ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン733】 つけそば 中華そば 浜屋 五反田店 (東京・五反田) 濃厚中華そば

【電車でGO!久しぶりに・・「電車にのって食って帰って来い企画」〜東京編】

 大阪勤務のころに、勝手に始めたこの企画・・・「昼休み内に、電車に乗って食って帰って来い!」を東京でやってみました。今回は・・・・五反田エリアに挑戦!from マイデスク to マイデスク・・・ぴったり一時間!証拠は勤務管理システム内でデータですわ(笑)。それにしても、なぜそこまでして五反田やねん・・・。それはですね、茨城の名店の支店開業というのを知ったからです。本格営業にまだ踏み切っていないのか、先日夜に訪問したフラれましてね・・・。今日はそのリベンジという次第。先輩方のレビュー拝見すると、どれ食っても旨そうやん!これはおそらく何度も通うと思うので、今回は、定番の中華そばとさせていただきます。力を温存するために・・・「濃厚」の方をね!
 
 訪問時、女性客の姿が多いのが意外といえば意外。それも、女性のみなさま、つけそば食ってます。3人の並びに連結した先も女性。暇なので店内とか景色とか見回してたら自然と聞こえるその会話・・・。「この間、多賀野に行ってさぁ〜・・・」とか悪気はないけど耳に入って来ます。おおう!多賀野全然足が遠のいてるやんかいさ・・・・と、こっちが身震いいたしますわ(笑)



【まったりと・・・・自然な濃厚さがええやん! 久しぶりの豚骨魚介にうっとり〜】

 前のお姉さんは、「つけ」だったので、「ラーメン」のアタクシの方が先にお一人様ということもあり通されます。回転がそれほどいいとは思わないのですが、エエ感じで、常時3人程度の待ち状態で、客が入れ替わります。ほんま、よう人が入ってきます。まだ、風邪が完全に治ったわけでもないのでボーっとしてたら、いきなり配膳で、思わず「いただきます」というアタクシの言葉もボリューム大きめ・・・。ごめんなさいね、隣のお兄さん、脅かしたりして。気を取り直して、スープをすすります・・・

 「濃厚やけど・・・マイルドなスープやな・・・・、僅かなトロミがクリーミィー!」

 ・・・というのが第一印象ですよ!それなりに濃厚な豚骨魚介なんですけど、いかにもフィッシュパウダー配合!というような、ガッツリ感はなく、マイルドということばが適切。それなりに、スープをレンゲですかしてみると、それなりに、魚粉成分も視認できますが、舌触りに過度に影響を及ぼすことは、ありません。
 煮干しの味わいがこれも豊かです。決め細やかの中に、甘みも十分でておるようですし、動物系のコクもあとから追いついてくるようなニュアンスです。すっきり感のある動物系でして、鶏がらの配分を多めにしてるのでしょうか・・・・。またそんなことよりも、舌のまとわり方が意外と見栄えよりさらりとしています。

 「これは・・・・つけそばが期待できる!」

 ラーメンでこの濃厚さを体感してしまっては、続く「つけそば」のつけダレはどういう感じなんかい!と期待がたかまりますな。豚骨と魚介をそれぞれ丁寧に煮出したこの感じ・・・・・・、少々さらに濃厚でもゴクゴクとそのまま飲み干せそうなバランスの良さ。を感じます。

 「ならば!酢を投入しても、更に華やかなはず!」

 酸っぱい豚骨魚介のつけダレを連想してしまい・・・・これはイケるはずや!とレンゲの小さな池の中でまず実験。「うん!」と頷き、次に、小さく軽くスーッと酢をたらしました。予想的中でっせこれは!後半に、豚骨魚介が重くなったらやる手段ですが、フルーティー傾向へと昇華してゆきますからグッドですよ!ちなみに、酢のほかには、テーブルセットの中身として、七味とブラックペッパーもあります。お好みで、マイチューニングしてはいかがでしょうか?

 ※味のグラデーション: 魚介(煮干し)>豚骨煮出汁コク>鶏がらさっぱり>そのほかの甘み???(昆布??)好みで酢をたらしたけどエエ感じ!



  

【予想以上にスベる・・・つるつる系!更にもちもちニュアンスは広く受けるはず!】

 まだ初々しい新しい店でして、入り口すぐ横の製麺室もまだ新しさが感じられます。もう・・・・この系統の濃厚スープには、方程式の如く・・・・・立派な中太麺です。麺の切り口は、平打ちに近い長方形でして、角がわりと立って見えるビジュアルが素敵です。まずは、いつもの儀式で2〜3本引っ張り出してすすります・・・・。

 「むお!高速形??適度に舌触りも滑らか〜♪」

 「むほ!前歯でぷっつん!奥歯でニチリィ!・・・少しもちもちっとしたニュアンスもグッド!」
 色白な細うどんのようなビジュアル(あーー、関西人しかわからんか・・・・)、風合いに雑なところがありません。麺を多めに引っ張り出して、まじまじと眺めていると、濃厚で少し重く感じてたスープが、麺と対比して改めて見れば、ややパステルカラーのようにも見えんこともないわな・・・。スープとよく絡まる系ではないけれど、麺自体も旨いねん!と思える自然なタッチが、アタクシ好みですやん!また、これは食べ応えも十分感じ取れて、この一杯700円としてのCPも納得がいきます。また、潰しこみが過ぎないというところも実にええです。加水が多めと言えば一般的に分かりやすいのでしょうか・・・。納得の品質です。

 ※麺の感覚:意外に滑るつるつる系、もちもちニュアンスもあり、風合いが自然で、食べ応えあり。
 ※麺の形状:平打ち系な切りクチ(長方形)、色白なストレート麺




【一枚肉が質実とした繊維を感じます】

 でででーーーーん!と中央にましますこの肉が、まるでこの一杯のコンシェルジェのようです。この印象で結構感想が左右されそうですよね?心配ご無用!全体的に引っかかるところもなく、全体がどこも柔らかで、脂が抜けているところ、脂を感じ取るところ、随所に仕事をしてくれてます。ちょうどこの大きさがええねん!半分は、はむっと直接いただき、残りは麺にまきつけて頂く・・・・という二種類の食べ方ができるもんね・・・。周囲のこげ具合と、カエシのすこーーーしばかりの風味もナイスです。

 考えたら、あと残りの具は海苔とメンマだけなんやね・・・。海苔は、あっというまにアタクシのクチを駆け抜けていって記憶があまりありません(笑)。しかし、メンマは、柔らか度が結構高く、コリコリ度が結構低めの設定。もっとシャバめのスープだったら、どのように感じるか不明ですが、このスープの濃度との絡みでいうと合っているのではないかと・・・不満は別にありません。

 ※具のおさらい:おおぶり!チャーシュー1枚、海苔、メンマ5〜6本、薬味ネギ




 総じまして、ヘビー級と思いきや、さらりと食わせる丁寧さとテクニックが光る、茨城の名店の味!五反田の影にひっそりと誕生!という話でした。これで確実に、昼ラーするときの有力候補リストに入りました。しかし、もっとゆっくりと食したいとも思いますので、本格営業に向けて頑張っていただき、夜の部にも参加したいと思います。なので詠います。

  妖しげな
  ネオンがさそう
  五反田に

  質実まじめ
  浜屋の一杯

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



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