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くじら食堂bazar 三鷹店 (東京・JR三鷹) 醤油ワンタン + 替玉極細バリカタ麺 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> 成鶏モモ肉の迫力と拮抗する迫力のワンタン!絶妙な緊張感!甘く煮出しの香りが立つ鶏醤感覚!
- <スープ> 進化する鶏エキス感!醤油と一体化する鶏ガラ・モミジのエキス感!芳醇さブラッシュアップ!
- <麺> 三河屋製麺:腰入れの力強さ!手揉みのボコボコ細麺!啜りの抵抗感が快感!出汁を吸い込んで甘味を増すか!?
- <鶏肉> 成鶏モモ肉のコリコリ感!噛み締める楽しさと旨さ!ちょぴりスパイス感じる醤油味付けがナイス!
- <青ネギ> 九条ネギ!苦味すくなくシャキッとつつも柔らかい歯切れ!そして甘味が最高!
- <ワンタン> レンゲの窪みからはみ出そう!迫力の大粒肉餡!ピロピロ皮は鶏油で超ツルツルな滑り!
- <替玉> 追加必須!セットで食うべし極細バリカタ麺!2種麺の楽しみが秀逸!2倍以上楽しめる!
- 総じまして「怒涛の鶏エキス!肉餡迫力のワンタン!イメチェン旨しな替玉!楽しさ怒涛の笠岡式鶏醤油麺!」
もういつまで残暑が続くんやぁーと叫びたくなる陽射しの強さだったので、冷やしラーメンをもう一回食ったろうかと思えど、先日メニュークローズしたばかりだとか。悶々としてたところで目に飛び込んできたのが「醤油ワンタン」の文字。地道にメニュー拡大しとったんやね。気を取り直す以上に興奮してしまい、ゲーセン感覚で券売機のボタンを連打してしまいましたー(ウソです、手が滑っただけ)。
平日で午後からもガッツリ仕事あるので飲めないから、サイドメニューをガッツリと頂こう!。・・・とも思ったのですが、久しぶりのこちらでの汁系温麺なので・・・今回は「替玉極細バリカタ麺」とさせていだたきます。この店で食うなら替え玉は激しくオススメ!以下参照!。
<全体> 成鶏モモ肉の迫力と拮抗する迫力のワンタン!絶妙な緊張感!甘く煮出しの香りが立つ鶏醤感覚!
実はこの10年の間で今年は一番ラーメンを食ってない!?。ほぼ毎日食ってるが(瀧汗)、連食とか昼夜とか2杯食ったの数えるほどなんです。なのでさぞ身体がスリムになったのではと期待したいところですが、実際は逆。在宅ワーク増えて運動しなくなった分だけ体重増えとるやんけ!。それなのにサイドメニューつけるとか、和え玉追加するとか、反省の色なしな私です。今年はダメダメな夏だったなぁ・・・と心の中で凹んでたところで、回転よく配膳が完了!それはこんな麺顔です。
おおお!いつも通りの安寧なる素朴さ滲む鶏肉が秀逸!葱の青さがコントラストで目に染みます。薄っすらと黄色さが滲む鶏油がスープ表面をコーティング。その直下には深い醤油ブラウンの海が広がり、旨さのエキス感ありありなんだが・・・今回はいつもと違う!。ワンタン!。ワンタンの優しくも滑らかで艶やかな白色が、麺顔の4割弱を占めている。いつもはワイルドさも滲む麺顔が、優しさ溶けてマイルドにも感じるではないか!。実はこれ「特製醤油」よりも20円高い1000円設定なんだが、味玉と豚肉がない設定でワンタンプラス。ワンタンの質感がそれらよりも高く伝わるようで、個人的には実にリーズナブルに思えるのだが!。
<スープ> 進化する鶏エキス感!醤油と一体化する鶏ガラ・モミジのエキス感!芳醇さブラッシュアップ!
