ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5391】麺尊RAGE RENEGADES(東京・花小金井)チャーシュー玉ネギ中華そば + 替え玉 〜シンプルかつ素朴で実にゴージャス!肉と玉葱と出汁が太麺に絡む楽しさ!愉快極まる限定焼豚麺!

月曜日の雨にはこんな店が良いね

 
 週末休みの後は、やっぱり忙しい?。久しぶりに健康管理時間抑制で休んだ分、やるべきことの皺寄せはしっぺ返のように押し寄せる。まぁこうなることは分かっていたんだけど、どうも月曜日の雨ってやつは気が滅入ります。仕事が捗らん・・・。腹が減ってもでかけるのが面倒くさい。なのでクルマでサクッと出かけて食える店をあれこれ考えた挙句、こちら「麺尊RAGE RENEGADES」さんへとやってまいりました。
 

 
 「麺尊」ブランドは、月曜日はMONDAY RAMEN 企画を年間を通してやっており、このタイミングでは「玉ネギ中華そば」とのこと。特製で弾けようと思ったんだけど、妙に気分は肉気分でしたので、チャーシュー玉ネギ中華そばとさせていただきましょう!。
 

 
 
 
<全体> 微細玉葱が中央に大量に鎮座!周囲を焼豚がシンメトリーに重なる幽玄さ!シンプルで豪勢!

 
 店のコンセプトはアウトロー。でも店箱は小洒落て広いレストラン感覚。店内装飾がサイケでポップです。そしてラーメンは質実という展開。そんな今回の限定は「シンプルかつ素朴なインパクト」と申せましょう。
 

 
 典型的な今風醤油そばですが、具材が迫力的なのに実にシンプル。海苔以外は、微細微塵な玉葱とチャーシューのみです。他の薬味がないという潔さ。微細玉葱が中央に大量に鎮座!周囲を焼豚がシンメトリーに重なる幽玄さ!シンプルで豪勢ってな展開です。
 

 
 
 
<出汁> 鶏豚ガラと豚ゲンコツ!大蒜溶けたラードが円やかでコク深し!超微細微塵の玉葱が溶ける!

 
 これはまた食べ慣れたRAGEそば(醤油)とは、面持ちは似たようなれど、別物の味展開です。従来なら、鶏豚系のエキスに生あげ醤油っぽいライトでコク深い醤油に乾物系の地味が広がるところ。それが動物系のニュアンスに一本化したような明るく食べ応えある味わい。
 

 
 蘊蓄では、鶏豚ガラと豚ゲンコツ!大蒜溶けたラードと謳っておりますが、そんな文字情報とは裏腹な、実にスマートで馴染みやすい食べやすさ。豚は背ガラに加えゲンコツとありますが、白濁さやあの野趣な風合いは一切ない。スッキリ仕立て。そして香味油がラードとは言え、スッキリとした印象です。ニンニクを溶かしているとのことですが、そのインパクトも隠し味に感じてしまうのは駄舌ゆえか??。
 

 
 そして何と言っても玉葱が良いね!。粗刻みなら八王子系と似通ってしまうところを、まるで擦りおろしたかの如しの微細風です。これが微妙なフレッシュ苦味を放ちながらも、玉葱独特のフレッシュで強い甘みを発しております。それが醤油の円やかさと結びつき、何ともいえぬ優しい味わいに昇華した旨さかと!。おいおい・・・これ限定にするのは勿体無いよ。この玉葱はレギュラー追加トッピングにしてくれんかと激しく思う。
 

 

 
 
<麺> 平打ち手もみ麺!やや多加水系のツルツル地肌にソフティーなもちもち感!出汁吸って甘み高まる!

 
 お?太麺じゃないか!・・・その瞬間、つけ麺や和えそばの麺を連想したが、手もみっぷりがあるので、今回の月曜限定用にアレンジしたものと思われます。
 

 
 これがまたシンプルな具材構成に楽しさを添えます。多加水系で平型フォルム。多少オーバルな印象ですが、手もみ系な割に潰し込みも低めに感じ、もちもちと明るい歯応え。たっぷりと出汁と濡れて吸い込むようで、噛み締めると素地と出汁の融合で甘味を強く覚えます。
 

 
 また表層はツルツル一歩手前で、滑り良いのと喉越しの両方を楽しませてくれるような展開。中盤から肉と絡めて存分に楽しみます。
 

 
 
 
<チャーシュー> いつもと違う素朴な肉展開!煮豚腕肉&肩ロース肉!各々の歯応えと肉滋味を味わう!

 
 肉も今回の限定用に新規アレンジしたようです。麺尊は、低温チャーシュー系が得意と勝手に自分の頭で分類してますが、今回は煮豚タイプ。更に興味深いのは腕肉です。
 

 
 腕肉は、運動量が多いため繊維質を感じる部分ですが、ふかふかな仕上げなためか、まるでスポンジの用に出汁を吸い、バクっと割れそうなその繊維質の隙間に微細玉葱と出汁が入り込む様子。そこを噛み締めると、赤身の肉本来の味わいが煮豚の感覚で楽しめます。
 

 
 そして肩ロース。これは定番の部位ですが、これも少し煮られたような感覚。ここは赤身の味わいの他、脂身の旨みもほどよく同時に楽しめる展開で、肉全体の味わいを味わいます。これも出汁を吸いがちなのも好印象。存分にこの肉で麺を巻きつけ一体化した旨さを楽しませてもらいました!。
 

 
 
 
<替え玉> 最初はそのまま!続けて出汁かけ風!醤油と鶏油と素地の風味にペッパーふって引き締める!

 
 最初はそのまま食らう!。醤油ダレと鶏油が完璧に融合しており、まるで一旦乳化してストレート麺に貼り付いたかのようなイメージ。もう麺がビカビカに褐色で光ってます!。濃ゆいタレ味と、豊かな風味の麺を一気にぶつからせて味わう旨さなり!醤油タレがライトに染みながら、鶏油ベースと思しき香味油でコク深い旨さかと!
 

 

 
 続けて「出汁かけ風」・もうレンゲでは邪魔くさいので、丼をダイレクトに傾けてみました。ちょっとニュアンスを変えようと、今回はブラックペッパーを振ってみました。初めからこれをやると、そのまま食らうのは当然失せるわけだが、つけ麺風もバランスが崩れるみたいなので、やるなら最後。ま、これは好き嫌いありそうだから、興味がある人ならぜひ!。替え玉を出汁茶漬けイメージで締める感覚に近いかな・・・。
 

 
 
 
総じまして「シンプルかつ素朴で実にゴージャス!肉と玉葱と出汁が太麺に絡む楽しさ!愉快極まる限定焼豚麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。海苔は別とするなら、肉と出汁と麺・・・あとは玉葱だけというシンプルな構成!。それでいて所々に拘り感じつつ、全体的にとてもまとまった一杯に思えます。玉葱と焼豚をガッツリ楽しめるだけでも満足感が高いかと!。この玉葱トッピングは今回の限定だけにしとくのは実に勿体無い気が致します。レギュラーアイテム化希望!そんな痛快な月曜限定のオリジナルな一杯でございました。クルマ利用なら絶対に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5390】背脂中華そば 福鳳(東京・高円寺)特製中華そば + アサヒスーパードライ 〜斬新に見えて基本忠実!ハートフルなネオ燕三条系高円寺に爆誕!背脂補給におすすめ!

ひょんなことから久しぶりの燕三条系

 

 
 最近ほとんど新店ハンターな活動してませんでして、活動エリアの高円寺にこんな店があるとは知りませんでした。きっかけは、日曜日にたまには都心に出て拉麺活動と張り切り新宿に向かうが、急に面倒臭くなり中央特快を中野で途中下車。中野も人混みで一駅戻って高円寺。久しぶりに長浜系豚骨を狙うが行列。その近くの鶏出汁清湯の店も行列。とぼとぼと駅まで戻ろうとしたところで発見したという流れです。別に背脂補給!って野心があったわけでもなく・・・あいすみません。
 

 

 そんな感じで入店すると、結構厨房内がフェスティブな雰囲気!大きな茹で釜から平ざるで掬い上げてちゃっちゃと湯切りするパフォーマンスがいい感じやん!。思いがけずいい店見つけたって感じ。こういう体験も久しぶりな気がします。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 春の温もりを感じる如月に冷たさとキレで盛り上げる痛快淡麗辛口麦酒!旨し!

 
 当然飲むぜ!だって休日!この瞬間のために生きている。券売機にはスーパードライ瓶ビールとあってプライスは500円。この設定が実はクセモノ。450円だったら小瓶と諦める。600円なら中瓶と期待する。物価高の昨今なら500円で小瓶のパターンもありなむかと。さらにおつまみ付きとあれば・・・小瓶?。だったら小瓶だったら飲まないのか?と聞かれるとやっぱり飲むのだけど(笑)。
 

 
 無事中瓶でありました。昨今なら良心的と感じます。さて・・・この日駅前ではイベントが開催され近隣の飲食店がブースを構えスペシャルメニューを提供。獅子舞も繰り出すという、まぁ春が近いと感じさせる雰囲気。そして実際に春じゃないかという暖かさですよ。こんな日の昼間に飲むビールは旨いに決まっているのです。春の温もりを感じる如月に冷たさとキレで盛り上げる痛快淡麗辛口麦酒!旨し!ってな感覚。サービスのおつまみは、本当につまむ程度の分量ではあったが心意気と受け止めます。昨年の年末から殺人的に忙しかったから久しぶりにほっこりと過ごさせてもらったかもしれません。これも春効果ってやつでしょうか?。
 

 
 
 
<全体> 現代技術の斬新的な器に広がる素朴で野趣なる背脂醤油の海!ネオ燕三条系中華そば!?

 
 おお!ステンレス製の真空断熱技術が駆使された器ではないか?。しかも屋号が印字されており気合いを感じますな。そんな現代的な器の中には、真逆な素朴で野趣なる世界が展開されとります。後客が大脂などコールしたので思い出したが、燕三条系なら脂を増すべであったとプチ後悔しますが、それでも舞い散る背脂と、出汁一面に染みる背脂を見ると圧巻です。
 

 
 特製なので肉増しは満足の領域。また味玉も納得。でも心して燕三条系と対峙するなら、デフォルトに岩海苔増しが正当な攻め方かと!。ふわっとした気分で店に入ったのですっかり失念しておりましたが、まぁ特製なら一度にアイテムの良さを楽しめるので良しとしときませう。
 

 
 
 
<出汁> 背脂と豚煮出しの豊なコク!深く感じる魚介乾物の丁寧な溶け込み!柚子の清涼感で上品!

 
 実際に味わい始めえると、おお?意外と上品じゃねぇ?と思ってしまいました。ベースはやっぱり燕三条系の豚の煮出しと濃口醤油の溶け込みで、背脂の甘みで円やかに仕上がる展開。そこに岩海苔が溶けて磯風味が混じったとても馴染む味わいです。背脂増しならガッツリと甘みを感じたかもしれません。
 

 
 意外とスッキリしている?いやいやベースの出汁が丁寧なのか?。燕三条系なら動物系の旨みがメインとなりましょうが、個人的には魚介?乾物の旨み甘みがしっかり出ており、おっさん的には好みで食べやすい味わいでした。結果的にあまり背脂を増さなくてもよかったかも?このベースの旨みなら。
 

 
 しかし一番の特徴は柚子風味でしょうか。柚子が結構効いてます。フレッシュさをしっかりアピールするかの展開で、柚子ピールもところどころ感じる展開かと。それがちょっと面白い展開で、見た目ヘビーな様相ですが意外と負担なくさっぱりと味わえる流れとなっております。
 

 
 
 
<麺> 多加水系手もみ麺!ボコボコと捩れた姿が啜る度に暴れる楽しさ!明るいモチモチ感もナイス!

 
 燕三条系定番のボコボコ系多加水手もみ麺。濡れた岩海苔が地肌に貼り付きまくります。ひねくれまくったような捩れでボコボコしている割には、表層はツルツルとしており太麺の割にはズボッとライトに啜れます。その所作が暴れまくり汁をハネまくるので、神エプロン必須。やっぱりゴツゴツしつつもライトにタッチする喉元を駆け抜ける感覚がナイスかと!。
 

 
 前歯でちぎろうとすると、モチモチととても明るい弾力が楽しい!多加水系ならではの旨さの展開です。そして奥歯へ運ぶと、潰し込みは低めでクチクチとあっけなく潰れる一方で、出汁と背脂が混じって甘みを醸し出し始めます。時々張り付いた岩海苔の磯風味を感じるかと。あとは徹底的に具材と絡めまくって食らい尽くすのみ。麺量は自分の腹感覚ではデフォで軽く150gは超えているので食べ応えありかと!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 味わい深い可愛い豚バラ肉欠片!淡白さと芳醇さが交差する豚肩ローススライス!背脂塗れ!

