ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン657】 ふれんちラぁ麺ガスパール (京都・四条烏丸) オニオンスープらあめん(オニオンポタージュ チーズつけめん)

【京都ラーメンに名勝ができた・・・かも?】

 ラーメンというより、「らぁめん」。と言うより・・・・「フレンチらぁめん」!こいつは・・・・どえらいもんを食わしていただきましたわ。実家からの帰り道に、四条烏丸界隈は必ず通るポイントでして、「すがり」「風花」等名店も近くにあります。さて久しぶりに「すがり」にでもと思って歩いていたら・・・・行列を発見?看板を観て「あ!あのフレンチらぁめんか・・・」と忘れかけてた記憶が呼び起こされます。なにやら凄い行列になってて・・・見逃すわけにはいかず、行列に連結です。まー時間がかかりましたが、こいつは結論的に・・・・スマッシュヒット!変わりラーメンに甘いアタクシならずとも、これは旨さでけぞりますよ!フランス料理としてね!! 今回食したのは、「オニオンスープらあめん(オニオンポタージュ チーズつけめん)」です。880円也!この内容で驚異の価格なり!オトコども、デートで使え!

 ※こちらは、アタクシのようなレビュアーにはもってこいの、具材説明入りのメニューをくださるので、今回とてもレビュー作成が楽チン!よって以下は、この情報にそって展開させていただきます。




【まさに、玉ねぎジュレ!ふわとろ感は、つけダレのもはや新境地でんな!】

 <店の説明より・・・>
  160度のオーブンで皮ごと1時間30分ロースとした玉ねぎと、フォン・ド・ヴィオライユ(鶏ガラスープ)と一緒にミキサーにかけて作った。丼1杯に玉ねぎが約2個分のエキスのつまったオニオンポタージュ。たっぷりパルメザンチーズと黒こしょうをきかせて。

 ・・・・もうこれ以上言うことなし(笑&泣)。しかしながら補足しますと、オニオンポタージュというものの、もはや全体が「玉ねぎジュレ」のようになっており、とろろ級のふわとろになっとります・・・・。色合いは・・・・和菓子で言う白あんのようにね・・・。しかし、赤いやないかい!と突っ込みがあろうと予測しますが、これは。「シェリー酒ビネガーのソース」を客席でかけて仕上げてくれるからです。あのフランス料理にでてくるソースパンで、一人一人に回しかけてくれる演出度です。こういう所は、フランス料理の根性をみせてくれるんですわな・・・・。

 もう味わいは、上品な玉ねぎ甘みの濃厚としか言いようがおまへん!そこに、回しかけたソースの酸味が程よく、そして黒こしょうの香ばしさ、チーズの個性、そして・・・・温玉が崩れてもう濃厚さ丸出しやで・・・・・。これをすするのも良し、また中に投入されているフランスパンに染み込ませていただくも良し。絶品でっせ・・・・。

 具は、肉類でいうとベーコンをカリカリに焼いたもんと、普通の塩焼きチャーシューが投入されております。しかし、印象は玉ねぎジュレの印象におされているというのが正直な実感。この一杯は、気持ちよく旨さのカウンターパンチでダウンして食してくださいな・・・。

 ※味のグラデーション:濃厚玉ねぎ甘み>黒こしょう>パルメザン>温玉黄身ソース>その他
  いくらプルルン!としている透明ジュレでも、お肌に塗ってはいけません。
 ※具のおさらい:豚バラ肉のコンフィ、温泉たまご、カリカリべーこん、フランスパンスライス等
  具もつけダレも、フランス料理のテクニックをこれでもか!とぶちこんだ存在感が素敵!




【程よく、パスタ感を残した仕上がりが、やはり異色さだね】

 <店の説明より・・・>
  平打ち太麺150g、14番、国内産・外国産小麦

 一口に言って、かん水がまるで投入されてない粉本来の味わいと、パスタニュアンスな・・・・ラーメンにあまり使わないような小麦粉感覚を感じます。しかも、あつ盛りでやってきますので、なおさらパスタのようにも思えます。オニオンとオリーブオイルと、塩こしょうで・・・・それなりにパスタとして食えそうなニュアンスをたたえる不思議な麺でんな・・・・。平打ちと書いてあったけど・・・実はそれほど平打ち感覚はなく、どちらかというとラーメンでいう極太サイズ。これは、ラーメンとしてこれまで食べて来た範疇を半分ずらしたフィーリングなので、レビューがむずかしいな・・・。されど、あの独特なつけダレとのマッチングはさすがと唸らざるを得ず・・・またしても、旨さにのけぞるしかないのでありんす・・・・。

 ※麺の感覚:あつ盛り状態で芯を視認できる茹で上げ、もっちり排除系で、クッシリと歯でスパスパ
  切って食い進めるタイプ。    
 ※麺の形状:ややオーバルと感じる平打ち麺、白い色合いが特徴的。
  この上に、トマトソースをかけるとするなら・・・・何人がラーメンと思うだろうか・・・。




【しめ飯が・・・・ズル過ぎる!旨過ぎる!】

 はい・・・・〆飯が・・・・特製!ミニハヤシライスなのです!そんじょそこらのデミグラスとちゃいまっせ!フレンチのプロが作ったフォン・ド・ボーと、牛肉崩れでっせ。もはや、ラーメン以上に意地を出してるのとちゃうやろかという旨さっす!しかも、店主の話を聞くならば・・・・「最初はそのままで召し上がっていただき、後半は、余ったスープをかけてお召し上がりくださいませ」とのこと。あの玉ねぎジュレを投入せよだって!これは、絶対やってみなはれ・・・・。旨いに決まってますから!

 申し遅れましたが、こちら・・・・必ず前菜がつきます。今回は、「生ハムのムースとプチパン」これも旨し!前菜でのけぞり、メインのつけ麺でものけぞり、〆飯で旨さに海老ぞりしすぎて背骨が痛いほどです。まいりました・・・。



 総じまして、この食後の感覚は・・・・久しぶりに大満足。しかしながら、ラーメン食った!という満足感ではなく、フレンチ食ったという満足感かな・・・・。それでもです。この半分コースのようなランチで、880円という価格はすげーと思うのは事実!美味しいものって、手を抜いていないということだと、本当にこちらを訪問してみて分かる気がするんです。凄く並んだ疲労感もありましたが、入店してからは、スタフの立ち振る舞いは、やはりフランス料理屋のそれですわ。お茶一つにしても、個性的だし、そして「茶が旨い!」ので参る・・・・。つまり、丁寧がゆえにスキがなく、美味しいものをいただいたという充実感が残るわけやね・・・。
 どうやら、テレビで最近紹介されたらしいんです。なので特別に混んだみたい。行列の目安ですが、30分で12人進むと考えていいでしょうかな。なので、地下入り口に続く階段の一番上から・・・・だったら、1時間弱待つ覚悟で、御並びください。アタクシは、2時間待ってしまいました(泣)。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。見事に男女カップルばっかりに囲まれて、寂しかったわ・・・・(笑)。










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