ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4215】 くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) 中華ざる 味玉 大盛 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜素朴で大胆!平打ち手もみピロピロ麺!ダイレクトに味わいたいなら中華ざる!旨さ間違いなし!

夏の冷やし系第三の選択・・・中華ざる!やっぱり和む王道の味わい!
 


くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) 中華ざる 味玉 大盛 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います


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 冷やし中華、冷やしラーメン・・・形式的にはこの線に落ち着く夏の麺活動。しかし忘れてはならないのが「中華ざる」「ざる中華」なるカテゴリー。和蕎麦感覚で味わうと言うので、蕎麦屋から派生した日本の拉麺発展を考えれば、見逃せない分野と言えましょう。実は一時期、これに拘ってた時期がありましたので、まとめたことがあります。下記ご参考まで。
 
  実は麺皿に「ざる」で敷いたてるところは少なくて、冷えたつけ麺ってな見方もできなくはないが・・・主な違いは「スープ割しない」ので「出汁が円やか」なところが多いこと。一応「満来・ほりうち系」も強引に含めてますが、あしからずです。
 
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 先日、くじら食堂で冷やし中華が解禁ということで突撃訪問したばかりですが、「中華ざる」も並行限定と知ったので、間を置かずまた訪問です。移転前に食ったことあり、これも大体知ってる味わいだと思ったんだけど、夏の中でも今しか食えないプレミアム感が、どうしても私の背中を押すもので(笑)。
 
 

 

 
 
<酒> サッポロラガービール赤星:日本最古のブランドビールを今日も頂く!昼酒が旨いのだ!

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 へへへ・・・性懲りもなくまた赤星目当てで。確か先日は手が震えてビールの泡が溢れた記憶だが、気を付けねば!。と思ってたら、今回は小さいグラスを持ってきてくれました〜。おお!こっちの方が昭和の瓶ビールってな雰囲気が出るよね。しっかり冷やされてるのも気分を上々にさせます。
 
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 いつものコリコリ細メンマも、全く飽きずに食える。泡立ちを見ているだけでも気が安らぎますねー。今年は赤星と対峙する機会も一気に増えたような。赤星がじわじわ人気が高まって露出が増えたのか、それとも単にコロナコロナとストレス感じ、ストレス発散で酒飲む機会が増えただけなのか?。きっとその両方な気がするー。
 
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<全体> 移転前の記憶より・・・具材も麺も大きくリニューアル!フルモデルチェンジで質感アップ!

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 とまあ、うだうだと・・・またコロナ第二波など来たらどうしようかなど考え、景気の心配などしつつ・・・ブルったスマホのメールなどを確認してたところで、丁度配膳の機会となりました。それはこんな麺顔です。
 

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 おおお!記憶のそれとは全くもって別物!フルモデルチェンジ!つけダレも、トッピングも、そして麺は細麺だったはずが、ご自慢のぴろぴろ手もみ麺で、薬味には山葵までねじつけられているじゃないか!。そして具材や海苔も一新!変わらないところは白胡麻だけかも。はっきり言って今のこっちの方が旨そう!。
 

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<つけダレ> 穏やかで優しい節系醤油の出汁感覚!白胡麻と煮浸し茄子が染みて旨し!

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 まずはつけダレ・・・「ざる中華」様式の穏やかで優しい味わいを踏襲しております。そのままゴクゴクと飲み干すにも全く抵抗感なく、節系の出汁がよく効いてる上に、醤油系のカエシも円やかと感じさせ、尖ったところがまるでありません。しかも白胡麻の風味の助けもあって甘味すら覚えるかも。この系統なら酸味を淡くきかせるのもありなんですが、酸味は極力控えた感じで、スルスルと飲み干せます。
 

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 しかも実に嬉しいのが茄子がゴロゴロと投入されているところ。煮浸しのような茄子がこのタレ味にすごくマッチしており、また冷えた茄子果肉を噛み締めると・・・オヤジ泣かせの旨さじゃないか。これを知ってたらビールをもう少しピッチ落としていたところだが、実に酒にも合うのだ!。いや〜・・・このタレだったら、細麺だって合うだろうが、ぴろぴろ太麺とはどんな味風景になるのだろうと楽しみが更に尽きません。
 

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<麺> 自家製麺:冷やされてハードにヌチヌチした歯応え!素朴なフォルムにゆっくり染みるタレの旨味!冷やし中華よりダイレクト!