 
 ビールのサービスお通しで出てきた豚ばらブロック肉。少し濃ゆいめな醤油だれの浸透。ちょっとした豚角煮な感覚もある仕上がりです。一気に奥歯へ運んで噛み潰すとじゅわーーーっとタレと脂の混じった旨みが蕩けて広がるイメージ。嗚呼、もっと大きいのが食いたくなる。
 

 
 そして豚肩ロースのスライス。ロース肉かとも思ったんだが、淡白な赤身が出汁と背脂を吸って、赤身の肉本来の味わいに脂の甘みが染み入ります。肉繊維の分かれ目に脂多めな部位があったので肩ロースかと勝手に思ってるだけです。ともあれ淡白さと芳醇さが交差する豚肩ローススライス!背脂塗れなのが余計に旨かったりします!。
 

 
 
 
<味玉> 半熟系の柔らかさと薄出汁の深い浸透!丁寧な仕立てで玉子本来の味わい残す旨さ!

 
 見た目はしっかりと出汁が染み込んだ濃密な味わいと想像したんだが、玉子本来の味わいを残す薄味仕立てでありました。白身の断面を見れば出汁が均一に丁寧に浸透しているのが分かる。
 

 
 また卵黄は半熟感キープで出汁の味も浸透しているものの、卵黄の味わいを感じる程度で、丼全体の味展開の中ではほっこり感じる存在感でした。旨しかと!。
 

 
 
 
総じまして「斬新に見えて基本忠実!ハートフルなネオ燕三条系高円寺に爆誕!背脂補給におすすめ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。王道な燕三条ですが、辛味系もあったりトッピング追加も豊富で楽しみ方ありありです。また油そばや麻婆麺もあって実に飽きさせないラインナップの完成かと!。この界隈は強力な2店舗ありますが、ジャンル的に被らないので一緒になって拉麺的に盛り上げていただきたいかと!。次回は麻婆系にトライと心に決めております。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5389】春木屋 吉祥寺店(東京・吉祥寺)ちゃーしゅう麺 + アサヒスーパードライ 〜時が移ろうとも何だかんだ言ったって春木屋旨し!長年惹きつける王道拉麺!

なんだかんだ・・・やっぱり春木屋!

 
 当たり前だが休みに休めることになって、どこか遠征して拉麺活動弾けたい!と思えど・・・結局面倒臭くて近場です。ここ数年こんなこと繰り返している気がしないでもないが、そんな感じでも満足している自分。中央線東京都区内沿線は、実にうまい拉麺が多いのです。で、近場でも目移りするわけだが今回は「春木屋 吉祥寺店」。荻窪本店も近いんだが、休日は行列だし、近年やっとビールを置くようになったものの、本店では小瓶、吉祥寺店では中瓶。しかも比較的並ばず食える吉祥寺店がナイスでしょ!。
 

 
 ・・・てな感覚で訪問したのですが、いやはや大正解!。結論先に言うと、やっぱりなんだかんだ言っても春木屋!うまし!未食の「ちゃーしゅう麺」が素晴らしいじゃないか!。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 染みる冷たさと苦味!コクと切れ味最高!寒さが残れど冷たい麦酒旨し!

 
 そしてなんだかんだ言ってもスーパードライはうまいね。寒さを感じながらも冷たいビールは旨いのです。冬場は夏場のように喉渇かしてからゴクゴクと飲み干す感じではないものの、辛口ビールは、沁みるほど旨いのですわー。
 

 
 寒さの中でも染みる冷たさと苦味!コクと切れ味ナイス!。淡麗なビールってのは日本ならではの発明ではないでしょうか。
 

 
 
 
<全体> ガチでノスタルジーな麺顔!素朴な風合いに香味油の煌めき!長閑さと和みが溶け込む!

 
 近年ラーメンは、人気でプレゼンスアップ!そしてインバウンド効果もあったり、そもそもの物価高があったりと、すっかり千円のボーダーを超えました。なので高くとも受け入れざるを得なくなってしまいましたが、ようやく春木屋の価格設定に追いついたかと。以前は春木屋って高ぇーーーーーって感じてたけど、今では世間相場が追いついたような感覚です。
 

 
 でもね、高いラーメンは今では麺顔がとても進化しており、華やかだったり美しさも感じるところですが、春木屋の麺顔は実にオーソドックス!。ちゅーか素朴そのもの。普通よりは肉肉しいとは言え、昭和の拉麺そのものです。唯一違いを感じるのは、鏡面のように輝く出汁の煌めき。そして熱感。さらにそこから立ち昇る湯気から香る出汁の甘みがなんとも言えない気分というところでしょうか!?。
 

 
 
 
<出汁> 醤油感覚に溶ける煮干甘味と節香ばしさ!更にカメリアラードでコクと香りが重厚!



 

 何と言っても魚介の味わいが第一印象。節と煮干しの風合いが濃ゆいです。煮干は甘味を醸し出すに十分で、苦みを利かせないのが特徴的。分厚い魚介感を出すがすっきりもしているのは、節にも頼った味わいにも感じます。勝手に妄想してますー。香味油は、カメリアラード。その層をレンゲで掬って旨みを分厚く感じ味わいます。それは麺にもラード層が絡み吸い込み、わりとスッキリと味わいイメージ。そして醤油のカエシの輪郭に甘味を感じ取れる結末。味わいに物語すら感じるのです。
 

 
 このラードが香味だけでなく熱を封じる感覚もありなむかと!「出汁が熱い」と感じます。つまりラードの層が熱さキープしてくれるため、気を抜いて啜るとアーチーーチーーアチッ!と火傷を負いそうになります。そして舌にまとわる動物系のコクは、ベースストックにもしっかりと動物系の旨味があるのだろうけど、やっぱりカメリアラードの輪郭が鋭い!。豚脂のエキスが濃ゆい割にはとてもスッキリして、ぴしりと感じるような油の広がりが素晴らしい!。
 

 
 
 
<麺> 素朴にボコつく捩れ!出汁を吸い込み噛み締めると素地の風味に甘味を感じる旨さなり!



 

 多加水の風合いは、少々低めに感じるが出汁を吸ってからの甘みが素晴らしいかと!。咀嚼して炭水化物とスープのエキスを一体化した旨味?いや甘味とすら感じる味わいがうまい!素晴らしいです。 縮れというより強いボコつき。そのボコボコとしたフォルムは確かに不規則に強く捻じれており、部分的にオーバルな形状です。その捻じれ部分を噛み締めると、妙に風味の強さが潜んでいるようにも感じます。ズボっと啜りあげるのも快感で、舌触りや喉奥を軽くタッチして駆け抜ける麺の実に素朴さを感じさせるシルエットも楽しい。
 

 
 そう・・・春木屋は出汁もうまいが、やっぱり麺がうまい!。そしてそれらのコラボレーションがまた素晴らしい!。たかが醤油味の中華そばとは思えないオンリーワンの旨さですな。
 

 
 
 
<チャーシュー> レトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わう!



 

 豚ロース肉のスライス。どちらかと言えばレトロなチャーシューで脂身がほとんどない、豚の肩肉。スカっと抜けたようなスポンジ感が哀愁を感じます。一度出汁が抜けきったところを、新たな旨味を引き連れた出汁を逆に吸収する。その溜まった状態を、奥歯でガジる!。すると旨味の汁が、まだ残っていた?かのような肉味を引き連れて、口の中で広がり出しますー。
 

 
 ところが今回は上振れ?と思えるほど、いつも食ってる春木屋の肉とは思えぬ(錯覚?)感動です。そのレトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?そんな感じでとても楽しく豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わいました。いつもなら豚肉をスープ生成に貢献し切ったような肉感覚なのですが、妙に肉厚で柔らかい食感がたっぷり楽しめた様子。ひょっとしたら、ちゃーしゅう麺用に肉を分けているのか?と勘繰ってしまします。単に未食メニューで選んだだけだが・・・今回はヒットしました!。
 

 
 
 
<メンマ> 王道のアイテム!軽快で柔らかい歯応えに魚介醤油が効いた味わい!

 
 少し長くてスリムな短尺型。歯応えは、軽快で柔らかくコリッとした部分あって、出汁味わいと醤油雰囲気がじわじわと感じられて旨しです!。出汁を吸った感じがとても旨し。甘味すら覚えます。
 

 
 
 
総じまして「時が移ろうとも何だかんだ言ったって春木屋旨し!長年惹きつける王道拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。大衆的な醤油系中華そばが極まったって感じかしらん?。どこにでもあるように見えて確実にオンリーワンな旨さです。接客と若手育成もしっかりしてる感覚だし、こういう店が長く続く店の典型なのだろうね。今後も素晴らしき東京ノスタルジック拉麺を追求し続けて欲しいものです。まだ寒さも残る時節なら恋しくなるかと!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5388】築地の中華そば 伊蔵八(東京・西東京市西原町)朝中華そば 塩 〜意外な場所に本格系!懐かしさに凛々しさ溶け込むネオノスタルジックな朝ラーメン!

隠れ名作朝ラーメン

 
 ホームセンター「コーナン西東京田無店」の駐車スペース片隅の店。唐揚げ専門店とラーメン屋が合わさったような業態で、お昼時は唐揚げ定食系がよく出る様子だし、持ち帰り客も多数。ロケーションのみならずそんなところも不思議なお店です。
 

 
 なのに朝ラーメンまで提供しているといのも実に面白い。しかも、醤油と塩が選べてそれが質感高い。気軽に食えるゾーンの中では、質感高いのでは?と思えます。今回は、健康管理時間抑制とあって仕事以外やることない休日のため、サクッと朝飯気分で訪問させてもらいましょう。
 

 
 
 
<全体> 朝専用とは思えぬしっかりな質実さとボリューム!塩出汁の明るさが漂う存在感!

 
 今回は塩バージョン。少し前までは590円だったのですが、ご時世のため100円アップは致し方ないですな。それでも700円を下回る。で、その分軽めな感覚なんじゃない?と思うとそうじゃないよ。結構と全体的にボリュームあるし、出汁の質感も明るい塩出汁。一見あっさり系と勘違いしそうですが、ノスタルジックな要素を感じる雰囲気もありなむかと。それ「築地」と冠する意味なのでしょう。まぁ今風な部分も見え隠れしており、ブラッシュアップしたノスタルジック拉麺。と言う感じかしら。
 

 
 細かいところを突くと、以前あったカイワレ菜が外され減価率の苦労が伺えます。そしてこの一杯のアイコン的存在とも言える青菜とメンマの盛り付けは落ち着き感を醸し出します。その一方で塩出汁の明るさに隠れて、魚介エキスが表層に漂っているのも見受けられ、改めて朝ラーメンとしては良くできてると思うのです。
 

 
 
 
<出汁> 品やかに染み入る旨さ!マイルドな鶏豚出汁と濃ゆい魚介出汁!野菜香味も滲む!



 

 マイルドに塩気に鶏系の旨みと魚介系の甘みが染みる展開。そしてじわっと香味野菜系が含まれるようです。やっぱり煮干は甘味中心!。ニボとした苦味はなく、荒節とも感じるアピールもあります。いつも思うが隠し味として生姜があるのでは?と思える滋味感?。刻みネギの清涼さと節系の風合いもよく似合います。
 

 
 動物系は鶏がメイン?。しっとり?マイルド?に感じる濃ゆさがあり、腹持ちの良さを演出しているようです。香り高くも甘く肉厚に広がる旨味!っという展開。魚介系の旨味ともシナジーがとても深くて、インパクトを与えます。香味油が、魚介・鶏・醤油の感覚をうまく一体化させてるようでこれまたナイス!。
 

 
 
 
<麺> 出汁と香味を纏ってプツプツ軽い歯応え快感!スリムなツルツルストレート細麺!



 

 多加水系のストレート細麺の中でもややスリムなフォルムで、出汁とよく絡みます。啜ると光沢ある地肌のためか、とてもライトでツルツルと滑るような口当たり。浮遊する微細な魚介の粉も貼り付けます。また香味油とベーススープの持ち上げもよし。そして歯切れはプツプツととても小気味よくて軽快です!。
 

 
 食べ進めると出汁をじわじわと吸い込むようで腰つきが品やか。それを奥歯へと運びクチリと一気に潰すと濃ゆい出汁を含んだ旨味が溢れます。麺の素地が出汁と唾液で糊化し切ったような甘味すら感じるではないか。
 

 
 
 
<チャーシュー> 塩出汁に魚介の旨味がじっくり浸透!解ける柔らかさ!肉厚煮込み豚バラ肉!

 

 

 あんまり醤油ダレって感じがしないチャーシュー?。鶏豚&魚介の旨味も深く浸透し、脂身の甘味と合体すると、更にまたコクが肉厚に広がるという展開!。白飯に絶対相性良さそう。脂身が出汁を吸い込んで蕩けて甘みをます一方、赤身部分は脂と出汁の旨味に赤身肉味を合わせた旨さ。
 

 
 
 
<メンマ> 漆塗りのような漆黒さと艶やかさ!あっさり歯応えと明快な歯応え旨し!

