ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4585】 中華ソバ 燜tana 上石神井店 (東京・上石神井) 肉ざる 大盛 〜どことなくノスタルジック!確かなる食べ応えと質感!がっつり楽しむ丸長オマージュ肉ざる中華!

「ざる」・・・どうしようもなく気になって仕方がない!
「ざる中華」・・・実はかなり好きなテーマで、数年前の夏に少し集中的に食い倒したような記憶。まだまだ東京都内に未到のざる中華はあるのすが、今年の夏はちょっとやり残しを片付けたいと思ってます。ご参考までに過去の備忘録をご紹介まで(↓)。
 
 ま、そんな背景があって、本当はもっと早くこの店でこれを食べたかったのであります。つい数日前に、煮干し中華ソバを食ったばかりのとはいえ、早速再々訪問!。ランチピークを避けたのですが、すっかりこの辺りで注目を集めているらしく行列発生中。店構えがおしゃれなことから、幅広い年齢層とは言え、客のカップル率は高いです〜、何より何より。
 

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 どうせ食うならガッツリ行こうぜ!ざるを大盛でやっつけるか?はたまた肉ましの肉ざるでやっつけるか?。悩んだ挙句、後悔だけはしたくないし弾けたい気分でしたので、今回は「肉ざる大盛」と漢気を見せてしまいました。これが後からどえらい展開となってしまうとは・・・この時は気付きもしなかった・・・。
 
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<全体> 大盛要注意!大きな丼を底上げなしで埋め尽くす麺量!ノスタルジックな肉つけそば!?

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 偶然、前客が同じ肉ざるをご注文されてて、配膳をチラ見するがなかなか期待通りな麺顔でしっかり旨そう!。しかもボリューミーだ。女性の前で男気見せるなぁ〜って思った後に、自分のが配膳されました。麺量にびっくり!前客のは並盛だったのか!大盛はこんな感じ!
 

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 おおお!フツーにデカい底広丼を埋める麺量の迫力!「ざる」って言うからザルで底上げしてるのかと思いきやそれはなし。茹で上げ350g前後はあろうか?今のヘタレなオレとしては、MAX超えとるがな〜。しかも妙に漢気を見せたから肉増しじゃん。正直言って、いざとなれば残して最後は謝ろうと思いつつ、まずは実食スタートなのだが・・・これが実に馴染みのあるノスタルジックな旨さの展開で、するすると食えたのでした〜。やればまだまだ出来るやん、オレ〜 ^_^!。
 

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<つけダレ> 何と!丸長系つけそばオマージュ!?甘辛酸っぱ系の和やか醤油!しかも具沢山でボリューミー!

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 まずはつけダレから。この季節このエリア一帯や東京の西エリアで「ざる」と言えば、「代一元」を個人的には連想するんだが、全く別の方向性でした。しかも見覚え味わい覚えのあるタイプ!。一気に好きになってしまいました。
 
 
柔らかい塩気の醤油感!煮干と乾物の甘味!円やかな酸味に溶ける豚骨清湯のコク!

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 一言で表すなら、丸長オマージュ!?丸長系つけそばを彷彿とさせる、甘辛酸っぱな味風景!。荻窪本店なら、鬼のようにブラックペッパーが投入されるのですが、それはないため、目白か沼袋に近いという感じか?。しかもそれらよりは具沢山です。なんだか丸長の説明みたいになってしまうが、甘辛いのはマイルドな醤油の輪郭に煮干し系の甘味が深く溶けていると言う感覚です。
 

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 ベースストックは、豚肉豚ガラ豚骨がメインと思われる、優しい動物系。そこにがっつり煮干を溶かしているような微かな泡立ちも感じ入ります。そして酸味!。程よく酢が予め投入されており、この酸っぱさがセンスの決め手。動物系エキスに酢が混じると円やかさを生むんですが、閾値を越えるといきなり酸味が強く豹変するので要注意。程よさに余裕すら感じる円やかなる酸味に仕上がっております。実はこの酸味でするする食えたと言う感覚。
 
 
ばら肉!ナルト!メンマ!薬味ネギ!ガッツリ入って高まる興奮と満足感!

