ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4933】グラバー亭(東京・三鷹)天津麺 + 餃子 + アサヒスーパードライ生 中瓶 〜実に昭和生まれのオヤジが喜ぶ!町中華テクニックが存分に発揮された質実素朴な完成度!

町中華と長崎ちゃんぽん麺屋が融合した心地よさ!

 
 教育給付金の還付を受けようと、半日休暇でハローワーク行った帰りの昼飯。三鷹駅南口エリアは、どこ行っても飯時だと混んでますー。週末とあって、いつものヘビロテ店へ行ってはみたが、平日ピークでもないのに混んでる・・・そんな流れで何とかたどり着いたのが「グラバー亭」さんです。
 

 
 ここは中央線沿線を代表する本格的長崎ちゃんぽんを提供する専門店と思いがちだが、実は町中華的要素が満載。実はチャーハン系が得意でもあるのです。そんな、町中華と長崎ちゃんぽん麺屋が融合した心地よさがいいね!
 

 
 ちなみに今回は、ちゃんぽんではなく天津麺です。一時期、このテーマにズッポリとはまってしまって・・・その頃まとめたのが下記です。ご参考まで。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!明るいうちに痛快に響く淡麗辛口麦酒!やっぱ気分爽快感が抜群!

 
 ま、いつもの感じです。最近味覚が鈍感になったのは否めませんが(コロナじゃないよ!加齢の影響:泣)、淡麗辛口のキレが「丁寧」になったような気がするが・・・妄想の話として受け止めてくださいまし。何はともあれ切れ味はありありで旨し!。
 

 
 
<餃子> ビールのお供には最強のアイテム!薄皮焼きのパリパリ感と蒸焼きのしっとり感!旨さ王道!

 
 やっぱり麦酒のそばにあると興奮するよね!。餃子とくれば白飯もいいが、歳を重ねてくると食えなくなるせいか「酒」の方が似合う気がします。餃子も色々と旨さの表現法が豊かですが、こちらは王道の「薄皮・パリパリ・蒸してしっとり・肉と野菜はハーフ&ハーフ」といった感じ。酢と辣油を多めに効かせたタレに絡め吸わせて堪能!。旨し!。
 

 
 
 
<全体> シンプルさ極まる卵焼きの素朴な風貌!覆い尽くし深みある中華餡!存在感抜群!

 
 麺類ではとてもマイナーか?。特に滑舌悪いとそれを気にして「天津のメンで!」と言い伝える私。以前どこぞの店で「天津飯」が提供され、それ以来このメニューを注文するときはトラウマになってますー。
 

 
 うわ!シンプルなれど迫力あるよなぁ〜。玉子はMサイズなら3つほどあるようなボリューム。グリーンピースは天津麺の形式美のようです。中華餡の色合いがキッパリとして気持ち良い!。そして卵焼きの端っこが焼き目付いてるのが旨そうです!。
 

 
 
 
<スープ&かけ餡>  あっさり系の塩豚骨に卵焼きの汁が滲む!餡は仄かな酸味を纏って包み込む旨さ!

 
 ベースの出汁と中華餡のコンチェルト。ベースは、ちゃんぽんにも通じる、あっさり系の塩豚骨出汁と思われます。素朴な中華出汁に豚の旨味がライトに溶けた感覚でしょうか・・・そこに「ライトな酸味」を醤油感覚に滲ませるような味わい。そして餡は仄かな酸味を纏って包み込む旨さなのです。後半になると、ベース出汁と餡が完全一体化してしまうが、それもまた旨い・・・妙に旨い・・・素朴に旨い・・・。
 

 
 
 
<麺> 気取らず馴染める中華麺!中華餡を絡み付かせじわじわと出汁を吸い込む旨さがいいね!

 
 いつものちゃんぽん麺ではありません。アルデンテを超えたようで加水がやや高めな印象のめん。基本的にストレートめんですが、微妙なボコボコ感がある様子?。前歯でちぎるとスパンスパンと容易に切断。アルデンテとは全くの無縁。そのあとはすすり上げるだけで、表層だけが軽い滑りを持ち合わせます。
 

 
 今回は、中華餡とも絡むので、ヌルヌルと滑る感覚が、とても心地よい!楽しい!。奥歯ではプレスすると一瞬で潰れる。食いつづける度に、スープの絡み、浸透など感じて麺がどんどん変化してゆくけど、どの段階でもうまいうまいと食い続けるのみです。
 

 
 
<卵焼き> 薄らカリカリ焼けた表面余韻を残しつつ中はふわトロっとした仕上がり!ご立派な蟹玉が乗る嬉しさ!

 
 これまで数々と天津麺食ってきた中で、奇を衒わない質実な作り込みがさすがです。とても大きく広がりつつ、焦げ目がとても全体的に均一です。そして表面が薄らとカリカリ仕上げとなっており、割るとゆるっとした柔らかさがナイスすぎる!。
 

 
 メニュー表には「かに玉そば」とあったが、細かいネギと人参・・・そして干椎茸の混ざり合いがいい。かに玉自体もスープを吸い込み、餡に絡まるから、いっそのこと麺にも絡めようと、堪能し尽くし味わいました。
 

 
 
 
<味変> やっぱり長崎ちゃんぽん系な店なので・・・金蝶ソース!ウスター系の酸味で広がる旨さ!

 
 所謂ウスターソースなのですが、九州は醤油にしても甘味が少しあるように、ウスターソースに至っても少し甘味が深い様子。これがスープに溶けると旨さの幅を広げるように感じます。そして個人的には、甘さの中に塩気・・・と言うより酸味が染みるような展開になるのが好き!。金蝶ソースの甘塩酸味が味わい高めるのだ!。テーブルセットにありますので、この味変化を激しくオススメ!。
 

 
 
 
総じまして「実に昭和生まれのオヤジが喜ぶ!町中華テクニックが存分に発揮された質実素朴な完成度!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。久しぶりに思いついて食った天津麺ですが、マイナーで旨さを認知されてないのがむしろ悔しいかも。昭和時代のエモい麺顔と旨さは格別でございます。ちゃんぽん・皿うどん・と目が移りがちですが、天津麺も決して侮れず!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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