 

 

 実に濃ゆそうな色合いで味も濃ゆいのか?と思える見栄えですが、齧ると、これが一転してあっさり感覚でほっこりします。繊維質が太い部分と細い部分が入り混じっており、微妙な歯応えの違いによる味の変化も楽しめます。これは中々好印象!。もっとあってもいい感じ!。
 

 
 
 
<青菜> 塩出汁を含んだ小松菜の清涼感が鮮やか!円やかな出汁に濡れ麺に絡めても旨し!

 
 質感あるお浸しな様子。緩いザクザクとした歯応えの後に広がる清涼感は、ほうれん草では感じられない。出汁に濡れただけでなく、その円やかな味わいと絡むところが私は好きです。出汁に沈めて味を含ませ、そして広げて麺に絡めて食らうも楽しからず哉!。
 

 
 
 
総じまして「意外な場所に本格系!懐かしさに凛々しさ溶け込むネオノスタルジックな朝ラーメン!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。嬉しいのはホームセンターの片隅なのでクルマの駐車に悩まない!そしてしっかりナイス一杯が食えると言うこと。さらに朝から通し営業なので嬉しすぎます。味の充実感とこの価格ならお得感ありありかと。なので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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【今週のラーメン5387】中華そば 下連雀(東京・三鷹市南浦)チャーシューワンタン麺 半熟玉子 + 竹の子皿 + サッポロ赤星 〜三鷹の陸の孤島にガチ・ノスタルジック拉麺!ゆったり過ごせる名店江ぐち系譜!

私の新たな止まり木になりそうな予感

 
 先日、「中華そば みたか」に行った時、こちらも贔屓にしてやってくださいってなお言葉をもらったので早速実行!。この前の3連休は、ガッツリと仕事してしまったので、健康管理時間抑制ってことで代休ノルマを消化でございます。とは言え仕事は減らんので、パソコン立ち上げると勤務が付くので、iPadのアプリ内で出来る範囲でやるけどさ。とまぁ変な平日休暇と相なったので、陸の孤島にあるこちらに昼間からゆっくりと過ごさせてもらいました。
 

 
 こんな立地だから開店間際なら余裕でしょ!と思いきや、開店待ち客発生!。その後続々と客が来店し、結構根付きつつある感じです。オレもこの店の常連になってしまいそうな予感。新たな止まり木となりそうですー。
 
 

 

 
<サッポロ赤星> 苦味の中に甘みあり!図太い飲み口の後に軽やかな風味!マイ定番麦酒!

 
 平日正午前からビールあおってるのは私だけですー。この背徳感もまたそそります。オーダーと清算は奥さんが一手に担当し、大将は調理に専念。前回、サッポロラガーと伝えたつもりが、キリンラガーが開栓されて運ばれた記憶があり今回は「赤星!」っと勢いよく伝えます。
 

 
 黒光したカウンターに置くとちょっといつもよりカッコ良く見えるサッポロ赤星。ゆっくりと注ぐと泡立ちも丁寧な展開。春めいた気候ということもあって、寒さ気にせずゴクゴクと冷たさを味わいましょう。あゝ・・・語彙が少ないため毎度毎度で恐縮だが、やっぱり 苦味の中に甘みあり!。古風なラベルの雰囲気に相反して、甘みも感じいるのです。すっかりアル中の発言ですな(汗)。また図太い飲み口の後に軽やかな風味の印象的!。なので他のビールに比べて本数いけちゃうブランドなのです。でも急に混んできたし、平日ランチタイムだから今回は1本に抑えておきましょう。
 

 
 
 
<竹の子皿> あっさり仕立てでサクサク歯応えの短尺型メンマ!調味料と薬味で味変して麦酒と味わう!

 
 「竹の子!」とコールするを忘れてしまった。江ぐち・みたか系のファンを自負するならそれしなきゃです。ちゃんとあっさり系を意識した仕上がり。そして素地の味わいはシンプルです。
 

 
 フニャコリとした食感も似ております。冒頭から自家製ラー油を垂らしてみますが、カウンターに胡椒もできれば置いてほしいものですかな?。柚子七味を代用してフリますがそれも一興でございます。そして調味料と薬味葱がのって旨し。
 

 
 
 
<全体> 外に焼豚が整然と立ち並ぶ姿はウォールマリア!内は雲呑が横たわるシガンシナ!思わず心臓を捧げたくなるノスタルジックな麺顔!

 
 少し麺顔変えたのか?たまたまチャーシューの配置がこうなったのか?。諸兄の実食麺顔とは少し面持ちが違う気がしますが、肉を見てると急に進撃の巨人を思い出してしまいました。今回も半熟玉子は追加。一応現時点では、これがフルスペックと言えましょう。
 

 
 いわゆる特製ラーメンに匹敵ですが、これで900円(+玉子50円)はこのご時世破格ですぜ。デフォなら600円。儲けどんだけ?って察してしまう。なので他客はほぼトッピング追加しているようです。ここの嬉しところは、固茹で玉子のハーフがデフォルトでも付くということ。固茹でってところがノスタルジーを感じさせます。
 

 
 
 
<出汁> ガチ・ノスタルジックな醤油出汁を彷彿とさせるあっさり仕立て!やや醤油感強め?

 
 まずは出汁から。レンゲでゆっくり掬って味わうと・・・やっぱりガチなノスタルジック拉麺です。とてもサラサラとした仕上がりと、ライトな旨みと醤油感覚の優しさが広がる様子。豚肉・野菜類・昆布類等の旨みがシンプルで旨しです。時間経過に従いじわじわと麺の炭水化物が出汁に溶けるのもまた旨し。
 

 
 個人的な感想では、やや今の「みたか」に比べるとほんのちょっぴりだけどこか甘め?。また野菜や昆布の風合いはライトでしょうか。やっぱりどうしても比較レビューになってしまうなー・・・・以下できるだけ自重しよう。ベースは系譜を引用しないと説明にならないので。
 

 

 
 
<麺> 微妙にボソっとしつつも品やか物腰!じわじわと出汁を吸い込み甘みが高まる味展開!

 
 灰褐色と茶褐色の中間みたいな色合い。一回りマッシブなストレート角細麺。序盤の食感は、微妙に蕎麦ライクでボソッとした感覚です。そしてプツプツとしっかりした歯切れが良い。さらに奥歯で潰した後の素地と出汁の味の一体感が味わえます。食べ進めるうちに出汁をじわじわと吸い込みやすい様子。
 

 
 終盤はすっかり出汁を吸い込む。そこを肉や雲呑やメンマで絡めて食らうとよろしかろうです。また半熟玉子の卵黄や、チャーシューの脂まで溶けたのを吸い込んでるかのようです。
 

 
 
 
<半熟玉子> ちょいハードめな半熟状態!月見そば感覚で卵黄崩して絡めて溶かして食らう!

 
 全体的に平べったで白身はややハードな仕上がり。卵黄はトロトロ。温かみのある卵黄です。やっぱりせっかくここに来たなら外せないアイテム!。感覚的には、麺が蕎麦ライクで、さっぱり醤油出汁であることから、妙に月見そばの感覚に似た展開です。
 

 
 
 
<ワンタン> 江ぐち・みたかイメージに近い?やや豆粒肉餡が主張し食べ応えにも貢献!

 
 出自のイメージ通りのノスタルジックな雲呑!。肉餡はとても小さく愛嬌す感じます。そしてやっぱり旨さの主体は皮!。たっぷりと出汁を吸い込みまくり、全体的に茶褐色に染まっております。ガチで好きなタイプ。出汁を完全に吸わせてから麺に絡めて食らうのも好きな食べ方です。
 

 
 
 
<チャーシュー> まさに肉の壁!食べ応えある豚バラ肉!ノスタルジックで安寧を感じる旨さ!

 
 「みたか」と同じ肉、同じ材料なのらしいが、チャーシューは違いを感じますね。醤油ダレの感覚がこちらには残っており、味としては少し強いかもです。そこに出汁に濡れて吸って浸透して・・・赤身はしっとり、脂身は甘みを増す感覚?。
 

 
 温かみのある汁と絡むと、その溶けた脂がまた赤身もじわじわと吸い始めこれが旨いのです。
 

 
 
 
<メンマ> 出汁を吸い込むとむしろ一段と素地のあっさり感が印象的な味わいかも?

 
 すでに上述の「竹の子皿」のくだりで基本的には説明済み。だがやっぱり温かみのある汁と麺の上にのると、少しまた話が違います。温まるとメンマの素地感がしっかりと生まれ、また繊維質が柔らかくなり始めるので、歯応えも軽快により一層と感じます。
 

 
 
 
総じまして「三鷹の陸の孤島にガチ・ノスタルジック拉麺!ゆったり過ごせる名店江ぐち系譜!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。江ぐち系スタイルの店が増えてシンプルに嬉しい!。また少違う部分があるところはそのまま個性として受け止めて旨し!。出自の名店復活の味って展開も素晴らしいのだが、このままでもオレは好きかな!?。私の新たな拉麺止まり木な店となりそうです。駅からちょっと歩くが春先の散歩にはちょうど良いかと!。一度は体験いかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 

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【今週のラーメン5386】鯨人(東京・三鷹駅北口)ラーメン 黒 + もやしキャベツ + ネギごはん 〜だんだん旨くなってる豚骨醤油出汁!更に白飯と相性度アップ!相当腹を空かしてガッツリ楽しもう!一回行っとけ!

これ好きかもしれない

 
 いやぁ・・・そろそろレビューのストックが尽きそうです。時間なくて実は3日ほどラーメン食えてない。自宅缶詰で仕事しとります。今回は、意地とヤケクソで地元界隈でサクッと食えるこちら「鯨人」さんへ。
 

 
 とても旨いのに行列もせずサクッと食えるのが、何より多忙なオヤジとしては嬉しい限り。そして「ラーメン黒食いたい!」と自然に頭に浮かぶようになるとは・・・結構この一杯が好きになってしまったのかもしれません。
 
 

 

 
<全体> 野趣濃厚さも漂うのにスマートに感じる整う麺顔!出汁の重厚感も豊かで肉と葱もインパクト!

 
 本当は店内のサンプルだと「もやしキャベツ」はすでに麺顔に盛られているはずだったが、今回は手違いがあったのか?別皿であった・・・。それら一体となった姿を画像に収めたかったのに。そんな訳で前回食ったのとさほど変わらん展開となりました。
 

 
 照明によるのか?ちょっとだけ醤油の深みを以前より感じた次第。そして葱の小口ぎりと極細メンマが多めに投入され、デフォルト設定としてはとてもリーズナブル!。相変わらず動物系のエキスが濃ゆく表層を漂い、重厚感与えつつもどこかしらライトな家系な雰囲気を感じさせます。この店は肉が期待できるところで、香ばしい雰囲気を醸し出す豚肩ロース。赤身と脂身のバランスもよく、上品な仕上がりの中にもガッツリ感が楽しめそう!。
 

 
 
 
<出汁> 豚骨煮出だしが濃密でマイルド!しっかり醤油と結びつき家系とはまた違った豚骨醤油感!

 
 コンセプトは、ご飯に合う拉麺ということで、当初は家系と徳島系のいいとこ取りを狙ったようなニュアンスでしたが、オレが食べ慣れてしまったからなのか、アレンジが少し変化したのか・・・そんなことを忘れさせる独自路線を確立した感じもします。初動は豚骨エキスのインパクト。香りは豚独特の野趣な風合いを色濃く表現しているようです。あとでニンニクが欲しくなるパターン。
 

 
 醤油もしっかり効いておりインパクトある味わい。醤油の強さが凛々しい塩気と感じてこれまた旨しかと。そんな醤油の味わいに慣れ始めると、甘味がどこかしらしっかりと感じ始めます。なので鶏エキスも混じるのか?とも察したが、個人的には低め。豚骨主体な味わいが潔いかと。
 

 
 
 
<麺> ややスリムな中太ストレート麺!重厚な出汁を受け止めるしっかりとした素地の旨味!

 
 出汁毎に麺を変えてます。濃ゆい豚骨醤油エキスが実に太麺が似合う。ややスリムな中太ストレート麺。しっかりと素地の風合いを感じるタイプで出汁を吸う。その粉の甘味と出汁の旨味が一体化した味わいが素晴らしきです。
 

 
 また中盤以降は、表層は出汁を吸い始めて少し腰つき品やかになるが、そこがまた楽しいところ。太さ感じても喉越しがゆったりと楽しめましょう。意外と出汁を吸い込むタイプで、次第にしなやかになり細いメンマや青葱とよく絡むところもまた旨し!。あ!しまった・・・生玉子を購入するのを忘れた!麺に絡めて食いたかったのに残念!。
 

 
 
 
<焼豚> 薄ピンクの赤身と蕩ける乳白色の脂身!仄かにスモーキー!バランス良い旨さ!

