週の終わりは憂さ晴ら気分で・・・ヒーハー叫んで発散したい!そんな昼飯!
- <全体&タレ> 見事なまでの四川系シビカラ感!成都式の王道をゆくシャープな印象と淡い酸味がナイス!
- <麺> 弱いけどしっかり目なボコボコ感が絡みまくり!加水高めなれど締まりがあってヌッチリとした噛み応え!
- <トッピング> 挽肉のボリューミィーさとじわじわ感じる旨み感!辛さに清涼感を吹かせるパクチー攻撃!
- <ライス割> もはやこれが目的化している・・・最高の〆飯!
- 総じまして「新橋にシビ旨担々有り!3階から外見て叫ぶヒーハー!痛快旨さの汁なし系!」
ちょっとヤマ場だったので結構神経が張った一週間であった・・・何とかあと一押しとまでこぎつけたとある金曜日の昼間です。たまたま新橋だったのですが、もう動きたくない心境。もっとも新橋なら食うところに事欠かないので腰を落ち着けてしっかり食おうと思いました。
こんな気分を弾け飛ばしたいときは、ガッツリ系に限る!。駅前の「野郎ラーメン」を覗くがちょっと混んでるし、なんとなく落ち着けない雰囲気。「味方」はちょっと歩くし混んでるに決まってる。なにかないかなと・・・ラーメンデータベースのエリアのランキングチェックを探ってたら、たまたま引っかかったのが「担々麺 つるや」さん。まだ訪問者少ないながらも、かなりの高評価を維持です。そうだ!汁なし担担麺でガッツリ食ってライス割で憂さ晴らししよう!!これは神の啓示に近い偶然の発見!!行くしかねー!!!ちなみに汁なし担々麺は相当好きで、結構食い歩いたよ!
そんな勢いよく向かった先は、大行列!!デカいスーツケース転がした外国人まで並んでるじゃねーか!っって一瞬思ったんだけど間違いだった。それはとんかつ屋さん。めざす店が3階とは知らず、周辺をうろうろとしてしまいました。目立つようで目立たないので、看板を注意深く探すか、また3階までスッと見渡せるビル階段の方を目印にしたほうが、探しやすいかもです。
<全体&タレ> 見事なまでの四川系シビカラ感!成都式の王道をゆくシャープな印象と淡い酸味がナイス!
新橋エリアって本当になんでもありですよね~、男の遊びも酒も飯も。そんな中で何やってもかぶるのは仕方ないけど、比較的「担々麺専門店」はバッティングしないイメージ。担々麺は毎日食うもんじゃないけど、時々妙にスイッチが入ると無性に食いたくなるよね~。この日このタイミングでスイッチ入った人はどれだけいるのだろうと思って入店すると・・・時間が少し早いのか一番乗りでありました。もう食うもの決まってますから迷いません。さっさと券売機で処理済ませて、適当に座ってあとはルンルン気分で待つばかり。丁寧な作成ステップに多少じれながらも、待ちに待った麺顔はこんな感じです。
おおお!これはこれは・・・日本では正当派と思わせるご立派な成都式じゃぁ~ないですかぁ~。痺れと辛さで痛めつけられヒーヒーハーハーむせぶには、このタイプがいいですよね!。しかも辛さ指定を聞かれて辛めと自然に答えてしまうから、どれだけワシって担々ドMやねん!。挽肉の色濃いあたりに日本では普段しらない醤感がありますし、ザラツキには花椒が脅迫的に存在しております。
まずは混ぜっ返すまえにタレを確認するが、イメージやすい豆板醤はそれほど感じず、それよりも辣油のシャープさがそれとなくアピールしてきます。山椒は言うに及ばず・・・・待ち構えてるような佇まい。汁なし系の名の通り、汁は少な目で後から発する汁気があっても、挽肉が吸い込むような感じ。まずはタレから味わうと・・・・見事なまでに正統派!。最初から辣油の刺激がやってきます!。そしてじわじわっと山椒でゆっくりと痺れかけてきたところに、挽肉旨みがじんわりとやってくる。一旦ほとぼりを覚まそうとするようですが、第二段階突入!って感じでイキナリ・・・どかん!と山椒の痺れがやってきます。この季節、花粉症対策としてはいいかもよ?。鼻の奥が一気に広がるような体内反応がいい・・・。
<麺> 弱いけどしっかり目なボコボコ感が絡みまくり!加水高めなれど締まりがあってヌッチリとした噛み応え!
