ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4121】 中華そば みたか (東京・三鷹) 五目そば + チャーシュー皿 + キリンラガービール 中瓶 〜まさに三鷹の宝!江ぐち魂今でも伝える・・・王道庶民的中華そば!ここにあり!

コロナ災禍の中・・・近場にこの店があって本当に良かった!
 


中華そば みたか (東京・三鷹) 五目そば + チャーシュー皿 + キリンラガービール 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 緊張感と停滞した気分が交錯するこのご時世。本当に飲食業の方々のご苦労が察しられます。しかもこれから春爛漫だと言うのに、本当に心はまだ冬のまま。3.11以来、こんなに桜の花が寂しく思えたことはありませんね・・・。

 

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 いろいろ仕事の都合で時差出勤やテレワークなど活用しておりますが、流石に週末はおとなしく過ごすしかございませぬな。地元活動エリアのラーメン大御所「中華そば みたか」に久しぶりに顔出してきました。
 
 

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 夕刻割と早目な時間帯。いつもならワイガヤと開店待客でうるさく賑わう感覚ですが、心なしか少し静かかな?。それでもスタフさんたちの明るい対応が気持ちよい!。滅入るだけじゃダメだね・・・チャチャっといつもの飲み食いして、軽く景気付けをしてまいりましょう!。
 
 

 

 
 
<酒> キリンラガービール:顔見るなりに「ビールですよね!」って言われりゃ飲むしかねぇ(笑)

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 いえいえ最初から飲むつもりですから(爆)。いつものキリンラガービール!。人生で最初に口にしたアルコール類はこれ!。今は亡きオヤジの楽しみにしてるビールを、深夜にこっそりクスねて飲んだ味は、背徳感も加わり悪魔的に旨かったっけ。一晩で2本減ったらバレるってさね。翌朝こっぴどく怒られたのが、今でも痛々しい(笑)。当時当然学生だったし「働かざるもの食うべからず」な上に、勝手に酒飲んでんじゃねぇ・・・ってな感じですな。そんなたわいも無いことを思い出しながら、定番の苦味旨さを味わう・・・。
 
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<チャーシュー皿> 昭和レトロなおつまみが・・・今でもしみじみ通用する旨さ!

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 常連のほぼ8割程度は、酒飲むならこれ頼むはず。煮豚の細切れサイズのカットで、魔法の醤油ダレと少々の白い粉・・・そしてざく切りネギを振りかければ出来上がりって寸法です。近年ちょっと大胆になって、ネギは以前なら超細かい微塵切りと、ざく切り微塵切りの2種類を絡めてたと言う記憶。今は心もち肉も多少グラマスにも感じるしそれに合わせて、ネギも大胆ざく切り一種類に変更したかな?。されど旨さに変わりなしです。これで中瓶ビールが一気に空いてしまう旨さだよ。常連がこれをつまみに、ビール瓶を並べ立てる意味合いが非常にわかる旨さなり。
 
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<全体>  ピーマンとボンレスハム!そして半熟玉子!古き良き時代のご馳走感覚!

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 ビールがそろそろ空きそうで適当なタイミングでコール。チャーシューはすでに胃袋に収まったので、それ以外の具材がたっぷり乗った・・・五目そばと今回はいかせてもらいましょう!それはこんな麺顔です。
 

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 おおお!安寧の町中華感!その素朴さたるや!しかもどこかしら家庭的な雰囲気もあり、それでいてやっぱりプロの仕事感が滲むね!。なんたってピーマンとボンレスハムが乗るのが心にくい!。子供の頃あれだけ苦手だったピーマン。好きになるきっかけは味の素が出した「青椒肉絲」のもと。ちょっと昭和の食卓ではプチブームだったと記憶しており、それ以来苦味の旨さを子供ながらに知ったのです。苦味が好きな子供・・・酒飲みの才能がこの頃からあったのかもね。
 

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 それとハム。ハムをおかずに白飯を食ってたと言ったら、会社の若い連中からは信じてもらえなかったっけか。別にハムがメインとは言ったつもりはなかったが・・・。そんな昭和の個人的な思い出を彷彿とさせるトッピングたちが、ここにはたくさんあるのだ!。オヤジどもがこの店この一杯を愛するはずだよな!。
 
 

 

 
 
<スープ> 魔法の醤油ダレと豚肉野菜出汁!そして五目具材から滲む優しい旨味感が馴染んで素晴らしき!

