ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3771】 中国ラーメン 揚州商人 新橋店 (東京・新橋) 冷し黒酢麺 大盛り 〜日常感を飛び越える異国情緒な黒酢感!新たな発見飽きずに食える大陸的冷やし中華!

今年も来たよ!揚州冷やし3兄弟!
 とある平日、久しぶりに都心で昼を迎えましたので、いっちょお気に入りの冷やし中華を食おうと狙ってみたのですが・・・臨時休業で完全にフラれてしまいました(号泣)。そこでいろいろと思いつくところを訪ね歩いた結果、新橋にたどり着いて、こちら「揚州商人」へとやって参りました。
 

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 毎年ここでは、3つの冷やし中華を提供してくれるのでして、しっかりそれを記憶済!。「担々麺・鶏そば・黒酢麺」というラインナップでして、その中で一番マイナーと思われる「黒酢」を今回もチョイスです。黒酢ってとても健康的なイメージだし、なんたってアンチエイジング効果のあるクコの実も入ってますしね!。この歳になって、冷やし中華のみならず、「生」に執着しているオレです。
 

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<全体> 漆黒のスープと深紅のクコの実!やはり日式とは違うエキゾチック感なのだ!
 
 おおお!ここはそうだった・・・ジャスミン茶!。お冷の代わりに出してくれます。「口臭改善」だけでなく、「二日酔い対策」にも有効的な薬効成分なお茶。乙女のみならず、これから汗臭さ倍増するオレみたいなオヤジこそが飲むべきです!。もっとも・・・・口臭改善については、単にタバコを止めれば即効なんだが・・・。そんな感じで女性客から少し距離を置いた席に居るオレに、配膳されたのはこんな麺顔した冷やし中華でした。
 

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 おおお!これまでブラックラーメンなるカテゴリーはそれなりに食ってきたものの、これほどまでに冷やし漆黒さを表すのは、品川区のイカ墨とこのブランドの黒酢しか思いつきません。独特な黒さが印象的で、漆黒なのにどこか透明感すら覚えるのはなぜ?黒酢だけでなく、醤油のパワーも感じるところです。そして配色もコントラストが効いていて見て訴えるね。例えば白髪ねぎは、完全の黒酢とはコントラストの関係だし、クコの実の赤は黒に対してもどこか対極的でヴィヴィドに感じさせます。
 

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 盛り付けもギミックだし、大衆的な中国料理店にしてはセンスを感じるのだが・・・。まさに日式とは違うエキゾチック感!
 
 
 
 
<タレ> さすが本格的黒酢麹の風味!さらに醤油余韻!面白いことにウスターソースも少し連想?
 
 近年このブランドの冷やしは、ほぼ毎年食っているが、3つある中でいつも黒酢をチョイス。一度気に入ったら浮気しない?冒険心がない??のかもしれませんが、このタレの余韻が独特だから。他はどこかでも味わえそうだが、この冷やし黒酢タレは、他で探すのがとても面倒に違いないから。
 

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 日本でも黒酢は製造しているんだが、微妙に中国本土と風合いが違うのは気のせいなのかな?。質感のランクは別としても、個人的には麹が明らかに違うのだと感じます。香ばしさと酸味の出方が凄く違う。これは普段の日常生活で摂取しているものと違うので、体が新鮮に感じてしまうのかもですね。かなり前だが出張で香港に行ったときに、現地駐在員さんに連れ回してもらった料理屋は、もっと調味料の発酵度が強かったが、それほどでないにしても・・・同じ雰囲気をの香りを懐かしく思います。
 

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 また面白いことに、黒酢ダレの余韻ですが・・・どこかしら「ウスターソース」に似たところがあるだが、これは妄想かな??。オリバー・イカリ等、ソース文化で育った関西オリジンだからそう思うだけなのか。
 

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<麺> ストレート細麺が黒酢に染まっても風味をキープ!しなやかさで汁持ち上げや具材絡みも良し!
 
 大盛サービスと言うことなので、みみっちいオレは見逃せず!きっちり大盛とさせてもらいました。これハッキリ言って大盛いいぜ!しっかりボリューム感あるし、体感250gはあると思える!。しかも旨いので食べ飽きない。
 

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 妙に太麺や手もみなど凝らないところが好印象。いつものストレート細麺で加水は中程度の麺ですが、冷水で引き締められると、ワンランク上になったような風味と歯応えの良さが光ります。しかも割と細めでもスリムなタイプなので、引き締められても品やかさが残る。それはタレの持ち上げの良さにも通じるし、トッピング具材の絡まりの良さにも好影響です。
 

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 まずはズボボボっとそのままで食らうと、クシクシと淡い切れ味に香る麺の風合い。そして瞬時に酢の風味に溶けてゆきあとは、ウスターソースのような余韻の旨みと化合して堪能。そして嚥下の途中で細麺のしなやかなシルエットも感じて楽しむ感覚です。それらが絡まる具材のバランスで変化するから、ずーっと最後まで飽きないで旨く楽しめるのだった!。
 
 
 
 
<トッピング> 白髪ねぎ!搾菜!蒸し鶏!好きなものばかりな上に黒酢とベストマッチ!
 
 具材は、キュウリ・白髪ねぎ・搾菜・蒸し鶏(胸肉)・クコの実。実にシンプルで必要十分。これをいきなり全部天地返しして、麺と混ぜこぜして食らうことを強くおススメします。シンプルな具材で味も淡泊なものばかりなので、単体で食ってもインパクト薄くてもったいないから。だから、最初はザクザクと・・・・キュウリと白髪ねぎを混ぜて麺を食らうぜ!麺のスパスパと、キュウリのバリバリと、白髪ねぎのザクザクが、最初は不協和音なんだが、徐々に和音が揃ってくる歯応えと美味さ!。
 

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 続いて蒸し鶏。これは麺のクツクツクシクシ感を鶏肉が受け止めてくれるような、ソフトな歯応え。そして鶏肉のきめ細かく解した繊維の隙間に、黒酢タレが深く浸透する・・・。黒酢版棒棒鶏を麺と一緒に食らうような不思議な感覚なんだが、いやいや実はこれが最高に旨いのだった!。酒が欲しくなるね・・・・。ノンアルコールビールならば、ルール違反になるのかならんのか・・・・?。
 

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総じまして「日常感を飛び越える異国情緒な黒酢感!新たな発見飽きずに食える大陸的冷やし中華!」
 
 ・・・と言う感想。このブランドのどの支店でもやってるメニューなので、昼飯と言わず、夜の中華宴会で利用したあと、〆でこれを仲間とシェアするのがベストかと!。こんど別の支店でやるかも~。そんな期待を寄せつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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