ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン706】 麺や 七彩 東京ラーメンストリート店(東京・八重洲) 秋薫る薫製つけ麺

<最近・・・朝ラーにハマってます 1/3>

【朝からヘビーなものを食ってしまった・・・】

 また朝からつけ麺です・・・。この日は・・・・これから大阪へ出張!という気合い入れも込めまして、限定なるこのメニューにトライです。しかし、朝つけ麺と同等の分量と思いきや・・・・肉の量は偉い違いで多いやんけ!朝メニューだからと言って遠慮なしだったのを失念してしまいました。これは・・・昼飯でラーメンを食えるか微妙な腹心地ですが、今から新幹線に乗り心地よい振動を2時間半受け続けるので、それなりに腹が減ってきて・・・大阪でも食えるでしょ(笑)。それにしても「秋薫る・・・」ですが、これは、中々の高価格1200円也。朝でコレを食うやつは・・・アタクシ以外には今日はおりませんでしたが、何かきっかけが無かったら注文できないハードルの高さですな! 最近・・・朝にこちらを訪問することがちょくちょく出てきましたが、段々認知されてきたかな・・・、徐々にL字カウンターの空席が減ってきてますね・・・。



【気分は・・・・麻薬捜査官?白い粉の正体を探る・・・】

 何といっても、この一品の特徴は「麺にふりかけられた小麦粉」そのものですよね!この麺顔は、唯一無二と言えましょうし、これからもそう出てくることはないという度肝を抜かれたものを感じますよ。なので、麺よりも、つけダレよりも、肉よりも、何よりも・・・この「白い粉」に手をつけたくなりますわな!で・・・・、三文芝居の刑事よろしく・・・指で白い粉のひとなめしましたが、こんな行動・・・・アタクシのラーメンライフの中では始めての所作です・・・。鑑識の結果としては・・・

 「・・・・確かに小麦粉だ!・・・・・」

 ・・・と正直申してそうなりますわな・・・・。日ごろ小麦粉の接していない人間なので、宣伝触れ文句のような「燻製の風味」とかを明確に感じるということが、できなかった自分が残念ではあります(泣)。しかしながら、麺にまとわりついて「粉っぽい」と感じることが全く無かったのが、とても印象的でありますし、また麺もねばねばすることなく、つけダレに投入して「ダマ」になるころもないという「扱いにくさはない」ので、そう気にすることもありますまい・・・。



【ピタッとフォーカスが合った感じがする塩系つけダレですわ!】

 このつけダレ!見た目からして「気に入った!」と声が出そうになります。だって透明できらきらしている塩系ですからね〜、塩つけ麺自体とても久しぶりでしてこれだけでも興奮ものなんですが・・・・中でふわふわ浮いている豚ミンチがいかにも旨そうに漂よっとるがな・・・。また、小松菜の具合もエエ感じやし、なんかええ具だくさんなお吸い物をいただけくような気分になりまんがな!良く見たらメンマも極細系でして、このつけダレ専用におめかししたかのようです。などと、配膳の2〜3秒で頭がこれら認識で駆け巡りまして・・・・、整理してから悠然とレンゲでいただくこととしました・・・。さて、その印象派は・・・、

 「豚ミンチの出汁が旨し!また・・・ほんの〜りと遠くに魚介、更に複雑系な酸味が響く」

 ・・・というような感じでして、なかなか動物系と魚介系のバランスが取れたええ一品でんがな!昔、府中でアパート生活していたとき、お金が無いときは自炊してましたが、丁度コンソメが切れてスープが作れない状況になって・・・慌ててミンチ肉で出汁を取ったことを思い出しましたわ・・・。当時は、ラーメンじゃなくて手作りパスタに嵌ってたアタクシ。関東ラー友が泊まりに来ては、無理やり自家製パスタを食わして感想を聞きまくってた時代を思い起こしましたわ・・・(すまんな・・・ラー友)。いやはや・・・この豚ミンチは、作り置きかどうかは不明ですが、このふわふわ感にして否と勝手に思い満足してます。

 それに以外と魚介の出汁が前にあまり出てこないけど、いい仕事をしていると思いますよ!実はまだ・・・ここ七彩のらーめん「塩味」を食ったこと無いので何も偉そうにいえないのですが、その塩味をかってに連想してしまうほど、そのわきまえたすっきり感ある魚介風味が、この一杯のつけダレに品を与えていると思うのですが・・・。