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 七彩系のピロピロ平打ち手もみ極太麺は、冷やされてワイルド&素朴なのは承知済み。今回も大盛無料対応の300g。ただ冷やし中華と違って、ダイレクトに盛られているので迫力はこっちの方がありありです。
 

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 やっぱり冷えてて、明るいモチモチさはキュキュッと引き締まり、ヌチヌチ物腰はいつもの通り。少し濡れた感じの地肌ですが、水切りは完璧でした。2〜3本何も付けずに手繰って味わうと、中の素地旨味はしっかり!。奥歯で潰すと、小麦粉の旨味甘味を肉厚に実感させてくれます。
 
 

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 つけダレに浸して食らう。ズボボボボボーーーーってつい調子に乗って啜るが、穏やかで優しいつけダレだから、麺の風味がものすごく生き生きと感じられるじゃないか!。つけ麺だと濃厚な味わいとの混じり合い・ぶつかり合いのバランス感が気になるところだが・・・タレの方から麺の風味に寄り添うイメージで「麺がメイン」という感覚。なるほど!ダイレクトに麺を味わえるのは、中華ざる方式だったのね!。素朴なフォルムにゆっくり染みるタレの旨味!冷やし中華よりダイレクト!。これは、2種類の冷やしを食らってこそ感じることかもしれませんが、麺好きならこれトライして欲しい!。激しくオススメ!。
 

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<具材> 麺のヌチヌチに寄り添うメンマのコリコリ感!肉厚茄子とフィットする半レアチャーシュー細切り!

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 肉増しという選択肢もありましたが、今回は味玉追加へ回しました。感覚的には、おつまみセットみたいな感じがする「メンマと細切り肉」。ま、これだけだったら頭の中に多少の???が浮かびましょうが、つけダレに投入してある茄子の質感とボリュームがあるなら納得です。
 

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 汁系と同様、ぴろぴろ手もみ太麺との絡みなら、細切りコリコリメンマは相性よし。麺に寄り添うような立ち位置で、つけダレの中でも味わいの一体感は保ってるよう。ヌチヌチコリコリとランダムな歯応え感が気分いいです。一方の細切り肉は、これも麺とも絡むんだが・・・個人的には茄子と絡んだ方が旨かったような記憶で、一層茄子の果肉感を高めて味わいを増すと言った感じです。今思えば・・・肉増しにして、味玉有料追加でも良かったかなと回想してしまう。
 

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<味変化> 山葵は汁に溶かすなら粗め!ダイレクトに麺にネジつけ風味も味わう!

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 実は全体的には、麺が力強く、出汁が穏やかなのが、人によっては意見が分かれるかも。こってり好きはまずこれをオーダーしないかと思うが、その点を上手くリカバーしてるのが薬味の仕事。山葵があるとなしでは、全体のイメージが違ってくるかもです。出汁が慣れだす後半から味変化で使うのがオススメ。
 
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 個人的には、出汁にそのまま溶くより、麺にねじつける方が好き。それをつけダレにゆっくり浸し、つけダレと山葵が溶け入らない状態で、ズボボボボボーーーと啜り食います。多少、山葵が麺から外れて、つけダレに落ちても小さい塊、粗めの山葵粒の状態をキープさせつつ、次の麺で回収して食らう。山葵の風味が最後までキープして食えますからねー。
 

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<味玉にハズレなし!> 出汁浸透深く濃密濃厚な卵黄!温もり感じるような甘味が〆に丁度いいね!

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 山葵の味変化を楽しんだ後だからか・・・妙に味玉が美味しく感じられました。甘めの出汁が深く浸透して、熟したような濃密濃厚な卵黄。
 

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 白身も味が染みて旨いが、卵黄には温かみすら覚えるコクが感じられて、冷たい麺を食らっているのに、ほっこりとさせる旨さがあります。ううう・・・やっぱり味玉っていい仕事してる!。嗚呼、やはり味玉ってハズレがない旨さだね!。
 
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総じまして「素朴で大胆!平打ち手もみピロピロ麺!ダイレクトに味わいたいなら中華ざる!旨さ間違いなし!」

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 ・・・と言う感動!。いわゆる「七彩系」と言われる平打ち太麺は、これまで幾度となく食ってきたけど、今回は一番ダイレクトに、その素性を味わえ・・・そして楽しめた気がします。改めてここの自家製麺の旨さを認識いたしました。もう一度食いたくなってきたし、また妙に油そばもガッツリ食いたくなってきた!。そう言えば、三鷹店も冷やし中華を解禁したとのこと。麺の違いも楽しみたい。まだ夏は始まったばかりだし、また別の冷やしが出てきたなら、それもまた必ず食います。ともあれ、ぴろぴろ系手揉み縮れ太麺が好きな方なら、これ激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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