<サービス良すぎる〜!キャバクラもそうなのか!?>
一度間違って土曜日に訪問してフラれた店なのですが、珍しくお昼前後で渋谷を所用があったため、突撃してみました。何と言っても、このクソ暑さのため冷たいラーメンが食べたかったのですが、それよりも「キャバクラの間借り」「昼キャバとフロア区切ってのシェア営業」など情報が錯綜しており、どんな営業スタイルかと、そっちが興味津々だった次第です。それにしても入居ビルが大規模修繕中なのもあって、非常に分かりにくいロケーション。同じビルの1階入り口に、別のラーメン店が入居しているのも、さらにややこしくさせます。だからでしょうか・・・・私が訪問時には、旗がたくさん立てかけられ。階段入口近くには、サンプル食品模型が飾られておりました。
一度間違って土曜日に訪問してフラれた店なのですが、珍しくお昼前後で渋谷を所用があったため、突撃してみました。何と言っても、このクソ暑さのため冷たいラーメンが食べたかったのですが、それよりも「キャバクラの間借り」「昼キャバとフロア区切ってのシェア営業」など情報が錯綜しており、どんな営業スタイルかと、そっちが興味津々だった次第です。それにしても入居ビルが大規模修繕中なのもあって、非常に分かりにくいロケーション。同じビルの1階入り口に、別のラーメン店が入居しているのも、さらにややこしくさせます。だからでしょうか・・・・私が訪問時には、旗がたくさん立てかけられ。階段入口近くには、サンプル食品模型が飾られておりました。
お姉ちゃんたちの気配を感じながら食うラーメン・・・・軽く生唾を飲み込みながら入店しましたが、あらら、もはや昼はラーメン専門に変わっているではありませんか。座席やレイアウトは水商売そのもので、普段は水割りでも作っていそうな座席が、少し寂しそうに見えました。
それにしても、そんな肩透かし感をリカバリーするには十分のサービスぶりがすごいね!。まず結果から言うと「確かに旨い」のもあるけど・・・・
1)安い(680円)
2)ボリューミィー(替え玉無料)
3)ご飯サービス(セルフお代わり形式・・・しかも麦ごはん!)
4)ハイボール飲み放題(注文した場合・・・ホント?)
4)に至っては、夜のことなのかもしれませんが、ライス・替え玉と同じように表記されてました。340円で飲み放題なの??ちょっと勘違いかも?。もし合ってたら、午後休暇にして再突撃必須でございます。
<出汁の甘みがとってもナチュラル!まさしく水のように抵抗なく優しく染み渡るスープ感!>
大森海岸時代には行きそびれてたんですが、渋谷に移転してくれて便利にはなりましたが、平日昼だけ営業なので、逆にハードルが高まってしまいました。店内は広くてポツポツと離れて座りますので、とてもゆったり気分です。客層は渋谷のビジネスマンばかり。ちょっと面白い店見つけた!感覚で、みなさん物珍しそうにしておられました。冷たい「水らーめん」自体も初体験っぽい方々多数。そんな状況で煙草も吸えるというのでゆったりと寛いでいたところで、配膳が完了です。それがこんな麺顔。
おおおお!なんとも店雰囲気とミスマッチ感ある素朴な表情。しかし粗野な感覚は一切なく隙がない仕事ぶりさえ感じます。青々とした三つ葉がこれほど山盛りになっているのがデフォルト状態。ここがまず心を奪います。三つ葉大好きですねん。出汁氷おしっかり投入されてるし、鶏肉チャーシューがまたそそる色合い。イメージ通りの完璧さに、食う前かえら参ってしまいました。
さてスープをまずは頂きますが、これが冷えているのにしっかりとコクと甘味を伝える。この時点で心のボーダーラインを超える。牛骨?の透き通ったエキスの中に、薄口醤油か白醤油の丸みがありあり。塩気よりっも甘味がしっかりとしており、見た目通り透き通た味わいと映ります。決して甘ったるくありません。どちらかと言うとサラサラとしたスープ感覚。思わずゴクゴクと飲んでしまいますが、部分的に三つ葉が滲んでいてとても清涼感を感じます。
何気にテーブル山椒がありましたので、少し振って見たところこれが実に合います。出汁が一気に明るくなる味わいに感じるし、風味が変わったところで食欲がまたシフトアップ。山椒好きとしては、このアイテムは欠かせません。これは是非試していただきたい。
