【今週のラーメン１５５】つけ麺雀（大阪・西心斎橋）つけ麺　２００ｇ

先週訪問したばかりの「つけ麺雀」さんを再訪問いたしました。前回レビューしたあと、何か違和感を感じていた次第でそれを確かめて見たかったためです。違和感とは「麺」です。どうも皆さんが好評価されている麺とは違うものを食べた気がして・・・・。それで採点レビューしたとあっては、どこかしっくりこなかったのです。今日もApple Store で用事を済ませた後、お店に向かいました。

【結論】辛つけ麺（前回）と、つけ麺（今回）では、麺が違っていた。

今回の麺は、平打ちの麺で薄き色でして配膳されてひと目で分かりました。前回より、やや細めの麺とすら感じてしまいます。小麦の風味としては、今回の麺の方が香る気もしたりしますねー。前回はもちもちした舌触りも、今回はつるつるっとしていて、のど越しが楽しい。表面がつやつやしていて水っぽいのかと思いきや、水切りは完璧です。なるほど・・・・この麺なら僕も好きかも。つけ汁の持ち上げ方も、細めになった分ずいぶんとイメージが変わるものです・・・・。

さてつけ汁ですが、あわ立ちの感じなど、前回と同じビジュアルですね・・・色以外はですが・・・。で、一口すすってみたところ、魚介の風味をより豊かに感じることができます。加えて濃度がすごいですね・・・。これは動物系？背脂を投入していますな。これによって、最初は魚介強し？と思ったけれど、食べ進めていくうちに動物系に圧倒されていく感じです。前回、辛つけ麺の辛さ２倍にしたから、分からなかったものが、今回は、答えあわせのように紐解けてゆく感じです。

次に具ですが、チャーシューはつけ汁の中に入っています。これもコクに一役かっています。ホロホロと箸で持てば崩れるような脂身多い肉が、繊維の方向にちぎるように切ってあります。それも結構量としては多いかな。この脂の煮崩れたところが、微妙なゼラチン状になっていて食感がいい感じです。非常に食欲をそそるようになっています。そのほかの具としては、メンマ、葱と香草（大葉かな？）を刻んだものが少々と、海苔一枚。香草は、つけ汁にも予め投入されているので、麺のトッピングはそれとは別種類でしょうか？不明です。

総じて、定番「つけ麺」の方が安定感ありと察します。麺のしなやかさを考えると、こちらの方が好きです。魚介よりも動物系でパンチをきかせたつけ汁。もっとワイルド系に向かっていき、絶妙の極太麺を獲得すれば、更に飛躍するかもと・・・・、無責任に自分の中で試行錯誤を考える帰り道でした・・・・。最近のご店主は本当に若い方が増えていますが、こちらもそう。今後の可能性と発展に期待いたしております。

ということで、場所は通いにくいが、Appleの新製品が出るたびに、store訪問ついでにまた伺いにいきそうな感じがしています。メニューは、つけ麺と、辛つけ麺の２枚看板のみ。以上、今日も旨いつけ麺をいただけて感謝。そして、本当にごちそうさまでした。