飯割必須の汁なし担担麺では、麺の大盛は控え、飯のために胃袋スペースを確保しておきたいのがいつもの心情。しかし今回は、大盛行っとけばよかったかと思える質感です。この手の成都式では、細麺で辣油も刺激強めに感じさせ食わせるタイプと、中太麺で挽肉や粘る醤を受け止めるのもありましょう。今回は後者です。多加水系がこの場合多いなかで、やっぱり例に漏れずなんだが・・・・、引き締まり度合いが非常に心地よいイメージが続くのが印象的。濃厚なシビカラのタレを十分に絡ませるのだが、麺自身の味を確かめさせるように、噛むことが気持ちよくさせる雰囲気がありなむかと・・・。芯があるはずもないが、非常にヌッチリとした歯応えが心地よく、挽肉など具材と絡んでも負けない力強さすら感じます。
かといって重い麺でもありません。表面はツルツルしていて、フツーに油そばでも通用しそうな滑り感。辣油も絡むのでズボボボボボーーーーと短いタップならすすり上げることも可能です。ボコボコしたフォルムなので、のど越し良さそうだが、ダイレクトに山椒を貼り付ける部分があるから、少しばかり気を付けたいところ。ハードな弾力は玉子麺なのだとアピールしているかのよう。
またタレが絡んで時間経過したときも少しばかり麺の雰囲気も変わります。心なしか、汁なしなのに汁を吸い込んだようなしなやかさが生まれている。この辺りだと痺れにも慣れ切ってるので、ズボボボっと一気に啜り食えるのだが、もはや麺よりも終わったあとのライス割の方に、意識が飛んでいるだけかもしれません。
<トッピング> 挽肉のボリューミィーさとじわじわ感じる旨み感!辛さに清涼感を吹かせるパクチー攻撃!
担々麺の中で、挽肉を味わうなら汁系では正宗、汁なし系では成都が、私の中だけの優先順位です。特に成都の挽肉なら、微量でも酒が進むし飯も進む。またナッツ系と合わせた歯応えと風味のコラボが楽しめるのも付加価値です。中国系の醤油には全く疎いオレですが、あんまり芝麻醤・豆板醤など意識させない大陸系醤油感が私は好きです。
痺れると分かっていながら噛み締める。すると手痛いしっぺ返しを喜んで受けるような感覚で、肉旨みと花椒の鼻をつんざく香ばしさが抜ける。肉はむしろ甘味を醸し出して塩気が薄いはずなのに、塩気を食ったかのような満足感が漂うのが不可思議な味風景です。嬉しいことに、挽肉は多め。こちらは割ライスのサービスはありませんが、その分割り切った肉サービスが感じられるようで好印象。小ライス有料とは言え、併せても英世一枚でおつりが来るのですから良心的です。新橋なら高く設定できないのかもしれませんがね・・・。
<ライス割> もはやこれが目的化している・・・最高の〆飯!
もうこれは説明不要かもしれません。これまで語ってきた旨さの固まりを、ライスで割って混ぜ合わせるだけですから。痺れた辛さも、飯を割る前提で凝縮したものなのか?と思ってしまうほど、ライス割は必然なのだと思います。
遠慮なく丼の中にライスを投入いたします。ここから私なりのこだわりは2つ。
①持った丼を少し手首で浮かせる
レンゲでカチャカチャ言う音が少しでも緩和されるかと単なる気分的なもの。
②レンゲは底を使って混ぜ始める
レンゲの先端でカチャカチャやるのもいいですが空回りも大きい。
そんな時はレンゲの底で上から潰すようにライス固まりをほぐす。
先端を使ってメインで混ぜるのはそれから・・・
今では汁なし担担麺は、珍しくもなんともないですが、10年位前に転勤から戻ってきたときは、東京で見かけて食ったときは旨さにショックでした。かなり食い続けた当時の記録はんべスト集としてまとめてます。ご興味があればご参考まで。そんな食い重ねもあり、ライス割のやり方なんてこだわっちゃいました~。
総じまして「新橋にシビ旨担々有り!3階から外見て叫ぶヒーハー!痛快旨さの汁なし系!」
・・・と言う感覚。当然マイルドな仕立ても調整可能なので、3階にあって目立ちにくいのか割と穴場的でササッとありつけそうです。担々麺一本勝負ってスタイルも応援したい気分だし、駅からも近い。ぜひとも3階まで目を向け足を向けていただきたい次第!。そんなおススメ気分が止みませんが、応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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