ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン686】 二葉 天沼店 (東京・荻窪) ワンタンメン(限定スープ)

【子供が産まれた病院の近くなんで・・・・】

 前から行こう行こうと思っていながら、レビュー訪問できずにおりました。というのは・・・・難産&いろいろ当時はありまして・・・。ハッピーエンドだから今では笑うことが出来るのだけど、逆子と気胸で産まれて来たので、行く先とか将来を考えて、当時は気が狂いそうなのを今でも覚えています。なので、軽々しくいける場所では無かったのかな・・・。今では信じられないほど元気でして、毎日を笑ってすごしています。なのでこの感謝の気持ちもあり、ちょっと病院を見たくて・・・・、その帰りにラーメンをすすることとしました。



【今日はここでも特別な日だったようです】

 この日は、週末限定のオール「鶏白湯煮干しスープ」。つけ麺食ってもラーメン食ってもこのベースだとのことです。多少出鼻を挫かれたような気もせんでもないですが、特別メニューをラッキーととらえたいもんです。そんなアタクシは、今日はワンタンメンとさせていただきました。ラーメン大盛り(+50円)にとても惹かれるのですが、メニュー拝見すると「ワンタン」があって「ワンタンメン」があるのでして・・・これはワンタンへの力の入れようがうかがい知れますしね!奥行きの狭いカウンターばかりの店内でしばし待つ間時間を潰します。それにしても、このカウンターの奥行き狭さは、すごいな・・・。もっとも、新宿ゴールデン街凪までとは行かないけれどね(笑)。などと考えていたら10分もしないうちに配膳完了です。

 「わ!器デカ!・・・カウンター奥行きに・・・・ぴったしやんけ!(驚)」

 思いの他デカい器におっちゃん気が気でなりまへんがな。でまた、並なんですが、量が多いめで嬉しい悲鳴ですわ!これで今日は昼飯で存分にラーメンダイビングができるというもんです。ということで、喜び勇んでまずスープからすすりますと・・・、

 「うわ!見た目以上に濃厚!鶏も濃いし、煮干しも結構効いとるし、塩分も濃いめやんけ・・・・」

 メタボ対策&血圧気にしぃの方なら、完飲するのをおすすめできない程の見た目以上の濃厚ぶりに、また二度目の驚きを隠せません。なるほど・・・週末だけの限定パワースープでんな。まず煮干しのコクがいかにも東京って感じさせます。最近まで関西に居た身としては、魚介鶏白湯の・・・大阪・天満の天四郎を思い起こさせますが、節系魚介をがっつり煮干しに切り替えるとこういう感じになるんやろなと思います。しかも、煮干しの量は相当多そう!にぼやん独特の風合いと微かな苦みを感じ取りますぜ・・・。それに、カエシも結構効いているのか、塩分の輪郭も重厚に感じます。まさに限定メニューならではのエキストリーム性を存分に感じます。恐れずに言うと・・・・人によっては塩っぱいと感じる方もおられましょう・・。しかし、食していくと・・・この濃度に慣れて来るから、アタクシも相当濃厚好きなんやな・・・と再自覚しまっせ!この濃厚なスープにネギのフレッシュ苦みを感じますとこれがナイス!とすら覚えます。

 忘れてはいけなかった・・・・鶏白湯の濃厚さもアリアリ!すべてのトロみの元とも思えるその濃厚さでして、鶏系ならではの細かい泡立ち状な脂が食欲をそそります。鶏骨エキスのまったり感出しまくりのこのスープ。すべての面において「濃厚」な一杯ともうせましょうが、そのまた上に特別メニューもあったりするので・・・そいつもちょっと気になる存在ではありますね・・・。

 ※味のグラデーション:煮干し(苦系込)>鶏白湯>カエシ塩分>ネギ等トッピング風合い>その他




【結構食べ応えある麺!濃厚にあって受け止める・・・・こう見えてヘビー系】

 麺がこの濃厚さを受け止められるんか?と心配は一瞬にして消えますわな・・。しかし・・・

 「うう!量が多いやんけ・・・。これ並で結構腹ふくれるやん・・・」

 アタクシ・・・ジロリアンではなく、あまりその方向が得意なわけでもない性格なんであしからず。結構並みでも多く感じさせるのは、この丼の大きさとこの麺のコシ感でしょうか。しっかりと潰し込みが効いた麺の密度を感じますし、中加水ならではの、麺全体の均一な反発感をかんじますわ。注文によっては固めも聞いてくれるとのことですが、この麺で固めはさらにコシあってまた旨そうとすら思えます。いろいろな可能性ある麺でんな・・・・。

 玉子麺のようなぷりぷりもあり、また何といってもすべりが良く、つるつる〜と食えるところがまた素敵なんです。それでいて、粉感なくクッチリと食わせてくれますやん!やや太目と見えるストレート麺が男前やし、なるほど・・・・・これは、つけ麺でもイケそうな麺と推察!次はつけ麺!と期待をよせます。

 ※麺の感覚:加水中程度の玉子麺のようなプリプリ&つるつる!クッチリコシが魅力的、それに・・・少し麺量多い?
 ※麺の形状:ラーメンにしてはやや太目なストレート麺、健康的なやや黄色、角麺が膨れた・・・というより丸に近づいた?




【さすがのワンタンです!】

 それにしても、ワンタンの存在感に圧倒です!これは、結構入っていてしかも厚めな皮が、チュルリンと喉を滑り落ちる感覚が官能的でもあります。しかも量が多い!はじめ肉餡なしかと思いきや・…・微妙・・・にあるんやね。しかし肉餡は本当に脇役としての存在感でありまして、ワンタンなら皮を食え!いやいや、皮がワンタンであって餡は関係ないねん!と主張しているかのごときです。しっかりと皮を味わえる一品。メニューも冒頭に近いところに書かれているのもあって、看板メニューたる貫禄があります。

 またチャーシューはバラ肉ロールの醤油香ばしさがわりと強めなタイプ。チャーシュー丼にして実力を最大限に発揮しそうな味付けです。当然崩れ落ちるほど柔らかく、これを嫌いという人は、すべてベジタリアンに違いないでしょう。なかなかの品質ゆえ、チャーシューワンタンメンにしてしまうと、関ヶ原のような状態になるかもしれまへんな・・・。

 ※具のおさらい:ワンタン多数(厚め)、チャーシュー(バラ肉ロール)、ナルト、メンマ、ネギ




 総じまして、普通の日にもまた来ないといけなくなりましたわ(笑)。定番のスープをまた味わいに来させていただきます。ここなら、アタクシも帰り道のど真ん中なので通いやすいっす。それにしても、最近、煮干しとか、肉そば等、なんだか目にすることが増えました。そんな中、煮干しは定番やんと思えど、やはり効かせ方にいろいろ工夫を感じますし、今回のこちらでは、濃厚鶏白湯との組み合わせがとても新鮮であったことも事実。いろいろ、食いたい課題麺がありますんで、おいおい片付けていきますね。ということで、濃厚な変わり煮干しとの出会いに感謝。そして、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


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