ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン636】 麺屋楼蘭 (大阪・北新地) 焦がし味噌らー麺

<大阪で味噌ラーメンを求める一週間〜その7>
【ちょっとコワい気がするな・・・前に旨いと思った一品の再レビューって・・・】

 大阪味噌ラー続きですので、こいつを外す訳にはいかないと思ったわけです。思えば・・・レビューデビューの頃、桜蘭に通うきっかけになった一品、「焦がし味噌らー麺」。今になって、どう思うのかなと・・・。変わらず旨いのか、そう思っていただけなのか不安な一品なのです。当時、これ食ってレビューして、「他にも大阪味噌でええとこないかー!」って叫んだら、昼飯専門さんから、「そんな味噌崇高系が大阪にゴロゴロと転がってるわけないでしょ」とアドバイス受けた一品。レビュー活動に肩を抜けと教えてもらったきっかけの一品。ある意味、新しいレビュー活動のヒントを与えてもらったアタクシの記念碑なのです。そろそろ・・・転勤が迫るこの時期にこれを食うのも潮時か・・・。今のちからで、誠意を込めてレビューをさせていただきます。m(_ _)m





【不安が少し的中する・・・、麺顔の勢い・・・、そして・・・】

 記念の記念レビなので、トッピングは豪勢にすべきだったかな・・・。少し緊張してこの一杯を待っていざ配膳となり、正直言ってこの麺顔は肩すかしだったかも。味玉でも飾ればよかったかな・・・。スープに麺が完全に埋もれてしまったからそう見えるのか、実に単調に見えますかな。しかし、要は味ですからな!恐る恐る・・・今回は、以前の記憶を確かめながらレンゲを投入です・・・・。

 「濃厚味噌ではないのに、マットで絡み付く味噌味覚!・・・・焦がし味覚はどこだ・・・・」

 ・・・と一瞬重要な要素を探してしまった。以前に、単なる味噌ラーメンとは違ったエッセンスを感じた「焦がし」の風合い。味噌のマットな味わいに埋もれてしまっているというのが、今の正直な感想であります。確かに、場所と店舗スペースの問題から、中華鍋をふるうことは叶わずでしょうが、焦がしの成分が、味噌ペースト呑まれているため角が丸いというのが感想です。しかし、丼の周囲に際立つ成分のリングが、単なる味噌成分だけでなく、プラスαした形跡を表しております。確かに「単なる味噌や、辛味噌とは違う」とアタクシに、その個性を再認識させようと働きかけます。そして時間差で・・・

 「この味噌は、敢えてザラつきを残し、カエシ成分や肉味噌の焦げと化合させている」

 ・・・と思い直させるのですわ。なので、落ち着かない肉味噌を敢えてバラして、欠片とスープと一緒に味わうと以前感じたあの味わいを感じることができるのです。完食間際のスープと肉味噌の溜まった欠片を一気に飲み干すとき、あの感動を感じることができるのです。具が出汁に感じるという変わった一品でありますな・・・・。

 ※味のグラデーション:味噌(濃)>肉味噌焦げ>豚?鶏?の清湯動物系
  肉味噌の混ざり具合で風味が変わる・・・・。





【いつも以上に角麺が生き生きと感じる】

 では麺は、肩すかし気味かというと、それは意外に頑張っている印象でありました。いつもの麺で変わったというわけでもないのですが、この程度の濃厚スープにあって、生き生きとハリを発揮した印象でありますわ。角がカッチリした角麺で、ストレート。加水が中程度で太さも滑りも良くあるスペックです。なんですが、茹で加減が絶妙であったのか・・・実にしっかりと、クッチリしておりまして、歯ごたえが気持ちいいと感じるのです。バラバラに転がっているたくさんのサイコロが、きちっと横一列でそろう・・・というような気持ち良さ・・・。麺をすすり歯で噛み切るその瞬間に、角麺が一列にそろうような気持ち良さを感じますし、その上できっちりとクッチリとかんじますのや・・・。

 ※麺の感触:典型的な中加水。ざらつき適度ですべり重視。クッチリと感じるとはこのこと。
 ※麺の形状:正方形な角麺の断面。気持ちいいほどストレート。やや透明な黄色も感じる?




【課題は、具だと思うね・・・・】

 麺顔って大事だと思うし、その後も具は大切なですよね?肉味噌は、チャーシューに替えてくれという方は多いはず。アタクシ個人的にはこれを外すと成立しないと感じるため、チャーシューとは代替ではなく、薄くても小さくても、追加をお願いしたいな。もっともチャーシュー追加という、トッピングオーダーが別にあるのですがね・・・・。また、このワカメは要らない。全体の風味に貢献するでもなく、見栄えも悪いし、歯ごたえも無いしね・・・・。そしてもやしは、この一品のテーマなら味が薄くなるので、濃すぎると思う方にはよりどころとなるかも。アタクシ的にはノーだな。メンマは、量販的です。この中で一番納得いくのは、カイワレ菜でして、ワカメとワカメを返すから、こいつをもっとくれと言いたいのですが・・・。または、味玉の半分とトレードオフしても良いとすら考えます。

 ※具:カイワレ菜、肉味噌、ワカメ、もやし、メンマ
  お手製ラー油など備え付けであれば、面白く感じるかも・・・。



 総じまして、別の意味でちょっと塩っぱい・・・・一品でしたな・・・・。コンセプトは今でも良いと思っていますし、あとはツメをきっちりすれば、あの思い出に浸れると確信する次第でして、やれば出来る子なんです、と担任の先生にアピールしたい・・・。という気分ですな(笑)。ネオ・焦がし味噌らー麺・・・期待してます。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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