【知らん間にバージョンアップしてまんがな!】
一時期、昼ラーのヘビーローテーション店だったんですが、随分御無沙汰をしておりました。久しぶりにと訪問致しましたら、なななんと、いろんな形でバージョンアップが施されておりますので驚きを隠せない・・・。醤油と、鶏上湯しかなかったラインナップに、「塩」がラインナップ化されとるがな。しかも、具にワンタンなんぞあり、ワンタン麺なんて洒落たのがレギュラー化してる!まだまだある!味噌どろまぜそばまでが、レギュラー化!これで、醤油・塩・鶏白湯・味噌のオールラインナップが完成してしまっている・・・・。しかも、大将、スタフとおそろいの制服まで新調されてはるやん・・・・。 あー、その開店当時、会社の同僚5人ほど引き連れて「ここ旨いねん!」と紹介してたころに比べると、格段の客入りだし、知名度アップ。ほんま・・・・すごいことになっとるわ。知らんかったわ・・・。
【こんなにも透明!煮干しかほんのりと香る・・・やっぱり崇高系】
スープが、これまた名物「醤らぁ麺」を彷彿とする・・・・淡麗な見栄え。そして、これほどか!というまでにも透き通った透明系スープです。塩の味加減としては、意外にも程よくしっかり。そして、粉の欠片も見当たらないのに、煮干し系の香りに鼻孔が包まれます。味わいにもその香ばしさが輪郭となり、その上に、わずかな柚子酸味が隠し味程度に織りなします。
「・・・・・・、ずーっと啜っていたい・・・・」
とんな気持ち。これは、正直参りました!隠し味は酸味の他に、見て取れるように、鷹の爪のピリリ感がエッジを柔らかく形成していますし、ネギの香ばしさも格別。淡麗でいて、細かい仕事が複雑に重なり合って、深みを増しています・・。
【なぬ!!!麺変えた????】
以前食べた・・・醤らぁ麺の麺と、確実に麺が変わってますがな!これには更に驚きを隠せない!!! 以前より、やや細く、また微妙な平角麺。そして、加水もやや低加水から中の方向へと変化しているような・・・・。以前は「クッシリ」一辺倒だった歯ごたえのが、「クチリ」という・・・・喉越し豊かなほうへと変わっているのが特徴と言えば特徴・・・。もっと言えば、「もっちり」とまでいかない「クッシリ」という、「モッシリ」という感じ??? なんか製麺所自体を変えたような・・・・。
【次はワンタンを食べたい】
鶏チャーシューは、極めて上品で淡泊。茎昆布も上品です。メンマがこの中では一番味を発揮しますが、考えてみればこれも淡泊な味付け。全体的に具は、主張しないところが逆に上質と感じるところです。スタフの方が、わずかなスキマ時間に、ワンタンを一つづつ手でくるんでいる・・・・。作り置きを極力しないらしく、そういえば、この鶏チャーシューなども、注文を受けてからブロックを切り分けているこだわりぶりですな・・・。っくぅ〜・・・・、そのワンタン食いたい・・・・。
総じまして、くどいけれど、以前とのバージョンの変わりぶりには、驚いた×2! 特に麺は、以前のがファンだったので、少しさびしい気持ちもあるけど、今のも決して悪くはなく新たにファンになりそう。ちょっとまた、パラパラと通いが続きそうなう予感しきりです・・・・。また、新しい?スタフさんもとても気持ちいい対応と、そして店主とのコンビネーションだったな・・・。そんなこんなで、確実にまた、「ええ店になって来たやん!大将!」と言いたいような気分でした。帰りがけ「麺変えましたよね?」と聞こうかと思いましたが、離れたところで麺の荒熱を取る作業に入っておられたので、少し大きな声でごちそうさまと告げる・・・。そして満足して、店を後にしました。ということで、合掌!今日も本当に、ごちそうさまでした。

- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大阪市都島区片町1-9-34
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:つけ麺が主食27)