ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2733】 お茶の水 大勝軒 (東京・小川町) 中華そば

<多忙なサラリーマンを救う通し営業は嬉しい>


 所詮私はそういう男。・・・・外国人対人恐怖症。やはり、普段接していないせいもあるが、急に外国人に街角で話しかけられて、とてもビビるという性格。若い時に、海外出張とかした割には、全然それに対する免疫がつかず現在に至る。そしてなぜか、外国人の人に話しかけられることがちょくちょくある。日本人に見られてないのかもしれない・・・・顔が濃いのか??・・・・!!!。今回は、神保町で外国人と出会ってパニック・・・・。この日は大手町で少し用事があったものだから、つい昼飯タイミングを消失してしまった。次の移動も考えて三田線に乗り、神保町で乗りかえ。このタイミングしかないと思い、考えついたのが「お茶の水大勝軒」での昼飯。そこへ向かう途中で、ベビーカーを押した半袖半ズボンの外国人の方が向こうからやってきて、神保町の駅はどこかと尋ねてくるように感じた。ジンボウチョウ、サブウェイ、ステーションだけは聞き取れたので、おそらくサンドイッチのSUBWAY神保町支店ではないとは判断した次第。・・・・・そこからが、全く稚拙な英語しか出ない。たまたま、一本道だったから、ジェスチャー交じりに答えたが、相手はわかったのか、わからなかったのか・・・・苦笑いのような笑顔をくれた。


     






 そんなこんなで、この店に辿りつくまでは、仕事やらハプニングやらで、もう頭はパニックだったわけです。なので何も考えずに「中華そば」でいいやと券売機で食券買って店員さんに渡します。「少しお待ちいただけますか?」と言われたので、ええと答えたような記憶。これが実は少しではなかったのだな・・・・20分弱は待ったような。何か生産ロットの隙間に入ったような、はたまた麺釜の湯を入れ替えるタイミングにハマったのか理由は不明。でも待つと伝えたから仕方がないよね・・・。


     











汁:「魚介の利いた醤油と、更に淡いライト豚魚の中間感覚! グビグビ飲み干せる感覚がナイス!」


 配膳の時、本当に遅れたのを申し訳なさそうに運んでくるから、許しかない。ここで怒るのはみっともないし、トラブルは仕事をしていれば起きるものだ。そんなことより今回は、通し営業してくれてたのが救いだったし、昼飯抜きになってたかもという危険性を考えれば、怒る筋合いもない。とは言え・・・スープが多いのか、やや埋没気味の麺顔は、やや締まりが無いように見えても仕方がない。








 スープが、大勝軒系あるあるーな豚骨魚介の様に見える。だけど味は、豚骨魚介とは言い難いスッキリした味わいで、「魚介醤油」と分類したくなるようなフィーリングが、冒頭から印象的です。「ライト豚魚」と「醤油」の間のちょうど中間にあるような味のバランスで、最近こういう東池袋系も多い。迷った挙句「醤油系」と分類判断しました。







 豚骨を度外視している訳ではありません。髄の本質やコラーゲンをあまり出さないスッキリした仕上げと、動物系についてはそう申し上げたい。脂が少し表面に層を成しているわりには、くどくない。旨味が広がる一方・・・ちょっぴりと調味料の存在に反応してしまう私が、自分でみみっちいと思うけど。








 塩気は控えめ。醤油感覚も丸みをかなり帯びている感じで、塩気自体も無意識な感覚で、ただ魚介の風味がストレートに伝わる思い。これはライトでグビグビと最後まで飲み干したい気分になり、最後は欲望に従いました。







麺:「軽く捩れた中太モチモチ麺!これも大勝軒王道のフィーリング」


 麺は全くもって「大勝軒」なスタイルです。とは言っても、つけそばと汁系で「太さを分けてるところ」、「つけそばサイズに汁そばを合わせているところ」などありますが、こちらは前半なのか。汁系にしては中太なフォルムでストレート麺・・・と呼びたいが、所々捩れがあって絡みやすい感じです。もう言わずもがなのモチモチ感覚でして、密度も低め。汁の浸透というよりも、汁のまとわりつきとか、持ち上げに期待を寄せても良い麺です。







 表面に若干のヌルつきがあるのが面白い。そのヌルつきが滑りの抵抗感を感じさせますが、それにスープの方から絡んでいくような感覚。ズボボボボーーーーと啜りあげられそうで、意外と歯と箸で最後は口の中へと運ぶ。それもまた、うまい方程式なのかもしれません。













具:「イメージ通りのスカスカロース肉が嬉しい! メンマも醤油感覚ちょい深し」


 皮下脂肪と直下の筋肉質の脂の抜け加減が、実に一枚でコントラストを表現しているようなチャーシューです。あっさり系に見えて、漬け込みのタレの塩気と香りが運ばれてきて、うまい。ライスでもなく、酒でもなく、ラーメンのトッピングに最適な仕上がり。歯ごたえも適度にあって、昔ながら感の仕上がりもナイスです。一方、メンマはタレの浸透が深くて、関東ならではの深みのある色合いが良い。これは、なぜだか酒にあう仕上がりでした。












 総じまして、「陽が強くなりだして汗かいて、塩分補給のライト豚魚」と言う感じでしょうか。妙にこのタイミングは暑く感じたのが印象的。気候のせいなのか?、いやそれもあったかもしれないが、街角で唐突に外国人に話しかけられた焦りが、体温の上昇につながっていたかも・・・・。汗をかいた顔を洗ったら、塩気を感じる。ラーメンを食いながら、そういった排出された塩分バランスを考えて、この春夏は食い続けたいと思います(なんのこっちゃ)。という感じで、疲れたからとっと詠って寝ます!。」



   外回り
   軽く汗かく
   陽気にて



   昼飯難民
   救う汁そば



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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