ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン953】 らぁめん 丸 (東京・田町) つけめん・中盛

【コレ食ったわけ:遅残業確定!そんな日は、最近ここで食うのが習わし・・・】

  多くを語らず・・・・。確実に夜遅くなるし、翌朝早くからまた打ち合わせ。大事な会議は夕方以降・・・・ということで、腹をくくりまして、こういう時のオフィスに戻る前の習わし・・・・、「らぁめん丸」で食う事にしたのです。それに・・・勘違いを放置しておりまして、アタクシ、肝心なこの店の看板メニュー「つけめん」をレビューしたつもりが、消えとることが判明。レビューの補足というのもあった次第。




【つけだれ:食べ飽きた豚骨魚介のはずが・・・・・やはり、旨しと感じる「甘み」!】

  閉店間際でありました午後9時前だったからかな・・・・空き席が2つあってタイミングよく滑り込むのに成功!日経夕刊読みながら・・・出来るサラリーマンを装いながら悠然と待ちます。なぜなら・・・備え付けのラーメン本はすでに穴があく程読んでしまったため(笑)。同じの持ってるもん。ともあれ、8分程度で配膳は完了し、一時だけ仕事を忘れて、つけめんに集中します。その印象は・・・、


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「飽きないね〜・・・・やはり定番な仕上がり具合が今になると斬新とすら思えて来るやん!」


1)旨み:豚魚の甘コクが冴えますね〜、滑らか&芳ばしい魚介の甘さが光る!

  実に久しぶりでありますこのつけダレ!なのに、あ!いつもの味!などと矛盾する言葉を発します。やはり、最初に感じるのはその甘さ。でも甘ったるいというものでなく、しっかりと塩分を含んだ芯のある甘さという感覚で、豚骨のコク甘と、魚介の芳ばしさがあいまって「まったりとした芳ばしさ」を醸し出します。このまったりさ・・・・、甘さにも貢献しているその陰のフィクサーは、モミジではないかと推察します。モミジと豚魚の相性は抜群ですよね。

2)塩気・甘み:トロみがまた・・・甘さを増すかのようだ!

  そのモミジ、実にエエ仕事しております。それ自体コラーゲンの甘さがあるのでしょうが、トロみがあるだけで、その粘度だけで、甘さがより甘く感じる。じっとりと舌にからみつくからなのでしょうか、サラリと通り過ぎることのなく、ぺったりとした甘さが広がります。でも・・・・最後まで飲んでしまうのだよな・・・・。


3)香り他:甘系豚魚ダレのシンボル!中央にフィッシュパウダー攻撃!

  甘い豚魚系・・・というと田無の名店を連想してしまいますな・・・・。田町と田無、ちょっとした偶然。だって・・・・フィッシュパウダーを堂々と真ん中にこんもり盛り付けるしぐさがそう思わせるんやもん。 さてさて、こちらは「スープ割りがない」店である反面、サービスの売りとしては「つけダレお変わり自由」、ということと、「お変わりお持ちいたしますか?」と向こうから必ず呼びかけてくれるという点。ホスピタリティの賜物といえましょう。ですので、近隣のOLさんたちも頻繁に訪れるようです。
つけダレ2杯目




【麺:つけめんビギナーだったころは、これみて「太い」と思ったもんです(関西時代)】

  関西転勤時代、東京に出張に出てきて極太つけ麺に遭遇しはじめたころ、このくらいの麺を見ては、太目やなと感心したもんやけど、今改めて眺めて見ると・・・・全然そうでもないやん。人間の記憶ってのは、実に曖昧。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「うねうね&もぞもぞ麺で、つけだれを全部吸い込んだれ!と思って丼の縁まで吸い取るモップ」


1)風貌:今となっては大人しい部類に感じる太麺ちぢれ!見慣れたとは言え・・・安定感すら感じる

  こちらのつけ麺にであったのは、5年ほど前だったかな・・・・。当時は、つけ麺という文化に触れたばかりの関西人でありまして、とみ田で衝撃を覚え、その後関東で食べ歩き、太麺教に入信したとの記憶。そのころのこの麺のイメージは、ある程度「剛麺!」と思って崇め奉っておりましたような記憶・・・。しかし、今となっては、とても良い感じで力の抜けた質実中太麺といった感じで、これまた見直しましたわ・・・。縮れ麺とは言え、大人しい風貌がナイス!


2)感覚:中加水系のクッチリ感覚!ちぢれのモゾモゾ感がまた一週回ってオモロく感じるやん!

  いつも感じる中加水って感覚です。安定品質の証。前歯で捕まえたあとで、スパスパと千切れる感覚も小気味良いし、余計に張り付きすぎるペタリとした感覚もありません。奥歯のすり潰しの反発がやや曲線を感じますし、いわゆる「クチリ!」「クッチリ!」と感じるそれです。久しぶりに食って・・・・一週回ってオモロイ!と感心すら覚えます。


3)スベリ他:そのモゾモゾが・・・・・タレをカラメ取る!その姿・・・・まるでモップのようや!

  その中太のちぢれ麺が、まるで掃除道具のモップのように、その高粘度つけダレに異様にからみつくのです。あっという間に吸い上げ、持ち上げるので、なくなるのが早く、最後は麺でつけダレを拭き掃除してしまいます。モゾモゾっとしたスベリが、そのようにさせるのでしょうね・・・・。

 


【具:定番でそつないチャーシューがデデン!と一枚!】

1)チャーシュー(定番品質なバラ一枚肉)

  特徴的なつけダレと麺、そしておかわりサービスの中にあって、チャーシューは少し圧倒されているような・・・。出来はいいのですが、淡い醤油ダレ系の塩味ゆえに、主役ではなく脇役にも感じるのですが・・・・。とはいいつつ、しっかり麺に巻いて旨しだったのだが、どこが悪いというまでもなく、一定以上の品質あるチャーシューとだけは伝えておきましょう!。肉食ってあまり興奮しなかったのは、温度が低めだったからか??


2)メンマ(教科書的なクニャリ感覚)

  こいつがまた・・・・印象に残っていない。高粘度のつけダレにあって、ますます、クニャリとした性格のメンマは、個性の波間にうもれてしまうかのようです。一つづつ直に食すると何の不満もないのだけどね。もう少し材木主張があればよかったのか?





 総じまして、忙しさの中に、質実な一杯!このエリアでラーメンを語るにあたっては、外す事はできないかな・・・・と個人的には思っております。さて、これからオフィスに戻るかと重い腰を上げてる。ありがとうございます、またよろしくお願いします・・・・という声で、少し気持ちが軽くなる。なので詠います!


  遅くなる
  また遅くなる
  遅くなる


  明日は早いぞ
  早いぞ会議
 

 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした! 



東京都港区芝5丁目30-5 岩永ビル1F
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