ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン750】 らぁ麺 Cliff (大阪・大阪城北詰) ワンタン麺

【ラーメンマダムに会いに行こう!】

 大阪に出張に来てまーっす!さて・・・・どこに行こうかと思う昼飯時!あの店のマダムに会って昼飯時にドキッ!としたくなる衝動を覚えます。その店は、まさしく「らぁ麺madam!」 あ!ちゃうちゃう!「らぁ麺Cliff」です。先月の出張の時の訪問ではおられなくてね・・・。ま、ここの麺に引き寄せられてるのには違いないのですが、華がありまんがな!ということで、いつも訪問するのですが、毎回・・・・マダムがおられてもアタクシの方が、妙に照れるのね(はははー!)。要するにヘタレでして、こういう心の駆け引きも、毎回出張の楽しみの一つなんですわ・・・。



【旨いだけやのうて感性にくるのやね・・・・】

 アタクシ・・・、ここの店のコンセプトみたいなもんに、びびびーーーと来るんでしょうね。まず、高品質で崇高な一杯を提供するのは基本なんですが・・・・、清潔感、過ぎないスタイリッシュ、職人気質、大盛りなし・・・・・そういう雰囲気全体が好きで、毎回吸い寄せられるのです。




【天然塩と香味油は・・・魔力ではなく、もはや誘惑・・・・】

 配膳されるマダムに一礼し、心を整えるような間を置きたくなるような、麺顔・・・・。シンプルゆえに「禅」を感じますとは言い過ぎですが・・・・・、「丁寧」「素直」「誠実」・・・・それらがこもった一杯だと感じるのです。などと久しぶりのホーム!の一杯のスープをすすります。

 「いつもの天然塩や!・・・旨し!ええやん・・・。角がないという陳腐な表現でゴメン!」

 なんとなく、スープにこびてしまうアタクシは変態です。ま、いつもの好きな味を堪能すればええと、食し続けると、そこに「香味油」の存在があるのを忘れておりました。蒸留したような透明感ある香味油でして、すっかりと忘れておりましたわ・・・。

 「何油か知らんけど・・・・鷹の爪と妙に反応して、やさしいエッジングを効かせまんがな!」

 天然塩が、すでに出汁と化しているのは重々わかるのですが、魚介で濃厚にすることなく、クリアーで「スッキリ」と「濃厚」を両立したいようなスープ。これに、0.5倍コクを増したような香味油がナイスなのです。実は、あとからaddidtionalしたかどうか分からなくて、実体を確認したわけでもないけど、食していくうちに、コクがクリッピングポイントを迎えたように微妙な変化を迎える瞬間があるのです。なので、あまりアタクシを信用しないように・・・。

 ※味のグラデーション:天然塩のまろみ>地鶏清湯のスッキリコク>香味油>昆布系アミノ酸>トッピング影響



【柔麺の極地】

 改めて味わうと・・・・麺の好みを考えなおさねばならない衝動です。もともと、固めな麺が好きなアタクシなのですが、これを食すると「柔麺もええやん」と宗旨替えしそうになりまんがな・・・。つまりは、「女性的」なのです。

 明らかに細めなビジュアル。そのくせ平打ちっぽい、長方形な切り口でありますが、角が立った部分がストレート麺を更に強調するようです。

 加水は中からやや高い?感じで、熱ダレがしないのが特徴でして、これは麺の性能か・・・もしくはスープも無闇に熱くしないのが効いているのかもしれません。故にスベリが極上で、極細の集まりといった感覚で書道の筆で頬をなでるような・・・心地よさを感じますがな・・・。

 「か弱そうに見えて、しっかりとした気丈さも感じる・・・」

 ・・・まさにそんな全体感でして、店の雰囲気とこれまたマッチしますがな!またマダムともマッチする麺!って・・・・アタクシこれ以上言うと変態と思われ出入り禁止になるので辞めときます!

 ※麺の感覚:加水中からやや高めのクチュリ感!スパスパ前歯で切れる系、細麺を束で味会うそうめん感覚!
 ※麺の形状:極に近い細さ、長方形な切り口、ストレート麺、色白な見栄え、角がたった流れ・・・。



【だって・・・目の前のちょっと先で作ってるもん・・・旨いはずや!ワンタン】

 だんだんと・・・ダレが店主か分からんようになったけど、おそらく今は全部オペレーションをまかせてもらってると思われる「メガネさん」が、間があいたときにせっせとワンタン作る姿が印象的です。ワンタンメンは、最近、五反田でとあるワンタンメンを食しましたが、これもまた手作り感とワンタン命な迫力が好印象だった・・・。その店とはまた違った「丁寧さ」がびしびしと伝わります・・・・。そして、また東京に思いを馳せて申し訳ないが・・・池尻大橋の名店にも匹敵するうまさですやん!甲乙つけがたし!

 皮の「ちゅるりん感」だけやったら新宿凪系にも通じるのでっけど、ひき肉のシンプルな旨さが泣かせます。4つ入ってましたが、一づつ・・・堪能させていただきました。

 「ワンタンは、前歯さばき厳禁!」

 旨いので・・・・熱いので・・・・前歯で半分噛み切って、2回に分けて味会う・・・・のは否定したい!(笑:冗談!それぞれ!)ワンタンは・・・・「ちゅるりん」とした感覚を最大限に味わうのが最高の所作でして、これを途中で紙切り、肉汁の旨さだけをしがみつくす・・・・というのは、興ざめやと思うのですがいかが?

 ※具のおさらい:ワンタン4つ、チャーシュー(最高に渋旨!)、穂先メンマ(熟成酸味と柔らかさがナイス!)、薬味ネギ(白と青)



 総じまして、かつてのホームの気楽さゆえに・・・・はしゃぎ過ぎな面はお許しいただいたとして・・・・穴場に名店有り!と、今は関東に向かって訴えたい! 何かの縁で大阪に来られるラーメンラバーならば、少しばかり遠回りしてこちらも食してどないでっしゃろ〜。東京にはいろんな魅力的な場所がありすぎて、例えば恵比寿にCliffが営業したとしてどのように評価されるか不明・・・・。だけども、地方都市の、東京と比べるとひなびた一角で、こんな質実スタイリッシュな店と一品があるというのが、とても趣があると思うのです!「大阪なめたらあかんで〜!」というゲスい意味じゃなくてね・・・・。ともあれ、マダムに会うだけでも! なので詠います!

 質実な
 マダム供する
 大阪の
 
 麺とワンタン
 我落ち着く也 

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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