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 スープ・・・もうこれは、麺共々かなりこれまで語り尽くしてきたので、詳細は割愛。特製の醤油ダレと白い粉に目が行きがちで、ジャンキーなニュアンスがありがちだが、ベースのスープには大量の葉野菜と昆布で煮出されており、とってもヘルシーなのです!。詳しくは拙ブログ記事にて。
 

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 しかも今回は「五目」にしたから、トッピングのモヤシやらピーマンの汁やらも追加で滲んでとってもマイルドな仕上がりとなっております。塩気の尖りが全く無いのでお子様でも安心な旨さだった!。
 

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<麺> 自家製麺:もう何度でも言うよ!唯一無二の和蕎麦ライクな素朴麺!これ目当てで今日も通う!

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 もうこれも上述ブログ記事に入魂したから、割愛ねー・・(今回はサボりレビュー)。
 

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 今回の写真は露出度が変わったためか、これでも妙に白っぽく写ってしまいましたが、実際はもっと和蕎麦ライクなのであしからず。関東を中心にこれだけ食いまくってますが、これに似たような麺が本当に少ない。見た目以上にボソボソとしており、そのボソさに汁の浸透がベストマッチ!。一般的に擬音語・擬態語で使う「もちもち」「ツルツル」などと言う感覚とは無関係なほど、滑らかなザラつきと、素朴なクスクス歯切れを楽しんでもらいたいです。
 

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<半熟玉子> 本当にシンプルなポーチドエッグスタイルの半熟玉子!トッピングやスープに絡めて食らう!

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 自宅で何度やっても失敗するポーチドエッグ。これをすんなりと麺の茹で釜で難なく仕上げるプロの技!。絶妙のタイミングで、白身がツルツルトロトロな感覚で滑るのに粘りがあって破れにくい。箸の先で破り温められた卵黄を崩す瞬間がいいね!。
 

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 突き破って卵黄を溢れ出させ、それをトッピングに絡めたり、麺に絡めたりして味わうのが私流です。あまりスープに溶かしたりしない。オレの実兄と親父は真逆で・・・全部汁に溶かすんだよねぇ・・・。人の好みそれぞれだが、今でもそんなしょーもないことで、年越し蕎麦を食うたびに言い争ってるアホ兄弟でございます:笑。
 

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<チャーシュー> 脂の抜け切った様な細切れチャーシューが・・・妙にスープエキスを吸いまくって旨し!

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 完全なる煮豚で、スープ生成に大貢献した後の様な塊肉を細かくスライスした様な肉片。個人的には退役軍人の様な燻銀のチャーシューと心の中で思って食ってるんだが・・・これが噛み締めるほど妙に旨い。チャーシュー皿では魔法の醤油ダレで一気に食ったが、あっさり醤油スープが滲んだ味わいもなかなか捨て難し。
 

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 むしろモヤシやピーマンと絡めて食ってもいいかも。もちろん麺に絡めてもいい。これはいろんな味わいとコラボさせながら食う逸品肉片だと思う次第です。
 
 

 

 
 
<具材たち> クタったモヤシと共に・・・ほんわかと苦味滲むピーマン旨し!

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 うがった言い方だと、作り置きな素材です。しかしそれが嫌みない・・・と言うより懐かしい?。いやほっこりさせる旨さと感じます。本当に子供の頃に中華食堂で食ったラーメンはこんなモヤシだったよ。ピーマンは五目炒めにしかお目にかからなかったか?。誤解生む様で恐縮だが、くたった感じがオヤジ世代としては癒される味わい!。だからここの五目そばは好きなのさ!。
 

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総じまして「まさに三鷹の宝!江ぐち魂今でも伝える・・・王道庶民的中華そば!ここにあり!」
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 ・・・と言う感動!。良き時代の昭和の旨さって感じです。因みにこれを油そばバージョンにすることも可能。実は五目油そばがかなり旨くて、ここの独特な麺にもベストマッチかと。一度試してみて!汁そば同様、激しくオススメ!。とにかく癒してくれるいい店なので、気持ちが凹んだら必ずまた来ます!。そんないつもの感謝を感じつつ・・・、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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