ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3524】 麺屋ひょっとこ 銀座店 (東京・銀座) 和風実山椒焼豚麺 〜まさしく銀座の崇高さに映える馴染み感覚!穏やか刺激のハイパー焼豚麺

花の銀座でこの質感!この旨さ!この価格!
 ラーメン評論家の大崎氏のピックアップコメントで改めて知りました。こちら「麺屋ひょっとこ@銀座」にて、和山椒を使ったラーメンがあったなんて!。ちょくちょく拙ブログにて「東京の和風山椒ラーメン」を紹介したり、またまとめ記事もアップしてりしておりますが、こんな都心の有名店を、逃していたとは!!。

 悔しいやら恥ずかしいやらで、早速突撃してみました。有楽町駅からほど近いので、外出機会に非常に絡め易いので助かる!。ただ少しだけ言い訳すると、開店当初は無かったメニューだと言う記憶・・・。
 
 

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 それにしても、交通会館の本店もすごいと思うが、こちら2号店の銀座店も、店箱がとてもガラス張りでスタイリッシュながら、通し営業!。しかもこのロケーションながらも格安でよく提供できてるなと感心するばかり。銀座のメイン通りに近いところで、デフォルト1杯670円と言うのは驚異的。この季節は年末ジャンボの行列がひどいことになっとりますが、見通せない幸せよりも、そばにこんなにも手軽で確実なる幸せがあろうとは・・・。見方と考え方を変えれば、人間幸せに近づくものと思われます。
 

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 またこの界隈のラーメンレベルが凄いね!改めて感じました。半径数十メートルで「朧月」「風見」「はしご」があるぜ!。こりゃ客奪い合いかもね・・・と思いつつ実際に行くと店内待ち3名ほど。丁度寒くなり始めたタイミングだったから、ガラス越しに外で待とうかどうか震えていると、中でどうぞと促されて入店。ありがたや・・・。時間帯によっては女性だけで回すこともありますが、今回はピークとあって男性スタフもヘルプで参戦。非常に回転がよく、5分も待つことなく4名分入れ替わりで座れました。
 
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 どうでもいいことなんだが・・・、この箸袋の絵を見ると、どうしても「面堂終太郎」を連想してしまうのだが、オレだけだろうか。それとももはやオヤジ過ぎる発想なのだろうか・・・。
 

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もはや、あっさりラーメンの東京代名詞か!?と思わせる崇高さと和やかさが染みる
 
 ひょっとこの楽しみの一つは「丼」。サイズや形はほぼ似たりよったりですが、絵柄がすべて違うので、インスタグラマーが通うにも楽しいかも。中には絶対に女性が選んでいるでしょ!と思える和風のかわいい絵柄があったりで、ひょっとして客層に合わせてフィーリングで選んでたりしたら、ものすごくオシャレなサービスだと思うんだよなぁ~。外出する日は、クライアントと会うこと多いので、自然と濃紺スーツと白ワイシャツになるんだが、そんな服装と実にマッチする丼が近づいてきた!。それが今回オレの「和風実山椒焼豚麺」。思い切り贅沢して950円也。銀座での値段とは思えぬー。
 

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 おおお!絵になるねー。キレイに整形されズ太いチャーシューが、真円の丼の中央に並ぶ・・・。まるで今川家家紋「足利二つ両引」を連想させるビシッとした感覚ですよ。そしてその中央には、今回のメインテーマ「実山椒」が多めに置かれている。これを絡めて食らうも良し、出汁へ落として滲ませるも良しだな。薬味もいい感じで「白ネギ」と「三つ葉」が多めにのってる。境目に味玉ハーフが置かれており、色配分としても見た目に心地よいね。
 

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 まずはスープを味わいましょう。もう10年以上も慣れ親しんだ味わい。淡麗なようで穏やかな旨味が溶けているように、やや薄く霞がある透明スープです。これは自分の中では「おすましラーメン」と呼んでおります。関西転勤時代に、東京本社出張の帰りは、よく交通会館でこの出汁を啜ってから、新幹線に乗り込んだものです。そのころからこのブランドは「 あっさりラーメンの東京代名詞」と信じています。
 

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 インパクトを求めてこの店を選ぶひとはまずおりません。穏やかさを求め集う。その和出汁感覚には、昆布や節系の乾物旨みがしっとりと溶け込んでおり、野菜とどんこのエキスも柔らかく入っているのかもしれない。塩気というより、甘く芳しい感覚がそんな妄想をさせます。そう・・・もはやこれを醤油ラーメンとカテゴライズしても良いのだろうか。鶏ガラというより豚に近い優しさも感じますが、これに動物系エキスを明確に感じ取るのは私の駄舌では難しく思えます。なので、この出汁には「薬味」が似合う!。三つ葉の清涼感が存分に出ているのに青臭さはなく円やか!。そしてネギに至っては例の苦みは皆無で中の甘味だけが染入ります。そして・・・この一杯の真打の一つ、「山椒」が響くのだわ!。
 

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そのまま酒のつまみにもなる実山椒!優しい痺れ感に萌える〜!
 