 
 分厚めなスライスをハーフカットしたようです。全体的に肉本来の味わいを残す薄味仕立てで、肉をそのまま味わう感覚。ほのかに香ばしさが残るところも嬉しいです。断面にはねっとりと濃厚豚骨醤油に濡れ、脂身の部分は独特の甘味があり、奥歯で噛み締めるとジュワーっと脂が口の中で溶ける旨さ!。
 

 
 仄かにロースト系の香ばしさが滲む?そこにタレが薄く浸透。更に赤身は仄かなピンク色で、白身は蕩けるような乳白色。そのまま食らい、出汁に浸して味わい、麺に絡めて楽しみます。次回肉増でいこうかと!。
 

 
 
 
<もやしキャベツ> いわゆる温野菜!温もりに染みる素材のナチュラルな甘み!こってり出汁に溶ける

 
 カロリー多い豚骨醤油に、こういった温野菜はどこか免罪符に思えますな。しかもボリュームも感じさせるから、視覚的満足感と満腹感を補充します。替え玉だったら妙に身体に後ろめたさを感じるところ、これだったらそういって滅入ることもないでしょう。まぁ、想像の通りの展開。
 

 
 キャベツは分厚いところはホクホクと感じさせ、葉の部分はサクサクと感じさせつつ温かい野菜の甘みを迸らせます。キャベツは特に甘みを感じる野菜なのが嬉しいです。またもやしも侮れず。噛み締めると淡い甘味があるし、フレッシュな水分が出汁に溶けると終盤じわじわとマイルドに味変化したようでこれもまた美味しい展開です。
 

 
 
 
<他具材> 出汁に絡む極細メンマ!デフォでもしっかり多めなザクザク青葱!

 
 やっぱり嬉しい!デフォルトでも青葱とメンマのボリューム感が良い。また青葱は濃厚豚骨では欠かせぬアイテムだし、いずれ青葱で盛り上がる麺顔を楽しみたいと思っております。
 

 
 
 
<味変化> 一気にパンチが豚骨に染みて広がる爆発的旨さ!大蒜クラッシャー!辛味!豆板醤!

 
 もやしキャベツの甘みが出汁に浸透したところで・・・最後はシビっとした味で締めたい気分。やっぱりここはどうせなら生ニンニククラッシャーで投入!。一応テーブルセットの薬味が種類豊富で、刻みニンニクもあるので、辛味も豆板醤も入れてしまう!んだが、。一気にワイルドに豹変です。一気にキレとパンチが豚骨に染みて広がる爆発的旨さ!。
 

 
 
 
<ネギごはん> 牛タン塩だれ感覚の細葱!レモン汁!飯に混ぜ混ぜしあとは残り出汁を垂らして楽しむ!

 
 イメージ的には牛タンのネギ塩タレをそのまま白飯にのせた感覚で、これはもう食らう前から旨いって分かってしまう。私は葱が大好き「ネギ星人」なので、この味わいは堪らん!。
 

 
 葱好きなゆえに、葱ばかり食って残り後半は白飯だけになりましたが、そんなのお構いなし。残った辛味豚骨醤油出汁を垂らして、即席雑炊風にかっ食らうのが痛快です!。
 

 
 
 
総じまして「だんだん旨くなってる豚骨醤油出汁!更に白飯と相性度アップ!相当腹を空かしてガッツリ楽しもう!一回行っとけ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。こんなに旨いのに不思議と混みません。いいことなのかそうでないのか?。当初の横浜家系と徳島豚骨醤油のハイブリッド感覚とは少し進化を感じます。だんだんとオンリーワンな豚骨醤油に変貌してるかと!。特に黒バージョンにハマってますが、白も赤も旨いです。そして打って変わったような限定メニューもあるし実力派なお店かと!。激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

  
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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【今週のラーメン5385】武蔵家 武蔵境店(東京・武蔵境)ラーメン並 + チャーシュー + キャベツ + ライス 〜がっつり肉とヘルシー野菜!柔らか麺でワイルド仕上げ!朝に楽しい王道家系拉麺!

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朝の家系ってとってもアリだよね

 
 正確には午前10時だけど。以前は朝早くからやってたんだけど、最近はメニュー構成も少し変えて営業時間も少しずらした感じです。朝の時間帯いつ行って、常連と思しき客がパラパラとおられ、黙々と食った後で店主と明るく会話するってシーンが散見されます。
 

 
 そう、朝陽を感じながら家系ラーメンってのもいいよね。朝からそんな重いもの食えるかと言う意見も分かるんだが、薄め・少なめ・柔らかめで食らうと実に朝の気分にフィットします。ブランチタイムって急激に腹が空くことあるんだけど、そんな気分にぴったりなのです。とは言え・・・・単にチャーシュー増ししただけなのに、こんなにガッツリした麺顔になるとは、想定外(汗)。
 

 
 
 
<全体> 朝から食うぜガッツリと!肉増し野菜増しで気合い高まる麺顔!

 
 完全にチャーシューが丼からはみ出てますな(笑)。おそらく2枚増しの4枚でしょうが、一枚一枚が大きく晩飯レベルでございます。朝だからと察してキャベツを添えたのですが、これも結構ボリューミーでとても並盛りとは思えぬボリューム感!。 まさに朝から食うぜガッツリと!肉増し野菜増しで気合い高まる麺顔!。
 

 
 
 
<出汁> 豚骨煮出汁の塩気と軽めでスマートな鶏油!泡立ちライトな豚骨コラーゲン!

 
 朝だから少し薄め。されどスープを啜り始めるとやっぱり家系の満足感です。泡立ち軽めなのに同時にコラーゲンの豊かさ。豚骨のあら炊き感覚が伝わります。濃さがライトになっても塩気も味の濃さも非常にナチュラルに感じられました。
 

 
 醤油タレの味わいをしっかりしてます。それでも塩っぱくない。デフォルトゆえの余裕をスープ全体に感じます。旨味と塩気の結びつきを感じますし、その境目がなく、結びつきをピッチリと感じるといった様相ですな・・・。またキャベツの甘みが溶けて風味を与えるか!?。
 

 
 
 
<麺> 出汁に濡れて塩気を受止める柔らか多加水系中太麺!ソフティーな歯応え楽し!

 
 家系と言えば「酒井製麺」!加水の感覚は決して低くなく感じます。どちらかというと多めに感じるのは、最近柔らかめにハマっているから。そして捩れた感覚がほんのりと淡いモチモチ感を浮かび上がらせます。太目なストレート麺で、わりとスパスパと千切れるイメージを個人的に持っております。
 

 
 しなやかなので滑りも高速?。汁を吸い込むスピードは遅めに感じましたが、その方がスープが濃いためマッチしていると思います。へへへ・・・箸でリフトすると、想像以上に柔らかい麺線です。とってもスマートな濃いめのスープとのからみも中々バランスよく、グイグイツルツルと食わせます。
 

 
 
 
<ほうれん草> 下味の塩気あり!噛み締めるとクタった中に甘味あり!スープに沈めて尚旨し!

 
 ほぼ繊維質が溶けるような展開もいい。しかし、くたり気味かもしれんが、青菜の風合いを、フレッシュに展開するけど、味が濃ゆい出汁とは非常にマッチする!。家系でほうれん草に意識を集中して食らったことはないかも。
 

 
 
 
<キャベツ> 茹で上げ感しっかりでホクホク食感!噛み締めると出汁の濃ゆさを優しく包むナイスな甘味!

 
 割としっかりめに湯通しされた温野菜感覚。外側の部分は半透明になっており、また芯に近い部分は白くよく茹で上がっております。外側はしんなりした食感。中心部はホクホクとした歯応え。噛み締めると野菜独特の淡い甘さを感じます。その汁が重厚な豚骨醤油出汁に溶け込むと、余計に全体をマイルドに仕上げてくれるのも好印象!。
 

 
 出汁に沈めて浸しては食らう。またそれをまた麺に巻き付けながら食らう。嗚呼、楽しからず哉。恐らくキャベツ追加も、家系食らう時、これから続けることとなりましょう。
 

 
 
 
<チャーシュー> 器からはみ出る大胆さ!塩気も多めでご飯にも合う!パフのように決まった歯ごたえ!

 
 これまでここで食った中でベスト!。分厚さがある印象だったけど、大判ぶりが今回は特に好印象です。なので肉厚大判なため、器から完全にはみ出してるのが痛快!。
 

 
 多少カスカスな歯ごたえの方が、スープを吸い込むので程よいと思うのです。そして、スープに負けないためか・・・・塩気も含んでいる感じが、ライスにも合う!と言えましょう。
 

 
 家系のチャーシューは、基本的に外れたことがありません。個人的に好きな系統なのかもしれません。
 

 
 
 
<味変化> 仕上げのニンニクと豆板醤はカウンター!生姜はコール!豚骨醤油味に足して盛り上がる!

 
 「生姜」は、テーブルセットにはないので、店主にコールして貰うスタイルです。今回も「生姜メイン」。生姜をかなり多めに投入してみました。そして「ニンニク」はアシスト。「豆板醤」で仕上げるという流れ。これにより豚骨醤油のベースに生姜のジリジリとした刺激が溶ける感覚です。
 

 
 アシストとしてニンニクの刺激を投入。生姜が味の中盤を押し上げる展開で、ニンニクをFWとして投入しただけでは攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます。
 

 
 
 
<白飯> 板海苔とチャーシューを移し残った出汁を一気に垂らす!これぞ家系の最高の〆飯!

 
 ここは白飯が旨い!少しカタメな炊き上げがナイスです!。粒が立っててフツー以上に旨いです。まずチャーシューの切れ端と板海苔を一枚こちらに移し、そして後から残った汁を垂らす。これがやっぱりうまい!。
 

 
 物価高で、サービスライスもコスト面では苦しいかと思われますが、近くの大学生や勤め人たちにもとても重宝しておられることでしょう。激しく応援です。
 

 
 
 
総じまして「がっつり肉とヘルシー野菜!柔らか麺でワイルド仕上げ!朝に楽しい王道家系拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。こちら通し営業でいつ来てもコアな常連さんがいるようで地元に愛されてる感覚ありあり!。武蔵家中野本店系列ということで、中央線沿線住民には地元の味って気分でしょうか。朝ラーと油そばで激しく推しな店ですが、フツー以上に腹パンで楽しめる店です。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 

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【今週のラーメン5383】らーめん 高尾(東京・荻窪)らーめん 青菜 わかめ 板海苔 + ワンタン皿 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星 + キリンラガー 〜ハートフルな空間にノスタルジック極上中華そば!具材薬味アイテム次第旨さ自由自在!

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我慢して2週間?

 
 この1年ますます、活動エリアが狭まってきたようです。週末くらいは遠出もしたいのですがねーー・・・2月3月は年度末なので、しんどい。4月5月は決算だし、人事考課あったり初夏に迫る賞与査定があったり。その間プロジェクトを抱えているから、助けてーーーーーと叫びたい。そうだ!久しぶりにひとりカラオケに行こう!と思い立ったりもするが、やっぱり憂さ晴らしと言うか、癒しを求めてまたこちら「らーめん高尾」さんへと行ってまいりました。少し前「中華そば みたか」へ行ってばかりだと言うのに(汗)。
 

 
 そうなんだよねーー・・・ついここ来ちゃう。ちょっと毎日でも行きたい気持ちを抑えても2週間が限度のようですな(爆)。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 初動の苦くズシッとした味わい!ゆっくり苦味に甘味が滲むボディバランス!

 
 
 あゝやっぱり赤星のひと口め初動の苦くズシッとした味わいがナイスです!駆け抜ける麦芽の風合いに後口の軽い甘味が良いんですよね!。だから本当に飽きない。ズシリとした飲み口がたまらん!それでいて実は軽やかな後口だから、いくらでも飲みほせそう。
 

 
 
 
<キリンラガービール> 軽く苦味走る風合いと微かに抜ける甘味が良いね!

 
 すっかり2本目は、切り替えてキリンラガーのパターン。同じラガー同士で味わいの変化を楽しむと言う流れです。今キリンラガーは、口当たりの違いが面白く感じます。個人的には、赤星よりキリンラガーの方が苦味があると思ってる。なので同じラガーなら後半にこれをぶつけるのです。キリンラガーも 軽く苦味走る風合いと微かに抜ける甘味が良いのだった。
 

 
 
 
<ワンタン皿> 具材と薬味と出汁で溢れ出んばかり!小腹が張ってしまいそうな具沢山質感!

 
 フツーにワンタンが乗った皿が出てくると思うこと勿れ。ちょいとした小ぶりなスープワンタン状態で、結構量感あって満足度高しです。小皿に溢れんばかりの並々状態で焦る。スープを少し足してくれてる様子です。またそれに合わせて小刻みな葱微塵もたんまり。これだけで少し小腹が張るほどです。
 

 
 チャーシューも出汁を吸い込んでジューシー。それはメンマも同様で、少し濃ゆい拉麺出汁に浸ったようで、妙に味わい旨味が濃ゆいので酒が更に進みます。ワンタンは言わずもがなのレトロなタイプ。皮中心で揺らめきと滑り、そして素地の旨味をしっかりと堪能できる塩梅です。これでつい調子に乗ってキリンラガーで2本目が誘導されてしまいましたー。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> 妙に香ばしいフレーク肉!タレが周囲に染みて旨味が濃ゆい!葱と辣油が相性良し!

