ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3576】 kingyo noodles (東京・馬喰町) 鶏蜊Soba+和え玉 〜滑らかスープパスタ感覚のような・・・濃密貝エキス合体の鶏白湯!不可思議なるベストマッチング!

馬喰町駅出口からとても近いのは有難い!
 馬喰町は実は超便利!。総武線・都営新宿線・都営浅草線が交錯するので、結構利用頻度が高いはずなのですが、どうもいつもラーメン的にはスルーしがちなエリア。いつも千代田区エリアに移動してしまいます。ところがちょっと気になるツイートを発見してしまう。それが「Kingyo noodles」さんで、Google MAP 上は出口からすぐ。総武線で一番錦糸町側の車両にのれば好都合な感じ。なんたって冬晴れはいいのだが、風が強くて放射冷却もあろうから、めちゃ寒いので外をあまり歩きたくない~。
 

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 目指すところは赤く大きな布看板があったからすぐ見つかりました。中々商魂逞しい感覚。店先には昼時おお弁当を並べて販売してるし、2階は「みやび」という居酒屋で1階のラーメン屋と中の階段で繋がっている。繋がっているというより、2階建ての居酒屋の1階をラーメン店に仕立てたような造りです。弁当はそこそこ売れ始めているが、どうもラーメン店側には人が入って来ない?。立札がずっと「準備中」だったからかもしれません(笑)。
 

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 ところでなんで急にこの店へ?・・・それは「一目惚れ」。まだ移転開店して新しい店らしく、メニューを順次展開しているみたい。そこで白湯系のメニュー開始のツイートをたまたま目にしたのだが、その麺顔が異様に旨そうに見えた次第。レンコン大好きなので、それに引っかかっただけかもしれない。ただ何かしらやらかしてくれる・・・・そんな予感がしたのでそれ以来ずっとブックマークしていたわけ。今回その予感が的中したかもよ!。旨かった!。
 

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<全体&スープ> 鶏エキス+魚介エキス・・・・洋風「こっさり」気分が丁度良い
 
 決して落ち着くような店内ではなく、調理場が忙しそうだが弁当製造でおおあらわ?。メニューは担担麺メインなお店のようで、中華そばも展開始めたような様相です。「淡麗」と「濁」という区分の仕方も少しユニーク。「濁」ってのがね・・・。イチオシとか看板メニューが分かりにいかもですが、下調べ情報から「鶏蜊Soba」とさせてもらいましょう。特製の設定がない状態で950円は少し痛いが・・・。それはこんな麺顔をしながらやってきました。
 

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 おおお!中々店の雰囲気とは違ったハイカラ鶏白湯といった風貌!。素揚げのレンコンもさることながら、ベビーリーフの飾り付けなどがハイカラだし、またチャーシューの仕上がり具体が艶めかしくて見ようによってはこれも洋風。スープかポタージュのような色合いで、これまた洋風一辺倒って感覚。綺麗でよく出来てると思うよ!見栄えよりは味わいだ。と気持ちを引き締めて汁を啜るが・・・これまた「まったり」といい動物感覚。みせのうんちくを後からみると「こっさり」をイメージしたとのこと(天下一品か!?)。濃密なのにしつこくない。あっさりなのにしっかり食わせる。そんな良いとこどりのナイスバランスであります。
 

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 これはふんだんに鶏を使っていることだろう・・・・。うんちく書きに寄れば「丸鶏」と「モミジ」を丁寧に炊き上げたような触れ込みです。ただし説明では、淡麗スープに鶏を足したとのこと。感覚的には、鶏白湯に淡麗スープを合わせたような、ややこってり勝ちがイメージがあるんだが、事実はそうらしいです。さてそのベースになった淡麗スープですが、煮干や昆布は想像できるが「牡蠣エキス」も投入しているとのこと。なるほど・・・これが少し効いているから、味変化に違和感ないどころか共鳴するのだね。
 

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<味変化> 浅蜊ペーストを溶かしいれると一気に味が膨らむ!奥深くなる!
 
