ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2762】 ラーメン二郎 京都店 (京都・一乗寺) ラーメン ニンニク

<まさか来るとは思って無かった!二郎もオレも・・・・・一乗寺


 今回の京都の平日は、時間に余裕がなかったので、本来は諦めるつもりであった二郎京都店。しかし、実家エリアのまさかの出店で、どうしてもスルーが出来なかったのだよなー。用事を終えて、行列緩和策の「整理券」を得ようと、営業時間中に駆けつけて見る。すると、19時台の回に滑り込むことが出来ました。これをラッキーと言わずなんと言おう。それまでの空いた時間は、白川通りのマクドでウダウダと、ネットしてて遊んでました。








 そんな感じで指定時刻10分前に来てしまって、貴重と思ってた整理券渡すとどうぞどうぞと奥の細道へとご案内されます。てっきり店前で行列形成すると思ってたんだけど、ま・・いっか^_^。結構カップル客が多く、随分とフレンドリーな雰囲気に満ち満ちています。この京都店では、麺少なめを「控えめ」というのね。水色のプラ券がそれでして、だから多少安心して女性客も訪れやすいのかもしれません。


     











汁:「カネシがキリリ!ほんのりライトな醤二郎は好みのあじわい!」


 厨房では3名体制。明るいチームワークが、学生の多い街一乗寺には似合います。座る前から、どんどんとプラ券確認で麺を茹で上げて行きますから、意外と回転早く、座ったらあっという間に食えたと言う感じです。今回は、デフォルトにニンニクのみと言うコールでいただきました。








 さてその麺顔、直系のフィーリングがダイレクトに表現されとりますねー。写真だと極めて普通に見えるのだけど、もやしの山もソコソコありますし、豚などは幸運にも端っこのブロックがゴロっと丸ごと投入ですよ。嬉しい悲鳴とはこのこと。そしてようやくスープにたどり着くのですが、このスープがまた、ここまでハッキリしているのかと感じるほどの、「醤二郎」タイプでありました。







 ここまでの醤油か!と言うブラウンは直系でもかなり個性的かなと思うもの。さらにニンニクをましたのもあって、そのジリジリと言う塩気と香ばしさを感じる塩気が、いつにも増してシャープに感じます。滅多にアブラコールをしない自分としては、これ個人的には好きなタイプです。しかし、全体的には脂分がライトと思え、全体としてはスッキリめに感じる仕上がり。背脂の低さはたまたまだったのかは不明ですが、重くなく食えるところは、京都風に言えば・・・はんなり二郎と言って良いのか。徐々にヤサイの汁気も混じるし、麺の粉風合いも滲むし、後半はとても食べやすい。そういう場合は、テーブルセットの醤油と一味唐辛子パウダーを入れれば、ガツンと気合が復活可能かと思われます。
















麺:「茹で上げナイスなミディアム感!柔くもなくハードでもなく、スリムでワシワシっと食って風味よし!」


 麺は美味い! 直系の味わいをそのまま京都盆地に広め、さらには大阪平野も惹きこめよと思うわー。微妙にスリムに感じる平打ち系で、捩れというか、全体的にはウネウネしています。ただ柔らかいようで、しっかりとオーション風味を感じさせる部分もあり、前歯で切るタイミングでは仄かな風味も感じます。それが、じわじわと、醤油強めの豚骨醤油に染まってゆくので、後半にはどうなるのかと気を揉みましたが、普通にしなやかな腰付きです。








 構えるほど、剛麺ではありません。ハード系と言うより、素朴さとしなやかさが腰付きに現れるようで、初二郎でもたべやすい。食べやすいJ系と言うのもあって良い。極めて個人的だが、この麺なら・・・・武蔵野うどん風に食っても美味いかと思います。












豚:「かなりトップクラスと思うのだけど、柔らか肉質とコラーゲンぷるぷる感!」


 まてまて・・・豚が喜んでいるではないか。と思えるほど、なかなか豚が美味かった。しかも、京都を意識しないでも、肉質がきめ細やか。そしてカエシの味が周囲に沁みつつも、微妙に薄味。前歯でも肉の塊が、ガブリと噛み締め千切れる。それだけではない、脂身・コラーゲン部分が芳醇に身をまとっている。周囲のぷるぷるした脂の食感とその甘みが、もはや麻薬級に好きかも。しかも、適当な大きさだなと思ってたら、奥に分厚いどころかブロック肉になってて、とてもご褒美てきですwww。













ヤサイ:「ほぼモヤシの印象、カネシの塩気をさっぱりさせる良い仕事ぶり!」


 ヤサイは、悪い印象はないものの、ほぼモヤシであったことは、一応付言しておきます。カネシの塩気で染まりそうな醤油系に、塩気が強いところをモヤシが結構中和してくれてる。全体的には、シャキっとした度合いが少し残っていた感じで、その方が、スープ相性としては良かったなと・・・思い出しているところ。












 総じてまして、「 ナイスな滑り出し!と思える関西進出!直系の着実なる伝播!」と言う何だか毎度毎度抽象的な感想でごめんてゃい!。ところで・・・二郎系と言うのも、私の10年以上前じゃ、関西エリアじゃ知らない言葉でした。ジャンクなラーメンはあったものの、私の記憶が正しければ、一番最初に関西で存在感を表したのが、ここ一乗寺にある「ラーメン荘 夢を語れ」ではなかったか?。言わば関西のJ系オマージュの聖地に、本物がやってきたと言う感じです。殴り込みと言うより、共存共栄となってほしい!。関西J系の聖地として、新しい京都ラーメン、一乗寺の歴史が始まってもいいじゃない?そうなったら素敵!。ここは、帰省のたびに寄ることとなりそう(笑)。地元のとあるラーメンLOVERと共に・・・。と言うことで、一乗寺ラーメン事情の新しい風を感じつつ、東京に戻る前に詠います!。



   暖かく
   清しき空に
   黄色映え


   都の風は
   ニンニク風味



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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