開店当初のフィーバー時節しか食ってない方がおられるとしたら、これは是非、再訪問再食をオススメいたします。当初は鶏のパンチ力があって分厚いコクを重視。インパクト非常にあり鮮やかなデビューだったんですが、一方で味が濃すぎるとの見方もあった様子。頻繁にリピートするには重すぎるかもという危惧があったんだが、今ではそれがない。では味の分厚さは薄まったのかというと、実はそうでもない。確実にブラッシュアップされ、今や食べやすく感じ、ヤミツキになる鶏醤油風景なのです。一気に、薄まりを意識させずにぐぐっと円やかになって、むしろ鶏のコクが素直に感じられるのがいいね。塩気の割合が少し大人しくなったんでしょうか・・・実にバランスがいい!。
鶏油はやっぱり味を主導します。よくイメージするバターのような濃密さとは、少し違うユニークさ。使っている鶏によると思うんですが、丸鶏を静かに煮出したエキス感に、様々な出汁が溶けているような印象です。ここが笠岡ラーメンの味わいなのか?。それは醤油の旨いとの一体感であったり、野菜や乾物系の溶け込みであるかもれません。個人的には「甘味」のある鶏油感、「香り高い」鶏油感と受け取っており、味が濃くても緩やかな味わいに思えてしまう・・・。それは地鶏の中でも成鶏・老鶏ならではのエキス感なのでしょうか・・・。この奥深さに茸類の旨味もあるのかと・・・いつも感じてしまう。
でも甘いスープじゃ決してないよね。塩気は感じるしチリっとしたエッジングすら覚えるかも。ここにはスパイスも染みており、それはトッピングから滲んでいるのかもしれませんが、ペッパーが微妙に忍ばされているのを感じております。なので素朴な醤油感?明るい鶏油感?野菜類の優しさ?が溶けても、ぎゅっと引き締まりを感じる旨さに仕上がっております。
<麺> 三河屋製麺:腰入れの力強さ!手揉みのボコボコ細麺!啜りの抵抗感が快感!出汁を吸い込んで甘味を増すか!?
開店当初は、平打ち手もみ麺じゃないっていうから驚いたもんですが今ではすっかり、三河屋製麺と共同開発のオリジナルストレート細麺が、しっくり馴染んでます。しかしこれを手もみかけて縮れを入れるのですから、やはり系列のDNAを感じてしまいます。皆さん口をそろえて仰ることは、麺自体に旨味や甘味を感じるといったところがポイント。縮れが口元や舌のスベリで面白い感触を与えるだけでなく、出汁をすいこんだところが旨くていいですね。風味も確かに豊かで食感も少しクシっとしてる。小気味よくスパスパと歯切れるのも快感!。
いつもなら海苔とか巻いたりして食べますが、今回は鶏肉と合わせて食ったりする。また青ネギが好きでこれと併せて食らうと中々に、出汁の旨味とネギの甘味が足されて美味でございます。その他、くじら食堂ならではの、細切りメンマと絡めるのも楽しからず哉。細縮れ麺とサイズが合うので一体感もありましょう。
<鶏肉> 成鶏モモ肉のコリコリ感!噛み締める楽しさと旨さ!ちょぴりスパイス感じる醤油味付けがナイス!
笠岡ラーメンを踏襲しているためか、成鶏の腿肉を使っている様子。なので一口に腿肉と言っても微妙に部位によって、味わいと歯応えが違うようすでコリコリとし他歯応えすら覚えます。皮に近い部分はもちっとしててるが、骨に近い部位は部分的に、出汁に染まりやすくてややハードな歯応え。その少し歯応えがあるほうが、妙に味わい深く噛み締める旨さを感じます。これをいつも「滋味」と感じてしまう私です。
この深い味わいは、スープを吸い込んでこうなって仕上がってるのか?。はたまた鶏肉のエキスがスープに浸透して全体的にこうなっているのか?。はたまた相乗効果か・・・・。一旦、スープにどばっと沈め込んでから食らうほうが私は好きです。スパイス感も微妙に増しますので、食欲もまた加速するか?。
<青ネギ> 九条ネギ!苦味すくなくシャキッとつつも柔らかい歯切れ!そして甘味が最高!