 
 もうツマミはこればかりだな(笑)。チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるのです。
 

 
 特に辣油垂らした後の葱と絡めると旨さ絶品でございます。葱の清涼感に辣油の刺激が溶け、タレが濃ゆく浸透する肉片と合わせて食らうと旨し!。酒が進みまくるだけでなく、きっと白飯にも合うかと!。
 

 
 
 
<全体>ノスタルジックで素朴な表情が極まる麺顔!青菜わかめ板海苔で質感アップ! 質実たるワンコイン拉麺!

 
 大衆感覚が溢れる中華そば!。具材増しせずデフォルトなら驚異的ワンコイン500円ラーメンであります。今回はデフォルトの「らーめん」に青菜&わかめ&板海苔を足してみました。実はこの時点で既に、ビール2本とツマミを食いすぎて既に腹パンなのだが:汗。まぁ、あっさり加減なので、予定調和で落ち着くボリューム感であります。
 

 
 ベースはノスタルジックで素朴。そして青菜が質感あるお浸しタイプでグレードアップ!。わかめも色合い鮮やか!凛々しく聳える板海苔!なので、清楚な麺顔がいきなり色気出すと言った印象でしょうか。
 

 
 
 
<出汁> レトロでライトな醤油系!香味野菜の優しい旨味と昆布のエキス!染みる豚出汁!

 
 ベースの昆布と野菜の下味のほのぼのさは見事だし、醤油ダレの輪郭もはっきりしてる印象。それに染みる豚エキス!レトロでライトな醤油系が沁みるのです。べースは昆布と野菜の下味でしょうか?。とてもほのぼのとした旨味は見事で、毎日でも飽きないと思うほど優しい味わいです。
 

 
 
 
<麺> 蕎麦ライクな素地の風味で甘味がしっかり!具材を挟み倒して豪快に味わい尽くす!

 
 ま、こちらも毎度毎度性懲りも無く「和蕎麦ライク」と伝えてますが、微妙にカタメなフィーリングが更に好印象でうまさが高まってます。ちょっと麺がカタメになるだけで素地の風味と甘味がしっかり!そこをネギを絡め肉を挟み豪快に味わい尽くすのですわ!。
 

 
 ネギのザクザク感の後にほとばしる甘味と清涼感!。クシクシプツプツと歯切れる感覚とのコラボレーションが見事な旨さと言えましょう!。
 

 
 
 
<豚> 熱感と出汁がより染みて尚旨し!昭和レトロな味わいに愛しく感じる旨さ!

 
 一片の肉に昭和のレトロ・・・ノスタルジックを感じます。微妙にスカッとした赤身と塊る脂身が、スープに浸って緩やか。ゆっくり優しいスープに濡れて染まって柔らかみの生まれた脂身を潰すように味わい尽くします。温もりの豚肉旨さを再認識。
 

 

 
 
<わかめ> 肉厚で鮮烈な深緑!食感すら覚えるフレッシュわかめ!

 
 薄いながらも淡くプルプルとした食感ありなむか。しかも色合いが深緑で鮮烈。葉脈に当たる部分などコリコリとした食感で頼もしいじゃないか。そしてワカメの風合いが、出汁に合う・・・・。妙に味変化などせず、出汁に沈め浸し吸わせてそのまま味わいました。
 

 
 
 
<青菜> 素朴で和やかな風貌に凛々しい色合いと清涼感を放つ!

 
 ちょうどお浸しにちかいほうれん草で出来が良い!。フレッシュさが残る茹で加減が絶妙!。醤油味との相性ある旨さがいい感じです。色合いも良くて面顔全体も凛々しく映えるし、ビールとも意外と合うのだった!。
 

 
 
 
総じまして「ハートフルな空間にノスタルジック極上中華そば!具材薬味アイテム次第旨さ自由自在!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。精算する際、いつも店主のお母さんに「今日も飲み食いし過ぎました」と伝えて笑顔を誘います。そんな冗談が出るほどここはほっこりする空間。ここの拉麺はもちろん好きなんだが、この雰囲気というか、接客というか、明るさというか、そんな気配りが嬉しくとても和ませてくれます。たとえ忙しくてもまた近いうちにやってくると思われます。感謝の気持ちを伝えつつも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5382】中華そば 向日葵(東京・三鷹市狐久保)特製中華そば 醤油 〜井の頭散策ついでに崇高淡麗にしてハートフルな醤油そば!激しくオススメ!

陸の孤島に旨さで惹きつける店

 
 それにしてもここは陸の孤島。三鷹駅・吉祥寺駅・井の頭公園駅どの駅からも微妙に遠い。バスで行くほどの距離でもない??。それでも平日開店時には、満席状態。以前は、日本無線(株)の事業場がすぐそこにあったから、客層は計り知れるが、それが無くなってもこの客入り状態。旨さで惹きつけているお店と言えましょう。
 

 
 今日も女性店主の優しい接客。若くて頼もしいメインスタフの対応で気持ち良いね。限定の味噌狙いでやってきたものの・・・妙に醤油に惹かれてしまってこのメニューです。塩が評価高そうだけど、実はここの醤油が好き。
 

 
 
 
<全体> 豪華さに潜む崇高感!淡麗醤油そば!低温調理の肉が波打つ美しさと迫力!


 
 まさに整った一杯というプレゼンス。旨さのオーラを配膳時に早くも感じます。美しく並んだ低温調理チャーシューが鶏豚2種で実にゴージャスです!しかも出汁感が優しいためか、全体的にハートフルにも感じさせる麺顔が素晴らしい!。
 

 
 おお!ビューティホー!具材の並びが整っただけでなく、全体的に出汁風合いや具材質感などがの一体感が上がっております。肉だけでなく麺線も整ってる。晴れ渡っても寒いので、流石にわざわざ三鷹駅前から歩いては来ないが、チャリこいてきた甲斐があると言うものです
 

 

 
 
<出汁> 乾物もしっかり溶け込み魚介もほんのり滲む甘味感覚!円やかな鶏エキスと醤感覚!
 


 
 ベースは鶏醤油系。丸鶏のような煮出感覚が実に芳醇と感じます。少し鶏油でコーティングしたような厚みを感じますが余計な重さがない。ナチュラルな感覚で、野菜などの旨味もあるようです。さらにそのカエシは「なま醤油」と言う感覚で、丸みを帯びたようなエッジ感覚。円やかで甘味を感じるような醤油感です。 
 

 
 また魚介が溶け込むようす。煮干・節・昆布等乾物もありなむようですが、節が効いてるって感覚。時間が経つと麺の炭水化物感が染み出すので、甘味が一層しっかり伝わるようです。東京のラーメンランキングでは影っぽい存在感なのだが、いやいやどうしてレベルは高し!。
 

 

 
 
<麺> 淡いクツクツ感と香りが楽しいストレート細麺!汁を吸いつつ素地のフレッシュさを保つ!


 
 揃って折り畳まれたストレート細麺。そしてややスリムなイメージで、淡くクツクツとした歯応えが実に好みです。風味が高い仕立てとなっております。出汁を吸い易い上に、しなやかになると出汁の持ち上げが更に良い感じ。醤油カエシを麺にも浸透させ始めます。噛み潰すと出汁と溶け合う素地の風合いもあり、奥歯で潰すと糖化したような旨味をじわっと感じさせます。
 

 
 汁を浸透しても風味は残っており、パツパツとした歯応えからやがてクチクチ!と変化する展開。同時に麺の風合いを楽しませてくれます。
 
 

 
 
 
<チャーシュー> 鶏豚2種肉!フカフカプルンと弾く鶏胸肉!赤身と脂身バランス良いしっとり豚肩ロース!


 
 低温調理系の肉。特に私のようにお酒と拉麺を合わせる人には嬉しくてたまらん。特に鶏胸肉のコンフィタイプの味わいがナイスで、引き締まりと柔らかさを両立するような歯応え!。フカフカパフパフと弾けるのが楽しくてなりません。それほど肉厚。汁に浸してスポンジのようにしてから食らうのも旨いよね。
 

 
 豚肩ロースは、大判で3枚スライス。美しく折りたたまれ扇状に波打ってます。はがすように箸でリストしますが、赤身の肉本来味わいと、下味の軽い塩気がバランスが良し。わざわざ少し残してあるビールと合わせて楽しんでしまいます。半レアっぽい部分がしっかりあって艶めかしき旨さも堪能。スープに浸したり、出汁でしゃぶしゃぶしたり、麺を巻き込んで食らったり、楽しさと旨さが尽きません!。
 

 


 
 
<他具材> 出汁に濡れてさっぱりと楽しませる柔らか穂先メンマ!


 
 鶏旨味との相性もいいし、分厚い部分も繊維が解れるような柔らかさ。これはテッパンの相性の良さです。さっぱり系の味わいが深く浸透しており、出汁との一体感が良い感じです。
 

 

 
 
<味玉> 卵黄は旨さ濃密濃密ジュレ状態!出汁が深く染み入り塩気と甘味のバランス最高!
 


 
 薄い褐色の味玉。割ると白身は、乳白色で軽くグラデーションしてる様子。出汁にじっくり浸透した感じで、柔らかくプルプルと震える仕上がりがナイス。
 

 
 そして卵黄は、ねっとりトロトロ部分が多く舌全体に絡む感じ。見た目以上に出汁浸透の熟成した甘みと、卵黄本来の味が濃密濃厚!。出汁の塩気が結びつきます。特製でないなら味玉追加は激しくオススメ。
 

 

 
  
総じまして「井の頭散策ついでに崇高淡麗にしてハートフルな醤油そば!激しくオススメ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。醤油の他にも煮干や塩もあって基本的にどれ食っても旨いです。さらに時期限定麺提供も更新が頻繁でファンを惹きつけ、実はとっても器用なお店。散歩散策ついでに再度激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

   

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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【今週のラーメン5381】武蔵境 つばさ家(東京・武蔵境)チャーシューメン ほうれん草増し + アサヒスーパードライ 〜地元のコアなファンを惹きつける!JR中央沿線の家系名店!質感高い家系拉麺!

家系柔わ麺!マイブーム!パート3

 
 年度末に近づくにつれ、年間の健康管理時間の調整ってのがあったりして、堂々と休暇取得。で、月曜日に引っ掛けて3連休としたかったんだが、寒かったり大雪だったりと身動きとれず・・・そんな勿体無い有給休暇って勿体無い!。急遽日程変更して、雪解けを待って拉麺活動でございます。
 

 
 でも冷たい空気感ってのは居座るわけで、結局近場での活動と相成ります。それでどせならってな流れで、最近個人的にハマっている「家系で柔わ麺」ってな感じで、今回は「つばさ家」さんへ。こちら開店直後に訪問しましたが既に満席。意外と知られてないが、結構実力派な家系なのです。今日もサラリーマンと地元オヤジ、そして亜細亜大学生と思しき客層で賑わいます。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> キレ味絶好調!お馴染みの洗練されたクリアな辛口が今日も冴える!震える寒さでも旨い!

 
 当然飲むぜ!今日もスーパードライ中瓶!。言わずと知れた「洗練されたクリアな辛口!」と言う宣伝コピー一杯です。若い頃はすごくハマって、アサヒビールへ就活に行ったのは遠い昔。そして緊急事態宣言明けて、堂々と久しぶり飲めるも痛快ですな!。
 

 
 嗚呼、なんだか今回は特別に、店で飲める幸せアサヒスーパードライ!キレ味絶好調!お馴染みの洗練されたクリアな辛口が今日も冴えるのだった!
 

 
 
 
<全体> 肉増しほうれん草増しの贅沢さと満足感!鶏油の深い溶け込みに野趣溢れる家系出汁感!

 
 やはり、肉増しほうれん草増しの麺顔は絵になるね!。出汁も麺も全て覆いつくさんとするそのボリューミーな具材の迫力!。そして凛々しく漆黒に輝く板海苔。まさにアイコンと感じる定番なる迫力が、見目麗しい感覚です。ワイルドな麺顔なのだが、なぜか実物はまとまりを感じる仕上がりです。
 

 
 海苔は当然だが、肉厚海苔とチャーシューの整った並びに心が躍る。その整然さを掻き乱すのか?張り合うのか、コントラストを強調するのか?そのほうれん草の増しぶりが大胆!。そして隙間からうかがえる出汁の感覚は、家系豚骨醤油らしい鶏油の明るさと豚骨煮出しの濃厚さが滲む・・・。まさに整った野趣感なる見栄えが素晴らしい!。
 

 
 
 
<出汁> 豚骨エキスの貼り付き!その正しく図太いコク深さ!鶏油の分厚くもマイルドな旨さ!

