男臭さと最濃厚の豚クサ旨さ!衣服に染みるか!?
濃厚豚骨ってのも10年もっと以上前、ブームだったのかハマったのか。でも急に思い出したように食らいつきたい気分です。私が幸せ?ラッキー!と思えるのは、活動エリア近くに「きら星」があること。また行って参りました。へへへ・・・案内された席が、一番奥の豚骨茹で釜に一番近い席。ま、特等席なんですが・・・・ ハンガーに吊るしたダウンジャケットと、上に羽織ったスウェットが、モロ豚骨臭気を纏い染み込ませたようですよ。自宅に帰ったら、嫁はんに速攻で全身にファブリーズされまくってしまいましたー!。
<全体> 濃厚民族御用達!豚骨エキスの重厚な匂いと泡立ち!飽き足らず熊本味変でマー油!
これはもうすでに「豚が溶けてる」ということです。まさにレベルを超えたような重厚感!。オーラの如きにエキスが漂って来るのです。これぞクサ旨とはよく言った!。スープの泡立ちがきめ細かい。そしてトッピングのバラ肉とキクラゲも実に興味深い。漢気溢れる一杯という存在感なのですが、2種盛りのうち低温調理肉が乗っており、ほっとさせる要素もあります。
そして今回はわざわざ「熊本ラーメンに変更」と言うことでマー油が垂らされてる。焦がしニンニクの香ばしさが熱気で立ち昇ります。
<スープ> マスクを潰す豚骨臭気!クサ旨さに貼付くコラーゲン!一気に高めるマー油の香ばしさ!
配膳されるとマスクを通してズドン!と伝わります。まさに野趣と感じる壁のようなインパクト。これぞ「きら星」です。あゝ、やっぱり豚骨のクサさが痛快です。ゲンコツを割って髄を煮だし切ったトロトロ感がありあり!。その匂いの強さと比例して旨味が分厚いのだわ。そして意外と塩気の角が立たず、むしろ緩いポタージュのようにすら覚えます。更に口元にはエキスがペトペトと貼り付く。コラーゲン感が極めて深いと感じます。
それはやはりカシラの溶け込み?。コラーゲンの溶け出しに優れて、味わいと香りは個性的ですが、大胆に旨味を最大限に抽出したという感覚です。クサ旨極まれり!。また「熊本ラーメン変更」にした為、焦がしニンニク油が痛快!。これが「香味油」としてガッツリとベースの濃厚豚骨と溶かされてる様な状況です。豚骨パンチにシャープさが生まれる。
<麺> 自家製麺!超濃厚エキス確実に受け止める風味強さ!引き締まるヌツヌツ感!具材と絡むガッツリ感!
これだけ超個性的な濃厚スープをがっしり受け止めるのが素晴らし過ぎる!。それだけ風合いが実に強いと感じます。硬めな茹で上げ加減でもないのに、しっかり素地の旨味を感じる様子。まず太さがしっかりしてヌツヌツとした歯応え。それは熟成感と言うより、むしろフレッシュさが強いイメージです。
またフレッシュさが具材と絡んでもまた旨い。肉味にもしっくり合いますし、キクラゲの豪快な歯応えは痛快です。最後まで熱ダレもせず伸びにも強いと感じさせる。実に強い麺ではないか!。
<チャーシュー> 香ばしく甘い大判豚バラロール肉!野趣な味風景にぽっかり浮かぶ低温調理豚肩ロース!
肉は2種盛り!。豚バラ肉は、実にスタンダードな煮豚タイプです。そして大判で肉厚。醤油ダレの浸透も深く、全体的にトロトロになるまで下味が浸透しており、その上に重厚な豚骨スープが絡み染みこんでゆくのです。箸で持ち上げると崩れるほど柔らか。そして崩れてから楽しいのは、麺と絡んで楽しめること!。隙間に入り込む丁度良いサイズに崩れ一緒に噛み締めて旨しなのです。
そして低温調理を思わせるしっとりした豚肩ロース肉。実は見栄えより意外と大判で肉厚。2枚も乗せられてます。重厚な味わいの中で、薄味滋味がホッコリ間を誘うよう。肉なのに箸休めにも感じる上品な旨さかと。これも巻き込みやすいので、やっぱり1枚は麺に絡めて味わいました。
<温野菜> ザクザク感が少し残る絶妙な茹で加減!野菜甘さにマー油と重厚豚骨が滲む
ほぼモヤシですがキャベツもアクセントです。クタる手前のシャキシャキかんが残っており、それぞれナチュラルな野菜甘味を広げてくれます。これが重厚な濃厚ド豚骨にちょっとほっこり感覚を滲ませるようで旨し!。更にここにマー油が深く絡み、中和的に受け止めるような味風景もなかなか良いね!。
<具材> 痛快ゴリゴリキクラゲ!ヌツヌツ中太麺と絡んで歯応えの競演!
豚骨系なら定番なアイテム。超濃厚スープやグラマスな麺とも絡みやすいし、複雑に絡み合うゴリゴリ感が痛快で楽しい旨さです。これも濃厚豚骨なら必須アイテム!。
総じまして「独特でヘビー級なクサ旨さ!野趣感覚に埋もれて極楽濃厚民族!」
・・・と言う感動の嵐!。やっぱり「どとんこつ」はレギュラーの濃厚さとは一味も二味も違うと深く感じました。この後ずっと夜になってもズドンと腹に沁みた重厚エキスの腹持ち満足度がキープ。恒例の限定も良さそうだが、とにかく濃厚大好き!濃厚民族な方には激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!