フツーにターシューメンとしても満足度を感じます。
実にトラディショナルな仕上がりのチャーシュー。煮豚タイプで塩煮豚のような感覚です。部位は肩ロースと思われますが、赤身部位が多めで脂のサシが低めの肉。下味からサッパリめに感じましたが、スープに浸って葱味わいまで混じるので、濃ゆい感じもします。噛み締めるとスープの味わいが確かに滲む。そして肉味に染まった塩気も片鱗が伺える。これは葱を巻いたり、麺を巻いたりして楽しむと良いですな!。急に白飯が欲しくなる味わいとはこのこと!旨し!。
<味変化> 今回もお約束中のお約束!おろしニンニクでシャープでクサクサに!ラージャンで味わいホットに!ヤミツキ度アップ
ラーショ来るならやるしかないでしょ!例え朝だろうと!。これから仕事ですが、後でブレスケア・ストロングを半分ほど飲み切る覚悟で対峙いたしました。おろしニンニクは、期待通りに味わいをシャープにしてくれる!王道の味変アイテムでございます。
そしてラージャン。豆板醤ベース?もしくは豆板醤そのものなんじゃない?と実は店によってはブランドが違うので、微妙な変化も面白いですね。いつもながら発酵感が豊かでコク深い辛味がナイス!。妙に今回は味噌感があったイメージで特に相性よく旨しでした!。
<ネギ> 意外と繊細で出汁を吸取って褐色に染まる!胡麻油香味と出汁と麺の絡み合いが最高!
ラーショのネギ。実はネギ自体の質感が高いんじゃないかと、ひそかに思っている次第。ネギが命って感覚すら覚えます。実に細かくカットされた長葱で、白い部分と青い部分のバランスがいいですね。両方の微妙に違った甘味やフレッシュさがありあり。胡麻油と調味料が混じった下味が、言うまでもなく秀逸!。この味付き葱だけで白飯がバクバク食えると思います
。
カットが本当に細かくて揃っているところが、これがまたスープを呼び込み、吸い込んでいるようす。ゆっくりと葱が褐色にそまってしなるような風貌に変化してゆきます。嗚呼、ジャンキーなイメージが吹っ飛んでしまう・・・。ネギは麺と絡まるのが旨いのですが、チャーシューと麺を合わせて食らうのが最高であります。
<メンマ> 意外や意外・・・豚骨出汁にマッチする醤油感と擂り胡麻感?がベストマッチ!
おいおい・・・ラーショでこんなにメンマが旨いという記憶が無かったかも。ちょっとびっくり。コリコリと小気味よい歯応えを感じさせる、繊維が引き締まった短冊状メンマ。下味浸透はフツーめで、まぁよくあるタイプだが、妙にブラぺのようにも見える黒胡麻??が相性がよし。そして見た目のまんまの旨さであります!。
総じまして「働く男のモーニング・ダンディズム!ウィルス退散豚骨パワーな大衆朝ラーメン!」と言った感動の嵐!
・・・食べ終わってご馳走様と伝えつつ、オヤジさんの調理と配膳が一区切りついたところで目線を送る。オヤジさん、しっかり受け止めくれてスムースに代金清算!。渋い男は語らずとも通ずるという感じです。ともあれ朝にしっかり食うと午前中から力漲り調子がいいよ!朝ラーメン激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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