ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5389】春木屋 吉祥寺店(東京・吉祥寺)ちゃーしゅう麺 + アサヒスーパードライ 〜時が移ろうとも何だかんだ言ったって春木屋旨し!長年惹きつける王道拉麺!

なんだかんだ・・・やっぱり春木屋!

 
 当たり前だが休みに休めることになって、どこか遠征して拉麺活動弾けたい!と思えど・・・結局面倒臭くて近場です。ここ数年こんなこと繰り返している気がしないでもないが、そんな感じでも満足している自分。中央線東京都区内沿線は、実にうまい拉麺が多いのです。で、近場でも目移りするわけだが今回は「春木屋 吉祥寺店」。荻窪本店も近いんだが、休日は行列だし、近年やっとビールを置くようになったものの、本店では小瓶、吉祥寺店では中瓶。しかも比較的並ばず食える吉祥寺店がナイスでしょ!。
 

 
 ・・・てな感覚で訪問したのですが、いやはや大正解!。結論先に言うと、やっぱりなんだかんだ言っても春木屋!うまし!未食の「ちゃーしゅう麺」が素晴らしいじゃないか!。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 染みる冷たさと苦味!コクと切れ味最高!寒さが残れど冷たい麦酒旨し!

 
 そしてなんだかんだ言ってもスーパードライはうまいね。寒さを感じながらも冷たいビールは旨いのです。冬場は夏場のように喉渇かしてからゴクゴクと飲み干す感じではないものの、辛口ビールは、沁みるほど旨いのですわー。
 

 
 寒さの中でも染みる冷たさと苦味!コクと切れ味ナイス!。淡麗なビールってのは日本ならではの発明ではないでしょうか。
 

 
 
 
<全体> ガチでノスタルジーな麺顔!素朴な風合いに香味油の煌めき!長閑さと和みが溶け込む!

 
 近年ラーメンは、人気でプレゼンスアップ!そしてインバウンド効果もあったり、そもそもの物価高があったりと、すっかり千円のボーダーを超えました。なので高くとも受け入れざるを得なくなってしまいましたが、ようやく春木屋の価格設定に追いついたかと。以前は春木屋って高ぇーーーーーって感じてたけど、今では世間相場が追いついたような感覚です。
 

 
 でもね、高いラーメンは今では麺顔がとても進化しており、華やかだったり美しさも感じるところですが、春木屋の麺顔は実にオーソドックス!。ちゅーか素朴そのもの。普通よりは肉肉しいとは言え、昭和の拉麺そのものです。唯一違いを感じるのは、鏡面のように輝く出汁の煌めき。そして熱感。さらにそこから立ち昇る湯気から香る出汁の甘みがなんとも言えない気分というところでしょうか!?。
 

 
 
 
<出汁> 醤油感覚に溶ける煮干甘味と節香ばしさ!更にカメリアラードでコクと香りが重厚!



 

 何と言っても魚介の味わいが第一印象。節と煮干しの風合いが濃ゆいです。煮干は甘味を醸し出すに十分で、苦みを利かせないのが特徴的。分厚い魚介感を出すがすっきりもしているのは、節にも頼った味わいにも感じます。勝手に妄想してますー。香味油は、カメリアラード。その層をレンゲで掬って旨みを分厚く感じ味わいます。それは麺にもラード層が絡み吸い込み、わりとスッキリと味わいイメージ。そして醤油のカエシの輪郭に甘味を感じ取れる結末。味わいに物語すら感じるのです。
 

 
 このラードが香味だけでなく熱を封じる感覚もありなむかと!「出汁が熱い」と感じます。つまりラードの層が熱さキープしてくれるため、気を抜いて啜るとアーチーーチーーアチッ!と火傷を負いそうになります。そして舌にまとわる動物系のコクは、ベースストックにもしっかりと動物系の旨味があるのだろうけど、やっぱりカメリアラードの輪郭が鋭い!。豚脂のエキスが濃ゆい割にはとてもスッキリして、ぴしりと感じるような油の広がりが素晴らしい!。
 

 
 
 
<麺> 素朴にボコつく捩れ!出汁を吸い込み噛み締めると素地の風味に甘味を感じる旨さなり!



 

 多加水の風合いは、少々低めに感じるが出汁を吸ってからの甘みが素晴らしいかと!。咀嚼して炭水化物とスープのエキスを一体化した旨味?いや甘味とすら感じる味わいがうまい!素晴らしいです。 縮れというより強いボコつき。そのボコボコとしたフォルムは確かに不規則に強く捻じれており、部分的にオーバルな形状です。その捻じれ部分を噛み締めると、妙に風味の強さが潜んでいるようにも感じます。ズボっと啜りあげるのも快感で、舌触りや喉奥を軽くタッチして駆け抜ける麺の実に素朴さを感じさせるシルエットも楽しい。
 

 
 そう・・・春木屋は出汁もうまいが、やっぱり麺がうまい!。そしてそれらのコラボレーションがまた素晴らしい!。たかが醤油味の中華そばとは思えないオンリーワンの旨さですな。
 

 
 
 
<チャーシュー> レトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わう!



 

 豚ロース肉のスライス。どちらかと言えばレトロなチャーシューで脂身がほとんどない、豚の肩肉。スカっと抜けたようなスポンジ感が哀愁を感じます。一度出汁が抜けきったところを、新たな旨味を引き連れた出汁を逆に吸収する。その溜まった状態を、奥歯でガジる!。すると旨味の汁が、まだ残っていた?かのような肉味を引き連れて、口の中で広がり出しますー。
 

 
 ところが今回は上振れ?と思えるほど、いつも食ってる春木屋の肉とは思えぬ(錯覚?)感動です。そのレトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?そんな感じでとても楽しく豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わいました。いつもなら豚肉をスープ生成に貢献し切ったような肉感覚なのですが、妙に肉厚で柔らかい食感がたっぷり楽しめた様子。ひょっとしたら、ちゃーしゅう麺用に肉を分けているのか?と勘繰ってしまします。単に未食メニューで選んだだけだが・・・今回はヒットしました!。
 

 
 
 
<メンマ> 王道のアイテム!軽快で柔らかい歯応えに魚介醤油が効いた味わい!

 
 少し長くてスリムな短尺型。歯応えは、軽快で柔らかくコリッとした部分あって、出汁味わいと醤油雰囲気がじわじわと感じられて旨しです!。出汁を吸った感じがとても旨し。甘味すら覚えます。
 

 
 
 
総じまして「時が移ろうとも何だかんだ言ったって春木屋旨し!長年惹きつける王道拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。大衆的な醤油系中華そばが極まったって感じかしらん?。どこにでもあるように見えて確実にオンリーワンな旨さです。接客と若手育成もしっかりしてる感覚だし、こういう店が長く続く店の典型なのだろうね。今後も素晴らしき東京ノスタルジック拉麺を追求し続けて欲しいものです。まだ寒さも残る時節なら恋しくなるかと!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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