 また、前述の「小麦粉」は、さらりと全体に溶けてやや濁りますが、基本的には少々まったりとするだけで、全体を決定的に崩すことはありませんな・・・・。ただ、あまりにもクリアーなスープだったがゆえに、濁るのがどうかなーと個人的には思いますが・・・。

 ※味のグラデーション:豚ミンチのコク>鶏清湯すっきりさ>塩分>魚介風味>酸味>葉ものの苦味



【こんな隠し弾あったんやな・・・・風流極太麺!】

 この一品、いつものピロピロ麺やのうて、極太な全粒粉配合麺なんですわ!そういうスペシャリティがあってこの料金設定になってしまうのかもしれへんな・・・。見た目は、「いかにも風流」でして、褐色とも黄色ともつかない自然な色合いに、全粒粉のカラが斑模様に浮かびます。そしてうねりが適度にあり、ハンドメイド感もそれなりに漂うので、これはそれなりにマイ・エコひいきポイントを稼ぐ風合いです。では、2〜3本ひきづりだしていただくのですが・・・。

 「うほ!剛麺やと思てたら・・・意外にソフトタッチやがな・・・・」

 ・・・というのが正直な感想・・・。加水が想像以上に多めに働いているような感覚でして、小麦粉を完全に払えないにしては、そこそこ滑りがよく、腰つきが柔らかな印象です。ぷりっぷり!とまではいかない弾力?反発感?は、そこそこでして・・・・人の感覚によってはモチモチと感じるかもしれませんが・・・。それでも、湯上りで冷水で〆られた角きり太麺は、やや膨れた正方形を保っておりまして、奥歯の噛み応えは「ぬちりぃ〜!」とする部分あり。ま、あまりスパスパと食えるという種類ではありませんわな・・・。

 ※麺の感覚:加水がやや多め、滑りがよく、粉がかかっていても意外とするする食える。ややモチ系?
 ※麺の形状:極太で全粒粉配合の角ストレート、うねり少なく&よじれが多いタイプ。



【自家製燻製ベーコンでっか!つけ麺トッピングとしては初めて!】

 麺の上にトッピングとしてあるベーコンは、中々の迫力もんでしたよ!丁度端っこに当たるモノが入っていたからかもしれませんが、カリカリベーコンのやや柔らかい塊とも言えまして、これは旨いにきまってまんがな!しかしながら・・・・わざわざ、つけ麺トッピングにあわせるか?という感じはありますね・・・・。でも、つけダレが塩系なので、合うといえば合う!とも言えるわけでして、考えられたものかも?外固な加減と香ばしさが絶品でして、中の豚の脂がとても濃く感じられるのが特徴です。ビールのアテとして食するにはもってこいですね!その他の具としては、味玉が中々・・。まぁ、中が少し冷たいのは仕方ないとして、わりと塩味系でじんわりと滲んだその風貌が素敵と言えましょう・・・。

 あと、つけダレに投入されたパーツとしては、豚ミンチ。これは、熱湯に流し込みされたような風合いでして、わりとミンチ粒のお互いが適度に引っ付いていて、食べやすかったのが印象的です。またこの塩ダレにあって小松菜は、とても合いますよね! ほんのりとした苦味が絶妙です。メンマは、あまりお目にかかれないほどの極細タイプがわさっと入っていて、これまた具たくさんに思えます。見た目以上に薄味ながら、一本一本がコリコリっとしていてナイスです。

 ※具のおさらい:燻製?ベーコン、味玉、豚ミンチ肉、小松菜、メンマ、ネギ少々・・・・


【仕上げのスープ割りで・・・・・喜多方らーめん(塩)に思いをはせる・・・】

 スープ割りをお願いして・・・・これは、レギュラーの喜多方らーめん塩味を食わんといかんと思いましたよ!この割スープの加減が和風に傾斜して・・・・実に旨しと思いましたもん。できれば・・・・朝らーめんに塩味を追加していただければ、アタクシの・・・東京モーニングラーメンライフが、とても充実するのですが・・・。



 総じまして、朝からとてもヘビーな感覚に襲われ・・・・、新幹線の車内では水ばかり飲んでいたという顛末・・・。休日移動だったら、家族の目もないことですし、朝ビールやってたかもしれません(笑)。されど、1200円はお祭り価格やな・・・と思います・・・・正直言って。まさに、東京八重洲やから設定できると思いますが・・・・ここがどうしても引っかかるんですよね・・・。なので少し詠ってみます。

   あけぼのの
   富士の高峰
   雪化粧
   
   八重洲つけそば
   粉雪ちらり

 お粗末!ということで、合掌!今日も本当にご馳走様でした!!



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