ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン716】 麺や 七彩 東京ラーメンストリート店 (東京・八重洲)朝らーめん

【それでも僕は朝ラーをする】

 意地になっているわけでもなく、別に毎日というわけでもないのですが、それでも、アタクシは朝にラーメンを食するのです。朝の立ち食いそば・うどんも好き。立ち食いそばで出されるラーメンも・・・・「なんちゃって〜」な感じも少ししてほほ笑む。つまり「麺が好き」な男と今更ながら・・・この朝ラーをする毎に思いますな・・・。でして、個人的に、朝はご飯系をかきこむのが少ないです。 

 「結局・・・ラーメン屋にいるのが一番和む」

 ・・・のでしょうね。朝、スタバで心底まったりできるほど、スタイリッシュな男でもなし。ラーメンと生活が結び付いてる・・・・こういうのをヲタと言われても、この際、甘んじて受け入れましょう! ということで、自分をラーヲタと認めた記念でこの一杯。朝定番の・・・・七彩の「朝らーめん」。



【要するに一般的にも食べなれた味だと思うのよね〜】

 いわゆる醤油ラーメンを絵に描いたようなカエシブラウンですね。朝に気合入れで変わったもの食いたいという願望もたまにはありましょうが、通常、オーディナリーな一杯を求めたいもの。まさに定番でいいものをサラサラ〜と食いたい。そうなるともう、「醤油」「清湯系」が常道となりましょう・・・。この麺顔の写真を見せられると、ふらふら〜と誘いこまれてしまいます・・・。

 「定番なりに・・・・実はしっかりめな味付けやったんやな・・・・」

 朝は「あっさり風」の一辺倒なのかと思えばそうでもない感じもします。動物系の旨味じゅわーっという攻撃的なニュアンスは控えめで、魚介や節系の輪郭も抑え気味といえばそうなのですが、味自体はわりと普通にしっかりしていると思うんですよね・・・・。醤油カエシの輪郭が少し滲んでいるかということか。細かい油の輪が表面に漂い・・・・ちょいとした崇高すら感じます。

 かと言って、朝は・・・崇高系というか・・・・・料亭のテクニックフルに使ったような、ハイスペックも・・・・あまり受けつけたくないのだよな・・・。矛盾というか、わがままなアタクシです。もっと言えばジャンクはもってのほか。そこそこ淡い目、そこそこの普通さが、気持ちよいと思えます。なので、こいつにハマっているのだアタクシは・・・・。

 ※味のグラデーション:鶏系メインな動物系コク>控えめな魚介>醤油系カエシ>豚コク(トッピング影響?)>その他スパイス



【初めてこの喜多方風な麺を見たときは興奮したもんです】

 社会人になるまで関西にいたアタクシにとっては、喜多方麺なんてのは、それは珍しいもんだったのですよ。デパートの特産品コーナーでならんでいるとか、たまたま関東の高速道路のSAで食ったとか、その程度・・。しかし、そのウニョウニョ感は、異次元の感覚でして、これうま!と一気に好きになったと記憶。その後、東京に就職して、大阪に転勤するまでの間は、東北道あたりでゴルフ昼食でときたま食う程度でした。今思うと、何気に意識せずずいぶん食ってたという感じです。

 大阪から帰って来て、頭にビット立った喜多方麺という次第ですが、このハンドメイド感覚は、類を見ないですな・・・・。微妙なビロビロ縮れとオーバル切り口、そして加水の多めさ加減が・・・・・・、

 「ちゅるちゅる〜♪というより、にゅるにゅる〜〜!!と口いっぱいに麺肌を感じさせる遊び心!」

 ・・・・と感じるその感覚がステキで、麺がその独特の表面ゆえに「踊る」という表現がぴったりとくるのです。多少もちもちしており、一般的なスパスパ麺と比べればグミ感覚と言えなくもない(ちょと、オーバーか・・・)。でもこういう麺を朝7時台から毎日提供してくれるというサービス精神は、ありがたいわな・・・・。

 ※麺の感覚:加水多めのもちもち&ぷりぷり。独特の形状により「踊る」。ゆえに・・・にゅるにゅる〜と口中に広がる
 ※麺の形状:基本的には、切り口オーバル形だけど、乱れ縮れのため不定形。なのでハンドメイド感と更に感じる




【朝らーと思えば具は質素でもよいね・・・】

 あえて・・・・チャーシューメンなどを朝に置いていないのがいいですね。朝はこれくらいで十分でしょ?という控えめ加減がよろしいのではないでしょうか。もし、チャーシューメンなどあれば、肉が少ないと比較してしまうためです。さてこの肉、脂少なめで腕肉っぽい、しっくり&ぱさぱさ感が特徴的。汁にもじんわりと影響を与えている味加減です。メンマ細めでコリコリ感を細かく二重奏にように感じますな・・・。見た目は材木の方がそれは良いでしょうが、変にコストアップしても価格に跳ね返ってくるだけなら、これで必要十分ともうせましょう・・・・。

 ※具のおさらい:チャーシュー小型1個(腕?)、細メンマ少々、青ネギ小口切り、以上



 総じまして、今後ともいろいろお世話になりそうでして、改めてよろしくというごあいさつレビューです。アタクシ自身、東京に来て、ここでこれをこんなに食うとは、全く予測もしてませんでしたよ(笑)。実は、昼営業には一度も顔出していないので、どのように、微妙に違うかもレビしてみたいし・・・。今後も頑張ってください。最近、じょじょにここでの朝ラー客が増えた来た気がしてますので、行列ならずとも、地道にやっててくださいな。なので詠います。

 喜多方の
 香りのどけき
 秋の日に

 しづ心して
 鼻くすぐらん

百人一首パクリ!(笑)

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


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