もとは関西人な私ですから、ほんと素直に甘味を感じる青ネギが大好き。青ネギの旨さには、長らくうどんで馴染んだ体験もありますし、また京都ラーメンで山盛りにして食ってきた青春がありますから。むしろ、こんなに整ってお洒落なネギは東京に来てからかと。なのでこの旨さには盲目的に追随してしまいます。九条ネギちゅーヤツは・・・苦味すくなくシャキッとつつも柔らかい歯切れ!そして甘味が最高なのだろう!
そしてクドいようですが・・・繰り返しで申し訳ない。青ネギ追加ボタンを激しく懇願!。できることなら、もっとこの青ネギで鶏肉を絡めて食いたいし、もっともっと麺にも絡ませて食らいたい!。
<ワンタン> レンゲの窪みからはみ出そう!迫力の大粒肉餡!ピロピロ皮は鶏油で超ツルツルな滑り!
想像以上に良いワンタンでありました!。これは立派にオカズにもなる一品でして、肉餡が非常に大きくて食べ応えあり!。豚肉主体か鶏豚の合挽か、歯切りの食感が実にしっかりしている上に、仄かな塩気と優しい肉味があって実に旨い!。そして仄かに生姜の風味が溶けており、これも食欲をそそるって感じです。レンゲで掬い取ろうとすると一個がギリギリ入って感じ。皮の尾ひれ部分は、箸を使って器用に折りたたむしかないです。その大粒のワンタンを一気に口の中へ大胆に運び入れましょう!。旨さが溢れるから!。
肉餡もいいが皮も割と肉厚で味わえる感覚。三角折りだったかな(自信なし)。ただスープを吸い込んでいるところが秀逸で、皮の味とスープの旨味をしっかり楽しめる。これと肉餡の旨さが絡み、ちゅりゅんとしたスベル楽しさが更に加わるので、食ってて興奮を覚えるのです。皮には鶏油が絡む部分が多く、これも味わい深さに貢献してますし、いやぁ~これは別皿にして酒のお供としても楽しみ次第!。つーか・・・ワンタン皿ってメニューも増やしていただきたい(我がまま!)。
<替玉> 追加必須!セットで食うべし極細バリカタ麺!2種麺の楽しみが秀逸!2倍以上楽しめる!
前回は、丼からそのままドボンと入れる際、少し暴れて汁がハネたりしましたので、今回は、箸で麺玉を大きく摘まんで、丼への運び入れました。少し醤油ダレが足されているので、入れて味が薄まることはありませんのでご心配なく。
こちらで汁系を食うなら替え玉は是非税ご検討あれ。最初の麺もいいですが、それとは違った極細バリカタ麺を楽しめます。2種類の麺を楽しめるだけでも楽しい上に、この極細バリカタ麺が異様に旨いので!。どっちが主役かと一瞬考えてしまうかも。
博多麺のそれにとても似ており、汁が浸透せず濡れたままの状態で食らう楽しさありです。粉の風味がすごく分かりやすいし、新たな麺の楽しさを感じます。
総じまして「怒涛の鶏エキス!肉餡迫力のワンタン!イメチェン旨しな替玉!楽しさ怒涛の笠岡式鶏醤油麺!」
・・・と言う感動!。替玉の旨さにハマった前回でしたが未だその熱冷めやらず。今回更にワンタンの迫力にハマった次第でして、これから秋に向かい訪問意欲が益々高まってしまいました。冷たいビールと熱々ワンタンというコンビは重ねて検討いただきたい次第ですがー・・・。ま、個人的なワガママはこのくらいにしましょう。ともあれ中央線利用者の肉感たっぷりワンタン好きなら一回食っとけ!替玉合わせて激しくオススメ!。とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!