【いよいよブラック攻めです・・・何回目やねん（笑）】
語り尽くした一品ゆえ、レビ目的なしで食い続けたのがこのメニューです。これほど、アタクシの大阪ラーメン生活で同じメニューを食ったー！というのも珍しいのです。しかも、ロケーション（支店）特定となれば、たった半年間の期間にですよ！これ食わんと・・・・東京へは行けへんわな！ということで、午後の部一番のり！「あ！またコイツ来た！」的なスタフのオーラがムンムンです。もはや、客を迎え入れる笑顔を通り越して、ホンマに笑ろてるんとちゃうか・・・とも思えてしまう（爆）。しかし、ここでアタクシ個人的にはビッグニュースを教えていただきました！大阪ブラックのカップラーメン発売とのこと。１０月１７日発売予定とのことですが、これで通信販売以外に東京でこれを食う機会ができたというもんですわ！ナイス！ まぁ・・・こういった商業化には賛否両論ありましょうが、松戸・とみ田ですらカップ麺だしますので、よしとしましょうよ！
【まさに・・・Ultimately！感極まりますわ・・・この醤油で】
マニキュアがかった透明系で深い醤油ブラウンでんな・・・。見慣れたとは言え、そろそろ終わりな大阪ラーメン生活の終盤を飾るにあたってはベストでっしゃろ？ 黒醤油から少し透明がかった雰囲気が、磨きをかけたように目に映ります。海老等旨味が加わったとか・・・説明書きの触れ文句を感じ取れるわけではありませんが、黒醤油と比較して、カエシ風味の酸味が幅広く感じられ、余韻が長く後を引くような感覚がすばらしい。まさに、アタクシ個人的にすきな黒醤油のええところを目一杯引き出したという・・・・崇高系にして、実は攻撃的な一杯と受け止めておりますが、ファンの皆さんはいかが？いろいろ感じ方があるから、ラーメンレビュー生活は楽しい！あれこれと、この金久の一杯で喧々諤々したレビュアー仲間の面々が懐かしく思えまっせ！
※味のグラデーション：カエシ風味酸味＞出汁か？と思える醤油まろみ＞動物系清湯スープのコク＞その他
・・・とまあ、いつもの通りに表現してみましたが、今ひとつなっとくいかんな・・・。伝えたいニュアンスがあるとしたら、醤油味を通り越してもはや、出汁醤油とすら覚える感覚なのです・・・。マルハマ醤油ひとつとってもいろいろ種類があるわけやし、ブレンドは神経使いまっしゃろがね・・・。前レビの「黒醤油」と一体化してご参照ください。これだけ食うと単に旨いラーメンとしか思えへんやろけど、「黒醤油」「大阪ブラック」「なにわブラック」と、極めてニッチな「濃厚醤油ラーメン」というカテゴリーで、これほど鮮やかに使い分け、表現分けできるというテクニックを感じて頂きますと、この一杯の凄さが分かると思うのです。
【久しぶりに太麺！カッツりしてええ感じ】
まず・・・靱本町店に謝らないといけないな・・・・。この一品の実食は、靱本町以来なのですが、そこで太麺が少しスマートになったかとか書いた覚えがある・・・。アタクシの勘違いんです。ここで陳謝いたします。同じ麺です。
といことで実に久しぶりにここで食う太麺は、やはり旨かった・・・。密度が濃いというか、潰しがきいたというか、非常にカッツリとした歯ごたえがアタクシを魅了します。また、微妙に手もみ風によじれているところがまたミソでして、旨そうな見栄えに加えて・・・舌触りも一癖与えてくれます。醤油に染まった琥珀色も似合うし！ツルツルすぎないところもええですわ。
※麺の感覚：加水中程度で締まりがある感じ、麺密度が高い？ 表面も適度なすべり
※麺の形状：平打ちややストレート（やや手もみなよじれあり）、固い様に見えてしなやか
・・・・とまあ、こちらもいつもの通りに表現してみましたが、スランプ・・・。いまいちじゃな・・・。金久の麺って何が好きかとストレートにいうと、「モチモチ過ぎない」というところかな。クリーミーなスープには（例えば味噌とか）にはええねんけど、シャープなスープには、カッツリした方が合う！という感性にぴったり来るんやろな・・・。
総じまして、とまあ・・・神戸の住居を引き払う前に、これを大阪で食って、東京へ完全移住するというお話でした・・・。ご店主にとっては、最近なんで頻繁に来とるんやろと思っておられるでしょうな（笑）。今度は、カップ麺で大阪ブラックを忍ぼうかな。ということで合掌！今日も本当にごちそうさまでした。
