さすが本拠地って感じだね〜
- <全体> 実にカラフル!多様的な具材達が一つの宇宙のように統一感有り!
- <タレ> さっぱり酸味系醤油が・・・洋がらしに混じり・・・じっくり胡麻変化して行く
- <麺> 胡麻ダレ纏ったヌメり感にキンキン冷え冷えなハードな表層と弾力!歯応え主張が痛快!
- <素材> まるで味のパレット!その種類の数や・・・13で合ってる??
- 総じまして「THE HI・YA・SHI・Ramen!世界に届け!日本の食の芸術品的冷やし中華!」
- YouTubeにまとめてみました!
代休を半日だけいただいて・・・梅雨のアンニュイな午前中に麹町。ツイッターで偶然目にした冷やし中華が忘れられなくて!。今回はソラノイロの麹町にある本拠地にやって参りました。何と7年ぶりですよ〜、店がすっかり全改装してる何て驚きました。
そしてさすが本店!入店して有名店主の存在に、おおお!って思ってしまう。今ではベジソバに似たラーメンは、二毛作店でよく見られるようになりましたが、それを始めて知って食った時は、ラーメンの可能性の大きさに、ほんと驚いたものです。宮崎氏サスガ!。
<全体> 実にカラフル!多様的な具材達が一つの宇宙のように統一感有り!
ところでどのボタン押すんじゃい!?お目当ての一杯のボタンが探し出せず、まぁ・・・焦りました。iPad愛好家でも、タッチパネル式の券売機はうろたえるもんさ。聞けば同じ金額の「味玉ラーメン」を選んで、券を手渡す際に「冷やし」と伝えればいいらしい。決して、冷たい味玉ラーメンは出てこないので、ご安心ください。そんなドタバタがあった後、配膳されたのはこんな素晴らしい麺顔でした〜。
おおお!見た瞬間、もはや何料理の分類かも分からなくなってしまう麺顔の世界観。パスタのようであり、多彩なトッピングからはプロヴァンスの雰囲気さえ、強引に結びつけてしまいます。カラフルと銘打った一品ながらも、ここまで多彩だとは常人ラヲタの上を遥かに超えたか。この一品の前で、外国の方がフォークで召し上がっていても全く不自然さを感じませんね。
見れば見るほどすごい。野菜と言っても限りを尽くした種類展開。プチトマトですらカットされて同じ色合いはないのだ。ヤングコーンだけで珍しげに喜んでいるオレであったが、食いながら数えていこうと考えてしまいました。
<タレ> さっぱり酸味系醤油が・・・洋がらしに混じり・・・じっくり胡麻変化して行く
ベースのタレは、サッパリ系の醤油系。割と酸味が強めに効かされてますが、爽やかさがいい感じなので、フルーツ酢を使っているのかもしれません。と言うのは、甘味もしっかり感じ取れるため、酸味と甘味があまりにも境目のない一体感だったため。しかも、薬味に細かくカットされたパプリカが、後半に滲んだりすると、苦味も混じって崇高感を高める味わいです。
こだわり感じるのは、味変化薬味の辛子が「粒マスタード」だと言うこと。確かに全体的にここではそれが調和するイメージです。和の素材感が一切ないから、思い切って洋に徹した方が良いかも。
更に工夫と計算を感じるのは胡麻ダレ。実は麺だけに胡麻ダレが軽く全体に絡まっており、完成直後は、醤油ダレと分離しています。食べ進める毎に、胡麻ダレがベース醤油ダレに滲みゆっくりと広まって行くと言う味演出。近年の今風な冷やし中華には、ちょくちょくとこう言う醤油&胡麻のハイブリッドタイプを見かけますが、麺にだけ胡麻味を潜ませると言う演出は他に記憶していません。本当にテクニシャン!発想が天才〜。
<麺> 胡麻ダレ纏ったヌメり感にキンキン冷え冷えなハードな表層と弾力!歯応え主張が痛快!
これも今風!麺にここまでか!と言わんとするが如しの超ブリブリモチモチ麺!。つけ麺にこのまま流用出来そうな、平打ち系の多加水麺。密度感と透明感が妙に高く感じさせます。既述の通り、胡麻ダレが既にかかっておりますから、スベるからと言ってズボボボボボーーーーーと調子に乗って強くすすると強烈な跳ね上げがおきましょう。事前に紙エプロン貰えますから、ご遠慮なく使いましょう。
大盛り無料です。量多いですよ〜と言われるので、聞くと大盛りは茹で後300gとのこと。ちょうど良い塩梅。迷わずそれですよ。
弾力は、前歯で千切る最初から、ハードさを感じます。軽く捩れて小さくボコついてはいますが、全体的にはストレート。そしてやや平型な切り口。この麺の中心部にまるで、グミでも仕込まれているかの如しな、ヌチヌチヌガーっとした歯応えです。そして縦にもビローンっと伸びる。千切って奥歯でプレスを始めると、最初はいいが後半は軽く気持ち良いくらいのアゴの疲れ?。そして風味がタレを突き抜けてふわっと感じさせます。うう・・・・これは美味くてハマりそう。
<素材> まるで味のパレット!その種類の数や・・・13で合ってる??
じゃ数えてみましょうか・・・・。全体的にサイズも揃えていた感じでした。
肉類4種:鶏モモ、鶏むね、豚肩ロース、豚バラ
野菜7種:レンコン、ヤングコーン、プレストマト(紫・緑)、
スイカ、パプリカ(赤・橙)
薬味2種:黒ごま、粒マスタード
特にレンコンと鶏豚を並べている部分が実にアミューズ性が高く、それぞれに旨味を感じる部分。本当はもっとあったり、勘違いしている部分もあると思いますがあしからず。兎に角、これだけ多彩でも、一つ一つの質感が高い!。肉のそれぞれは、チャーシューとしては可愛いサイズだが、舌に絡まる肉旨味は冷えていても伝わるし、ヤングコーンの歯応え!その直後に迫る風味がしんせん!。レンコンだって胡麻ドレッシングに似たタレ旨味と痛快な歯応えに魅了されっ放し!。
総じまして「THE HI・YA・SHI・Ramen!世界に届け!日本の食の芸術品的冷やし中華!」
・・・と言う感覚でしょうか。千円オーバーの一杯にしても、これだけ楽しめるとむしろコスパが良いと感じてしまう〜。開店直後、10杯限定が瞬く間に残り5杯となる人気ぶりもすごいよね。麹町で少し早めのランチが出来るのなら、この一杯は激しくおススメであります。そんな宣伝気分でいっぱいですがー、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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