 
 家系の醍醐味は、重厚感ある豚骨煮出し。やっぱいいね。旨クサの余韻をふわっと感じさせる程度の野趣なエキス感がたまりません。その豚骨の織りなす髄と髄との混じり合いに・・・鶏油と醤油ダレがまとまるようです。その重厚感は、クチの周りにねばりつくコラーゲン感でわかる。そして一切臭くなく、逆に醤油ダレが奇麗に味の幕引きをしているのが素晴らしい。
 

 
 個人的には、ここは鶏油のバランス感と質感が良いと感じてます。薄らと輝くような黄色味を帯びた出汁感がそれをよく表しているかと。そして一方「豚」と「鶏」の髄のような旨味が細かく溶けてます。白濁な豚骨の髄エキスに、少々赤みがかった鶏骨由来のやや赤身ある白濁さが入り交じりが沁みる展開です。へへへ・・・それだけではなかった。ほうれん草の甘味がじわじわと溶け込むようです。青菜ならではの甘み!豚骨醤油の塩気を和らげるかのようです。実に円やかさを演出してます。
 

 
 
 
<麺> 家系らしい中太麺!緩やかで和むような麺線!素地が出汁をたっぷり吸い込む旨さ!

 
 今回も「柔らかめ」。その麺表情はナチュラルな物腰感が見てとれる中太麺感覚。よく見るとほんの少しだけ潰れていて、捩れやすいところが、いかにも家系らしくて旨そうな麺です。そして家系定番の薄黄色いところが安寧感を誘う!?。表面の艶も、鶏油効果もあってか光り輝いてこれは、見ているだけでそそられます。
 

 
 柔らかいだけに出汁を十分に吸い込むようなナチュラルな物腰し。ややマイルド系な固さゆえに中加水の品の良さもナイス!芯を感じることのない、麺全体でニュルニュルと感じさせようとする感覚がグッドです。前歯ではスパスパと千切れて行くようで、奥歯感覚は、クッチリ、ちょいワシッと潰れる感覚?。うふふ・・・海苔!肉!ネギ!巻き付け絡め尽くして味わうのが好きです!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 肉と出汁の掛け算!赤身が程よく脂と出汁を吸い込む!大判肉厚豚肩ロース!

 
何と言っても大きさと厚さ!そしてボリュームがいい。並びつけもナイス!。食べやすさというより、旨さが光る肉感がナイスです。また、噛んだときに、微妙に「ほろっ」と崩れる感覚がよいのです。そうそう!崩れやすいのもポイント。崩れた肉片は、そのまま麺の隙間に隠れたり引っかかったり。そこを麺諸共食らうのが旨い様です。
 

 
 あゝ実に煮豚感覚が優れた肉と申せましょう。どちらかと言えば、脂が抜けてちょいとカスカス系肉?。それでもスープと脂を吸い込んで、赤身の肉味としっかり一体化した旨さです。脂が程よく残って脂の旨味がむしろ明確に感じる様でもあります。
 

 

 
 
<海苔> 出汁に濡れても風味高し!家系らしく肉厚な海苔!酒のつまみにもなる旨さ!

 
 今回も性懲りも無く、何度も何度も何度も何度も・・・麺に巻き付けて食らいますが、海苔単独で出汁で濡らして食らっても絶品!。やっぱり海苔を巻き込むと旨い。この展開は止められません。海苔の旨さを外して考えられんのが家系。肉厚さと熱ダレ少なさがとっても良いですな〜。風味がよい!。
 

 
 
 
<ほうれん草> クタクタ加減がナイス!塩気が効いた汁を吸い込み甘味を滲ませる!

 
 そのままでも旨いのだけど、出汁に一旦沈めてから食らうのが最高。塩気が効いた汁を吸い込み甘味を滲ませるのです。また肉や海苔を巻いてほうれん草を食らうのも一興で、ご飯にも合うしツマミにもなろうかという万能なる旨さ!。
 

 
 この「くたびれ加減」がたまらん。そして実にボリューミー。麺にからんだ時の歯ごたえもまた面白い感覚でして、できればほうれん草増しでも良かったかもしれません。
 

 
 
 
<味変化> 毎度毎度生姜大量投入!軽く擂り下ろしニンニク!仕上げに豆板醤!刺激と辛味!

 
 今回も味変化は「生姜メイン」「ニンニクはアシスト」「仕上げに豆板醤」という順位。生姜をかなり多めに投入するのが、最近の私の流儀でして、これにより生姜のジリジリとした刺激が豚骨煮出しの野趣感を落ち着けます。
 

 
 それだけでは飽き足らず、アシストとしてニンニクの刺激を投入。生姜が味の中盤を押し上げる展開で、ニンニクをFWとして投入しただけでは攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます。この展開は最近の家系でのお気に入り!。
 

 
 
 
総じまして「地元のコアなファンを惹きつける!JR中央沿線の家系名店!質感高い家系拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。今年は定期的にもっと家系ラーメンを食おうと決めてますが、忙しくて身動き取りにくい状態が続きますからこの店の拙SNSアップの頻度が増えましょう。あしからず。それでもやっぱり激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
 

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【今週のラーメン5378】中華そば みたか(東京・三鷹)チャシューメン 細葱 半熟玉子 + チャシュー皿 + サッポロ赤星 + キリンラガー 〜とにかくハートフルでノスタルジックなスペース!そんな風情染み入る一杯!

youtu.be

忙しい・・・身動き取れないので「みたか」へ逃れる

 
 とうとう土日も身動きとれず・・・。さすがに夜は好きにしようと、我儘言ってひとり「中華そば みたか」で出かけて憂さ晴らし。どうせメチャ混みだよなぁ〜・・・と思ってたんですが、この日は昼の部が混みすぎた反動なのか、サクッと開店前15分前で一巡目をゲット!。休日には珍しいかと。今日はここで食えという神の思し召しかと思われました。
 

 
 さてこれ以降・・・いつものパターンの展開でごめんちゃい。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 多忙合間の刹那を盛り上げる図太い旨苦味!仄かな甘味!旨味が格別!

 
 声をかけなくとも出てくる赤星。今日も旨いぜ!図太い旨苦味!仄かな甘味!旨味が格別!。苦いだけなら欧州ブランドがホップが効いていい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところ?。これが毎回飽きずに実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。
 

 
 
 
<キリンラガー> 偉大なるオーディナリーな味わい!定番の苦味は安定極まる旨さ!

 
 キリンラガーは、まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。週末のビールはやっぱり最高だわ!。
 

 
 
 
<チャシュー皿> 魔法の醤油ダレと調味料がさっぱり煮豚をコク深く仕上げる旨さ!麦酒に最適!



 
 もう定番。小皿にメンマを少々敷いた上に小さいめにカットされた薄切り豚バラ肉。サイズが大小違う青葱微塵が振りかけられ、調味料と魔法の醤油タレが垂らされると言う、極めてシンプルな逸品。麦酒との相性が抜群であります。醤油と調味料の塩気が、脂身の甘味に混じるのが合う!更にメンマも絡めて食らうと食感も楽しいし旨さも増す!。ここてビール飲むなら絶対に合わせるべきかと!。
 

 
 
 
<全体> 何度食ったか数えきれん焼豚麺!半熟玉子を乗せて今回は細葱山盛りで攻めてみた!

 
 まさに古き良き時代の一杯って感じがありありで、出汁はすっきり濃ゆめの醤油ブラン!だけどライト。そして隙間から覗く麺の風合いは、後述するけど実に独特!。こまネギとは、細かく刻んだ薬味ネギのことで、「ザクぎりネギ」と「こまネギ」の2種類あるが、ネギの量が、ふふふ・・・多いじゃないか。これはきっと気を効かせてくれたんだと思います。
 

 
 あゝ昭和ノスタルジーなラーメンが、近年再評価されつつ思える中、この店は、ブレずにずっとそれですよ。特にこの店の一杯は、ポリシーとすら感じます。豚肉が特にそう。味玉じゃなく玉子をそのまま半熟玉子ってのも個性的で、都内広しと言えどほとんど見かけません。
 

 
 
 
<出汁>豚煮出しの円やかさに野菜の甘味!昆布エキスの溶け込み深く滋味和やか!

 
 とてもさっぱりとして、優しく嫌味が全くない!。醤油ダレが魔法のようにキリリと伸びるような塩気だが、ベースの出汁は優しい豚煮出しである上に、大量の葉野菜と昆布の投入と、その煮出しが効いており、とても円やかで優しい旨味となっております。
 

 
 今回は、「チャシューワンタン皿」で残ったタレも投入したのもあって、一層優しく円やかな展開がナイス。それぞれのエキスが溶け込み、いつもより滋味和やかな展開となって旨しです。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!心地良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!比類なしの蕎麦ライク中華麺!

 
 何度も性懲りも無く語っておりますが、これを抜かしては置けぬ・・・「まるで蕎麦」!。相変わらず蕎麦ライク極まれりです。落ち着きのある素朴な褐色が印象的。
 

 
 そして風味と甘味がとても強いです。しかも熱ダレにも強く、ゆっくり食っても、伸びない感じ。ずっとクシクシとした歯応えが続くようです。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、実に麺としての味わいが強いと言えましょう。
 

 
 
 
<チャシュー> ノスタルジーな仕上がりが好きさ!ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!

 
 チャーシューじゃなくて「チャシュー」です。誤字ではありません。いかにもノスタルジーを感じさせる肉です。中華そばチャーシューの原風景を感じさせるような仕上がりが、オヤジ心を泣かせます。決して驚く旨さじゃないんだが、何周か回ってか実に新鮮に感じるようなイメージと言ったところでしょうかね。
 

 
 茹で豚の脂が抜けた感に、醤油スープが逆に染み込んで別の旨さが生まれるようです。アテでチャシュー皿食ってる上に、さらにチャシューを食らうという・・・・それだけ好きってことですな。
 

 
 
 
<メンマ> あっさりしつつ出汁を吸い込み温もりの旨さ!これもノスタで味わい深し!

 
 これも薄味仕立てです。フニャっとしてそうな短冊型で、思いの他、淡くコリっとした歯応えがあるのがいいね。出汁を吸い込みやすいようで、醤油タレや醤油スープにもすぐに馴染むようです。それだけでもシンプルに旨いが、実は麺や薬味と絡ませながら食らうのが旨いかと。
 

 
 
 
<半熟玉子> 毎度定番の半熟玉子風に!割って麺に絡める楽しさ!熱感こもる熱々卵黄に思わず興奮!

 
 麺の湯で釜にポトンと生卵は落とされ、静かに短時間煮たところで平ザルで救い上げる。手法的にはポーチドエッグと同じです。これを自宅でもやってみたくて・・・どれだけ失敗したことか。Amazonで作る道具を見つけて最近ゲットしたばかりです(笑)。
 

 
 薄く卵白部分に白い茹で上がりが生じ、卵黄は熱感がしっかり伝わって、熱々なコク円状態。まず存分に麺に直接絡めましょう!。その、麺に絡む卵黄の姿が素朴な風景がナイス。食えば旨さ質実です。これは最近クセになってる味わい方かと!。
 

 
 
 
<味変> 自家製ニンニク醤油ダレ!味にシャープさとパンチを生む味迫力!

 
 いつもは「油そば」か「チャシュー皿」でやるパターンですが今回は汁系でトライ。店主気まぐれの不思議なニンニク醤油ダレ!。穏やかなバランスを崩すかもと危惧したものの、意外と穏やかさは影響されず、コク深さだけ増した感覚。ううう・・・これも毎回やらかしてしまいそう。
 

 
 
 
総じまして「とにかくハートフルでノスタルジックなスペース!そんな風情染み入る一杯!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。和みの雰囲気と安らぎ感がハンパない上に心地良くも懐かしい空気感!。オヤジも若者も魅了する拉麺店です。この店が通える範囲にあって本当に拉麺人生としては幸運!。こういった旨いものは広くみんなで分かち合いたいもの!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5377】一圓 三鷹北口店(東京・武蔵野市西久保)三鷹らーめん + ジャンボ餃子 〜やっぱり昼飯は町中華最高なのか!大いなる大衆感覚!圧巻の餃子&野菜らーめん!

たまには町中華の昼飯って良いね!

 
 とうとう年度末の時節に突入。ここから5月末までが年間でも一番忙しい時期に入ります。なので在宅ワークとは言え余裕ぶっこくことも叶わず。午後から会議が入っておりますので、早めに近場の町中華でランチです。
 

 
 個人的には一番入りやすい「一圓」がオススメ。何と言っても名物「ジャンボ餃子」があるもんね。そして麺類も各種揃っているので飽きない。サクッと町中華拉麺を堪能です。
 

 
 
 
<ジャンボ餃子> 一番人気!デカさ3倍?もっちりカリカリ焼皮!餡から迸る肉汁野菜汁!

