ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1555】 豚骨一燈 阿佐ヶ谷店 (東京・阿佐ヶ谷) 濃厚魚介ラーメン+味玉


 本日開店スタート。早速速報。そんだけ〜。待ちに待った中央線沿線の一燈ブランドということで、開店時間に突撃してみました。出遅れたかなと・・・・行列覚悟もしていたのですが、雨のせいもあってか、意外と静かなスタートでありました。まずはこんな感じでした。


  










【スープ:まずは濃厚甘辛スタート!今後の一燈アレンジの妙技展開に期待ですかな・・・】


<魚介甘みの肉厚主張、醤油ダレの塩気がフラッシュバックするフィーリング>


 まだ小岩の「豚骨一燈」では、油そばしか食っていないし、CF展開ゆえ直接どうのこうのと直接比較はこの際なしということで。率直な感想としては、魚介の甘さと醤油ダレを少し感じる塩気のバランスで食わせる、甘辛濃厚の一杯ですな。豚魚はちょくちょくと食っており、またおま気分を楽しんでおりますが、王道の濃厚豚魚か、プチ創作なのか少し判断に迷っているというところかと・・・。







 第一印象としては文字通りの「濃厚な魚介の甘み」がひろがり、その肉厚ぶりに「ああそういう風にアレンジしたのね」とほくそ笑みながら食えるという感覚。毎日食うには思いけど、時々食いたいと思わせる濃厚系です。そして、これならつけ麺期待かも!思わせるところもあったりします。そして、粛々と食い進めていくうちに、カエシの存在も徐々に印象に残って行くという感覚で、甘み系から甘辛系に感じるという感じ。魚介の粉感は薄いのですが、しっかりとした煮出し。そしてベージュの色合いが少し濃いめであることから、醤油ダレの豊かさもアピールといったところです。








<豚骨は確かに腹持ちの良さを感じさせるシルキータッチ>


 「豚骨一燈」というからには、豚骨豊かは当たり前で、商品名にわざわざ豚骨の文字は入っていない。濃厚魚介をがしっと受け止めるほど、豚骨のコラーゲン感は実に豊かです。マイルド感、シルキー感と言ってもよいほどの、えぐ味の一切ないするするとした味わい。この点は流石と察します。ネギとか薬味を一緒にガシガシと奥歯で潰しながらの味わいがとてもいい。ただ後半は、私的にはさすがに重く感じられ、後半はブラックペッパーを投入して少しバランスを変えて、美味しくいただきました。













【麺:多加水中太ストレートは風流な地肌感で実に旨そう】


<多加水中太ストレートに粒感感じさせるフォルムがちょっとカッコイイ>


 贈花に「菅野製麺」とありましたが、そういうことでしょうか。多加水系ですが少し風流さを感じさせるツブツブ(全粒粉?)が微妙に投入されておりまして、瑞々しさと風味感を両方感じるような地肌感です。つけ麺ならもっとダイレクトに感じとれることでしょう。


 多加水らしいモチモチ感が素直に嬉しい。そして前歯で千切る感覚が「プツリプツリ」と弾力感じさせてリズミカルな切れ味なので食って楽しい一面もありますな。見た目もなかなか品質感じさせますし、ますます次回はつけ麺でと思わせるところであります。








<濃厚感あるスープを存分に感じさせる「ヌメっ」としたスベリ感も食べ応えのうち>


 濃厚な魚介を受け止める豚骨コラーゲン。それらをまとって、受け止めて・・・・ヌメッと感じるスベリ感。スープと一帯となっても受け止めてるよな〜と感じる風味感は、一定以上の評価ですよ。こういうのずぼぼぼぼぼぼーーーと強く啜るとまたはねそうなので、遠慮がちに啜り上げますが、スベリ=ぬめり・・という感覚も、この一杯なら合っているなという食後の感想。ま、いい感じ・・・。







【具:いろいろ準備期間中な感じがした味玉くん・・・今後に期待】


<定番の薄味バラチャーシュー、あっさり味わいで淡く感じる味わい>


 チャーシューは、薄味で脂身がすなおな甘みと感じ取れる。繊維のスキマには濃厚スープが入り込んで丁度ええ塩加減となり旨く食える。サイズと厚みは標準的であったものの、スープが濃厚なため、少し存在感が飲み込まれたかもと思えるけど・・・・、それは重箱の隅をつつき過ぎと言ったところか。









<デフォルトの半玉と、オプションの1玉双方のバランス感・・・>


 味玉は、いろいろこれから調整が入るかもですね。これは愛のムチということで。まずデフォルトで半玉投入されておることを知らなんだので、1.5玉になってしまったことが計算外。これは嬉しい誤算ということでまずは半玉から食する。この半玉。見栄えはそこそこ良い。中央の卵黄もとても濃厚な色合いで、ネットリとしている感じがまず合格!白身もスープに混じるがとてもタレの浸透の深さを感じさせる。そこで喜びいさんで食うのだが・・・・・「塩っぱい」。スープの濃厚さを飛び越えてくるので、これは開店当初のブレでありましょう。


 その印象を引きづって、恐る恐るもう片方の味玉をかぶりつくが、今度は少し熱の通りが深すぎた感じで、濃厚オレンジ色はキープしていたものの、ネットリ感を通り越した固ゆでになっている。まあ・・・・本当に開店したがかりのファーストロットでありますから、ブレはあってしかるべしですかな。ブレの修正は今後の期待ということで。












 総じまして、「阿佐ヶ谷にラーメン台風発生!」という感じではある一杯。まだメニューが、ラーメンとつけ麺しかありませんが、軌道にのれば化けるお店になるかと期待をしております。個人的には「中華そば」と「油そば」まで早く展開をしてほしいと思いますが、一燈ブランドが中央線沿線に来てくれたことには感謝しておりますので、ちょくちょく寄らせていただきます。まだ出だしでいろいろ苦労すると思いますが、焦らずコシを据えて頑張っていただきたい次第です。


 あと、ビール400円という設定がいいね!しかもプレモル。餃子とビールだけでも寄らせてもらってもいいですか?などと考えながら・・・なので詠います!
 




   久々に
   ビックなニュース
   阿佐ヶ谷に



   今後よろしく
   伸びシロ期待




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



一燈を提げた男たち (新潮文庫)

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