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 具材もイメージ通り。食べやすいように、麺に絡みつきやすいように、麺太さに近いサイズの千切りになってるナルト。豚ばら肉も細かめなカット。メンマは細いフォルムです。そこに沈んでいるんじゃなくて、底から盛り上がってる。がっつり入ってるので、デフォルトでも満足感味わえるはず。甘辛酸っぱなタレは、どの具材にもしっかり浸透し、具材の旨さを高めているようです。嗚呼、やっぱり具材がガッツリ多いと興奮と満足度が高まるね!。
 

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<麺> 三河屋製麺!多加水系中細ストレート!ヌチリと引き締まる弾力!甘辛酸っぱなタレに濡れてライトなスベリ!噛み締めて風味と甘味を楽しむ!

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 2種類の麺を扱う中で、太い方の麺。私の中で、中細と中太の見分けが未だに自信がないんだが、汁系で食ったのと同じイメージがあって中細と感じてます。間違ってたらごめんちゃい。多加水系のモチモチ明るい歯応えのタイプですが、流水で締められてるのもあって、前食ったよりは引き締まったヌチリとした歯応え。そのまま食らうと瑞々しさの中に小麦粉の風合いと甘味を感じるようです。きっぱりしたストレートも魅力的。また「ざる」と言うからには刻み海苔がふんだんにあって、多く貼り付かせます。そう・・・例え麺丼の底にザルを敷いてあっても、刻み海苔がなけりゃ「ざる」とは言えぬ。ここポイントですね。
 

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いわゆる「ひやあつ」で食らう楽しみ。つるつるした麺なので、つけダレが良すぎる程抜けがいい。浸って吸い込むと言う感覚は低く、濡れたと言う表現の方が近そうです。つけダレの酸味の部分が、濡れただけでも味わいとしてキャッチーに止まるような、序盤の味わいです。とは言え、食べ続けるとじわじわとタレも浸透し、具材も絡まるので甘味・辛味・コクも、炭水化物の甘味に溶けて一体化。馴染みの旨さでガッツリと楽しませます。そろそろ腹がキツくなったな・・・・と限界を感じたところで、残り3くちか4くち程度。これならイケると一気に胃袋へ押し込みました〜。我々の世代は、家庭でも学校でも、食べ物を残すことはイケナイこととキツく教わってきましたからねぇ〜。今でもそんな行動が抜けません。
 

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<チャーシュー> そのまま食らうとシットリ!タレに浸すとトロトロ!脂身の甘味が分厚く楽しめる逸品ばら肉!

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 やっぱりカレー専門店からの発展なので、肉は低温調理より、昔から定番のローストやボイルの方が得意だし似合うよね。毎回思うが、奇を衒わず確かな仕上がりとその旨さです。麺の上に敷き詰められてますが、まずはそのままひと口。いわゆる三枚肉の豚ばらの赤身と脂身の層がきっぱりしてて分厚いです。冷めた肉ですが、その感触は実にしっとりとしており、咀嚼してゆくとゆっくり脂身が溶けて、赤身全体に広がります。薄味のようですがコク深くて味わいしっかり。麦酒を欲してしまいます。
 

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 一方、つけダレに沈んだり浸したりした肉も秀逸!こちらは一転して、トロトロな仕上がりとなっており、口に含むと余計な力を入れずとも、溶けてゆくような柔らかさ。私の意識なく溶けてゆくので、いつもこんな展開ではズルい肉と呼んでおります。これは白飯に乗せても食いたいし、ライス割りにして、肉諸共味わうのが一番!。しかし今回は麺の大盛にやられてしまっているので、別の機会とさせていただきましょう。
 

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総じまして「どことなくノスタルジック!確かなる食べ応えと質感!がっつり楽しむ丸長オマージュ肉ざる中華!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。丸長つけそばをスタイリッシュに!肉肉しく!ボリュームアップ!それに比例する旨さの展開ってところでしょうか?。まだ夏の本格的な暑さもこれからなので、徐々に人気が上がる逸品と思われます。この夏、ちょっと弾けた「ざる中華」はいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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