ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン711】 麺や ひだまり (東京・千駄木) 和風塩らぁ麺

【「ひだまり」とは良いネーミングですね!谷中にすでにとけ込んでおりますわ】

 だいたい、店名ってとても重要だと思うんですよね〜。何となく、店主の考え方など反映しますし、どういった店作りをしたいかなど、分かる気がするのです。その日の訪問については、評判も当然訪問きっかけにさせていただきますが、候補がいくつも出て来ると、距離とか、名前で決めてしまいます。今回は、何となく塩を食いたいということと、「ひだまり」というほのぼのさに惹かれました。 訪問時・・・行列なしの満席!え!そんな人気あるのん!と一瞬躊躇しますが・・・・、親子連れやら、肉体労働者、そしてアタクシのようなサラリーマンもおられ、実に広く、そして地元に根付いている感がいいじゃないですか!ご店主は、新人さん?に厳しく指導しながら、それでもてきぱきと作業をこなして行くのが、「仕事の段取りふんどるなぁ〜・・・」と感心すら覚えますわ・・・。価格も和風塩らぁ麺で・・・700円を切った680円。庶民的ですよね〜。これは、期待です。




【要望通りに、しっかりと塩を堪能させていただきました〜】

 世界中の有名塩とか、どこぞの天日塩なども、柔らかくて好きなんやけど、ピッチリとした塩とか、玉ねぎの甘みなど風味効かせた塩など・・・・割と濃いめの塩もええと思うのよねん!そういった気分感でありまして、配膳の瞬間、お!これは狙いと通りか?と少し心臓の鼓動がたかなります・・・。麺顔としては・・・・正直もうして定番中の定番・・・。糸とうがらしや、カイワレも、今や当たり前のトッピングとなりましたし、特に、糸とうがらしは、関西生活の後半では見飽きた具材ですわな・・・・。などと思いながら、最初からレンゲを沈ませては以前されたそれを、ずずずずーーっと頂くことにするのです。その印象は・・・、

 「節系と魚介の風味のバランス絶妙!やや・・節系の風合いが頭抜け出し?うまし!」

 ・・・・などと脳裏を駆け抜けますわ・・・・。パンチ系塩では決してしがうけど、じんわりと薄味勝負の崇高系とも当然しがう・・・その中間に位置するポートフォリオでして、安心して食えるしっかり塩味と申せましょう!塩自体が出汁と化したというのは、アタクシが良く思う感じですが、それプラスして・・・・やや節系の豊かなアミノ酸が広がるファーストインプレッションですな。と思っていると・・・・わずーーーーかに、節のかけらっぽい浮遊物が3つ4つ漂っているのが分かります。

 しかしながら、そう単純じゃないのは・・・・遠くに魚介系の後味を感じるのですよね〜・・・。煮干し!と片付けたくない・・・イリコとかそんな味わいでっしゃろか・・・。えぐ味は一切ございませんのであしからず。あまりにも・・・・成分が細かく濁りとしてとけ込んだ感じでして、スープを飲み干しても底にたまるのは、本当に極わずか・・・。魚介の成分すら・・・・底に残らないという徹底ぶりですわ・・・。やはり、塩ラーメンは、スープが命って感じがしますやん!これは中々楽しませてくれますよ!

 ※味のグラデーション:普通ちょい上の塩分濃度>はんなりとした節系>遠くに魚介(イリコっぽい)味> 鶏等動物系



【締まった麺が、するすると・・・・胃に落ちる快感!】

 一方麺の方ですが、こちらもどちらかというと見栄え的には、高品質を感じます。しかし、なかなか潰し込みが効いとんな・・・と思えるクッシリ感がありまして、かといって滑りが良い次第です。しかし、加水は中程度でして・・・・まあ、ここでしか食えん!という代物ではないにしても、一定基準を超えた旨さはありまんがな!

 「食べ応えを感じる高品質麺!」

 ・・・・とアタクシなりにそう感じております。尚、こちらでは、替え玉制をしいているようでして、一玉150円というそこそこな価格です。個人的には、このしっかり麺なら熱だれや、伸びるという心配はそれほどないやろ・・・と感じるのですが、そこがご店主のこだわりのようですね。できれば、1.5玉といった設定の大盛りを頂きたかったのですが、しかしこの1玉でも十分の食べ応えでしたから文句は言えませんな。

 ※麺の感覚:滑りがなんともはや・・・ある!それでいて、歯ごたえ適度なクッシリタイプ!加水は中間程度
 ※麺の形状:正方形からやや潰したような角麺(やや膨れ)、標準太さのストレート麺、健康的な薄黄色



【しっかり肉味チャーシューが特徴的ですね〜】

 チャーシューの大きさは、正直言って一般的に映りますし、周囲がやや香ばしい程度な味付けで、基本的に薄味系。しかし、見た目が柔らかそうで、実は結構歯ごたえを楽しめる系な肉でございました。麺も反発あるほうで、肉の抵抗もあったため、巻いて食うと結構歯ごたえ強すぎた(笑)。あとはメンマが印象的だったかな・・・・。歯ごたえ、大きさ、色合いなど・・・標準指向なものなんだけど、若干甘口な印象でして・・・個人的には珍しかった旨さだったなと。あとは、定番ラインナップですわな・・・。

 ※具のおさらい:チャーシュー、メンマ、カイワレ、糸とうがらし、白ネギ小口切り



 総じまして、いろいろメニュー構成がありそうですが、非常にシンプルなラインナップで分かりやすく、入りやすく・・・・そういうところが、家族で行っても入りやすいかと思います。しかしながら、カウンター主体なので、ファミリー向けにはならないかな・・・。やっぱり仕事終わりに立ち寄りたい、小ぎれいなラーメン屋という印象ですね・・・。券売機に「トリスハイボール」をはじめランチビールや、その他いろんなアルコールが比較的多めなのも魅力!ちょっと酒引っ掛けて、ラーメン食って1000円以下を実現できる貴重な店です。いや・・・・実に、谷中という土地にそういうコンセプト合いまんがな!なので詠います。

 ひだまりの
 温い日差しに
 さそわれて

 今日も一杯
 谷中の止り木

お粗末!ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした!




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