<菅野製麺:平べったくやや縮れある多加水麺!引き締まり感が明るく風味も豊か!替玉無料!とは恐るべし!>
替え玉無料とのことですが、飯割りにして〆るつもりでしたので自重しました。しかし替え玉無料となると量産的質感を想定してしまいますが、いえいえどうしてどうして・・・・実にしっかりした麺であるし、またデフォルトでもちょっと多めなので、満足度が高い。
平打ちで捩れにも似た縮れが強く印象に残る麺。多加水ですが、もともと密度感が高いのか、冷えて引き締まりが強いのか。とてもグルテンの風味を高くして味わえる逸品かと!。前歯で強く跳ねるところをヌツヌツっと千切ってゆきます。奥歯へ運んでプレスすると明るく弾む感覚。そして汁が入り込んで唾液と絡むと、甘味が旨みと変化して味の昇華を覚えます。
もともと表面がつるつるしているし、また冷たい温度なので熱さを気にすることなく、強引に啜れます。ちょっと強く啜りすぎて、手で箸が引っかかって折れてしまったけど、そんなの気にせずどんどんと啜り続けたい気持ちにさせます。ボコボコとしたフォルムで、すすり上げること自体が楽しく思えてくる刺激感がナイス。替え玉しようか・・・・と真剣に悩んでしまった。
<薬味が半端なくて嬉しい!メンマは甘みを感じるアクセント!>
三つ葉がいい!質も量も。一部出汁に溶けるところもありますが、何と言っても麺に絡む・麺と一緒に食べるところが良いので、歯応えで三つ葉の清涼感を色濃く楽しめます。スープがやや甘めなのもあって、この薬味の濃さが非常に合う!決して安くない薬味と思うけど・・・実に思い切りのよいサービスです。旨し!。
<味玉にハズレない上に、鶏肉の解けるような柔らかい歯応えがナイス!>
味玉もハーフサイズですがしっかりとデフォルトで投入されているところがうれしい。薄味なタレがしっかりと深く染みこんでいるので、玉子本来の味わいと熟成したような卵黄の甘味のバランスがいいでです。卵黄にスープをしみこませたりして、大切に味わいました。嗚呼、今回も味玉にハズレなし。
また鶏肉のチャーシューが素朴で旨いです。特に変わった味付けでないけど、汁の旨みを十分に吸い込んだ冷えた鶏肉は、冷酒にもよし、白飯でもよし、とにかく万能の旨さ。折角だから、一切れだけ〆の出汁茶漬けのためにとっておきましょう。
<麦ごはんとは嬉しいではないか!おかわり自由!>
お代わりセルフで自由なのがいいね。しかも沢庵も旨い(撮影し忘れ)。黄色く大きく健康的な味わい。私が一番感激なのは「麦ごはん」という点。これ、出汁茶漬けにしたいアイテムですよ!。胃袋のスペースを感が見えて、替え玉犠牲にしたいほどに好きな「麦ごはん」。どぼん!と何の躊躇もなく丼へ放り込みます。
ひたひたに調整して、一気にレンゲで啜り食らう。他客の遠目からの視線を感じましたが、ぞろぞろっと真似して食ってたかも?。後で店を出た時、たまたまエレベータで一緒になった他客のコンビさんが、「出汁で茶漬けが旨かった!」と言い合ってました(笑)。
総じまして、「まさに自由!自由過ぎて帰りたくない山形水らーめん!」と言う感覚でして、これは午後休暇を絡めて訪問することを、激しくおススメいたします。もちろん、おかわり自由のハイボールを絡めることは言うまでもないですがー、本当にそんなシステムなのか確認必要だけどー。それにしても昼キャバはもう撤退したのであろか。そんな魔界的な魅力も見え隠れする渋谷で、質実素朴なラーメンはいかがでしょう?。ちょっと記憶に残る一杯になるかもですよ!。そんな次回の珍体験を期待しながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
谷の街
暑さ忘れる
水らーめん
色気忘れて
食気侍らせ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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