 
 まずは看板商品の餃子。和かい人は「餃子ライス」ってセットがあり、個数で追加可能。餃子目当てで来る客多し。
 

 
 へへへ・・・デカいやっぱ!しかも餡がガッツリ詰まってる。ニンニクも多少かおりますが、野菜類の量も多く、豚ひき肉の肉汁が噛むと迸りますが、野菜の汁もいい感じで弾けるイメージ。優しい肉塩気に野菜甘みが馴染んで、優しくも頼もしい旨さとなってます。
 

 
 更に餃子は皮が良い!非常に良い!実に肉厚で蒸し焼き状態。鉄板に触れない部分はモチモチとした仕上がりで小麦粉の味わいがすごく旨いのです。また鉄板で焼き付けられた焦げ目も当然旨い!。カリカリとしながらも肉厚感あります。モチモチもっちり&カリカリサクサクとした食感を楽しもう!。
 

 
 
 
<全体> ビバ!町中華野菜らーめん!ラードが香ばしいキャベツキャベツ炒めが身体に嬉し過ぎる!

 
 一応ここは武蔵野市だけど、三鷹らーめんをチョイス。全メニュー制覇してるつもりがこれだけ食ってなかったため。写真でだいたい想像はしてたんだが、実物は予想を上回った!。おおおお!これは中々いい感じの「野菜らーめん」じゃないか!。野菜炒めとしても立派な具材がナイス!。モヤシはなく、キャベツメインという優れもの。
 

 
 しかも野菜炒めの油が湯気だっており、その香ばしさが堪らん!。ラードなのかが、熱をしっかりキープしてるような雰囲気もあり、実に熱々!。これは真冬ももってこいの一杯!。
 

 
 
 
<出汁> 野菜炒め油が実に効果的に香ばしいさを発揮!野菜の甘味とスパイス感が醤油出汁に溶ける!

 
 町中華系でイメージし易い豚鶏スープ。いつもならカエシに調味料の効きを気軽な旨さと感じる展開ですが、今回は妙にハマった。野菜炒めの油が実にしっかり感じるほどで、その香ばさがハンパない。特にキャベツ炒めの旨味がじわじわと滲みだす上に、炒めた香ばしさが一面に広がります。
 

 
 炒めのラード系の炒め油が出汁に染みて香ばしさを与え更にキャベツを中心とした野菜の甘味もしっかり溶けています。またラードが分厚く、熱を逃がさないように蓋をする役目をはたしており、これが真冬だというのに軽く汗をかかせる。こりゃ旨いわ!。
 

 
 
 
<麺> ちょいカタメな茹で上げかたがナイス!野菜炒めとのコントラストを感じる楽しい歯ごたえ

 
 特別に騒ぎ立てることもない中華麺ですが、「ストレートさが綺麗」「やや黄色めの発色が中華らしい」「歯ごたえがしっかり」という3点が実に気持ちよかったということです。
 

 
 おそらく湯で釜で泳がせて平ザルで湯ギリってタイプでしょう。一圓はそういうスタイルだと記憶していますが、三鷹北口店は厨房内が見えないので推測の彼方・・・。ストレート麺がとてもほぐれやすく、また絡みつきがあってもすぐに解けるところがナイスなんです。つまりストレートさが実に綺麗。そして中華麺らしい、ねり水の特徴的な黄色めの発色が、中華としては実に落ち着きます。ラーメン専門店とはまた違った存在感です。そこが中華麺らしいプレゼンスというところ。
 

 
 また、ややカタメの茹で上げが気持ちよいです。モヤシのシャキシャキ感をしっかりと受け止める麺のクツクツ感覚。麺とモヤシは同時に食べるものですから、混じり合った歯ごたえのカオスがたまらなく楽しいのです。水っぽいシャキシャキ感と、これから水気を吸い込もうとする麺のクツクツ歯ごたえのコントラストが想像できる。そんなことを感じながら、食ってるオレです。だからラーメン食ってる時は話しかけられるとイラつくらしく、怖いと言われたこともあります(苦笑)。
 

 
 
 
<具材> キャベツメインのしっかりした炒め!玉葱、人参の他搾菜が混じって趣深い野菜炒め!

 
 キャベツの炒めが少しだけ焦げが入るようで、そこもまた好み!ラードにその香りも移り込んでいるし、それがまた全体の炒めにも絡んで旨しです。また具材としては玉葱と人参も入っており、これらの甘味もしっかり炒めで出されているようで、実に優しい味わいです。
 

 
 また更に搾菜も投入されており、この何とも言えない中華風な風合いが滲むので、かなり仕上がりとしても高まっている様子です。
 

 
 
 
<チャーシュー> ちょっと遠慮がちだがあると嬉しい!醤油ダレ染みた豚バラロールスライス!

 
 うう・・・ちょっとサイズダウンか?このメニューの具材主役は完全に野菜なので、かなり脇役的な存在感。醤油が深く染みた豚バラ肉ロールスライスで、白飯との相性が良さそうです。
 

 
 
 
<味変> 自家製「泥ラー油」を垂らして辛味刺激を足しても旨し!

 
 そのままでも良かったが、ここの自家製泥ラー油も結構好き。餃子でかなり垂らして食らう私ですが、野菜炒めの甘味とけたところに少々足してみるのも味の一興かと!。悪くないコンビネーションでした。
 

 
 
 
総じまして「やっぱり昼飯は町中華最高なのか!大いなる大衆感覚!圧巻の餃子&野菜らーめん!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁー大衆的食堂感覚でがっつり食らうのが実に気持ち良い!。心温まる上に実際拉麺の熱々さで後半はセーターを脱いでしまいました。やっぱたまにはいいね!町中華の拉麺ってのも!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も美味しいラーメンありがとうございました!!!
 

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【今週のラーメン5376】ラーメン 健やか(東京・三鷹駅北口)特製醤油 〜緩やかにブラッシュアップ?気が付けば進化が止まらない崇高系拉麺!

三鷹駅北口は落ち着くのよ

 
 書くこと思いつかないので、しょーもないことを。三鷹駅って、三鷹市と武蔵野市の境に位置するのよね。駅舎の駅長室が南側にあるから三鷹駅という名称。似たような事例は他にも色々あって、確か目黒駅や新宿駅もそうだっけ。
 

 
 また三鷹駅は、南口と北口で随分と雰囲気が違う。南口は商業的で、北口は住宅地的。南口は開発が盛んで、北口はタワーマンションがある程度。なのでとっても落ち着く雰囲気なのです。ところが拉麺屋さんとしては、駅からの半径距離が同じでも北口の方は厳しい。そんな状況でかなり歩く距離ある「麺屋さくら井」が名店として人気高めているのは、実は驚くべきことなんです。そしてもう一軒!それが「ラーメン 健やか」さん!。味わい故に地元のみならず、客を惹きつける店!。絶対に旨い!そんな店に今日もチャリをこいて訪問。やっぱどうせ拉麺活動するなら、宣伝と応援を重ねたいと思ってるこの頃です。
 

 

 
 
<全体> 肉肉しさに淡い淡麗感!円やかな醤油ブラウンが妙に深みを感じさせる仕上がり!

 
 ラーメンってのは宇宙だな。麺顔とその丼の中に出汁・肉・薬味・・・そして味玉が惑星の様に浮かぶ。そんな今風醤油系の麺顔でございます。まさに整う美しさよ。麺線がきっちりと整って浮かび上がりますが、特製具材ゆえに、隠れた奥ゆかしい美しさを伝えます。
 

 
 具材の質感、出汁の深い霞みと質感溢れる具材。見ているだけで酒を合わせたくなるところですが平日昼間。悔しいが静々と今日はこの一杯と対峙させていただきましょう!
 

 
 
 
<出汁> カエシしっかり!乾物柔らか!ぴっちり感じる貝出汁浸透!妙に軽やかな動物エキス?
 


 
 確か、開店当初の味わいは、ホンビノス貝バリバリ聞いた痛快な貝エキスだったイメージですが、今となってはかなり変化して纏まり重視な印象かと。バランスが取れてる?いや整っているという印象です。煮干や鶏、そして牛のエキスが複雑に絡み合う。それらが軽い濁りを表す様です。
 

 
 特に仄かな動物系の余韻がナイス。単なる香味油の余韻と思っていたんだが、それが微かに混じる牛骨なのかもしれません。また鶏の濃密感、豚の優しさ、それらとも違う透き通る様でしっかりした味わいを感じる。
 

 
 そして醤油。ライトな様で深みのある味わいは、たまり醤油?乾物で和らいだ様な色合いに感じます。さらに最後に感じるのはやっぱり貝出汁エキス。残り少ない出汁を息に平らげると、まとめ役は貝出汁だったかと思えるほど、鼻に抜ける余韻に貝を感じるじゃないか・・・。時代の流れと言うよりは、変化しつつも纏まりあって進化と言えましょう!。
 

 
 
 
<麺> 噛み締めて出汁と混じる旨さ!パツっとした歯応え&風味高さが痛快!見栄え凛々しく腰つき品やか!


 
 やっぱりパツっとしたストレート細麺が実に秀逸。密度が高くて風味も高い。以前はフレッシュさが伝わるイメージだったが、素地に出汁の浸透をより感じます。浸透し始めると少しシットリ感も混じるパツッと歯応え。
  

 
 そして汁が浸透し始めると、じわじわとゆったりとっした腰つきへと推移します。そこを噛み締めて旨しなのだわ!。汁の持ち上げは良く、噛み締めると麺と出汁が一体化する旨さです。束になった麺を奥歯でプツプツヌツヌツと潰すと素地の風合いが溢れると同時に、汁が混じった旨さで唾液腺が一気に刺激。溢れまくり!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 鶏豚2種!本来の赤身肉味と脂の甘味ある豚肩ロース!ほんのり出汁染みる鶏胸肉!
 


 
 まずは豚肩ロース。全体的にピンク色した赤身は、肉本来の肉味がダイレクトに伝わります。そして、下出汁の風合いも見え隠れで淡麗なイメージの味わい。下出汁が浸透して、味はとても穏やか。そこに脂身の甘さが混じり浸透し、一体化する旨さす。また少し遊ぶ感覚で、スープに絡めて泳がせてから食らいますが、豚肩ロースは脂身が緩くなるようだし、また赤身が少しだけ上気した旨味あり!。
 

 
 一方の鶏胸肉。これは定番とも言えるコンフィ状。繊維質を感じるような少しハードなパフの様なフカフカさ。そして少し引き締まりがある歯応えです。気持ちよいほどに千切れるのも快感。浸透させた出汁が少し特徴があって、周囲に絡ませたのか微妙なスパイス感もナイス。
 

 
 
 
<穂先メンマ> フニャコリとした楽しい歯応えの持続感!超細長で大胆に丸々一本!


 
 穂先メンマがいいじゃいか!丼の周りを囲みます。そして太さもあって食べ応えもあり。色合いはかなり出汁の深い色合い。そして味わいはとてもあっさりしており、スープが浸透し旨さを更に感じさせます。実にこれは一度で食らうのは勿体ない。ちぎっては味わいますが、特に穂先部分は、出汁がしっかり浸透して旨しです。
 
 

 
 
 
<味玉> 上品な濃密感!玉子本来の味わいがしっかり!塩ダレに白出汁混じる円やか旨味!
 


 
 白醤油系の出汁浸透?全体的に優しい味わいで、卵本来の味わいをしっかり伝える旨さです。白身はプルプルとした柔らかい状態で好き!。軽く乳白色しており、白身だけでも実に優しく旨いのだった。
 

 
 あゝ卵黄は、やっぱりトロミが少な目で全体的にジュレのような仕上がり。特有の濃密さを表しつつ、出汁の円やかさが心地よく浸透します。醤油系の味に混じりましたが、そんな変化も楽しく、しっかり堪能させていただきましたわ!。
 

 

 
 
総じまして「緩やかにブラッシュアップ?気が付けば進化が止まらない崇高系拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。振り返ると知らぬ間に変化してる!絶え間ないブラッシュアップの研鑽を感じます!。食べログ百名店も激しく頷けます!そして激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5375】◯つばき食堂(東京・小金井市貫井北町)ねぎみそ + ネギ飯 〜朝からガッツリ働く男を魅了!朝っぱらからズドンと染みて惹きつける魔力的味噌麺!

youtu.be

疲れ果てている・・・だからラーショで気合い入れ!

 
 今年はキツいわー。ほんと疲れ果てている。いくつもプロマネ引き受けているのは、とどのつまりは人材不足ってことですね。だからこんなオッサンにも役回りがある。元々暇なのが嫌いなのでこんな拉麺レビューを続けたきっかけなのだが、ホイホイと引き受けたのを、今激しく反省してます。ただね・・・失敗プロジェクトも少し兆しが見え始めたから、何だか嬉しくてまた張り切る。そんな感じで、午後以降びっしり予定が詰まった平日に、朝ラー決行!。毎度毎度のこの店です。
 

 
 それにしても朝からガッツリ食らう男共が集結!。これがラーメンショップ系の楽しみですよ。皆同じように仕事と苦労の合間にこれ食ってるって連帯感。みな黙々と食ってるシーンが好き!。なんだかんだで、日本は俺たちが支えているってもんですぜ。
 
 
 
 
<全体> 朝にミスマッチな濃ゆくワイルド味噌感!青磁丼に素朴に広がるジャンキーさ!


