ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3098】 らーめん天神下 大喜 (東京・仲御徒町) 特製とりそば 〜さすが名作!安定感抜群の鶏塩麺

<移転しても変わらぬ人気、変わらぬ旨さ>
 
 久しぶりに平日に都心に外出機会を得まして、移動も兼ねて秋葉原界隈まで足を伸ばしてみました。今回は、移転して以来初になる「らーめん天神下 大喜」さんへ。確かかなり前に日本のラーメン店ベスト99を紹介する番組があったと記憶しています。そこで堂々第1位を受賞したのが移転する前の「大喜」さんでして、YouTube で一応確認してみたら、やっぱり合ってました。その映像には、まだ若々しいご店主が映っておりましたー。今や年季入りまくりの迫力すら感じますが。
 やはりここでは名物「とりそば」食わないとしっくりこない気がする。来る直前まで醤油系を食うはずが、また意志薄弱な私は方針変更して、「特製とりそば」とさせて頂きました。しかし周りもそんな感じで、半数以上が「とりそば」。後から外国人観光客のグループが日本人先導役に引きつられ入ってきましたが、やはり Chicken  Broth を選ぶよねー。秋葉原巡りの後にはちょうど良い観光ルートになっているのかもしれません。
 少し駅から歩く距離にはなったけど、昼飯ピーク時間が過ぎようとも、客足が途切れません。近隣サラリーマンにはガッツリと根付いているのが伺えますし、二階席もあって随分と使い勝手も良さそう。この日は朝飯食えず、遅い昼飯だったのですが、二階だったらもっとゆっくりと過ごしたいところ。酒を飲みながらでも過ごしたい雰囲気もありますね。

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<軽く霞がかった鶏塩ブロス!塩気のエッジで鶏旨味もアクセラレート!>
 
 そう言えば何年ぶりの大喜だろうと調べてみたら、7年ぶりでしたー。当時のレビューを見てみると、「大至」と「大喜」を勘違いしていたとある。ラヲタ駆け出しでしたからねー(>_<) 月日が流れるのは本当に早いです。などと感慨ふけっていたところで、ちょうど配膳が完了。その麺顔はこんな感じです。

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  おお!なかなかゴージャスな上に、全体的なまとまりがしっくりくる、定番の特製盛り付け!。どことなく完成美に近い特製のプレゼンスがありありです。特製にワンタンがあるかないかだけで、ゴージャス度合いがこんなにも違うのか!

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 スープは薄い褐色をしていますが、やや霞みがかった透明度を保ち、いかにも旨味エキスの炊き出しを感じます。表面には細かい鶏ガラエキスの脂が浮き、しかし清湯のような穏やかさが印象的。まずは気を落ち着けて、レンゲでひと匙味わいますが、見た目以上に凝縮度を感じます。鶏も感じるが、塩気のエッジが程よく沁みる!と言ったのが第一印象。しかし塩気の度合いを再確認しようと味わい続けると、そこには鶏エキスの濃縮度に突き当たってしまいます。鶏塩とはうまく言ったもので、鶏の旨味と塩気の味わいは、不可分なのだろうか・・・。
 

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 味わい続けると、次第に塩気に慣れてきて、鶏旨味のみに集中できてしまいます。次第に柔らかさを増す気がするのですが、麺の風合いが移って行ったのか、またワンタンや鶏チャーシューの旨味が追加で溶け出したのか、時間経過とともに味わいがマイルドに感じて行きます。
 
 面白いのは、薬味部分。白髪ねぎもふんだんににあって嬉しかったが、正体不明な山菜のような刻み物が散らばってて、清涼感と面白い歯応えを醸し出します。 このため、実は残ったスープで汁茶漬けなどすると、とても美味いのではないだろうかー。ランチタイムは、ライスが50円だそうでこれは確かに狙い所でしょう。
 
 
 
<中加水なストレート細麺がしなやかにスープと一体化>
 
 醤油だったら太麺と細麺を選べるのですが、とりそばには、ストレート細麺のみ。スープの色合いによく似合う、白い色合いが漆喰のようにきめ細かく、滑らかそうな中加水の印象です。

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 ちょうどアルデンテをピンポイントで越えたような茹で上げタイミング。スパスパと前歯で千切る感覚に少しばかりの抵抗があって、冒頭では風味をふわっと感じます。あとは汁を吸い込んだ風合いが続き、クチクチと小気味よく切れ込んで行きます。奥歯でも似たような感覚ですが、クチっと短いタップで潰すと、汁とグルテンが一気に結合するような旨味に昇華する感覚。これが麺類で美味いと感じさせるポイントですかねー。
 
 滑らかなので啜り上げは、一貫してライトでスマート。ズボボボーーーーと豪快ですすろうとも、スルスルっとまとまる麺リフトとともに、どこかしらお上品にすすれてしまう。あと客の外国人観光客に、お手本として見せてやりたい気分を抑え込みます。
 
 
 
<鶏肉の旨さふんだんのチャーシューとワンタン>
 
 この一杯も、隙のないトッピング質感ですねー。一面鶏づくしであるところも、私的には嬉しい次第です。
 
 まず鶏チャーシュー。モモ肉かな?つけダレの風合いが芳醇な上に、焼きの香ばしさがほんのりと香る。引き締まりありつつ、歯を入れるとサクッと裂ける繊維質には、肉味とタレが充満しております。日本酒と合いそうな仕上がり感がいいね!。ボリュームも申し分なく、ご飯にのせても食いたいくらいです。

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 またワンタンが最高!!!。ふわふわでジューシー!!!。鶏多目か鶏肉オンリーの挽肉はふわふわした密度で、見た目の皮皺からは想像ができませんでした。とにかく溢れ出る旨味がすごい!。しかもそれだけに留まらず「刻み軟骨」が肉餡に練りこまれていると言う手の込みよう!!!。「このワンタンは無限大に食い続けられそう説」をモニター検証してみたい!。

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 さらに味玉は言わずもがな・・・・旨し!。卵黄全体がジェル状になっており、濃密さはこの上なしです。毎回味玉コメントでは似たような感じですが、卵黄のコクにタレの塩気が混じると、なぜか甘い余韻が残るのが不思議でならないー。

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 総じまして、「さすが名作!安定感抜群の鶏塩麺」と言う感じで、何の捻りもない感想で申し訳なしです。一時期流行った店が、今では埋もれてしまうと言うのを多く見てきただけに、今でもハイレベルで人気が絶えないと言うところが本当に凄いと思う。特に今回は・・・事情あって飯食えず、腹が減りまくってて頂いたものだから、心底沁みましたー。また来よう。わんたんめんに決めてるつもりが、納豆らーめんにも惹かれてしまう。節操のない自分ですが、今の気持ちをそのまま最後に詠っていつもにように締めたいと思います!。
 
 
   昼飯が
   会議続行
   お預けで
 
 
   やっとありつけ
   大きな喜び
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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