ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2736】餃子の大勝軒 調布店 (東京・調布) 中華そば+ハイボール ~謎の大勝軒!かなり使えるネオ大衆系!!

<ドタバタ劇も活気があって良しという感じか?・・・ネオ大衆な大勝軒出現!>


 どう言うわけだか私はそんなタイプ。それは・・・・・「アドリブに弱い」。例えば、発表はプレゼンでは、想定されるQ&Aくらいは頭に入れて臨むのだが、極端に偉い人だと、「オレをおちょくっとるのか??」と思えるような突拍子もない質問をたまに返してくる。それが実に困るのよねーーー。本筋とは全く関係なく別角度の質問がくると、凍りつくんですよ私って。まあ、そんな時は大抵助け舟出す人がいるわけだが・・・・、いい加減そう言う助け舟なくとも、自力で切り抜けたい。と、思ってて幾年経っただろう。いかんな(タジタジ・・・)。


 そんな恥をかいたある日の帰り道、とても怪しげな大勝軒情報を得たので、気分転換に行ってみました。それは「餃子の大勝軒 調布店」さん。調布とくれば、煮干しのたけちゃんなんだけど、そのすぐ近くにそれがある。それがですね・・・・よりによって、まるで日高屋みたいな作りの大勝軒なんです。また、餃子の・・・ってのが何だかねー。きっと偶然装い大勝軒なのだろうとか思ってたら、マスコット的なキャラの見栄えが山岸御大によく似ていて、しかも胸には「心の味」ってしっかり書いてある。これはどこの資本系なのだろう???「中華そば 390円」「ハイボール 290円」。この価格設定も日高屋に似てる。おまけにチゲ味噌まである。つまり、「餃子の王将」「熱烈中華食堂 日高屋」、そして「東池袋大勝軒」を掛けわせたような店なのだ・・・・。






 そこがまた、今回の訪問は、何かトラブルの最中に当たってしまったようです。訪問時、8割方の入店。スタフも結構数がいる。しかし、私の存在に気がつかず呼び立てたりして、食券を渡して座る。そうすると、右隣の先客に「お詫びでございます」とビールが運ばれてきた。この時点であれ?と思ったのだが、どうも厨房とフロアでトラブってるのだわ。「一回落ち着きましょうよ!」なんて言うスタフの声が聞こえてくるから、むしろ笑ってしまった!。そしたら、ここで絶妙なタイミングで、どこかの客が料理を皿ごとテーブルから落として、ガラガラガラガラーーーーって大きな音を立てる。これは、店側には気の毒・・・・。相当混乱してるところに、その後片付けに工数を割かれてピンチです。この日のオレのプレゼンに似た焦りに通じまわな(嫌なことを思い出した)。


     




 遅れて出てきたハイボール。なんだかなーーーー、こんな氷が少なく炭酸が抜けたの初めて。でもそれだけ中身が多いと前向きに考えましょう。実際に、いつもの感じよりアルコールが濃いのか、酒のまわりがいいかんじだったし。







汁:「390円(税込)でこの煮干しニュアンスというところに惹かれる!」


 20分弱で配膳が完了です。ハイボールがすっかり空になってしまいました。この時点で、もう相当期待できない一品なのだろうなと思っていた。ところが、実際には【これで390円ならアリ!】ですよ。返す返す・・・これでオペレーションがしっかりしてたらなーーーて思ってしまった。






 正直言って、どこが大勝軒なのか?と思ってしまう部分が多い。こんなに粗めな魚粉がうごめく魚介系は大勝軒イメージとは違い、また魚介は甘さでバランスとるのが大勝軒と思っていた。そこにこんなにも、多少なニボニボ感覚でうまさをアピールしてる。私のイメージとは違った大勝軒です。しかし一度ここで、大勝軒を忘れてみよう。普通にこれが390円だとしたらどう思うか!?・・・そう問いかけてみると、これはなかなかの出来栄えかもしれません。






 私個人的には、日高屋390円よりも魚介の出方は、こっちの方が好みです。煮干しを明確にアピールしてくれてる。そしてそれが動物系の油にじっとりの滲んでおり、麺への貼り付きも確認できるほどです。一方、醤油ダレは、個性派完全にバックアップに回ってますから、塩気のキレより、まろやかさに比重が置かれた味風景です。豚以外にも鶏の貢献もあるかもしれない。そして・・・やはり人工的アミノ酸の貢献もあろうかと言う感覚。それも悪くないが・・・。








麺:「390円(税込)でガッカリ麺ではなく、イケてるって正直思う!」


 麺は、立ち食い蕎麦屋のラーメンに近いものだろうと勝手に予測してたら、これまた価格を考えればいいかんじです。色合い枯らして、実にナチュラルな薄くて落ち着いた黄色。角麺のエッジがきっぱりとしていて、だらけがない。そして前歯の千切りが大勝軒風のモチモチ感は封じられて、クシクシっと奥歯で潰しながら食える。また妙に汁を吸い込む性格であり、煮干しのカケラを貼り付けるので、歯で噛んでうまさを知る感じがいいです。個人的には、そう言うのは太麺で感じること多しなのですが、こんなに大衆的な麺で、堂々たる煮干し汁との対峙とは・・・・なかなかやります。












具:「390円(税込)とは言え、なんちゃてーなチャーシューでもない!」


 この価格でも、しっかりと二種のチャーシューを提供してくれてる。バラとロース。永遠の肉部位ライバルですかな。どちらも薄味で、調理過程で余計な脂が抜けた感じがします。それでもバラの脂身がシンプルに旨く、焼酎で舌に残った旨味を流したいような気分いさせます。一方のロースは、繊維質の隙間にスープが入りこでもやは、スープ味に蹂躙されとる感じ。それもまたよしなのだが。





 また、メンマは一般的で、海苔は完全に途中から溶けてしまいます。しかし、くどいですが390円でならこれはこれであり!頑張ってると思う。







 総じまして、「謎の大勝軒!オペレーションさえ改善すれば、かなり使えるネオ大衆系!!」と言うの感覚でして、総合的には、オペレーションのドタバタ劇が実に惜しいところ。これが逆に完璧だったら・・・中央線にも進出してほしいと直談判したいかもです。誠にくどいですが、これで390円と言うところで評価しましょう。なにはともあれ・・・冒頭のドタバタ劇ありーの、390円の価格衝撃ありーの、結局うまかったりして大満足。ここはまた来るぜ!!・・・・・と宣言しようと思ったら、「聖蹟桜ヶ丘」にも同じ店があるのだとか。こうなったら、そこ行きましょう!と決意したところで、眠いからとっとと詠います!。



   駅前で
   日高屋気分の
   大勝軒



   ドタバタ劇も
   楽しからずや



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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