 浅蜊のペーストをスープに溶かしながら食べてください」って配膳時に言われて、ハイハイと素直に答えたけど、馬耳東風ってやつですぐに頭から抜けてゆきました(爆)。実は鶏白湯系であったことから、「おお!鶏団子は言っとるやん!」と嬉しがって箸で突っついたら、それがベターっとしたペーストだった。それでようやく浅蜊ペーストを思い出した・・・と言う流れです。
 

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 普通の鶏白湯でも旨かったのだが・・・貝類の滋味が加わると一気に味が深まってゆく!。ゆっくり少しづつ溶かしてとおっしゃってたが、もう勿体なくてちょっとづつ大切に味わいたい気持ちになる。丸鶏とモミジのエキスが濃密で、それがまるでバターのような風味にも通じる。そこに貝類の滋味が加わるのだから、旨さの方程式が分からなくもない。もともと「こっさり」感のスープだったのだが、浅蜊の滋味がハンパないため、敢えて言うなら「こっさりハン」(嗚呼無理やり・・・・:汗)。ここまで味を堪能すると気持ち良く払えるというものです。
 

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<麺> 太目できっぱりしたストレート麺!ややハードなモチモチ麺を汁に絡めて楽しむ
 
 麺はもちもちなストレート中太麺。中太麺というとどこか中華麺風なイメージだが、スープパスタを連想したように、パスタチックな風貌とも受け取れます。加水はやや高めと思われますが、引き締まりもあるように思われ、ハードなモチモチ感。いやヌチヌチといった擬態を感じます。汁を遂行というより絡めるのが得意そう。このため熱ダレはしにくいと見えますが、麺量がそれほど多くないのが正直な印象。
 

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 麺を引き上げたりすると、微妙にスパイスが貼りつくのですな。胡椒とバジルのようなものが濡れた地肌に貼りつき、噛み千切り咀嚼で味わうのがいい感じ。前歯ではプツプツと小気味よく千切れるし、また奥歯での潰しはヌツヌツと歯応えも十分です。丸い形状とツルツル表面なので、やや太くてものど越しはよい。ニュルっとしたシルエット感も面白いですね。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 半レアの雰囲気が抜群!瑞々しさも味のうち!絶対ワインが欲しくなる仕上がり!
 
 都内に溢れるレアチャーシューで、しかも鶏豚2種というのも多い中、なかなかフレッシュ感が高い肉であったと回想しています。しかもラーメントッピングと言うより、宴会パーティで出してくるような、艶めかしき質感の高さが印象的。スパイスっぽいのがかかっていたから余計に、オードブルっぽく見えたのかもしれません。豚は例によって肩ロース。脂身の甘く蕩ける味わいと塩気のバランスが良い上に、肉身もなんとなく生ハムに少し通じる塩気を含むから尚うまい。白湯スープが見ようによってはソースになっとるがな。
 

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 また秀逸なのは鶏の胸肉。コンフィ状に仕上がってるが、ちょうど生状態を脱したばかり・・・のような瑞々しさがありこれが旨すぎる。白ワインをくれ・・・そう心から思うかも。鶏白湯と言えどもスープが洋風ニュアンスあるから、成立度も高く感じますね。これは特製で肉増し設定してもらえんだろうか。考慮してほしいです。
 

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<和え玉> 洋風から一転して「和風煮干」の風が吹きぬける!
 
 食い意地が張っているオレ・・・ちょっと麺量が少ないので、和え玉を召喚しました。細麺になりますよ~とのことでしたがOK牧場(古っ!)。ところが計算が2つ外れてちょっと苦労した~。
 

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 まず1点目は、煮干味だったこと。洋風な鶏白湯+貝ペーストの味わいに浸ってたところから、一気に現実に戻った感じがしました。これはこれで悪くないのだが・・・・。つぎに2点目は、割と味付けが薄目であったこと。醤油ダレがもう少し効いていると思ってた。そのままでも食えるという触れ込みを信じ過ぎたかな・・・・。スープを完全に飲み干してしまったから、後で味の足しようがなかった。とは言え、フツーに煮干そば味わった気分はあったので、考えると2度美味しい思いをしたと思えばよいことよ。
 

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総じまして「滑らかスープパスタ感覚のような・・・濃密貝エキス合体の鶏白湯!不可思議なるベストマッチング!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。個人的には夜か週末、居酒屋併設なら酒充実を見込んで、酒と合わせて食らうのもよろしいかと。または〆として食うとか。このセンスなら淡麗系や担担麺もいい仕事のはず。また乗り換え等で都合見て寄らせていただきます。ともあれちょっとあまり見かけないミックス鶏白湯!おススメと応援気分のまま。とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

 

濃縮 あさり汁 300ml約40杯分

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