昼飯難民になりそうでマジ狼狽えたオレ・・・ in 自由が丘
- <全体&タレ> 成都式のようで正宗式の余裕感じるハイブリッド感覚!日本人好みの味で広くウケる懐深さ!
- <麺> 茹で上げ後に一度流水で引き締め温めなおす手間か?これが何気ないモッチリ感のコシ強さに通じる旨さ!
- <トッピング> 花椒の滲み控えめなる挽肉感!サクリと食えるソフトさに芝麻醤のコクが滲む!
- <ライス割> やはりサービスとは言え、最後のライス〆割は欠かせないのだ!ハズレのない旨さ!
- 総じまして「ソフトからハードまでウケ幅広い担々麺!通し営業もまた嬉し!」
本当に焦ったぜ・・・。午前中の会議が予想外に延長するのはよくあるけど、少々紛糾したため途中退出もできないくなってしまった。ここは勝負時と逆に粘ったりするのだが、あえなく昼飯時を潰す羽目になる。まあそれは半分慣れっこなんだが、今回は午後を考えると「自由が丘」で食うしかなく途中下車。時間があまりない中を、サクッと食って立ち去りたい思い・・・・。
まさに降りて考え始める。どうせ「蔭山楼」なんか無理だろうから駅近の「梅華」を目指す。しかし満席であまり回転がよくなさそう。そこで「結心」へ逃れるが満席でカウンターにでも待ちが多そう。流石に隣の中華屋はもっと混んでる。やれやれ参ったな・・・・と駅前に引き返すと家系や豚骨が多いのだが、なんとこちらも満席!!!。ここで完全に冷静さを失ったのを落ち着け、やっとスマホで検索して当てたのが「七福朗」さん。もう拝む気持ちで向かった先は、担々麺専門店だった。
入店すると先客3名ほどで超ラッキー!!やっと座れる。もう選ぶなど余裕なく、無心で選んだのが汁なし担々麺。もはや汁ありで食うより汁なしの方が多いかも。ライスがサービスと言うからまたうれしい。だったら初めからここにすれば良かったと思い始めると、心に余裕が急に生まれて「大辛」で味レベルを設定してしまいました。後からお尻が痛くなったらどうしたものかという不安を忘れていた。
<全体&タレ> 成都式のようで正宗式の余裕感じるハイブリッド感覚!日本人好みの味で広くウケる懐深さ!
それにしても繁華街でランチピークで客が少ないと、逆に不安になり店が心配になるね。待つ間「食べログ」や「ラーメンデータベース」でのコメントを拝見しますが別に悪くありません。それよりも通し営業であることが確認できて、これは外出機会が多く東横線をたまに行き来するオッサンにとっては嬉しい!。などと感心してると後から学生さん達がやってきて、片っ端から大盛注文するなどで賑わいだした。来店タイミングの幸運に感謝です。そんな心で待ち構えていると、やってきたのがこの麺顔です。
おおお!誠にポピュラーな汁なし麺顔。挽肉に青ネギ白髪ねぎ。麺の地肌が覗ける下に、少し赤い色合いのジットリした汁が敷いてある。ナッツなどのアクセントがアクセサリーなわけで、今回は干海老がその役目を果たしております。かなりポイントがソツなく収まっている印象ですね。
ここでいつも気になるのは「成都式」か「正宗式」か。日本人は芝麻醤のまったりしたタレに胡麻のコクが広がる旨味が好きな傾向だと思うから、正宗式が一般受けしそう。しかし「汁なし担々麺」が一ジャンルとして認知され始めてくると、花椒などでシビカラで攻めてくるタイプが台頭。「成都式」が徐々に幅を利かせているような流れを肌で感じるこのごろ。では今回の一杯はどっち?かと言うと、恥ずかしながら実はよう分からん(爆)。辛さレベルを「大辛」にしてしまったのもあって、「成都」かと思う一方、ベースの旨みにはコク甘さが滲んでいる。そこに辣油もシャープに垂れているから余計に複雑。なので「成都式のようで正宗式の余裕感じるハイブリッド」と感じた次第です。辛さの投入量によっては、成都にも正宗にもどちらにも傾斜できるので、万人受けしやすいかと!。
ただし「花椒」は極めて控えめな印象。これは口頭で別注文をしないといけないそうだが、逆にそれが低いがために、辛くてもすごく食べやすい。台湾まぜそば風に寄せたいなら、刻みニンニクや辣油投入である程度似せられそうだし、七変化可能なスタンダードな汁なし担々かもしれません。
<麺> 茹で上げ後に一度流水で引き締め温めなおす手間か?これが何気ないモッチリ感のコシ強さに通じる旨さ!
意外と「汁なし担々麺はあつもり」が定番と思っている方おられると思います。そういうのもあると思いますが、厳密には汁なし系にも、一度茹で上げたものを流水で粗熱を取り、また少し温めなおすという手順を取ります。この違いがコシに表れるし、口当りのほんのりとした熱伝導で刺激が少ない。実際にそこまでやっているかは、カウンターの目の前が高く、奥が見えないので確信が持てませんが・・・・そんな食感でした。
とても明るい色合いで透明感すら思う多加水太麺。豚骨魚介つけ麺ブームで何度食ったかと思える見栄えですが、口当たりが生あったかい。熱いのが単に冷めただけなら乾いて貼りつくのだが、潤いがある地肌にじんわりした温もりが印象的です。熱で辛さ刺激が飛び散ることもないしね。また歯切れのモッチリ感が実に強めでヌッチリヌチヌチとした腰つきに、ペッタリと貼りつく担々タレが絡みつく。食感はすごく個人的にはストライク。成都を少し感じるなら細麺加水低めがいいと思ってたが、真逆の質感も捨てがたしです。
<トッピング> 花椒の滲み控えめなる挽肉感!サクリと食えるソフトさに芝麻醤のコクが滲む!
挽肉はタレにもカラでいるし、スパイスの味が染みこんでいるので、実は似たような味わいに近い。否定しているわけではなく、それだけぶれなく旨いし白飯が進む旨さです。花椒が低いために、ビールや飲み物を欲しくなる挽肉じゃなく、そのまま白飯と一緒に食いたいと思わせる「マイルドさ」があって良い味わい。やはり少し甘目の味が染みこんでいる方が食べやすい。見た目は明確でないけど少しだけ芝麻醤の風合いが染みこんでいるのかもしれませんね。
<ライス割> やはりサービスとは言え、最後のライス〆割は欠かせないのだ!ハズレのない旨さ!
注文したときから、ライス割のことを頭にずっと計算しながら店内で過ごします。券売機に小ライスボタンがないから伺ったところ、サービスで付きますと言われてホッとしました。上段の記載でライスに合うことは説明済。実はこの上に、自家製辣油をライスの上に追加して食らうことをおススメします。辛いの好きな人なら・・・。食べる辣油のパワーが上乗せされた旨さにレベルアップしますので、これはおすすめです。
総じまして「ソフトからハードまでウケ幅広い担々麺!通し営業もまた嬉し!」
・・・と言う感覚でしょうか?。昼飯難民になるところを救ってくれた感謝と共に、担々麺のバリエーションの多さにも目を見張るものがある。通し営業も頭にインプットされましたし、また自由が丘のレギュラー選択肢が増えた感じです。東横線で担々麺が気になったらここをおススメしておきますね!。そんな宣伝気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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