  
 これこれ!これよ!ラーショ系独特の豚骨醤油に背脂が溶ける中に、さらに溶け込む味噌感覚!。ワカメと海苔がいつものお出迎えです。
 

 
 そしてアイコンとも言える「味葱」がシャキシャキと凛々しく中央に鎮座した上には、チャーシューはそれを枕にして横たわっております。味噌ダレが溶けている割には、見た目は豚骨醤油っぽいね。
 

 
 
 
<出汁> 豚骨醤油に深く染み入る味噌感!塩気とコクと円やかさが一層アップ?非味噌派も魅了?

 
 味噌に染まる背脂もまたうまい。いつもは醤油系で細かく浮く背脂が、今回は味噌に染みて溶けた感じがいい感じです。ラーショ系にハマってまだまだ私も青二才だと自覚するものの、ラーショの味噌がこんなにうまいなんて再認識。
 

 
 そう!豚骨醤油の定番な豚エキス感と塩気もいいが、味噌だとコクがより分厚く感じるのだった!。本格味噌というより、ベースの豚エキスにガッツリ浸透した一体感が素晴らしく、塩気に味噌風味がベストマッチ。カエシが円やかになりつつもコクが足されるようで、肉厚感すら覚える旨さです。
 

 
 
 
<麺> 馴染みの黄色みがかるストレート麺!序盤はクシクシ!中盤は出汁吸ってしなやか!

 
 クシクシとした序盤の歯切れが心地よく、噛み締めると味噌出汁が炭水化物の甘味とぶつかり一体化するところが旨い!。そして中盤以降は、絡みあった出汁がバクバクと麺に吸い込まれるような感覚がしてならない?。ますます味噌出汁と麺が一体化し、風味は消えてゆくが別の旨味に昇華してゆくような展開がいいね。
 

 
 それにしても並盛でも十分なボリューム!。朝は並に限りますな。そんな麺は、ラーショ系の細麺の中でもスリムなフォルムのストレート系!振り返るとそこがナイスなです。やや黄色みがかって見えるのも、出汁に染まると余計に旨そうに感じます。結構風味をしっかり残す茹で加減なのもいいね。品やかな物腰なれど、出汁をしっかり絡め取るように出汁が持ち上がります。
 

 
 
 
<チャーシュー> 質感高い豚肩ロースの大判スライス肉!スープを吸い込ませ麺と絡めて食らう!

 
 個人的には全体的にジャンキーな一杯の中で、この肉は質感高めと感じます。そんな煮豚タイプの肩ロース。大判な肉で赤身と脂身のバランスがとてもいい。赤身は噛み締める旨さがしっかりしており、染みこんだ味噌豚骨のエキスにニンニクが滲んだ味とすごくマッチ。脂身の甘味はニンニクでマスキングさてますが、やっぱり脂分が加わると円やかな旨さを感じます。
 

 
 
 
<ねぎ> 最後の最後まで麺に絡んで楽しませてくれる旨さ!やはりラーショでは定番&王道アイテム!

 
 白髪葱の千切り。黄緑色の若々しい部分もしっかり入っており、そのままでもしっかり旨いねぎ。またボリューミーなのも好印象で、この葱を食らうためにラーショにやって来たと言っても過言でなし。
 



 

 そう!葱の旨さをしっかり保ち、シャキシャキとした歯応えが麺にからむのが旨いのです!。清涼感を与えたかと思えばジャンキーなスープに塗れて塩気で旨い!。また味噌味にも葱は相性が良いし、最後の最後まで麺に絡んで楽しませてくれる旨さ!やはりラーショでは定番&王道アイテム!。
 

 
 
 
<味変化> ニンニク粗刻豆板醤漬!定番ニンニクと豆板醤をひとつにまとめた以上の迫力!

 もう味変アイテムなら、これ一択と言っても良いかもよ。いわゆる「ニンニクすりおろし」と「豆板醤」を一つにまとめたような感覚。いや、それらの混ぜ合わせよりも力強い迫力かも。なのでこれまでは「ニンニク」と「豆板醤」の二つを混ぜてたが、これ一つで十分に感じてしまいました。特に赤唐辛子系のインパクトは鋭く、ニンニクがフレッシュな粗刻みと競うように刺激を加えます。
 

 
 
 
<ネギ飯> 上質豚肩ロースのほぐしに胡麻油風味のネギ!白飯を少し残して残りダレにダンク!

 
 朝から食い過ぎ?でもこれは看板メニューだから食う!。あゝなんと大胆・・・ラーショの味ネギが白飯にこんもりとトッピングされ、溢れ出しそう。そこに上質な豚肩ロース肉のほぐしがかなり多めに追加トッピングされております。これで200円はお得すぎる!。
 

 うへへ・・・腹が既に張っているのにまだ食いたい。残ったラーメン出汁を垂らして食らう。味噌豚骨醤油の分厚さが加わってさらに旨いじゃないか。白飯が吸って濃厚出汁茶漬け風に食らって完食!。
 

 
 
 
総じまして「朝からガッツリ働く男を魅了!朝っぱらからズドンと染みて惹きつける魔力的味噌麺!」

 
 ・・・と言う感動!。やっぱり朝にラーショ系はいいわー。朝からでも妙に達成感が得られます。重苦しい仕事が続く毎日でもこれ食うとげんきになる!食って鬱憤晴らして頑張っていきましょう!盛り上げるためにも朝から激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン5374】らぁ麺 よしきゅう(東京・三鷹駅北口)煎りにんにくらぁ麺 + 替え玉 + サッポロラガービール赤星 〜おかえり!よしきゅう!武蔵野市民の愛する味わい復活!これからもファンは支える!

惜しまれた「よしきゅう」がいきなり復活爆誕!

 
 土曜日仕事したから、とある平日に代休取得。疲れ切ってるから近場で拉麺活動。それでもどこか新しい体験したくて各種SNSで情報を探すと、ヒットしてきたのが「よしきゅう」。なんと2年ぶりの復活!。
 

 
 私が、ラーメンヲタクと知ってかなり前に会社の同僚から、よしきゅう@当時吉祥寺を激しく勧められました。また嫁さんの親戚から、「よしきゅうって旨いよね」と言われたのもかなり前。吉祥寺・三鷹界隈の地元ではかなり以前から旨い拉麺の店とプレゼンスを示してた様です。それが吉祥寺駅再開発と、コロナ禍で、移転閉店とあいなって・・・気がつけば閉店。その間、しゃーしゃーと別の店で食ってた私が、宣伝するのも奥がましいですが、惜しまれた「よしきゅう」がいきなり復活爆誕!と宣伝したい気分です。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 最近では拉麺店では定番なのか?このブランド!これがあるだけで通いたくなる!

 
 ほんと近年、拉麺屋で赤星を見かけること増えましたよね。10年ちょっと前は、あまり見かけませんでしたし、20年以上前だと、こだわりの店しか見かけなかった様な記憶。それが今、こうやって新店舗でしっかりサーブされると、Japanese Oldest Beer 最高!と認知されたと感じます。
 

 
 ピカピカな小ぶりのグラスに注ぐのがまた気持ち良いね。いつもよりビールの琥珀色に透明感すらあって、泡立ちがとてもクリア。そんな視的演出もあって苦味と爽快な味わいがスーッと華麗に染み渡る。旨い!。苦いけど軽い甘味がある後口が、料理に合うじゃいか。ズシリとした飲みごたえもあり、個人的には最強?の瓶ビールです。
 

 
 
 
<全体> 2年ぶり復活!ネオな丼に懐かしさの面影を映す!? 背脂と醤油の濃さを際立たせる煎り大蒜!

 
 店箱も初々しくすっきり綺麗!そしてスタフの対応も声がけも明るく朗らかで落ち着いたもの。やっぱり新店舗でなく復活店舗ですから慣れたものですね。安心感に包まれます。さてそんな雰囲気で配膳された麺顔ですが、これこれ!こんな感じだったー!と言う出汁の表情!。
 

 
 東京西エリアではやっぱり背油醤油豚骨ってな感じがありありです。そして色合いが濃ゆいのはやっぱり「煎りにんにく」の香味ダレ。見た目だけじゃなく、立ち昇る湯気に色濃く香ります。ただそれだけで食欲が本能的に解放させられる気分に陥れます。
 

 
 
 
 
<出汁> 東京豚骨醤油に煎り大蒜が溶けたまさに大蒜が香ばしさが旨さのパンチ力!

 
 実に10年ぶりくらい久々に食らうので、正直言って新鮮な気持ちで味わいます。吉祥寺時代も三鷹駅北口ロータリー時代にも、そんなに食ったわけでもないのに何だか、よく食った覚えがありそうな豚骨とニンニクのパンチ力が炸裂。そのニンニクが味の看板である「煎りにんにく」。いわゆるマー油?ほぼマー油なわけですが、これが実に痛快に響きます。それなりに味が濃くて白飯に絶対に合うはず。熊本系豚骨の様な気もするがどこかが違う。実にニンニクパンチが香ばしくてレンゲが進んでとまらんですばい。
 

 
 また塩気もいいのよ!。赤星あおっていい気分な後にはまた格別。背脂の溶け具合がまた良いのです。そうそう!背脂の感覚が、東京豚骨醤油系に似たニュアンスを醸し出す様子。個人的には、ホープ軒の様な背脂豚骨醤油に、少しカエシを効かせた上に、熊本に似たマー油を融合したニュアンスに受け止めます。
 

 
 
 
<麺> ひょっとして麺はリニューアル?明るく弾むモチモチ多加水麺が出汁に絡み持ち上げまくり!

 
 本当に覚えてないかと言えば実はそうでもありません。たまたまた食ったメニューがそんな感じだったのか?確か以前は、全粒入りのやや平打ち麺だったと言うのが私の記憶。間違ってたらごめんなさい。ま、そんなことは無しにして改めて対峙すると、これが多加水っぷりが実に気持ち良いほど、モチモチプリプリとした明るい見栄えと弾む様な歯応え!。食ってるこっちも明るくなる気分です。
 

 
 これが出汁に異様に合う。表面がつるっとしてるので出汁の持ち上げ低めで抜けるタイプかと思いきや、妙に絡んで持ち上がる。出汁がぬめって貼り付く様でニュルニュルチュルリン!と口元から喉奥に滑りこむ様な喉越し。その感咀嚼はするんだが、適当に飲み込んでしまうのだった・・・・。あっと言う間に麺が減る。ずるいじゃないか!もっとオレを楽しませてくれ!でも飲み込んだのはオレだ・・・と、替え玉を後で追加注文する羽目になります。
 

 
 
 
<チャーシュー> これぞ王道の煮豚バラ肉チャーシュー!旨さのテッパン!ハズレなしの旨さ!

 
 バラ肉チャーシューは旨いに決まっているのです。そしてニンニクの効いた出汁と肉が合わないはずはないのです。多少出汁の力に影響されぎみですが、今回は背脂もあって豚肉の脂の楽しみを知りました。特段文句もなく、というか美味しくいただきましたよ!麺と絡めていただきました!。
 

 
 
 
<替え玉> 煎りにんにくの魔力に負けて思わず召喚!プラス1玉で食って妙な達成感!?

 
 実は、この出汁が異様にハマったが、白飯にかけて食らおうかと思った次第。で、現金で追加注文できるんだが、わざわざ白飯の食券を買おうと券売機へ行ったら220円と言う設定で怯んでしまった:汗。なら小ライスって手もあったんだが、何だかそれだと中途半端な気がしてしまうオレです。で、ふと他の券売機を見たら、250円で替え玉とある。ちょっと設定強気?とは思えど、ライスとの差を鑑みて結局替え玉を召喚です。
 

 
 でも結果的に良かったかと。多加水中細麺が1玉が皿で配膳されると、結構それがボリューミーじゃないか。大勝軒で2玉大盛平らげるのと似た気分で痛快に完食。途中で七味唐辛子をふったりして遊んでしまいました。
 

 
 
    
総じまして「おかえり!よしきゅう!武蔵野市民の愛する味わい復活!これからもファンは支える!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。何だかデスノート気分で応援ですよ。ネオ系拉麺も楽しいが、地元愛され系拉麺ってのもまた嬉しい旨さかと!。以前の様なでかいロールチャーシューやチャーハンは封印ってのが少し時代の変化と言う気もするが、餃子は健在の様子で何よりかと!。麦酒と餃子と拉麺でうだうだ過ごせる良い店の様な気がします。また来ます!。そんな感じで激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

 

 
 お粗末!ということで家族にも感謝して合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
 

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