ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5546】中華料理 天王(東京・高円寺)生姜アゲネギメン + 中華卵焼 サッポロ黒生 〜庶民的感覚と長岡の朗らか生姜醤油が交錯する絶品町中華拉麺!高円寺の名店!

夕暮れ近くの休日!高円寺って心地良し!

 
 休日の高円寺は、酒好きが集まる場所。まぁ楽しい街です。アウトローっぽい部分も色濃く、名物の阿波踊り時期だと全体が盛り上がるし、古着屋をはじめ怪しい店も多数あって、中野よりアダルティなイメージかと。いまだに煙草ふかしながら酒をあおれるってのが普通にあったりもしますね。
 

 

 そんな高円寺にあって古くからある町中華「天王」へと2年ぶりくらいに久々やってまいりました。お彼岸の三連休というのに、鬱になるくらい仕事で凹んでおりまして一向に気分が晴れず。今回は、妻は墓参りの後、実家で夜までゆっくり過ごすというので、私は適当に抜け出し、夕方近くになって憂さ晴らし気分でやってきた次第です。
 

 

 
 
<サッポロ黒生> 甘味と苦味が実にナチュラル!苦味と爽快感のバランスよい国民的ビール!

 
 個人的には苦味と爽快感のバランスがよく、比較的料理と合うと勝手に思い込んで・・・自宅では何十年も飲み続けております。赤星にはない、ちょいとライトに飲める味わいも素敵。
 

 

 甘味と苦味がとてもナチュラルでいくらでも飲み干せるのがサッポロ黒ラベルの印象。クラフトビールやプレミアム系ビールだと、後半になると重く感じるだけでなく軽い頭痛を覚えるのだが・・・不思議と黒ラベルだとそれがないイメージです。
 

 
 
 
<中華卵焼> 一見家庭的なほっこり卵焼き!されどプロの技を感じるふわふわ炒め!中華風甘酢が絶妙!

 
 ここは基本的には「町中華」。中華の一品が多めです。比較的ライトに食えそうな卵焼きをオーダー。それでも卵大玉2個は使ってるボリュームです。笑うほど家庭的な仕上がりですが、それでも中華風の甘酢餡がかかってるだけで、嬉しく感じます。
 

 
 ほほう・・・さすがはプロの中華料理人!自宅で作る卵焼きと比較するのは失礼なのでしょうが、やはりシンプルな料理こそ技が光ます。表面は微妙にカリカリで、箸で割るとふわふわの卵感が溢れる仕上がりは、さすがプロと言った感じ。久しぶりに卵だけをしっかり堪能って感じです。
 
 

 

 
<全体> 緊張感ないほっこり町中華麺!生姜が仄かに香る!素朴さに優しさ混じる濃口醤油スタイル!

 
 ずっとシンプルに長岡系というイメージだけど、数年ぶりに対麺すると、一層ハートフルなニュアンスを感じます。まさに町中華感覚を滲ませる穏やかな仕上がり!。濃口醤油系に覚える緊張感がまるでないのが実に良いです。
 

 
 一点変化を感じたのは、青菜から貝割菜に変更あったこと。やはりコストダウンの影響か?。それでも朗らかな印象は相変わらずです。あゝ素朴さと贅沢さが交錯する濃口拉麺スタイルがナイス!。
 

 
 
 
<出汁> ライトな醤油感に甘味!生姜の清涼さがきっちりと表現されつつもアゲネギ香ばしき!

 
 とてもライトな仕上がりだがコクはしっかりと感じらるのが不思議。出汁を一口啜ると、生姜がしっかりと溶けた感じですが、とても穏やかで清涼さが優しく染み渡ります。少し強めな香味と言うレベルで、醤油系のカエシとすごくマッチするし、豚系の煮出しとも相性抜群。他に香味野菜と少しばかりの乾物の甘味も感じます。
 

 
 食い進めるうちに、麺の風合いがじわじわと溶け出す様子。また豚の煮出しだけでなくほんのりとラードが香味油として溶けてるのか?。いやいやこれはアゲネギの仕業ですね。玉葱を素揚げした感覚で、この葱油感覚がやや強く甘味とコクをブラッシュアップしている感覚!。
 

 
 
 
<麺> 長岡系イメージ多加水中太麺!密度感少なく明るいモチモチ感と高速なスベリ感!出汁爆吸い!

 
 何となく先入観なのか、長岡系を意識してると思える麺。多加水系で中太ストレート。微妙にボコツキもあるフォルム様子も伺え、その一方で透明感ある小麦の色合いに濃口醤油が滲んで微かに褐色めいて見える。
 

 
 また出汁を吸い込むのが得意そうです。その一方で腰つきがより一層しなやか!膨よかな麺が、不思議なほどにしなやかに感じられます。前歯で切れるスパスパ歯応えは実にライトで、奥歯でのクチリとした潰れ感も軽い。その後に広がる生姜醤油出汁と一体化し糊化した旨味は格別でございます。
 

 
 
 
<チャーシュー> 煮豚タイプの豚肩ローススライス!生姜醤油を吸い込み実にジューシー!

 
 あゝ生姜醤油に染まった豚肉もまた格別です。煮豚タイプのスライス系拉麺焼豚。出汁が完全に浸透した肉を噛み締めて、本来の肉味が出汁の味に染まったような味わいが好きです。特にこのタイプだと生姜系の清涼感が滲むので旨し!。
 

 
 また薄切りと厚切りのバランスが程よく散らばっており、それが余計に肉好きとしてはそそる展開がナイス!。肉増しにしておくべきだったかもしれません。
 

 
 
 
総じまして「庶民的感覚と長岡の朗らか生姜醤油が交錯する絶品町中華拉麺!高円寺の名店!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。お店の大将ワンオペで大変そうなので、気長に待ちましょう。麦酒などと過ごしながら。庶民的な高円寺で大いなるプレゼンスを発揮するお店とその一杯!休日にゆっくり町中華ならここは激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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