ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5390】背脂中華そば 福鳳(東京・高円寺)特製中華そば + アサヒスーパードライ 〜斬新に見えて基本忠実!ハートフルなネオ燕三条系高円寺に爆誕!背脂補給におすすめ!

ひょんなことから久しぶりの燕三条系

 

 
 最近ほとんど新店ハンターな活動してませんでして、活動エリアの高円寺にこんな店があるとは知りませんでした。きっかけは、日曜日にたまには都心に出て拉麺活動と張り切り新宿に向かうが、急に面倒臭くなり中央特快を中野で途中下車。中野も人混みで一駅戻って高円寺。久しぶりに長浜系豚骨を狙うが行列。その近くの鶏出汁清湯の店も行列。とぼとぼと駅まで戻ろうとしたところで発見したという流れです。別に背脂補給!って野心があったわけでもなく・・・あいすみません。
 

 

 そんな感じで入店すると、結構厨房内がフェスティブな雰囲気!大きな茹で釜から平ざるで掬い上げてちゃっちゃと湯切りするパフォーマンスがいい感じやん!。思いがけずいい店見つけたって感じ。こういう体験も久しぶりな気がします。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 春の温もりを感じる如月に冷たさとキレで盛り上げる痛快淡麗辛口麦酒!旨し!

 
 当然飲むぜ!だって休日!この瞬間のために生きている。券売機にはスーパードライ瓶ビールとあってプライスは500円。この設定が実はクセモノ。450円だったら小瓶と諦める。600円なら中瓶と期待する。物価高の昨今なら500円で小瓶のパターンもありなむかと。さらにおつまみ付きとあれば・・・小瓶?。だったら小瓶だったら飲まないのか?と聞かれるとやっぱり飲むのだけど(笑)。
 

 
 無事中瓶でありました。昨今なら良心的と感じます。さて・・・この日駅前ではイベントが開催され近隣の飲食店がブースを構えスペシャルメニューを提供。獅子舞も繰り出すという、まぁ春が近いと感じさせる雰囲気。そして実際に春じゃないかという暖かさですよ。こんな日の昼間に飲むビールは旨いに決まっているのです。春の温もりを感じる如月に冷たさとキレで盛り上げる痛快淡麗辛口麦酒!旨し!ってな感覚。サービスのおつまみは、本当につまむ程度の分量ではあったが心意気と受け止めます。昨年の年末から殺人的に忙しかったから久しぶりにほっこりと過ごさせてもらったかもしれません。これも春効果ってやつでしょうか?。
 

 
 
 
<全体> 現代技術の斬新的な器に広がる素朴で野趣なる背脂醤油の海!ネオ燕三条系中華そば!?

 
 おお!ステンレス製の真空断熱技術が駆使された器ではないか?。しかも屋号が印字されており気合いを感じますな。そんな現代的な器の中には、真逆な素朴で野趣なる世界が展開されとります。後客が大脂などコールしたので思い出したが、燕三条系なら脂を増すべであったとプチ後悔しますが、それでも舞い散る背脂と、出汁一面に染みる背脂を見ると圧巻です。
 

 
 特製なので肉増しは満足の領域。また味玉も納得。でも心して燕三条系と対峙するなら、デフォルトに岩海苔増しが正当な攻め方かと!。ふわっとした気分で店に入ったのですっかり失念しておりましたが、まぁ特製なら一度にアイテムの良さを楽しめるので良しとしときませう。
 

 
 
 
<出汁> 背脂と豚煮出しの豊なコク!深く感じる魚介乾物の丁寧な溶け込み!柚子の清涼感で上品!

