ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4662】 保谷大勝軒 (東京・保谷) チャーシューワンタンメン + 生玉子 〜肉はダイナミック!雲呑はハートフル!麺と出汁はノスタルジック!さすが名門永福町系譜大勝軒!

永福町系譜の名門大勝軒!6年ぶりに訪問してみたよ
 永福町大勝軒創業者の弟さんの暖簾分店。大勝軒の中でも名門ですな。いつかまた行こうと思ってたら、前回訪問から6年以上も経ってしまってた。いつ前を通っても行列が途絶えることなしなのでずるずと放置してしまいました。ちょうど平日在宅ワークで、スキマ時間ができましたので、久しぶりに突撃してみました。平日昼間の猛暑では行列も少ないし狙い通り!。今回は、滅多にこれないと言うことで、思いっきり弾けてしまいましょう!。チャーシューワンタンメンと言う、この店で一番ゴージャスな一杯!。
 

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<全体> 醤油ブラウンに溶ける王道の煮干出汁!想像以上に大胆上質な肉増し感覚!茹卵がまるでアイコン!

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 おおお!調理担当のお母さんが直々に厨房から回って配膳してくださる。デカくて重いのにと恐縮です。さすがこちら名門永福町系!。①デカ丼、②銀トレー、③デカれんげ・・・は形式通り。更に感心するのが④お冷のグラス。この形が永福町系スタイルで、昭島・一ツ橋・増戸などの大勝軒では受け継がれてるスタイル。しっかり継承です。更に⑤デカれんげ受け、があれば完璧。ちなみにこのデカレンゲ受けは、三鷹大勝軒で見かけました。さすが名門直系4ポイントも踏襲。
 

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 とは言え、チャーシューメンスタイルが、こんなに肉肉しいとは知らなんだ。もっと古風な煮豚が乗るのかと思いきや、想像以上に大胆上質な肉増し感覚!今風の一杯にも通じる質感で少しばかり斬新に思えて嬉しいじゃありませんか。そしてワンタンは期待通りに薄皮トロトロ感覚でいかにもレトロな感覚。レトロと言えばスープの煮干し醤油感覚もそんな感覚で、穏やかな煮干しの雰囲気にラードの溶け込みあってかなり旨さが期待できるじゃないか!。
 

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<スープ> 実に甘味ナチュラルで優しい煮干感!重くない豚煮出しとラードの溶け込み!熱々でもゴクゴク飲み干したくなる!

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 うっ・・・旨い!。昔はそれほど響かなかった味わいだが、今ではすっかり虜です。永福町系の味わいって、昔はどれも似たようにしか思えなかったのだが、分かってくると個性も見え隠れ。まず「煮干しが柔らかい」のが特徴というか印象的。軽くニボっと・・・まるでスパイスのように?感じさせるのがフツーなんだが、その部分は低め。その代わり馴染みやすい旨さと感じとれ、煮干しのナチュラルな甘味旨味がストレートに感じます。更に言うと豚の煮出しとラード感も強くないの傾向なのも好印象。重すぎない味わいとなっており、やっぱり女性が取り仕切る店らしい優しさが溶ける味風合いです。
 

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 そして胡椒感も低く、柚子風味は排除したのも特徴的かも。そんな余韻もあって、ボリューム売りの店であっても、女性客が比較的多いのだわ。夏休み時期だったから、子供も食しており、お子様でも安心して味わえる仕上がりかと!。だから私などは熱々でも思わずゴクゴクと飲み干したくなる次第!。
 

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<麺> ご存知!草村商店謹製!カタメ指定で捩れる細麺!前半は微かな風味・後半は出汁と一体化した旨味!実に安定感!

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 永福町はカタメ調整不可。でもこちら保谷はカタメ対応してくれます。カタメと言っても、一般で言うフツー茹で感覚で、芯や風合いが少し残ると言ったことはなし。それでも序盤はやっぱり、出汁が染み切らない素地の微かな風味を感じる程度です。もう中盤以降は、出汁を吸い切って炭水化物と出汁旨味が一体化した旨さが味を占めます。ズボボボーーーと啜ると捩れたボコボコ感がウネって汁ハネしきるかも!。
 

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 へへへ・・・当然のようにワンタンの皮やを巻き付けたりして、麺で遊びながら味わい尽くしますが、今回もやっぱり生玉子!つけ麺と言うか、すき焼きと言うか、そんなアレンジで麺を絡めて楽しみます。これはやっぱり、しっかりと麺が出汁を吸い切って緩々になった状態が好都合。玉子にしっかり絡みますし、麺に染みた旨さで玉子もまた旨しと言った相乗効果です。デフォルトで2玉、300g弱はあろう麺量ですが、生玉子があるとツルツル食えるので、いつも苦なく食えてしまうのが不思議。
 

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<チャーシュー> 肉厚大判豚肩ロース!脂身と赤身を本質的にしっかり味わえる!永福町系ではマジ一番旨いかもよ!

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 知らなかった・・・この店、肉が旨いのだった。ちっともレトロな煮豚じゃなく、しっかり令和でも通じる上質さを感じる煮豚肩ロース。分厚いスライスに、脂身が多めに差したり塊があったりして、脂身の旨さがしっかりしてるじゃないか!。更に赤身が・・・スポンジのようでスカスカしてない。確かに出汁も吸い込んだ旨さもあるが、肉の味わいすら覚える旨さ!。いやぁ〜チャーシュー増やしといてマジで良かったわ!。ひょっとして、大勝軒看板ではトップクラス?いや一番かもと思える旨さでしたわ!。肉増し激しくオススメ!。
 

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<ワンタン> 出汁を吸いまくって蕩けまくる皮!破れず素朴な肉餡をキャッチ!尾ひれは麺に絡みまくる楽しさ!

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 ご存知、大きい薄皮がしっかりと出汁を吸い込んで褐色に染まる仕上がり。破れそうでなかなか破れず、シンプルな塩豚粗挽き肉餡を包み込んでおります。喉越しの楽しいのは言わずもがな、また麺に絡めるのも上述のような楽しさ。今回は、肉にかなり気を取られましたので、終盤は多くワンタンが出汁に浮遊してしまいました。汁ワンタン気分で味わいましたが、ご年配のお客は、麺なしのワンタンを美味しそうに食しておられたのが印象的。やはり大勝軒系のワンタンはいいね。近年必ずつけることにしてます。
 

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<メンマ> 実は人気メニュー!素朴なれど出汁感と柔らか仕上がりが旨くて心地よし!

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 異様に注文率が高かったのは偶然なのか?。小鉢に盛られたメンマが大人気アイテムでした。確かに素朴な質感と味わい。柔らかい仕上がりで、出汁と素材感のバランスいい味わい。甘いようでそうでもないのがいい感じ?。
 

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総じまして「肉はダイナミック!雲呑はハートフル!麺と出汁はノスタルジック!さすが名門永福町系譜大勝軒!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。この数年ずっと行列が途切れたところを見た記憶がありません。大盛感覚の店ですが、接客も味わいも実にハートフル。そして名門系譜の旨さ!。保谷駅近くですので、西武池袋線利用者ならたまにはタイミングずらした昼飯で狙ってみてはいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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