先日、地下鉄四ツ橋駅と西大橋駅との間を道に迷っていて、気になるきれいなラーメン店に遭遇しました。ＲＤＢのラーメンマップで後日確認しましたのが、こちらの「麺屋日和」さん。つけ麺レビューが多い中、その日は体調的に、どこかつけ麺続きはつらいため、軽くラーメンでもという気分・・・。夜の比較的早めの８時前、先客ゼロ。西心斎橋の外れに位置し、夜は喧騒から少し逃れた感じ・・・。「あまり知られてないのかな・・・・」と不安になりながらも予定通りラーメンをオーダー。「中も綺麗でこれなら女性客も安心だなーなんて考えてたら、サラリーマンのお兄さんが立て続けに２名入店してこられ、さも常連さんの振る舞い。などと観察してた８分後、配膳完了です。
一口目の第一印象は、「非常に滋味深い！結構テクニシャンやん♪」でした。いやー、参りました。普通のようで、普通でない。最高の普通。普通のようで滋味深い。普通普通とうるさくてすみません。「奇をてらわずに、当たり前の丁寧な処理で、最高に仕上がった」という感じでしょうか？
一口目の、節系の香ばしい魚介の香が鼻に抜けていい感じです。そして食中にはちゃんと動物系のどっしりした旨味感が伝わります。スープも写真では分かりにくいですが、とても澄んでいます。表面にまるでコーティングされているかのように旨味の脂の膜があり蓋をしているかのようです。レンゲで麺とスープを一緒にすくうと適度にこれらが交じり合い、実に旨いのです。魚介の処理、豚骨の処理、丁寧に仕上げたと本当に感じ入ってしまいます。
麺もほんの少し普通より太めのストレートかな？スープに負けていないいい麺です。食べ応えが有りまして、並でもしっかりと満足感がありました。＋５０円で大盛可能（並にして後悔・・）。もちもちっとした系ではなくて、歯ごたえもきちんとある。玉子麺やプリプリした麺も好きですが、旨いスープを適度に吸い込んでくれるような麺も好きですし・・。
具は、薄く大きめにスライスされたチャーシュー。箸でつまむと解けるようにとろとろでした。こういうタイプのチャーシューて、麺をはさみ一緒に食するには都合よいので、個人的には好きなんです。あとは、香味は春菊の葉少しと葱。極太メンマ２本。このメンマがでかくて、この店の特徴となっているようですね。やさしく味付けがされていて、醤油でなくスープで味付けか・・・・、このままアテにビール飲みたい衝動にかられます。メンマ好きの方も一度試してみてはいかがでしょう？
総じて、イメージは、同じく西区の麺や拓さんのＷラーメンを魚介系の方向に傾いたという感じを受けました。また、ここはラーメンデートでもいけそうなポイントです（って僕が言うと説得力ないので墓穴ほりそう・・・）。洗練された店内とはうらはらに、本格的なラーメンを提供してくれるお店であることだけは、わかって欲しいです。
以上、今日は自分の中では名店発掘の気分！感謝！
そして、今日も美味しい麺をいただけてありがとうございました。
本当にごちそうさまでした。
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