 
 実際に味わい始めえると、おお?意外と上品じゃねぇ?と思ってしまいました。ベースはやっぱり燕三条系の豚の煮出しと濃口醤油の溶け込みで、背脂の甘みで円やかに仕上がる展開。そこに岩海苔が溶けて磯風味が混じったとても馴染む味わいです。背脂増しならガッツリと甘みを感じたかもしれません。
 

 
 意外とスッキリしている?いやいやベースの出汁が丁寧なのか?。燕三条系なら動物系の旨みがメインとなりましょうが、個人的には魚介?乾物の旨み甘みがしっかり出ており、おっさん的には好みで食べやすい味わいでした。結果的にあまり背脂を増さなくてもよかったかも?このベースの旨みなら。
 

 
 しかし一番の特徴は柚子風味でしょうか。柚子が結構効いてます。フレッシュさをしっかりアピールするかの展開で、柚子ピールもところどころ感じる展開かと。それがちょっと面白い展開で、見た目ヘビーな様相ですが意外と負担なくさっぱりと味わえる流れとなっております。
 

 
 
 
<麺> 多加水系手もみ麺!ボコボコと捩れた姿が啜る度に暴れる楽しさ!明るいモチモチ感もナイス!

 
 燕三条系定番のボコボコ系多加水手もみ麺。濡れた岩海苔が地肌に貼り付きまくります。ひねくれまくったような捩れでボコボコしている割には、表層はツルツルとしており太麺の割にはズボッとライトに啜れます。その所作が暴れまくり汁をハネまくるので、神エプロン必須。やっぱりゴツゴツしつつもライトにタッチする喉元を駆け抜ける感覚がナイスかと!。
 

 
 前歯でちぎろうとすると、モチモチととても明るい弾力が楽しい!多加水系ならではの旨さの展開です。そして奥歯へ運ぶと、潰し込みは低めでクチクチとあっけなく潰れる一方で、出汁と背脂が混じって甘みを醸し出し始めます。時々張り付いた岩海苔の磯風味を感じるかと。あとは徹底的に具材と絡めまくって食らい尽くすのみ。麺量は自分の腹感覚ではデフォで軽く150gは超えているので食べ応えありかと!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 味わい深い可愛い豚バラ肉欠片!淡白さと芳醇さが交差する豚肩ローススライス!背脂塗れ!

 
 ビールのサービスお通しで出てきた豚ばらブロック肉。少し濃ゆいめな醤油だれの浸透。ちょっとした豚角煮な感覚もある仕上がりです。一気に奥歯へ運んで噛み潰すとじゅわーーーっとタレと脂の混じった旨みが蕩けて広がるイメージ。嗚呼、もっと大きいのが食いたくなる。
 

 
 そして豚肩ロースのスライス。ロース肉かとも思ったんだが、淡白な赤身が出汁と背脂を吸って、赤身の肉本来の味わいに脂の甘みが染み入ります。肉繊維の分かれ目に脂多めな部位があったので肩ロースかと勝手に思ってるだけです。ともあれ淡白さと芳醇さが交差する豚肩ローススライス!背脂塗れなのが余計に旨かったりします!。
 

 
 
 
<味玉> 半熟系の柔らかさと薄出汁の深い浸透!丁寧な仕立てで玉子本来の味わい残す旨さ!

 
 見た目はしっかりと出汁が染み込んだ濃密な味わいと想像したんだが、玉子本来の味わいを残す薄味仕立てでありました。白身の断面を見れば出汁が均一に丁寧に浸透しているのが分かる。
 

 
 また卵黄は半熟感キープで出汁の味も浸透しているものの、卵黄の味わいを感じる程度で、丼全体の味展開の中ではほっこり感じる存在感でした。旨しかと!。
 

 
 
 
総じまして「斬新に見えて基本忠実!ハートフルなネオ燕三条系高円寺に爆誕!背脂補給におすすめ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。王道な燕三条ですが、辛味系もあったりトッピング追加も豊富で楽しみ方ありありです。また油そばや麻婆麺もあって実に飽きさせないラインナップの完成かと!。この界隈は強力な2店舗ありますが、ジャンル的に被らないので一緒になって拉麺的に盛り上げていただきたいかと!。次回は麻婆系にトライと心に決めております。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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