ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン728】 西尾中華そば (東京・駒込) 中華そば

【お疲れモードで・・・駒込に到着】

 ホンマに最近お疲れモードなのです。大した仕事してないんですが、ちょっと集中力を発揮したかな?と久しぶりの少しな充実を味わえたので、気が緩んだのか・・・。たった2〜3駅の間に電車で座ったら爆睡モードに入ってしまいました(泣)。山手線で良かったわ・・・・。気がつけば「駒込」。もう少し先進んで巣鴨で、歌謡ショーでも行くか!とiPhoneアプリを開けたところ、こちらのお店の情報が飛び込んできます!ホンマに節操ないで・・・アタクシ、凪系の余韻も好きでしたし、新規開拓もありますんで、こちらに方向転回です。睡魔にさそわれ西尾中華そばを食ったというだけの話なんすがね・・。



【なるほど〜・・・これは、また凪系の中でも特徴的なんですね!】

 あ!狭い!・・・そんな印象のカウンターだけのかわいいお店。気の良さそうなお兄さんが、ご機嫌で先客の一杯を作っております。そしてなるほど・・・・、キャッシュ&デリバリーなスタイルなんやね。こういうところも味わいに響くかも〜っと思うけど、中華そば一本勝負とさせていただきます。

 中々、豚が美味しそう・・・・切り身を眺めながらやはり、豚肉の焦げ目を凝視します・・。全く飽きません、何分でも見ていられる(あほかワシ)。などしながら、あ・・・歌謡ショーからここへ訪問先をすんなり切り替えられたのは、「煮干しっぽいのもとめてた」と自分を発見します。あ・・・そうかとため息まじりで独り言がでそうになったころに、配膳完了。店主の腕がにゅ〜っと厨房から伸びて来ます。心をより落ち着けて、レンゲでスープをすすります。

 「ピッチリ感が独特!生姜!?一味!?煮干しも甘さでほんのりしとるがな・・・・」

 ・・・生姜の入ったラーメンって東京に出て来て初めて食べたのは、青島食堂さん。そこまで、辛味と風味のエッジングはたってないけど、そこそこ、じんわりと生姜を感じますよ・・・。これは、これから寒い季節には嬉しい香りかもしれません。また、甘みが独特で漂う成分からも煮干しと容易に察しますが、「ドヤ顔」な存在感では全くなくて、抑えめかと感じます。さらに、生姜の為か・・・・醤油カエシの個性も久しぶりに強く感じるスープです。やはり醤油の味の輪郭がハッキリしているというのも、旨さが分かりやすくていいです。

 さらに・・・・、このスープ、受け止めている動物系のニュアンスが非常にさっぱりしているのがまた憎いと思わせます。動物系で「豚」と「煮干し」が何となく西東京エリアでは勢いがあるような昨今。また、醤油だけに限っても、なんでも「煮干し」かい・・・・と思うほど、限定品と姿を変えてどこにでもお目にかかるご時世・・・。それも流行でアタクシ自身もめちゃくちゃ影響を受けたクチです。では、この一杯はその流行の一杯か?というと・・・・どっちでもないなと・・。煮干しも動物系も抑えめでスッキリしてるのに、食べ応えは十分!そういう加減が・・・・この一杯の特徴なんだかなぁ〜と、帰り道すがら思うのでした・・・・。

 ※味のグラデーション:醤油カエシ>生姜ほんのり>煮干し甘さ>動物系(鶏?)あっさりコク>その他(一味等)




【しなやかさが印象的なクッチリ麺ですな・・・】

 見た目は、東京の醤油っぽく、少し澄んだ醤油ブラウンに合う「細麺ストレート」なのですが、どこか懐古系な東京ラーメンの麺とは違うんですよね・・・。奇麗な角が立っていることと、ストレートラインが柔らかに見えるからなのでしょうか・・・・。

 歯ごたえにしても、一般的な加水は中程度としか言えず、かといって麺密度・・・つまり潰し込みがキツいというわけでもない、自然体な麺なんで、特徴の捕らえところがないかなと・・・。麺の外側と内側でも反発さが変わるということもない、均一な歯ごたえ。

 「ただ・・・・何となく風流なのだ・・・・」

 細麺なら、一本一本の独立性と、束になったときのまとまり方が、それぞれ面白いのだけど、そんな事より、全体的な風合いが風流なのですわ・・・・。全粒粉でも視認できえばまた「やっぱし!」などと、はしゃぎながら書き立てたいところですが・・・。

 ※麺の感覚:潰し込み真ん中から低め?リフト時や、クチの当たりがしなやか。それとなくクッチリ!
 ※麺の形状:角麺、細めなストレート麺、自然な黄色が旨そうに映える



【久しぶりにモヤシに出会う!】

 豚よりも、アタクシは「もやし」。「もやしラーメン」というのは、昔の関西・・・特に京都でもあったにはあったけど、それは「もやしは入って当たり前」な世界だったのです。天下一品がまさしく天下を取るまでの京都ラーメンには、細もやしが当たり前に入ってました。気のせいか、東京に出て来て、もやしラーメン以外で、しっかりともやしが具として出て来た記憶が非常に薄いのです。だから、うれしい!この一杯!豆苗といわれる奴やけど、やっぱり豆部分が旨いわ・・・。

 そして忘れてはいけない豚君。これは、なかなかのハード系でして、しっかり歯ごたえあり、噛み締めて肉汁をかんじてくれ〜ってなタイプでっせ。周囲の焦げた部分が香ばしいのですが、カエシの風味とかタレのニュアンスをあまり感じないのが、また肉そのものの味メインで非常によろしいのでは?豚増しにして、埋もれてみてはいかがでしょう!

 ※具のおさらい:チャーシュー3枚ハード系、モヤシ、薬味万能ネギ少々、以上!




 総じまして、生姜の風味もあってか、とても充実した気分で帰りの電車では目がぱっちりでして、車内のレビュー作成もとても効率よくできました!壮快壮快!さて、この西尾中華そば・・・なかなか、限定メニューがお得意そうで、アタクシ以外の客は、しきりに限定の質問をかましておられました。その話の全体的な感覚としては・・・煮干しとか醤油よりも鶏の使い手とちゃうか?ということ・・・・。はたで聞いてて週末のみという一品に思いもはせる・・・・。また来るか。でも地理的にちょっときっかけがないけど、次回に山手線で寝過ごしたらということでね。なので詠います!

 夢うつつ
 覚めて降り立つ
 駒込

 生姜煮干しで
 鋭気養う 
 
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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