 和山椒がホール状態でお浸しになっている・・・・そんなイメージの実山椒です。山椒を刺激や痺れのみで片付けること勿れ。味と香りを楽しむ余裕を共有したい。通常、手挽きのミルで固く乾燥しきった細かい欠片に、封じ込められたパワーを期待しがちですが、お浸し的な柔らかい風味を存分に味わっていただきたい。軽く煮られた実山椒は出汁を随分と吸い込み部分的にはち切れてる。そんなのをひとつまみ、ダイレクトに味わうと、チリっとする刺激が生まれるけど、なんとも爽やかで柔らかい香りが広がる・・・・。うううう、これだけ化粧箱に丁寧に詰めて三越の包装紙に包めば、お歳暮として通用しそうな崇高な味わい!。
 

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 しかし・・・鬼が亡者を血の池地獄に陥れる様ではなく、そっと稚魚を海に還すような気分で実山椒を出汁の中へ放流する。直ぐには響き返らないその刺激を期待してね・・・。しばらくは、何の反応もない状態でただ出汁を啜りつつ、麺を味わう。見返りのない山椒愛こそが、本当の山椒愛なのだと信じつつ。するととある時点(中盤あたり)から、ふわふわっと、山椒の香りが立ってくる。そしてゆるりゆるりと・・・痺れが仄かに遊びだす。出汁の淡麗な味わいに染まりながら、新しい旨みとなって溯って来るではないか!。レンゲで掬うと部分的にまだホール状態が残ってる粒がある。そこを奥歯でガジってみると、意外に最後の親分が現れたような苦みがほとばしるので、しっぺ返しをくらったような気分!。意外にじらす淑女のような実山椒だゎ・・・・。
 
 

 

 
 
汁を吸い込んでからの味わい!滑らかさの快感を誘うストレート細麺!
 
 非常に見慣れたストレート麺。加水は中からやや多へと傾いたイメージで、芯を感じさせずモツモツとした歯ごたえで愉しませますね。ややねり水の個性を感じる薄黄色が寧ろ上品。麺と麺とが貼りつきやすいので、スープの持ち上げも比較的あるタイプ。それでいて基本的には汁を吸い込むのに優れるから、通称「おすましラーメン」にはベストコンビネーションと言えましょう!。もう何度も同じような思いで食らい続けてますが、実に飽きない。王道といった迫力すら思うのはちょっと店側にへりくだりすぎか?。
 

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 私は個人的に、肉と麺を一緒に食らうのが好きという変態系です。しかし今回は薬味との一体感が素晴らしく、そして薬味の量も多かったので、いつも以上に麺で発散させてもらいました。三つ葉が多くて嬉しくて泣ける。あまり三つ葉を汁の中に放置しすぎても、山椒の風味をマスキングしますからね・・・。早めに麺と一緒に食らったのですが、炭水化物の湿った感触に出汁が染入り、そこに三つ葉の清涼感が混じる。歯応えも三つ葉の茎がぷちぷちと千切れてナイス。それを受け止める麺のモツモツ感覚。奥歯で噛むと唾液がほとばしり、糖化を促し旨みへと一気に昇華なんだが、三つ葉の風味がいつもと違う高みへといざなうか!。今思えば、そこに実山椒を加えるともっと高みに行けたのではないかと、ちょっと判断ミスを悔やみます(フツーにアホな顔して、スボボボって啜ってるだけだが、いろんなこと妄想してるオレ)。
 

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例え半分でも嬉し!嗚呼味玉にハズレなし!
 
 デフォルトでも必ず入っているハーフ味玉。だから当たり前のように感じていてはいけませんよ。これはナイスな味わい!。どうしても塩ダレ味玉は、依怙贔屓してしまう。出汁の浸透により卵黄がにわかに熟成しつつも、塩ダレなので玉子本来の味わいを失うこともない。茹で卵を食塩振って食うのがシンプルで旨いと感じるかたなら、分かるだろうか・・・・。おでんの玉子も旨いが、茹で卵が好きって人は、シンプルな塩ダレ味玉を激しくおススメしたい!。若干ハードな茹でタイプなので、敢えて出汁に全部沈めてしばらく放置するのもいいです。出汁が沁みたハード卵黄も旨し!。
 

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実は迫力の焼豚!J系小豚に匹敵する食べごたえと満足感!
 
 さて、「ひょっとこ」でチャーシューを最初にイメージする人はいるのだろうか?。きっと少ないと思うけど、実はチャーシューが迫力!。通常1枚のばら肉が配されるが、この一枚だけでもかなりの満足感。札束で例えると60万円程度は優にある厚さ。両津勘吉の眉毛以上の面積で、高級焼肉を連想する美しき断面です。皮の近くの脂までしっかりとキープれた質感で、それでいて煮豚タイプで余計な脂身が抜け落ちている。その代わりに淡麗な出汁が染み込んで、旨さを交換している。それが通常の3倍の早さ!じゃなくてボリューム。ジェットストリームアタックの如く、3枚が狂いもなく揃って襲い掛かります。
 

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 まずは一枚目は踏みつけるような気軽さでガジる。肉汁が染み出るというより出汁と一体化した旨みが、口の中であふれます。そして二枚目は一気に急所を箸で突くように、全体を思い切りクチに放り込み退治した気分で、大胆かつゆっくりと味わう・・・・最高の勝利感。そしてちょっと一瞬放心状態で時間をおいてから三枚目へ。この3枚目に意外と実山椒が裏側で引っかかっていたようで、抵抗を受けてしまいました。
 

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 冗談ではなく、こちらの焼豚麺は、結構な肉迫力でJ系の豚にも匹敵する食応えあり。味の系統と部位は全然ちがうけど、肉好きラヲタなら激しくおススメしたい!。
 
 
 
 
総じまして「まさしく銀座の崇高さに映える馴染み感覚!穏やか刺激のハイパー焼豚麺」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか?。いやー、短い外出昼休みならこちらがおススメ。また通し営業なので遅い昼飯に心配することなし。味と旨さは確か!。味だけでなく懐にも優しい!。今の季節なら、ラッキーセンターで用事済んだ後に啜ってみてはいかがでしょう?。「おかめ」は福を呼ぶ神。連れ添いの「ひょっとこ」もそれなりご利益なんじゃ?。そんな無責任な感じですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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