２０２２の冷やし中華一発目はここだった！
まぁ５月中旬あたりから、また冷やし系麺活動を始めようかなぁ〜なんて考えていたんですが、インスタグラムを眺めてると、もう早々とリリース開始との情報が飛び込んできて、どこの店じゃと確認したらここだった！。行かねばなるまい！。ここ数年、コロナ禍で活動が鈍くなってる私ですが、その数年前までは積極的に冷やし系の麺活動に勤しんでいたのですよ。ちなみに以下の通り・・・。
そろそろ見直しをしなきゃなって思ってます（汗）。
＜酒＞ サッポロラガービール赤星！ひと口め初動の苦くズシッとした味わい！駆け抜ける麦芽の風合いに後口の軽い甘味がナイス！
実はこの日、２本目のサッポロ赤星（一本目は下北沢）。書くこと毎回同じようになってしまうね（苦笑）。赤星って大衆町中華でも合うし、高級中華店でも似合うし、とにかく万能の旨さですな。切れ味ではスーパードライが頭に浮かぶが、ひと口め初動の苦くズシッとした味わい！駆け抜ける麦芽の風合いに後口の軽い甘味が良いんですよね！。だから本当に飽きない。最近、拉麺店を選ぶとき、赤星置いてるのかを確認しる自分です。
＜アテ＞ まかないチャーシュー皿！タレが深くて香ばしいフレーク肉！ひょっとして主役を押し退ける旨さか！？
何の気なしに今回は「まかないチャーシュー皿」をコール。レギュラーのチャーシュー皿より少し安いので２軍落ちな感覚でいたら・・・・おいおい！この旨さはなんだ！マジうめーじゃねぇか！。ひょっとして主役を押し退ける旨さか！？。チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。
フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるわ！。ちょっとハマったなー今回これに。多分今後、ここでのレビューに出てくる回数が増えてくると思いますので、あしからず。
＜全体＞ 黒胡麻散る素朴さにワンタンの艶かしき艶めき！ノスタルジックな具材と映える明るい半熟卵！
スタイルとしては、ご出身の「中華そば みたか」にとても似たスタイル。確かまだご店主が「みたか」におられた頃、冷やしを注文する私に「ワンタン乗せてみます？」って誘ってくれたのを今でも覚えてます。
なので今回も載せてみたんだが、ぴろぴろ雲呑が艶やかで和やかな白さを放ってます。そこに黒胡麻が散ってるところも素朴さをさらに演出しているような感覚。更に半熟卵が乗ると、麺顔がノスタルジックな具材と共に映えるような見栄えにも感じます。
＜麺＞ 冷やすと蕎麦ライクな麺が一層個性を発揮！風味と歯応えアップし素地の甘味を直に伝える！
「みたか」系の蕎麦ライクな麺は、汁なし（油そば）にすると一層風味を感じられて旨いが、冷やしだともっとダイレクトに響くかと。腰つきがややハードになり歯応えもしっかり楽しめる上に、素地の粗い滑りが心地よいです。クスクスクシリと噛み千切ると風合いが移るし、噛み締めると甘味にタレが混じった一体感が生まれて旨し！。当然のように雲呑を巻きつけたり、肉を挟んだりして今回も堪能し尽くしてみました。
＜タレ＞ ティピカルな大衆冷や中の酢醤油系！酸味の中に仄かな甘味と出汁感！辛子を溶かし仕上げる！
ま、想像の通りの冷やし中華の酸っぱい系の酢醤油タイプ。砂糖控えめで出汁を効かせているためか、ツンと来ないが酸味の楽しさがチリチリと伝わるようです。それをそのまま飲み干せるバランス感が秀逸。特にワンタンをタレに浸して食らうと旨しかと！。定番の通り、最終的には辛子を溶かして仕上げます。
＜ワンタン＞ 粗熱処理した冷んやり仕立て！麺や具材に伸びて貼り付き味わいと楽しさを広げる旨さ！
ワンタンもちゃんと粗熱処理してました。いつもだったら皮トロトロになって、破れたところから肉粒餡が溢れる様子ですが、しっかり全体がモチモチした弾力が生まれている感覚。酸味のあるタレを潜らせて食らうもいいが、少し辣油を直に垂らして食らうもまた一興。
そして弾力が生まれた分、麺や具材に伸びて貼り付き味わいと楽しさを広げる旨さ！。どうせ食するなら、ワンタン追加を激しくオススメかと！。
＜他具材＞ シャキシャキ千切り胡瓜！コリコリ短冊メンマ！サクサク焼豚！タレと麺に絡んで旨さ共演！
これも定番のラインナップ。冷し中華と言えば、胡瓜の千切り。割と細かめな千切りだったので、全体によく絡まりました。
そして定番のメンマは、いつもメンマ皿として酒のアテで食ってる感覚を思い起こさせる馴染みの味わいがいいね。それは焼豚も同様で、冷し中華ってビールを飲みながら食らうと旨いねと改めて認識いたしますー。
＜半熟玉子＞ 濃密濃厚卵黄が酢醤油系のタレに混じってコク深し！全体をマイルドに仕上げる！
本来なら錦糸卵が定番でしょうが、ここでは玉子と言えば「半熟玉子」。温かい卵黄を全体に絡める。定番な冷やし中華に見せて、実はアンチテーゼな展開ですね。麺に絡まると当然旨いのですが、酢醤油ダレに絡むとこれまた面白いほどにマイルドな味わいとなって全体に広がるのでした！。
仕上げはスープ割。「中華そば みたか」同様のサービスで、温かい出汁を注ぐと酸味が少しだけ飛ぶのだが、そこに溶けた卵黄の風合いが出汁の熱で蘇るのがまた旨し。どうせここで冷し中華食するのならここまでいってみよう！。
総じまして「花冷えなんて気にしない！季節を一気に先取り旨さで快感！素朴さ嬉しい冷や中三昧！」
・・・という感動の嵐！。いやぁー４月初旬で決算の最中だから、まだ昨年度から頭が切り替わってませんが、一気に夏の風物詩を食らうと意識が少し変化しますね。探せば一年中冷し中華を出す店あるけど、やっぱり季節限定で食らうと有り難みも感じる旨さかと！。あっと言う間に季節は巡るので、ちょっと汗ばむ陽気だなと思ったらこちらのこの一杯を激しくオススメです！。旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
